2020年11月19日

11月の発売予定表から

これから年末にかけて競馬(エロゲー)界も盛り上がっていかなければならないが、前レース(10月)より登録は増えたものの、能力的に飛びぬけた馬(ソフト)がいないのは寂しい。名門厩舎の出走馬が力を発揮してくれるかが、一番の注目ですが、それが凡走してしまうようだと、ますます競馬界の勢いが無くなっていくようで心配です。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイキス2 (戯画)
戯画のキス母系(シリーズ)は、これまで走った馬というとキスアトくらいで、この馬の姉(前作)であるアイキスも、上位には届かなかった。今回はそのアイキスのヒロインに加え新たに葛城七瀬が登場。非攻略だった十和子もヒロインに昇格し、ヒロインの顔ぶれは豪華になった。姉もヒロインの可愛さは評価されていただけに、ヒロイン萌えは強化されたと見ていいだろう。ただこれは最近のこの母系に限ったことではないが、イチャラブ一本で勝負するのはいいが、走り(シナリオ)が平板で盛り上がりに欠ける。トレーナーも保住圭が消え、実績的に心もとない夏目シオ一人となると期待感に乏しい。入着が一杯といったところか。
期待度 ★★★

いつまでも息子のママじゃいられない! ~世話好き愛生母さんのむちむちおっぱいに甘えていっぱい射精したい!~ (Anim M&W)
いつまでも息子のままじゃいられない!母系(シリーズ)を主戦で挑んできたAnim M&Wだが、最近2走は凡走。そこで今回は母系の傍系(スピンオフ)で挑む。馬名(タイトル)を見る限り、ヒロインが主人公を襲ってしまう逆レイプ系と思っていたのだが、取材する限りこれまでと余り違いはなさそう。とするとあくまでヒロインの魅力が好走のカギとなりそうだが、追い切り(体験版)を見る限りあまり伝わってこなく不安。大きく巻き返すには材料が乏しいと見る。
期待度 ★★☆

▲淫行客船渦潮 ~奈落のクルーズ~ (つるみく)
近走ファンタジー凌辱系で結果を残しているつるみく厩舎だが、今回は久々に閉鎖空間での凌辱系。この厩舎だけにガチ凌辱であることは間違いなく、過去走った姦淫特急母系(シリーズ)と似た血統(設定)か。その母系で好結果を出したのが姦淫特急 松葉 ~肉欲のグルメ紀行~でトレーナーの顔触れも同じで、あの母系のファンには受け入れやすいと見る。特急列車からクルーズ船に変わって、どのようなシチュが増えるか楽しみな点があるが、ヒロインの魅力にやや乏しいところがあり、単なる凌辱の道具となるならやや広がりに欠けるかもしれない。ただつるみくのデビューを飾った歴史ある母系なだけに、それほど大きなハズレはなさそう。時計の掛かる展開なら一角崩しも狙える。
期待度 ★★★☆

おね→ショタ←おね (あざらしそふと+1)
あざらしそふとの姉妹厩舎プラス1の第2戦。初戦はあざらしそふと本家と違いが見られなかったが、今回はショタ主人公をお姉さんキャラが攻めるという抜きよりの血統(設定)。トレーナーの七央結日はいろいろなタイプの馬を手掛けているが、主力は抜き系。ただショタ主人公抜き系は最近意外に走った馬がいない。またHシーンがアニメというわけでなく、ピンパイが制作するアニメが同梱されているというやや紛らわしい点があるのは要注意。そうしたタイアップの影響かもしれないが、毛色(CG)がかなりアニメ寄りで、競争馬(エロゲー)としてやや魅力に欠けるように感じるのが難。騎手も今回初騎乗ということもあり、抜き系としてのポテンシャルはそう高くないように見える。
期待度 ★★

巨乳女士官洗脳催眠 「お前のような男の命令に従う訳がないだろう」 (ルネ)
ルネ厩舎1年ぶりの出走だが、相変わらずの馬名(タイトル)の頭の悪さに苦笑。まあそれがこの厩舎の特徴として、今回がこれまでのファンタジー系と違い、未来世界を舞台とした古典SF系。プライドの高いヒロインをどう凌辱するかがカギとなるが、普通の催眠ではやや味気ない。とすると洗脳という部分がどうスパイスを効かせるか。今回トレーナーが前回までのK-TOKに、最近HERENCIAで起用されていた亮精類らを加える。といってもこれまでの実績を見る限りSFに造詣が深いわけでなく、なんちゃってSFになる可能性は高い。騎手の能力が成績に直結する傾向のあるルネの中で、巨乳催眠系の主戦騎手となっているhuracanはそれほど確固たる地位を築いているわけでない。いつも通り入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

△水蓮と紫苑 (hibiki works)
ラブリーコールシステムで固めているhibiki worksの最新馬。馬名(タイトル)にCATIONという冠名が付いていないので間違われそうだが、この馬もしっかりラブリーコールを搭載しているので、この厩舎のファンは安心。騎手もこの厩舎ではお馴染みの唯々月たすくで、冠名がないところを鑑みると騎手が同じだった如月真綾の誘惑と同系統かもしれない。とするとこの厩舎には珍しく凡走に終わっているだけに気になるが、ヒロインが増えているだけに、ヒロインの性格が受け入れにくかった如月真綾の誘惑よりは凡走の危険性は少なそう。ただ厩舎を取材すると抜き色が強そうで、実際トレーナーも手掛けているのがほぼ抜き系の坂元星日に如月真綾の誘惑の泰良則充。この厩舎のファンは抜き以上にヒロイン萌えも重視しているだけに、あまり抜きにウェイトを掛けるのはどうか。巻き返しに期待する半面、凡走の可能性も大きく取捨が難しい馬。
期待度 ★★★

◎ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう (ALICESOFT)
今年初めてのアリスソフトの出走馬は、以前アリス2010に同梱されていたハルウラレに通ずる血統(設定)。鞍上はランス03 リーザス陥落以来久々の騎乗となる魚介。ただこの厩舎らしく毛色(CG)は独自のもので、過去度の馬とも違う雰囲気。他にもINOを代表に腕利きのゲスト騎手が起用されているのも楽しみ。心配されるゲーム性も、過去、ハルウラレで経験し評価が高かっただけに心配はない。抜きに関してはやや不安はあるが、ゲスト騎手の力量で補完できると楽観視。今回の相手なら実績的にも中心は当然だろう。
期待度 ★★★★

〇Nightmare×Onmyoji ~禁断のパラドックス~ (Guilty Nightmare Project)
ティータ.Jとの歯というGuiltyの看板騎手を起用しながら安馬(低価格)というのが最大のセールスポイントで、デビュー戦の姉(前編)もまずまずの成績。姉のヒロインだった悠果・刹那の姉妹に加え葛木久遠という新ヒロインが登場。捕らわれた姉妹を助けようとして、失敗し凌辱されるというのはこの手の黄金パターンだが、それだけに安定感は高いといえる。姉も抜きとしては一級品だったが、その分走り(シナリオ)が微妙という評価だったためか、トレーナーは結城に変更。これがどう作用するかは難しいところだが、例え走りが多少バタついたとしても、ヒロインの可愛さで充分補填が利く。前走以上の期待も可能だ。
期待度 ★★★☆

HaremじゃないよKingdom シャルローネ&マルー編 (SMEE)
好走したMaking*Loversから登場している直仔(FD)だが、父(本編)の成績からすると寂しい成績に終わっている。そこからいうとこの馬の全姉(前編)にあたるHaremじゃないよKingdom 光&ソフィーヤ&キキ編はまずまず成功したといえる。ただどちらかというと姉の方に人気ヒロインが集まっていて、今回のヒロイン2人はややそれに比べると弱い気がする。その分、馬体重(容量)があればよいのだが、これまでのSMEEの直仔を見る限り期待薄。ヒロインの数も減っているだけに、姉よりも好走するというのは考えにくく、入着が精一杯ではないか。
期待度 ★★☆

△響野さん家はエロゲ屋さん! (Sonora)
カフスの姉妹厩舎として開業したSonoraだが、ここ2走は人気を集めながらも期待に応えたとは言い難い成績に終わった。それだけに今回凡走に終わるようだとファンから見放されても仕方なく、最後の機会ともいえる。そんな今回ヒロインの家の家業がエロゲーショップという一見色物にも見える血統(設定)。ツッコミどころ満載なように見えるが、自堕落な長女に対し、しっかり者の次女、反抗期な三女というヒロイン姉妹の組み合わせは定番で、そこに風紀委員の静乃が脇を固めるという点で萌えゲーとして馴染みやすい。ただ前評判はそれなりも実戦で案外というのが、これまでのSonoraの馬。それだけに追い切り(体験版)の動きが良かったとしても信頼感には欠ける。果歩の所属馬のヒロインが登場するという趣向も、旧来のファンには嬉しいかもしれないが、果たしてどこまで成績に繋がるかどうか。ラシックス(声優)の豪華さは買えるが、常識的には連下までの狙いか。
期待度 ★★★

保育士の秘蜜 ~優しい顔と夜の顔~ (すふれそふと)
海外(小説)経験馬を移籍させて走らせるすふれそふとだが、デビューしてからの2戦は惨敗続き。海外でのポテンシャルを生かし切れていないのは歯がゆい限り。今回も海外ではかなり評判の高かった馬で、その実績通りなら期待していい筈。ただ騎手が一葉モカというのはデビュー戦のきらら★キララNTR 魔法少女は変わっていく…と同じで、その評判や騎乗ぶりから不安は尽きない。特に今回は萌えよりもエロに主眼が置かれるだけに、それに対応できるかどうかも疑問。やはり海外と中央(商業)競馬(エロゲー)で騎手を違えているようでは、好走は期待できないのではと感じてしまう。
期待度 ★★

△保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手 (Citrus)
Navelの姉妹厩舎Citrusの2戦目。初戦は腕利きトレーナーの森崎亮人が手がけるとあって人気を集めたが、上位入線には一歩足りなかった。今回は森崎亮人と同等いやそれ以上の一石を持つなかひろをトレーナーに迎えたとあって、初戦以上の期待充分。攻略ヒロインが一人ということで安馬(低価格)と思わせるが、意外にお台が安いというわけでないので要注意。特になかひろの安馬は期待ハズレの成績に終わっていることが多くて、その点は気になるところ。騎手のさんた茉莉は中央(エロゲー)での実績はほとんどないが、能力は高く前走の鈴平ひろとまでいかなくても、それに匹敵するだけの力はあって鞍上が弱化したという印象はない。それだけに今回のメインヒロイン単体で出走させたという厩舎戦略は、商業的はともかく、他ヒロインの魅力の相まって疑問が残る。上位には来れても勝つまでは厳しいと見る。
期待度 ★★★

△闇染Liberator -闇堕ち勇者と堕ちる戦姫- (Escu:de)
長距離タイプを主力とするエスクードだが、最近はそれ専門といえなくなってきている。今回は2年前に出走した闇染Revenger -墜ちた魔王と堕ちる戦姫-の全妹(続編)で、トレーナーがassaultということで変身ヒロイン凌辱系。といっても姉(前作)はガチ凌辱でなく、主人公がヒロインを弱みを上手く突いて心を落としていくという温さが特徴だった。今回ヒロインは総入れ替えとなったが、脚質(内容)は変化はないだろう。主人公が魔王の力を借りて、ヒロインたちを堕としていくという展開だが、ヒロインたちと戦う際、カードデッキを作って対戦するというのがどう作用するか。対戦パートが面白ければいいが、その逆だとHシーンへのただの障壁となってしまいそう。それでも今回久々にこの厩舎で騎乗する光姫満太郎やSMEEで活躍したひなたももを起用するなど鞍上強化。その効果があれば連対圏突入も。
期待度 ★★★

妖花の園II (WendyBell)
流行からやや外れたマイナー風ながら、時に走る馬を輩出し、決して侮れないWendyBell。その中で藤枝卓也がトレーナーだった馬で目立った成績は残していないが、この馬の父(前作)の妖花の園は走りそうな雰囲気を漂わせていた。といっても本賞金(データ数)は足りなかったし、直仔(本編)のこの馬に期待できる要素は少ない。それでも最近少ない百合系血統(設定)で、オカルトをメインとした触手抜き系というのは新鮮。本家のTinkerBellとは違うタイプの抜き触手をどう展開させるか、成績は別として注目したい。ただ抜き系として考えると、騎手の白井一片はそれほど向いているようには見えず、その点はややマイナスか。
期待度 ★★☆

恋愛×ロワイアル (ASa Project)
コメディ血統ではいまや第一人者というべきアサプロの最新馬。厩舎開業当時手腕を振るった天都が第一線を離れ、八日なのかがトレーナーとなっての第2戦。前走の恋愛、借りちゃいましたは笑いについては踏襲していたものの、古くからのアサプロファンには何か過去の著名馬と比べて違って見えたのは事実。それを踏まえて元来のファンを繋ぎ留めつつ新規のファンを増やすという難しい舵取りを迫られている。そんな今回追い切りを見てまず感じたのが、毛ヅヤ(CG)の劣化。最近のアサプロは萌え要素を増やす試みをしてきたが、毛ヅヤの劣化は逆効果。ヒロインを貶めて笑いを誘うといったこれまでのアサプロの芸風はまもられているものの、ヒロインの黒さばかり強調するのはどうか。そして主人公にヒロインが取り合うほどの魅力があるかどうかも疑問。試金石となりそうな今回だが、現状ではやや厳しい見方をせざるを得ない。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)過去メインレースとして名馬がよく出走する11レース(月)だが、今年はそれほど潜在能力の高そうな馬は見当たらない。それでも名門アリスソフトが久々に登録してきたドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう が能力的に少し抜けた印象。これまでの出走馬とやや毛色(CG)の雰囲気が違うが、あえて血統(設定)に合わせてきたと見る。ここなら本命に推せる。今レースは萌え系に前評判の高い馬が見当たらず、その分抜き系に注目馬が多い。その中でも騎手の手腕からNightmare×Onmyoji ~禁断のパラドックス~ に期待したい。つるみくの看板母系(シリーズ)の傍系(スピンオフ)淫行客船渦潮 ~奈落のクルーズ~ も、実績から上位を狙える存在。こちらも厩舎の看板母系の水蓮と紫苑は抜き要素を強くしたのがどう出るか気になる。萌え系では追い切り(体験版)の動きが良かった響野さん家はエロゲ屋さん!が上位評価だが、厩舎がデビュー戦後2走裏切っていて信頼性は今一つ。名トレーナーなかひろの保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手 もNavelの姉妹厩舎はあまり走ってなく押さえまでの狙いか。

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