2021年11月22日

アニピンデスで大敗した一局から

以前ゆうせーさんのアニピンデスも配信でトバされたというツィートをしましたが、その時の半荘をぼくの視点で紹介してみたいかと思います。youtubeアニピンデス#154のアーカイブ(3:09:47あたりから)を見てから読むとより楽しめるかもしれません。(ちなみにゆうせーさんはぼくの対面)

まずは東1局の起家


3巡目でこの牌姿なら充分で、ぜひ先制リーチを打ちたいところ。最短距離なら4筒か7万ですが、4筒はドラで7万はイッツーの種。良形か高打点のリーチを打ちたくて、ここは慌てず騒がず3索打としました。



上手くドラにくっつき6索が入って良形でないものの高打点のリーチが打てたのですが、すかさず下家に追っかけられ一発で当たり牌を掴まされる。これでこの半荘は厳しくなるのではと思いました。



続いての東3局。上家が赤5索含みのターツ落としでホンイツに走り一触即発。ただこちらも123の三色が崩れたものの、カン7万が入り少しでも挽回したく3筒を切ってリーチしたのですが結果は最悪。恐らく手替わりを待てば(わかりにくいですが)対面のゆうせーさんのリーチ宣言牌の8万が上家に当たっていた可能性が高かった(実戦はぼくのリーチに上家は南の対子落としで回ったため、チーで済んだ)。それが結果はというとぼくの宣言牌の3筒を下家にチーされたあげく、ラス牌の2索をゆうせーさんにツモられ親満。といってもこの状況で三色の手替わりを待つほど悠長なことは出来ず仕方ない放銃といえるのですが、これで一人大沈みとなってしまいより厳しくなってしまいました。



そんな1本場。赤5筒が対子になりリーチに。8万は山にありそうで思い切っての役満狙いもチラつきましたが、まだそこまで自棄というか一か八かに賭ける場面でなく、それよりリーチで足止めしてツモりに行って素点を回復する方がベターと見ました。ただ異様にアグレッシブな下家に4筒・7索と押され、しかも追っかけられることに。そして問題のこの場面。



ゆうせーさんはここでケイテンの可能性を見て下家の1筒をチーして1索打。ただそのチーでぼくがツモるはずの5筒が下家に流れ8000取り返せる筈が逆に2000取られ差し引き10000点のマイナス。さすがにここで半ばラスを覚悟しました。



続く東4局。ここで焦って5万を切ったのは明らかなミス。ここまで離れたラスなら3索打として4索のピンフテンパイだけは逃さないようにしながらドラへのくっつきを狙はなければいけませんでした。東1局であれだけ打点にこだわったのに、この場面でドラを切ってしまうのは情けない限り。案の定次のツモが4万で臍を嚙むことになり、仕方なしに打った2索3索の並びシャンポンリーチは当然実らず逆にゆうせーさんに振り込み。36万両面でリーチしても山にはほとんで残ってなく恐らく上がれていなかったでしょうが、ここで最善を尽くさなかったぼくの次の親番でチャンス手が回ってくることはありませんでした(一人ノーテン)。



もはや何とかトビだけは阻止したいと思って歯を食いしばっていた南3局。ここでゆうせーさんが決めにきた場面。恐らくツモられたらトバされるのは覚悟していました。それだけに目をつぶって1筒を切りたいところですが、ぼくは安牌の4索打としました。というのもこのリーチ明らかに3索は超危険牌。もし25索ツモったりドラが重なったりすると勢い3索が出てしまう可能性が高いのですが、その誘惑に負けないように3索を頭固定したのです。一発でツモらされた1筒も危険ですが、もしテンパイしたら押すつもり。そしてテンパイし追っかけたのですが、待ちがカン7筒では厳しく流局に(ゆうせーさんの待ちはやはり36索)。



そして流れ1本場。ここで上家が初牌のダブ南を余らせたのですが、これはさすがにテンパイ濃厚。いくらラス目とはいえこの手牌ではアガリは厳しく、もう通ってない索子と字牌は切るつもりはありませんでした。



その後、下家からリーチが入りましたが、こちらもドラ対子に赤1でリーチを掛ければ跳満まで見えるイーシャンテンになりました。点棒があればリーチ者の安牌で他にもまず通る5万ですが、直撃を狙って今度こそ一か八か前に出るしかない場面。2索はノーチャンスで両面には当たりませんが、謎初牌で上家・下家どちらにも危険。発も初牌でリーチ者にはもちろん、上家に打つには厳しい牌。6筒はリーチ者にはW無筋。それで消去法でリーチ者に両面で当たらない5索を切ったのですが、これが上家のホンイツにストライク。待ちは発と5索のシャンポンでやはりダブ南を余らせた段階でテンパイしていました(ちなみに下家の待ちはカン8万)。まあここに至っては仕方ない振り込みのように思えるのですが、この半荘は開局の振り込み以降あまりに苦しく辛い展開て、対局が終わったあとなぜか涙が出てきました。
その後、改めて配信で初めてお礼のコメントを書かせていただいたところ、ゆうせーさんに思いがけぬ優しいことばを掛けていただいて、余計涙腺が緩くなってきたのですが、これほど不出来な一局は最近になくてそれにつられたのか本垢も今月は不調。改めてまたゆうせーさんの配信を見て勉強し直さなければと感じています。  

Posted by 7月の魚 at 07:33Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2021年11月17日

11月の発売予定表から

前レース(先月)ほどではないが、相変わらずフルゲートに満たない頭数で寂しさは否めない。絶対視できる存在はなくやや寂しいメンバー構成ながら、上位拮抗で意外に当てるのは難しそう。点数を広げれば当てるのは簡単そうだが、この頭数だけになるべく絞ってみたいところだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


▲ウチはもう、延期できない。 (Sonora)
デビュー3走目でようやく結果を出したSonora厩舎。エロゲを売る方から、今回は制作側に移ってどのような走りを見せるかが楽しみ。このような厩舎(ブランド)の裏側を見せる血統(設定)というのは、名馬らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~を始め複数いるが、方向性によって内輪ネタをどの程度見せるかが決まる。笑いに走るなら業界のトンデモ部分を赤裸々に明かすのもありだが、Sonoraのこれまでの実績からするとそこまで割り切れるかは微妙。追い切り(体験版)の動きはまずまずも、メインヒロインである未来の影が薄いのが気になる点。前走のヒロインが登場するサービスもあるが、この馬が初見のファンにはハードルが高くならないか心配。それでもこのメンバーなら少なくとも上位には進出しないといけない筈。
期待度 ★★★☆

大きいことはHなことだ! 高身長お姉さんたちとぶっかけハーレム性活 (アトリエかぐや)
馬体(CG)を一目見たとき、わるきゅーれ厩舎所属かと思ったら、アトリエかぐやの最新馬と知ってビックリ。久々に有栖川千里が手綱を握るのだが、この充電期間中に何があったのかと訝しくなってくる。これまでmeroとタッグを組んだTEAM Gassa-Qはもちろん、どのチーム所属でもないということで試行錯誤している際中かもしれない。同血統(設定)だったわるきゅーれの馬は意外と走っているのだが、かぐや厩舎ファンにどこまで受け入れられるかは疑問。トレーナー(ライター)も有栖川千里が務めるとあって、色々と不安の残る布陣。見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

△催淫サロン ~夫の知らぬ間に孕ませリベンジされる妻~ (Waffle)
Waffleの騎手(原画家)としてまず思い浮かぶのが深泥正で、巨乳ファンタジー母系(シリーズ)での騎乗は、好走に少なからず貢献している。巨乳ファンタジー母系以外だらしないWaffle厩舎だけに不安はあるが、抜きに関してなら上位評価できる。血統(設定)は冤罪で投獄された主人公が、出所後その切欠となったヒロインに復讐するといったありがちなもの。なぜ冤罪となったのか、本当の犯人は誰かといったミステリー風味があれば違うのだが、安馬(低価格)とあってそれについては期待薄。トレーナーの巽ヒロヲも最近不振で厳しそうに見えるが、深泥正と組んだ親友が気づかぬ内に彼女を寝取るボクという上級馬も手掛けており、思いがけぬ浮上があるかも。
期待度 ★★★

△閃鋼のクラリアスF ~グリムを紡ぎしもの~ (戯画)
戯画の看板母系(シリーズ)であるバルド系で、トレーナーが実績ある新島夕ということで期待を集めた父(本編)だったが結果は物足りない。その要因が走り(シナリオ)にあるとなると、本当に新島夕が担当したのかと疑いたくなる。今回その全妹(アペンド)ということだが、果たして新島夕がどこまで係わっているかが好走のカギとなる。といっても父の成績から見積もっても、例え上積みがあったとしても馬券圏内に食い込むとなると、相当時計を詰めないと難しい。厩舎・母系ともここで終わるような馬でないことは確かだが、上位に食い込むハードルはかなり高い。
期待度 ★★★

◎創作彼女の恋愛公式 (Aino+Links)
あかべぇそふとの主戦騎手有葉とCampusでなかなかの活躍馬を手がけている工藤啓介がタッグを組み新厩舎が開業。あかべぇ系列厩舎だけに一定の能力は秘めているのは間違いなさそう。Campusは安馬(低価格)中心に走らせていた厩舎だっただけに、工藤啓介が高馬(フルプライス)をどう仕上げるかが一番の注目。追い切り(体験版)の動きはやや古さを感じさせるものの水準以上のデキ。ラシックス(声優)もなかなヵで萌え系であることは間違いないが、それに留まらないものを見せてくれるかが上位進出のカギ。今回のメンバーの中では一番素質を秘めているのは間違いないが、それを発揮できるかどうか。それでもここなら主軸に一番近い存在だろう。
期待度 ★★★★

隣の部屋で俺の彼女は父親に抱かれる ~薄壁一枚向こうで、絶頂イキ声をあげていく恋人〜 (アトリエさくら)
最近ひと頃の勢いを無くしているアトリエさくら厩舎。厩舎をこれまで支えてきたおんぼろ月が離れ、先行きの見通しは正直暗い。となるともう片翼を担っていたづかに頼ることになるが、ベテラン騎手かん奈と組んでいた頃と比べると最近の成績は乱調。今回コンビを組むまる。と組んだそして、彼女は寝取られる。もほとんどインパクトは与えられなかった。ヒロインを実父にNTRされるという血統(設定)もそれほど目新しいわけでなく、騎手がかん奈であったらもう少し上積みがあったかもしれないが、この陣容では厳しい。
期待度 ★☆

花鐘カナデ*グラム Chapter:1 小桜結編 (NanaWind)
過去出走した春音アリス*グラムだが全妹(続編)の白恋サクラ*グラムは大惨敗。仕上がらないなまま出走に踏み切っただけに当然と言えば当然だが、今回それらと同じ血統(設定)を匂わせるいうのはどうなのか。しかも七尾奈留・高苗京鈴といった著名騎手(原画家)といった布陣からあゆま紗由に変更というのも大きくマイナス。確かに悪い騎手ではないが、過去起用された騎手と比べると知名度は段違い。その分エロ強化に舵を切るという側面はあるだろうが、それでも前走から立て直すという意気込みがあまり見られない現状では狙いづらい。
期待度 ★★

星の乙女と六華の姉妹 (ensemble)
女装潜入系で売ってきたensemble。そのレッテルを剥がす狙いだった前走のSecret Agent ~騎士学園の忍びなるもの~が低迷したことで、今回は再び女装潜入系に戻っての一戦。この血統は主人公の可愛さが成績を大きく左右することが多いが、ラシックス(声優)の風音もピッタリの起用でこれに関しては合格点。気になるのは芸能人が多く学ぶ学園という血統で、最近アイドル&萌えのニックスで良績を上げた馬がほとんど見当たらないこと。それに芸能人が多く通うお嬢さま学園という浮世離れした血統が、果たして乙女が彩る恋のエッセンス以降、不振の続くトレーナー陣がまとめきれるかどうか。上位陣とはかなり差がありそうで買いかぶれない。
期待度 ★★☆

魔法戦士レムティアナイツ2 -こわれゆく世界の女神たち- (Triangle)
変身ヒロイン凌辱系の老舗厩舎のTriangle。今回は10年以上前に走った魔法戦士レムティアナイツ -光の乙女たち-の全妹(続編)。この厩舎の主戦トレーナー反事象桂林といえば、厚みのある血脈を重ねた血統(設定)にあり、代を経ることに深みを増すのは確か。今回騎手は過去反事象桂林と長くコンビを組んできた斎藤なつきにJAMBREADという厩舎お馴染みの面々。他厩舎で活躍した騎手の起用がないのは寂しいが、それをウリにしている厩舎でないだけにマイナスはない。この馬なりに走れるとは思うが、底が見えているだけに大きな上積みがないのは確か。入着以上の成績となると厳しいか。
期待度 ★★☆

〇VenusBlood HOLLOW International (DualTail)
堅実に長距離血統を走らせるDualTailだが、待望の新馬の出走を最終レース(翌月)に控え、これまでのDualTailの中で一番好成績を上げたVenusBlood -HYPNO-を再び出走させる。もちろんただ走らせるわけでなく、新シナリオなど新要素もあるわけだが、土台は7年前の馬であり、過去の成績が鵜呑みにできないのは、これまでの歴史が証明している。それでもクラブ会員(クラウドファンディング)で資金を集めるなど、いまだに高い人気を保っているのは強み。次に控える期待馬に勢いをつけるためにも無様な走りは見せられない。メンバー的にも上位に食い込む可能性は大きいだろう。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)絶対本命といえる馬が不在だが、潜在能力上位の創作彼女の恋愛公式を本命に押す。有葉が久々に本格高馬に騎乗するとあって、厩舎もち方を入れてくるはず。過去の名馬の直系となるVenusBlood HOLLOW Internationalが逆転候補。ファンの期待を考えれば圧勝しても不思議はない。萌えだけを考えればウチはもう、延期できない。が最右翼。肝心の走りが追い付けば逆転も可能。一応この3頭が勝利に近い存在だが、穴なら騎手魅力の催淫サロン ~夫の知らぬ間に孕ませリベンジされる妻~が怖い。母(本編)が凡走した閃鋼のクラリアスF ~グリムを紡ぎしもの~だがACT部分は良かっただけに、立て直せれば巻き返しも。  

Posted by 7月の魚 at 19:49Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想