2020年09月19日

9月の発売予定表から

気候も涼しくなってきて秋競馬(エロゲー)開幕といったムードに誘われるかのように有力馬が出走。有力馬2頭が奇しくも謎解き脚質(ジャンル)対決。その間隙を突いて浮上する穴馬がいるのかどうかが注目されますが、果たして下馬評通りの結果となるのかが焦点となりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アママネ2 (プレカノ)
運動部系主人公を応援してくれるマネジャーという血統(設定)のアママネの全妹(続編)。前作のヒロインである紗月も新ヒロインのよき先輩マネジャーとして登場し、正統な全妹としてファンを繋ぎとめている。ただ姉自体評価が高かったわけでなく、その原因が馬体の内容の乏しさによるものとなると、今回期待できる要素はそれほど高くない。この厩舎だけにヒロイン萌えについてのポイントは高いが、配合(企画)担当にスタッフも同じとなると変わり身は乏しいと見るのが正解だろう。
期待度 ★★

〇鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key- (Cabbit)
Cabbit年ぶりの新馬は出走取消(延期)を繰り返すなど難産な様子もようやくゲートイン(マスターアップ)に漕ぎつけた。奇しくも人気馬同士のミステリー対決となったが、これまでの厩舎(ブランド)の出走馬からこちらの方が本格派と見る。といっても過去に起きた殺人事件の謎を解くという展開は、前例が多いだけに独自性を出すのは難しい、また過去の事件だけで引っ張るのは難しく、新たな謎がどう盛り込まれるかも気になる点。そのあたりがまだ分からず、最近トレーナー(ライター)の御厨みくりがミステリー系から離れているのも不安。それに輪をかけるかのように、調教の動きも芳しいとはいえない。それでもずっと期待されている厩舎の新馬だけに、それなりに格好は付けてくれると見たが・・・
期待度 ★★★☆

催眠奪女 〜全てが僕の自由になる世界へようこそ~ 朝霧架純編 (シルキーズSAKURA)
古参厩舎のシルキーズ抜き系専用であるシルキーズSAKURAの最新馬。この厩舎でまずまず実績あるシャア専用◎がトレーナーでそれなりに期待できそうな要素はある。抜き系では数々の血統を手がけているトレーナーだが、意外に催眠系についての経験は少なく、大催眠(Liquid)くらい。それも走ったわけでなく不安材料の一つ。騎手はその際起用された一人の吉野恵子で、初騎乗が20世紀時代というから大ベテランといえる。それだけに催眠系の騎乗経験は豊富だが、厩舎を取材する限り催眠系にしてはシチュに乏しいのは気がかり。馬名(タイトル)を見る限り、全妹(続編)の出走が予定されているようで、手の内を全部見せない可能性はあるが、果たしてそれで好走できるかどうか。能力はあるようだが今回は様子見したほうが無難かも。
期待度 ★★☆

◎さくらの雲*スカアレットの恋 (きゃべつそふと)
ここ2戦立て続けにスマッシュヒットを飛ばしたトレーナー冬茜トムの最新馬。騎手は前走と同じくベストパートナーというべき梱枝りこで、激走したアメイジング・グレイス -What color is your attribute?-の再現を狙う。太平洋戦争前の帝都を舞台に謎解きを押し出す作戦は魅力的。登場人物が前走から各段に増えて、走り(シナリオ)に巾が出そうなのは楽しみだが、反面伏線の回収にまごつく可能性も高く表裏一体。ただこれまでの実績から伏線回収に長けたトレーナーだけに心配は少ない。実績的にもここなら上位評価。きっちり主役の座を務めあげてくれるだろう。
期待度 ★★★★☆

月の少女 -美娼女学園2- (Argonauts)
やまかぜ嵐を起用した新母系(シリーズ)美娼女学園の2代目。ただ全姉は大きく期待を裏切って、ヒロインの女子校生を娼婦化するといった血統に期待したファンにとっては拍子抜け。ただ今回は枕営業を強いられるヒロインということから、その点については解消できるか。ただ次にすぐ全妹(続編)の出走が控えているとあって、主人公やシスターの過去といった伏線部分が明らかにされることはなさそう。となると全体の評価は姉妹3頭すべて出揃ってから下すのが妥当で、この馬単体の評価となるとかなり厳しくなってくる。前走から大きな変わり身を見せられるかとなると疑問だ。
期待度 ★★

女体狂乱プリンセス (わるきゅ~れ)
わるきゅーれの看板母系の一つである女体狂乱の最新馬。騎手は今回この母系では初騎乗となるおしゃれ教室だが、ベテランでこの厩舎の主戦格といっていいだけに不安はないだろう。女体を改造するといったシチュはあまりに零細血統過ぎて、ファンが付いてこれないのか、これまでの結果は入着が精一杯。今回改造されるヒロインが王女ということで不自然さはなさそうだが、逆にこの母系独特のバカさがどこまで保たれるのか。厩舎を取材する限りは過去の馬と比べて目新しさに欠けるのが不安で、実績的にも見送りで。
期待度 ★★

△白昼夢の青写真 (Laplacian)
雰囲気や調教(体験版)の動きは素晴らしいが、実戦では案外な動きが続くLaplacian厩舎。今回は調教の動きはそれほど目立つものではないが、ヒロイン3人の走り(シナリオ)を直線(終盤)まとめるという趣向からして仕方ない。ただ、その3人のヒロインのラシックス(声優)が同じというのはネタバレを示唆しているようで瑕となりかねなく不安が先立つ。逆に言えばそれを払拭するだけの動きを見せれば、大駆けも充分可能とはいえるが、取材してもそのあたりがどうも掴めない。トレーナーの緒乃ワサビは決して手腕がないわけでなく、いつ一流馬を送り出してくれるかと期待しているのだが、今回の血統や動きだと首を傾げざるを得ない。
期待度 ★★★

Honey*Honey*Honey! (おうちじかん)
新規開業厩舎(ブランド)おううちじかんのデビュー初戦となるが、騎手が大空樹で厩舎を取材してもHARUKAZE厩舎を意識しているのは明白。といってもトレーナーがはとでなく今回初めて調教を担当するシト&ふくろーでは信頼性に欠ける。血統(設定)もイチャラブに徹したもので、ノラと皇女と野良猫ハートのような走りを期待するのは厳しい。ラシックス(声優)も抜き系に起用されている面々が主力とあって、エロにはソコソコ期待できるかもしれないが、そこで勝負するには騎手の技量がやや不足している点は否めない。今回は見送りでよさそう。
期待度 ★★☆

パパ活あやちゃんと種付けおじさん (Frill)
前走の神待ちサナちゃんでファンをアッと言わせたFrillが2年ぶりに出走。馬名(タイトル)を見ると、その走りを再現しようとするかと思われるが、取材するとどうもバカ寄りになっているようで不安が残る。確かにエロには期待できそうだが、パパ活を始めたばかりのヒロインを堕とすというシチュだけでは前走の再現を期待するのは厳しい。前走の配合(企画)に関わった白矢たつきの名が見られないのも不安に輪をかける。前走の動きから人気を集めるようなら思い切ってオミットする手も。
期待度 ★★☆

△ハミダシクリエイティブ (まどそふと)
ワガママハイスペックでようやく大駆けを見せながら、前走のラズベリーキューブは大きく期待を裏切った。ただトレーナーが地方(同人)を皮切りに実績を残した葉山こよーてから、ムラ多い近江谷宥に変わったことを考えると納得。とすると今回全く実績のない甲木順之助がライターというのはプラスとはいえない。ただ調教を見ると期待値が低かったせいかまずまず動いたように見えた。ヒロインの可愛さに関しては間違いなく、サブヒロインの充実さもおまけシナリオのことを考えればプラス。後は主人公がヘタレ化しなければといったところだが、やはりトレーナーの経験を考えると連穴評価が妥当なところか。
期待度 ★★★☆

HaremじゃないよKingdom 光&ソフィーヤ&キキ編 (SMEE)
早瀬ゆうが久々に単独で手がけたということで人気を集めたにしては、期待に応えきれなかったHaremKingdom -ハーレムキングダム- の直仔(FD)。SMEEの直仔は最近は父(本編)より時計を落としていて、期待感に乏しい。ハーレムを主眼にした本編と違い、今回はヒロイン個別でのイチャラブがメインとなるが、本編の流れを無視するような展開がファンに受け入れられるかどうか。いずれにしても父の成績から上積みが見込めないとなると、馬券に絡むには厳しいと見るべきだろう。
期待度 ★★

ボクのカノジョはえっちな先生 (monoceros+)
デビュー戦の甘やかせカノジョのいる生活が散々な成績だっただけに、前評判は最低ランクと言っていいこの馬だが、騎手のオギンバラは抜き系騎手ではトップランクといっていいし、巨乳ヒロインとのH動画(アニメ)だけで上位に食い込むポテンシャルは充分。ただデビュー戦の成績の酷さが馬体重(容量)の小ささによるものが明白で、それはトレーナーや騎手の手腕でどうにかなるものでない。ましてトレーナーの中村亮太は抜き系でこれまで注目馬を輩出したことがないし、今回も厳しそう。
期待度 ★★

まましす 〜お母さんとわたし、どっちがいいの?〜 (boot UP!)
以前は時に大駆けを見せていたboot UP!厩舎だが、最近はマンネリからか本賞金(データ数)の少なさに悩まされている。今回新たな母系(シリーズ)で挑むが、騎手・トレーナーとも同じで一見変わり映えがないように見える。母娘との親子丼を始めとする甘ラブエロが主眼となるものの、よく考えると目新しさといった点では皆無。それでもヒロインとの甘エロラブが上々なら問題ないと言いたいところだが、それだけでは新たなファンの目を惹きつけるといった面では乏しい。今回も入着が一杯だろう。
期待度 ★★

▲Mama×Holic ~魅惑のママと甘々カンケイ~ (アトリエかぐや)
アトリエかぐやの新馬は看板騎手choco chipが手綱を握っての亜人ヒロインとのエロが主眼。ただ名手choco chipだけに無難にこなしているが、亜人ヒロインは得意とするタイプとはいえないのは不安。それでも騎手の能力から抜き系として上位ランクに位置するのは間違いないし、トレーナーも七央結日ら抜き系で実績のある面々を揃える。ヒロインが5人というのも最近のアトリエかぐやからすると大盤振る舞いと言えるし、抜き系では明らかに上位ランク。この厩舎からして全くの凡走は考えにくいし、人気馬が大崩れすれば出番があるかも。
期待度 ★★★☆

△ろけらぶ -Location Love- 神社×先輩 (FrontWing)
この母系(シリーズ)もこれで3代目。一定のシチュの中でイチャラブを見せるという血統は保住圭の得意とするところ。神社と巫女の年上ヒロインというニックスは定番だが、安定感は充分。その先輩が小柄でロリ体型というのは一種の変化球といえるが、走りには特に関わらないだろう。2走目で上積みを見せたのも心強く、なお一層の前進を見込みたいところだが、安馬(低価格)だけに、能力的に限界はありそう。ただ人気どころが崩れるようなら連対圏に食い込む可能性は捨てきれない。
期待度 ★★★

(本紙の見解)人気を集めそうなさくらの雲*スカアレットの恋が、調教の動きも良く、他馬との力の差は歴然。ここなら人気に応えてくれそう。能力的には充分対抗できるはずの鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key-だが、仕上げ過程に不安があり、ようやく公開された調教を見ても、謎解き要素が乏しく感じられるのは不安。それでも直線(終盤)追いこんできそうな雰囲気はあるだけに、逆転の可能性を考えられるのはこの馬が唯一か。抜き系として安定さが魅力のMama×Holic ~魅惑のママと甘々カンケイ~が一角崩しの候補筆頭。萌え系として高いポテンシャルを秘めるがムラ駆けの印象があるハミダシクリエイティブは、調教を見てその印象を上書き。白昼夢の青写真も走る雰囲気はあるが、これまでそれをことごとく実戦で裏切っているだけにアテにはできず、それならろけらぶ -Location Love- 神社×先輩が食い込む可能性の方が高いかも。  

Posted by 7月の魚 at 07:09Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想