2018年04月21日

ラグ読みについての考察

前回の記事で特上卓に上がって鳴きラグが減ったという話をしましたが、減った分発生したラグが重要となった気がします。今回はそんなラグについて認識した対局から。

南1局の親番。26500点持ちの2着ですが、トップからラスまで6000点差とまだフラットといっていい点差。その2巡目でこんな手に
四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ五萬:麻雀王国ドラ六筒:麻雀王国

好配牌の上にカン五萬:麻雀王国入手。發:麻雀王国ツモで三元役を狙いたいところで、まず中:麻雀王国ポンをと思い鳴きアリにしていたところ、続く下家が切った牌が九索:麻雀王国でラグ発生。これを鳴いたら安手に終わる可能性が大なだけに見送ったところ、次の対面が切ったのが中:麻雀王国でこれはポン。
ここでドラを切ったらテンパイで3900点の手ですが、これだけの牌姿で3900点はもったいなく、少なくともドラにくっつけての7700点にして混戦から一歩抜け出したい。それで一筒:麻雀王国打で、続くツモが七索:麻雀王国で打三筒:麻雀王国七索:麻雀王国を残したのはドラ筋で利用価値の低い三筒:麻雀王国より少なくとも価値が高そうといった程度の考えだったのですが、次のツモがまさかの六筒:麻雀王国でミスをしてしまいました。
というのもぼくの想定は五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国といったツモで、ドラが重なるというのは予想外。それでつい七索:麻雀王国打としてしまったのですが、よく考えればドラと1枚切れの九索:麻雀王国のシャンポンなんて上がり目は相当薄い。しかも九索:麻雀王国は先程ラグが発生していて、ラグ読みに長けた巧者なら当然ぼくが対子で持っていることがバレバレで出すわけがない。
ここは当然シャンポンでなくカン八索:麻雀王国に受けるところで、これなら出ないにしても山に残っている可能性は強くツモに期待できます。しかも両面変化も期待できると一石二鳥で、なぜシャンポンに受けたのか数秒前の自分に問いただしたいくらい。そんな暗鬱とした気持ちでツモっていたところ3巡後のツモがなんと九索:麻雀王国
「※%&#*※!!!」
と思わず意味不明な叫び声を上げてしまったのですが、親満を上がったとはいえこれはただのバカヅキ。実際八索:麻雀王国は全山でしたし、上を目指したいなら当然カンチャンに受けなければいけません。

そんな反省をした別の日。前局はリーチ負けする場面が続きほとんど振り込みしていないのにハコ近くの一人沈みという散々な結果に。気を引き締めたいところですが、東1局の南家で早々に3900点を振り込み暗雲垂れ込めるといったところ。
それ以降も全く手が伸びず、振り込みこそしなかったもののリーチ者のアタリ牌を次々と掴まされるといった局が続いて連続ラスへまっしぐらといった展開の東4局西家の8巡目。

三萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国西:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国ドラ七萬:麻雀王国

ドラ2枚持ちですが、実は配牌からほとんど手が進んでなく、期待の中:麻雀王国もずっと鳴きアリにしていたのですが、持ち持ちなのか鳴けずじまい。それで孤立牌を切って1枚切れの西:麻雀王国發:麻雀王国といった役牌を残して受け気味に。これで対子が増えればチートイへと思っていたところ、対面の親が突然ドラの七萬:麻雀王国打。
ドラを切ってくるくらいですから、当然親は好手ですぐにでもリーチが飛んできそう。こちらの手は遅れていて早さ負けしそうですが、ここはポンするところでしょう。一応安全牌候補は複数確保しているというのがその理由でしたが、予想外だったのは怖い親リーがすぐ飛んでこなかったことで、一筒:麻雀王国がカブった後のツモが發:麻雀王国でこれでダブルバックになり心強くなりました。そして13巡目でカン三筒:麻雀王国を入手しテンパイ。
ただ初牌の中:麻雀王国はともかく、今にでも出そうな發:麻雀王国が出でこない。恐らく散々発生していたラグからバック仕掛けを警戒されたのか。そんなことを思っていたところ海底前のツモが中:麻雀王国でマンガン。この上がりで一気に調子が良くなりこの局はトップで終了したのですが、後で牌譜を見るとドラを切った親はその後發:麻雀王国中:麻雀王国を握ってオリていました。
やはり巧者は鳴きラグをしっかり把握していると認識させられた一局でした。  

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2018年04月18日

ハコ割れ寸前からの復活

5段昇段後は不調に陥り3回連続ラスなど一時ポイントを半分近く減らしましたが、格下の上級卓で調子(精神状態)を整えてからは、特上卓での連対率も徐々に上がりポイントも原点を越えるまで復活・・・
ただ特上卓での麻雀はアルコールが入ったり寝ぼけ眼で打っても(ほぼ)大丈夫だった上級卓と違い、1局打つとヘトヘトに疲れます。よって1日2局~3局が限界。恐らくその理由はというと上級卓ではそれほど実践していなかった他家のツモ切りや手出しを見るように心がけるようになってからです。まあ100%覚えているわけではありませんが、普段鬼打ちしている猛者たちは別に苦もなく行っているでしょうから、ぼくがその域まで達するのはいつのことになるのやら。

さて一般・上級卓と特上卓の違いはというと進行(摸打)の早さ。特に打牌したときの鳴きラグが余り発生しないため、待ち時間のストレスを感じることは少なくなりました。一方噂で聞いていた他家の序盤からの鳴きやテンパイスピードの早さについては特に苦に感じたことはなく、まずまず対応できていると思います。というのも東場から他家が序盤から積極的に鳴きを入れてきても、6順目以内でマンガン以上のテンパイなんてケースはマレですから、一色手やドラポンでない限り特に気にしても仕方ない。それよりも例え愚形が多くても早いリーチを打たれた方が一発や裏ドラが絡むだけによほど脅威です。

そんな特上卓での対局から
前局はいいところなくハコ割れのラスを食らっているだけに、慎重に打つつもりだったのですが・・・
東2局の南家で対面に早いリーチを打たれ、安全牌がなかったことから真っ直ぐに八筒:麻雀王国を打ったところそれが一発でマンガン振り込み。続く親番でも同じく早いリーチを掛けられ、こちらも勝負手で生牌の發:麻雀王国を勝負したところ、リーチ七対子にぶち当たる。その後、東4局で親にマンガン・ハネ満を立て続けにツモられ、点棒はたった黒棒5本という瀕死状態。
(これは南場の親番は回ってこないな。またトビラスか・・・)
と思ったのですが、実は親ハネをツモられた時にぼくはカン四索:麻雀王国待ちドラ3の先制リーチを掛けていて数巡後、親に追っかけられたのですが、上家が一発消しのチーをしたおかげで、ぼくが一発で掴んでいた親リーのアタリ牌がそのまま親に流れてツモとなっていたのですね。つまりとっくに親ハネを振り込みトビとなっていたところを上家に救われ6000点の支払で済んでいたというわけです。
それでも苦しいのは変わらないのですが、その後は幸い横移動が続いて、点棒が変わらないまま南3局の親番を迎えることが出来ました。その親番は3人テンパイで1000点の収入。1本場に入りやっとリーチを掛けられるようになったのですが・・・

二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国 ツモ三筒:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国

5順目でこの手牌ですからかなりのチャンス手。食っていけるように九索:麻雀王国という選択もあったのですが、折角リー棒が入ったのですからピンフリーチ狙いでダブル面子を嫌う二萬:麻雀王国打。次に四萬:麻雀王国を切り赤とドラ受けを固定し、苦労しそうな雀頭を索子で作ろうという構想です。ただ次のツモが望外のドラ六萬:麻雀王国で今度はタンヤオ固定の九索:麻雀王国打。こうなれば四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五索:麻雀王国八索:麻雀王国あたりはチーしていくつもり。
ところが続くツモが五萬:麻雀王国で打六筒:麻雀王国でなく八索:麻雀王国打。これはタンヤオの1ファンよりも五筒赤:麻雀王国の入手も考えようという欲張った手。裏目で痛い五索赤:麻雀王国もスライドすれば対応可能で三色目も出てくるから悪くないと思っていたところ、続くツモが再びドラの六萬:麻雀王国でイーペイコー確定でテンパイ。ピンフ・イーペイコー・ドラ3でタンヤオも付ければハネ満なだけにダマもありそうですが、ぼくは即リーチ。というのも待ちの一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国は場に1枚も出ていないのですが、対面が第1打に二筒:麻雀王国を打つなど二筒:麻雀王国は2枚見えで一筒:麻雀王国は待ちごろの牌。恐らくハコ割れ寸前の親のリーチだけにダントツの下家や約10000点差で3位の上家はオリる可能性が大きいでしょうが、一方27500点持ちの対面はトップを狙うつもりなら親満までならまだ2着と思って勝負してくる可能性が大きく、一筒:麻雀王国なら掴めば恐らく出てくる牌。ならばダマで他家に自由に打たれるよりリーチをかけたほうが有利と見たのです。
その思惑がピタリと当たり3巡後対面から狙い通り一筒:麻雀王国が出て(見た目ほど待ち牌はなく一筒:麻雀王国が2枚山に生きていただけだった)親ハネを上がり対面と入れ替わって一気に2位へ浮上。その後はラス回避に躍起となる対面決死の抵抗を3位の上家と共に受け流して2位確保。連続ラスでマイナス210ポイントとなるところが、75マイナスで抑えられたのは大きい。続く対局でトップとなりその日はプラマイ0となったのですが、その対局についてはまた別の機会にとっておきたいと思います。  

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2018年04月17日

リアル麻雀の機微

モンド麻雀バトルGPの出場を切欠にして、久方ぶりにリアル麻雀に復帰して1年近く経ったのですが、それ以来ぼくが通っていたノーレート麻雀の雀荘が5月20日に突然閉店することに・・・
金を賭ける一般の雀荘ならば、安い時給でもメンバーはお客から稼げる(可能性がある)ので、給料は抑えられるのでしょうが、ノーレートの雀荘ですとそうはいかない。といって時給を上げてメンバーを雇うほど流行っていたわけではなさそうで、閉店を決意したらしい。
こういった現象を見ると現在景気がいいのか悪いのか良く分からなくなってくるのですが、それはともかくこれからリアル麻雀を打ちたくなったらどうしようか悩む日々で、またネット専門に戻るだけといってしまえばそれまでですが、リアルはネットにない機微があり面白さがあるのですね。

そんなリアル麻雀での対局。
半荘1回目は逆転トップを取ったものの、2回目はほぼ差のない東3局で国士無双3シャンテンから8順目首尾よくテンパイしたものの、他家に蹴られてしまう。
ぼくの経験上、役満を逃すとそれ以降運気が下り坂になることが多く、その半荘もそれ以降、テンパイすら出来なくなり結局ラスに沈んでしまいました。
そして続く3回目も苦しいマージャンが続き、しかもある局でアンカンしてツモろうとしたリャンシャン牌を上家が何を間違えたのかカンドラと間違えてリャンシャン牌をめくってしまう。
七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国裏:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国裏:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国ドラ五萬:麻雀王国西:麻雀王国
その牌が七索:麻雀王国で取り合えずテンパイしたのですが、待ちも愚形で入り目がバレていては即リーチを打つ気にもなれず、本来ならカン裏ドラ期待でリーチを掛けたいところですが、苦虫を噛み潰してダマったところ途端にパラパラと六筒:麻雀王国を切られてしまう・・・。
そんなわけでオーラスに入ったところで沈みの3着目。トップまで9600点差というのは救いで最後の親番で何とか捲りたいところ。
ただ配牌はまずまずもツモが全く伸びず7順目でこんな苦しい手牌。

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国ドラ九索:麻雀王国

しかも2巡目から不要牌しか持ってきてなくてイライラは限界。このままではノーテン親流れも見えている状況で、次巡切られた七萬:麻雀王国を堪らずチー。イッツー狙いというよりもケーテン狙いですが、超ネックのペンチャンが鳴けて少しだけ光が差してきました。
といってもラスとも3000点差もなく、手牌を短くしてフリこんだらラス転落してしまうので諸刃の剣。救いは安全牌となる今井切れの北:麻雀王国トイツ。ただその次巡一萬:麻雀王国が出てきたので行きがけの駄賃とばかりにチー。ここで終われば良かったのですが、続いて2枚目の北:麻雀王国が出てきて思わずポンと言ってしまいました。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国 ポン北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国 チー一萬横:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬横:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国

一見ホンイツ模様の喰いですが、内情はイッツーのみでしかも片上がりというお寒い内容。しかも次巡トップ目からリーチが掛かるという事態に・・・といってもここまでしてオリるわけにいかず、ツモってきた無筋を2枚きり飛ばしたところでなんと六萬:麻雀王国ツモ。
ただの500オールでしたが、悔しそうにトップ目が崩した手牌の中に六萬:麻雀王国のアンコが。つまりラス牌をツモったわけでこれは運気が好転してくる予感がしてきました。

続く1本場の3順目が、
一索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国九筒:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国
こんな手牌。

ここで1枚目の中:麻雀王国が下家から出て勢いよくポン。いつもなら1枚目は見送ってどう手牌が伸びるか見るか、喰うにしてもチーから入るところですが、前局喰いで局面を打開できたし2000オールなら逆転トップに浮上ということで、ここは一直線にホンイツを目指す。そして2着目の対面から出た九索:麻雀王国もポン。そして再び対面から出た四索:麻雀王国もポンしあっという間にテンパイ。
符計算して40符ありこれなら7700点でどこから出てもトップに浮上することは計算済み。ここでぼくが喰いばかりでまだツモしてないためテンパイしていないだろうと甘く見ていたのか対面から二索:麻雀王国がこぼれて計算どおり逆転しました(上がりヤメ)。

喰い仕掛けは苦手ということを自認しているぼくが2局続けてここまで食い散らかすことは珍しいのですが、恐らく天鳳ではトップ狙いでこんな喰い仕掛けをすることはないでしょう。ぼくが1本場で無理やりホンイツを目指したのもイッツーのみの上がりで下家が悔しそうに見せた六萬:麻雀王国のアンコを見たためで、こういったリアル麻雀独特の機微が味わえなくなるかと思うと寂しくなってきます。  

Posted by 7月の魚 at 20:53Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年04月14日

4月の発売予定表から

GW前絶好の競馬(エロゲー)日和ですが、有力馬の回避が相次ぐなど寂しいメンバー構成となってしまいました。人気馬の直仔(FD)や全妹(続編)といったところが注目を集める中、大型馬の巻き返しはあるかどうか。抜けた馬がなく混戦模様なだけに馬券的には難解なレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アナスタシアと7人の姫女神 ~淫紋の烙印~ (catwalkNERO)
Frillとともにビジュアルアーツ系厩舎の凌辱血統を引っ張るcatwalkNEROだがFrillと違い上級馬は輩出していない。今回はおよそ2年半ぶりの出走となるが、ファンタジー系凌辱を得意としていただけに、今回の血統は可能性を感じさせる。騎手の七彌とsaxasaのコンビはまずまず走った前走と同じで、七彌が実績を積んできて手腕に磨きが掛かってくれば怖い。ただヒロインの数が8人と多く、個々のヒロインに対するねっとりとした凌辱描写という点では物足らない可能性が強い。ややエロ描写も古さを感じさせるところがある厩舎だけに、勝ち負けとなると厳しいだろうが連穴なら。
期待度 ★★★

如月真綾の誘惑 (hibiki works)
ラブリーコール母系で売ってきたhibiki worksだが、現在はあえて封印して新路線を模索しているか。ラブリーコールで主戦を務めてきた唯々月たすくを鞍上に、姉ヒロイン一本に絞っての競走。名手唯々月たすくなだけにエロに関しては万全でその点に関しては心配ない。トレーナーの泰良則充も手掛けた馬で成功した馬はいないが、才能の一端は見せていただけにこういった抜き血統でも堅実に仕上げてくるだろう。ただ不安なのは近親相姦メインで厩舎が早々に周囲に関係バレなしと謳ってしまうのはどうなのか。登場人物の少ない割にお台(価格)の強気さも気にかかる。凡走してしまう可能性も少なからずありそうだ。
期待度 ★★☆

コイカツ! (イリュージョン)
3D系では随一の存在であるイリュージョンには珍しい恋愛SLG。過去走ったジンコウガクエンよりも萌え系色が強く、イリュージョンにとっては異色に思える。キャラメイクなどは変わりなくその点に関しては不安ないだろうが、これまでとは毛色(CG)から変わって見えるだけに、実戦でどのような走りを見せるのかは未知数だ。血統(設定)は萌え系にはありがちな女子主体の学園に入学した主人公はコイカツ部を結成するというもの。といっても走り(シナリオ)についてはおよそ期待するのは厳しくて、3Dを生かしたHがどうかといったところ。ただ凌辱でないだけに無理な態勢でのHシーンは限られそうだ。素質はありそうだがどこまでそれを開花させられるかどうか。
期待度 ★★☆

こねこねこねこ (SkyFish poco)
SkyFishの姉妹厩舎で可愛さと抜きをニックスさせた馬を出走させてきたが、これまで結果は出ていない。今回もこの厩舎得意の猫耳ヒロインを全面に押し出した血統(設定)。トレーナーのひろもりさかなと素浪人の二人はフェアリーテール時代から活躍している大ベテランだが、細かな血統部分にこだわりを見せるタイプで、こういった萌えエロ系の馬を仕上げるには不安が残る。ヒロインが猫・子供・大人と変化するのがどのように走りへ作用するかどうかカギも、大きな期待は禁物。騎手は悪くないだけにどこまで萌えエロで押し通せるかだが、実績的にも厳しそうだ。
期待度 ★☆

ゴッドシスターズ (MONAKO)
躍進著しいMORE系厩舎系の一角を形成するMONAKOの最新馬。姉妹厩舎より抜きエロよりで今回も同傾向だろう。血統(設定)は古くからある喫茶店もので、主人公が幼いころ離れて暮らしていた妹たちとつぶれそうな喫茶店を盛り立てていくといった件は目新しさに欠ける。前走はレベルの高いエロでなかなかの走りだったが、それに貢献した鞍上がkakao一人でなく、エロ向きでないあまみねとコンビを組ませたというのは、抜きに限ればマイナスに働きそう。トレーナーの伝野てつも一人で馬を仕上げたことがなく不安が大きいだけに、厩舎の勢いがあったとしても今回は強く押せない。
期待度 ★★

その大樹は魔界を喰らう! (ソフトハウスキャラ)
過去の栄光の残滓もすっかり失くした感のあるソフトハウスキャラで、特に佐々木珠流・内藤騎之介コンビのハズレ度合いが際立つ。それと比べると騎手紅村かるのラインは入着は果たしていてまだ見込みはある。ただ今回の領土防衛SLGという血統(設定)だが、同じ門を守るお仕事が大凡走していて不安は大きい。追い切り(体験版)の動きはまずまずっだたが、この血統は長距離(周回プレイ)に耐えられないと苦しい。そして現在のキャラの問題点はまさしくその点。今回も苦しそうだ。
期待度 ★★

てんぷれっ!! (CIRCUS)
ダカーポ系以外はてんでだらしないところを見せるCIRCUS厩舎の馬で、新たな母系を模索したD.S.系も成績は芳しくない。それだけに今回のようなコメディ血統となると不安しか感じないが、騎手は一線級の面々で、トレーナーもこの厩舎にしては考えられる最高のメンバーをで揃えた。馬名(タイトル)にあるようなお約束展開をどう昇華させるかがカギだが、単にどこかでみたような展開をなぞるだけでは、15年以上前に他厩舎で走ったお約束LOVELOVEと同様の結果に終わる可能性が強い。この厩舎のコメディ系となるとPrincess Party ~プリンセスパーティー~ という悪夢もよぎる。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

9-nine- そらいろそらうたそらのおと (ぱれっと)
ぱれっと初の分割となった全姉(前作)は和泉つばす&かずきふみという人気騎手・トレーナーを起用したにしては期待に応えたとはいいにくい成績。血統は姉と変わらないだけに突然上級馬に化けるという可能性は低い。今回は妹がメインヒロインとなるが、常識的には掴みのお嬢さまヒロイン以上の成績となると望みにくい。ただ姉ではほとんど明かされなかった伏線部分が徐々に明らかとなってきそうで、その点では上積みがあるかも。ただ分割でそういった作戦を採るというのはファンにとっては不親切に映る。前走の成績も合わせて記者の心情的に買いたくない馬。
期待度 ★★☆

にゃんと素敵な夏色デイズ (MOONSTONE Honey)
MOONSTONEの姉妹厩舎ではCherryのような成功をしていないHoneyだが、今回は鞍上に羽鳥ぴよこを起用。萌えには定評のある騎手だが、エロにどこまで対応できるかがカギ。ヒロインのすべてが猫耳少女で、彼女らをスタッフとして働かせ屋内プールを再生させるという血統(設定)を見ても内容はお察し。トレーナーの藤井和敏はこれまで活躍馬を輩出していないし、唯一の人間ヒロインである妹が攻略できないというのも明らかにマイナスだ。今回も大きく期待出来そうもない。
期待度 ★★

はーれむ村 ~童卒不可避! 子種提供は村の掟です!!~ (INTERHEART SweetHEART)
インターハートでトレーナー十全といえばバカエロでお馴染みだが、今回も同様。女性を子作りの道具にしか思ってない血統(設定)はツッコミどころ満載だが、そのあたりを深く考えていたらこの母系とは付き合えない。前走好走しているように実績充分だが、騎手が了藤誠仁から変更されたのは気がかり。それよりも不安なのはハーレム系で成功するカギとなる主人公の存在で、どうも良主人公といえないタイプなだけになぜそんな主人公がハーレムを築けるのかという疑問が頭に思い浮かんでしまうと厳しい。意外な凡走も充分ありえそう。
期待度 ★★☆

Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01 亜子、可憐、咲 (SMEE)
活躍したMaking*Loversの直仔(FD)が早々と登場。父(本編)の成績から考えれば実績上位の見立ては当然だろうが、不安がよぎるのは本家のHOOKを含め競走成績に関わらず直仔があまり成功していない点。それでも期待が高いのが、ベストヒロインと云われる可憐を含め亜子・咲という父で人気の高かったヒロインを惜しげもなく投入してきたところ。新要素である髪型の変更についてはそれほどプラス要素とはいえないが、人気ヒロインのアフターということで素直に買って構わないだろう。
期待度 ★★★★

もっと! 孕ませ! 炎のおっぱい異世界エロ魔法学園! (みるくふぁくとりー)
SQUEEZの看板母系(シリーズ)だった炎の孕ませ血統が厩舎を変えて登場する。スタッフは前走好走した炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園とほぼ同じで、その走りは楽しみだ。新人の初騎乗で心配されたでらうえあも、前走より手慣れてくると考えれば前走以上の力を出す可能性も充分。不安なのは厩舎が変わって定評のあったテックアニメが継承できるかどうか。ヒロインの数が多い割に巨乳揃いで変化に乏しいといった点もあり、売り物の動画が物足りないようだと厳しい。それでも実績的にここの相手ならチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★☆

ももいろクローゼット (FrontWing)
FrontWingが今回新たな母系(シリーズ)で挑むということで注目される。騎手はINOということで当然エロに期待されるが、追い切り(体験版)を見る限りまずまず応えてくれそうだ。血統は馬名(タイトル)が示すとおりコスプレHということになりそうだが、安馬(低価格)で分割ということでヒロインは一人。こういった血統は複数ヒロインあってこそであり、ヒロイン一人となると走りが弱くなりそう。血統的に広がりがあるようには思えないだけに、分割が裏目になる可能性は大きい。トレーナーの七央結日はエロに充分対応できただけに、エロ主体なら正々堂々勝負してほしかった気も。
期待度 ★★☆

勇者と魔王と、魔女のカフェ (MintCUBE)
前走好走しただけにもっと人気していいかと思ったが、意外に注目されていない。その要因は騎手・トレーナーともに変更され、血統も架空ファンタジーと前走から継承したところがない点か。騎手のあつあげは全くの新人だが、前走でも新人の浅川しなが手綱を握って走っているだけにそれほど心配ない。それよりもトレーナーの方が心配で、華南恋 あこれまで幼馬(ロリ)抜き系のたぬきそふとでトレーナーを務めてきたように、この厩舎と手が合うかどうか。配合(企画)を務めるサイトウケンジといえば主人公に癖がある馬を出すことで有名で、勇者と魔王が合体したという主人公という血統というだけでまともに仕上がるのかどうか不安だ。今回は見送りでいいだろう。
期待度 ★★

(本紙の見解)かなり手薄なメンバー構成なだけに、父(本編)が走ったMaking*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01 亜子、可憐、咲 の実績が図抜けている。父の現役時代からまだ間がなく、馴致(制作)期間が充分取れているか気にはなるが、仕上がり不足でもこの相手ならアッサリか。今レース(月)は抜きゲーに魅力のある馬が多い。人気母系(シリーズ)が厩舎変更して挑むもっと! 孕ませ! 炎のおっぱい異世界エロ魔法学園! が,
かなり気合が入ってそうで逆転を狙う。実績には欠けるがアナスタシアと7人の姫女神 ~淫紋の烙印~も追い切り(体験版)の動きが良く、上位に食い込みそうなムードだ。他の馬となると不安点の方が多く人気ほど信頼感はない。実績厩舎の9-nine- そらいろそらうたそらのおと如月真綾の誘惑ももいろクローゼットは安馬特有の弱みを抱えていそうで、それなら3D系の大型馬コイカツ!の方が大駆け要素は大きそうで馬券的妙味がありそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 04:34Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2018年04月04日

何とか5段に昇段す

昨年天鳳で4段に昇段してから、降段の危機など紆余曲折ありましたが、ようやく5段昇段の一戦がやってきました。
本来なら特上卓で打たなければいけないのですが、昇段までポイントが55点しかないということで、弱気に1つ下の上級卓を選択(上卓でも1位になれば昇段できるため)。その弱気の虫を見透かされたのか昇段戦連続3着とレートを下げてしまう結果に。そして昇段戦3局目も起家で2600・東2局でも2900点振り込みと早々にハンデを背負う。
ただ東2局の振り込みは先制リーチに回りながら平和三色赤ドラ1とマンガン手をテンパイし、勝負しての結果ですからそれほど悪くないと見ていました。
そんな東2局1本場。これまでの苦しい配牌から一転。5巡目で早々にテンパイ。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国六索:麻雀王国 ツモ三筒:麻雀王国ドラ八萬:麻雀王国

ペンカン三筒:麻雀王国を入手して手ごたえを感じさせるツモ。一人沈みのラスなことからこのツモの勢いで先制リーチを打ちたくなるところですが、ここでは八筒:麻雀王国を切ってテンパイ取らず。
というのも五筒:麻雀王国七索:麻雀王国入手なら多メンチャンでリーチが打てるし、他にもタンヤオやイーペーコー変化など手替わりが多い。ここで焦ってリーチを掛けもし追っかけられたら勝てる見込みは小さい。そして負けた瞬間ラスほぼ確定だ。

そして次のツモは二索:麻雀王国。最高ではないものの両面待ちに変化して今度こそ先制リーチを敢行。
このリーチに案の定同巡上家が追っかけてくるが、カン七筒:麻雀王国ならともかく、端に掛かる一索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国待ちなら心理的にも互角以上・・・むしろ1000点棒のお土産ありがとうという感じ。3巡後あっさり七索:麻雀王国をツモり、裏はそのツモった牌。これで失点回復しプラスに。

その後、流局を挟んで東4局は下家がオタ風の南:麻雀王国六筒:麻雀王国とポン。対面も筒子が高く一色手模様。
それで東:麻雀王国發:麻雀王国といった初牌を抱えて半分オリながらチートイでもと思っていたところこんな手に変化。

五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国ドラ北:麻雀王国

ここで安い萬子の中で2枚切れの五萬:麻雀王国を打ったところ、ラグ発生。実は前巡三萬:麻雀王国を切ったときにもラグが発生したことから、恐らく下家の仕掛けは、トイトイでなく五萬:麻雀王国周辺の順子を持った役牌のバック仕掛け。ドラや赤五萬:麻雀王国も見えていることから、恐らく1000点か2000点。それならホンイツ仕掛けの対面だけに気をつければいいと思いなおして、残る萬子を払っていくうちにこんな手に変化。

一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン九索:麻雀王国九索横:麻雀王国九索:麻雀王国

ここに対面から初牌の發:麻雀王国が出たのでポン。対面も初牌を切ってきたことから恐らくテンパイ。東:麻雀王国打で、もし通ればこちらもマンガンで勝負できるし、上家の当たり牌なら局も回せると思っていたところ、案の定上家の当たりで1000点。また放銃率は悪くなったものの、自分の読みが当たっていたことで好調を感じました。

そして南1局の親で特上卓では見たことのないような好手牌から

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 ツモ四萬:麻雀王国ドラ四萬:麻雀王国

4順目でカンチャンのドラをずばりツモってテンパイ。北:麻雀王国は1枚切れで恐らく他家が掴めば出る牌。ただタンピンでリーチを掛け上がれれば決定打となるだけに、ここは再び北:麻雀王国を切ってテンパイ崩し。ただ今回はツモに恵まれず、テンパイしたのは11巡目のこと。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ七萬:麻雀王国

三色・平和にならないテンパイ形ですが仕方なくリーチ。しかし流局で2人テンパイ。自分の1人テンパイも果たせず、この手牌がモノに出来ないのでは流れが悪くなるのは当然で、次局は一転配牌は悪く12巡目でこんな形にするのがやっと。

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国 ツモ五萬赤:麻雀王国ドラ六索:麻雀王国

これが序盤ならペンチャンを切っていくところですが、この巡目ではそこまでブクブクに構えられない・・・というわけで五萬:麻雀王国打。すると次のツモは六萬:麻雀王国でツモ切り。この裏目は痛くこうなれば上がりよりもテンパイ最優先と考えていたところ、おあつらえ向きに次のツモが二索:麻雀王国でタンヤオに変化。その二索:麻雀王国がすぐ対面から出てあっさりテンパイ。

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国 ポン二索:麻雀王国二索横:麻雀王国二索:麻雀王国

そしてあっさり対面から二筒:麻雀王国が出て5800点の和了。あの苦しい手が上がれたということで再び勢いが出て次局は4順目であっさりテンパイ。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国 ツモ五筒赤:麻雀王国ドラ七索:麻雀王国

待ちは一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国ですが、前巡ちょうど上家が一筒:麻雀王国を切ったところ。鳴きなしにしていたのでラグはないだけに、もし上家が再び一筒:麻雀王国を掴めばベタオリしない限り恐らく出る牌。ダマで親満ありますが、ここはツモるか裏1で親ハネ狙いで即リーチ。このリーチに対面が一発で一筒:麻雀王国を切り思惑通り親ハネで対面を飛ばして終了。5段に昇段できました。

序盤連続振り込みをしたときにはどうなるかと思いましたが、失点を高打点でカバーするぼくの打法が上手く嵌りました。ただこんな打法は特上卓では通用しないのは事実で、1割2分を超えている振り込み率をもう少し減らさないと6段への昇段は厳しいと思います。ガードを固めながらいかに高打点をマークしていくかがぼくの課題といえるでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 15:42Comments(0)TrackBack(0)麻雀