2021年06月18日

6月の発売予定表から

前レース(月)もメンバーは小粒でしたが、今回はそれに輪をかけて手薄な登録馬。早くも夏のローカル競馬に突入したのかと愚痴りたくもなりますが、期待されていた後継馬(続編)が登場するとあって、スカっとした競走を見せてもらいたいものですが。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


下戸勇者 ~酒は飲まねど酒池肉林!~ (キャラメルBOX いちご味)
大ベテラントレーナー(ライター)嘘屋 佐々木酒人が久々に手がける新馬。前回手がけたタンテイセブンは脚元不安(バグ)がたたって惨敗に終わったが、師らしい一癖ある仕上がりで古くからのファンには受け入れられていた。今回は師をよく知るファンでないとまず検討に上がらないだろうという血統(設定)。ハーレム系ということで抜きに寄っているように見えるが、バカ度の強さから抜きの実用性は乏しいと予想。問題はこれまで厩舎が輩出してきた馬とは血統が全く異なっている点で、果たして師の能力をどこまで引き出せているかという点。内容は悪くないものの結果が伴わないといった結果に終わる可能性が強そう。記者的には、こういう零細血統には頑張って欲しいものだが・・・
期待度 ★★☆

コイ×ミツ ~絹織双鳩とお菓子の国の約束~ (とるてそふと)
三連闘で挑むコイミツ三姉妹の末妹。一つ上の姉の千葉静玖とサボテンの手紙はやや期待外れに終わった形で、果たして今回まで購入を続けるファンがどこまで残るかが一番のポイント。トレーナーの籐太はベテランで安定感もあり、信頼性はあるものの、果たしてアンカーに適しているかどうか。記者的には丸谷秀人や御厨みくりの方が伏線回収するアンカーに相応しいと見るのだが。それでも萌えに関しては及第点以上の評価は与えられて、能力的には悪くない。そう考えるとこの馬が凡走したとするなえあば、あえて三姉妹に分割出走させた厩舎側の作戦が実らなかったということになりそうだ。
期待度 ★★☆

声に恋して、恋こがれ! (AMUSE CRAFT EROTICA)
主人公が声優志望の妹や歌唱の配信をしている幼馴染を巻き込んで、Hな音声作品を販売するという血統(設定)。過去ヒロインらとエロ漫画や18禁同人誌を作るという血統はあったが、音声作品を作るというのはほとんど記憶がない。ただ今回それを作るきっかけが、生活費を稼ぐためというのはどうか。果たして同人の音声作品を自主制作してもすぐに生活費を賄えるとも思えないのだが・・・。それは別としても姉妹厩舎のmilimiliと比べると毎回騎手の手薄さが気になっていて、今回起用のoekakizukiも、抜きで牽引するまでの力は感じない。目新しさは感じるものの、それだけでは厳しく思える。
期待度 ★★

SLEEPLESS ~A Midsummer Night's Dream~ (Empress)
今は亡きActive厩舎でBible BlackDISCIPLINEといった名馬を送り出した聖少女だが、Empress厩舎開業後はSTARLESSが目立つくらいで成績は低迷。今回はそのSTARLESSの直仔(スピンオフ)で、これまでよりは期待できそう。メインヒロインは同一で、当然女性上位シチュが展開されるはずだが、お台(価格)が安くなっている影響か、ヒロインの数が少ないのが気になる点。館という閉鎖空間とはいえ、ヒロイン3人でどこまで走り(シナリオ)を保たせることが出来るか不安。能力は充分ありそうだが、高馬(フルプライス)で勝負できなかった点を考えると、最近の不振が尾を引いて弱気になったとも考えられる。となると勝つまでは厳しいとの見立てが正解か。
期待度 ★★★

△年下彼女 (あざらしそふと)
あざらしそふとの最新馬は、地方競馬(同人)で人気の夜のひつじを率いるpororiをトレーナーに迎えた。これまで中央(商業)でも夜巡る、ボクらの迷子教室ら活躍した馬を手がけてきて、地方でしか通用しないというわけでない。ヒロインは年の離れた親戚の娘で、幼いころ結婚するという約束を守って教師となった主人公の所に押しかけてくるという血統(設定)。この手の教師主人公系は教え子に手を出してしまうというタブーを、どうファン(プレイヤー)に納得させるかがポイントとなる。このトレーナーはエロに重点を置きながら、ヒロインの魅力でそういった要素を感じさせなくさせるところに持ち味があるが、厩舎サイドの発表する教え子に誘惑される学園恋愛・・・という肩書だと、トレーナーの持ち味を消してしまう可能性も。安馬(低価格)として見るなら上位ランクも、それ以上となると展開の助けが必要か。
期待度 ★★★

〇虜ノ姉妹 ~淫らに弄ばれる運命の迷い子~ (Guilty)
Guiltyが根気よく繋いできた虜ノ母系(シリーズ)だが、前走の虜ノ絆 ~奪われた学園に響く処女の喘ぎ~でようやく結実した感。その勢いに乗りたいところで、ティータJ・の歯といったこれまでの騎手(原画家)は健在で楽しみだが、ヒロインが心なしか前走ほど魅力を感じなくなっているのは気がかり。記者は清楚さよりも可愛さにシフト変更したためと見るが、それがどう成績に影響するか。裏を返せば不安はそれくらいで、この母系の特長である女性視点のHシーンにういては健在で、抜き性能については上位クラス。確定版上位を覗うだけの能力は充分持っているはず。
期待度 ★★★☆

◎ハジラブ -Making*Lovers- (SMEE)
SMEEのスマッシュヒットとなったMaking*Loversの後継(続編)的存在で、ヒロインは一新されたが、Making*Loversの雰囲気をそのまま保てば好走するのは当然。ただ早瀬ゆうが主に手がけた前走(作)と違い、今回は4人で担当。とするとヒロイン1人づつで担当が分けられていると見てよく、早瀬ゆうの占める割合は減っていると見てよい。ただ今回新たに起用されたギバラ・誘宵といった面々は、萌え系で最近実績を上げてなく、SMEEのこれまでの雰囲気を損なう可能性は高い。騎手(原画家)が経験を積むにつれ上手くなってきた谷山さんから変更されたのも地味に響きそうで、当初断然の本命と見ていたが雲行きが怪しくなってきた感もある。それでも今回の相手ならわずかにリードしているか。
期待度 ★★★☆

△竜姫ぐーたらいふ2 (Whirlpool)
渦巻厩舎で猫忍えくすはーとに続く母系(シリーズ)としてデビューした竜姫ぐーたらいふの後継(続編)。過去のヒロイン3名に加え、新ヒロインが2名加わるが、騎手である鷹乃ゆきの魅力はそのままで萌えに関しては最上位。今回前走(作)のヒロインたちと海に出かけたところ、そこがドラゴンたちに支配されていたというものだが、この母系だけに緊迫感は皆無で馬名(タイトル)どおりの日常が展開されるだろう。前走(作)と同じ安馬(低価格)だが、旧新合わせてヒロイン5名というのは多く、旧ヒロインは冷遇されていると見るのは当然。ただそうなると新ヒロインによほど魅力がないと、旧ヒロインに喰われてしまう可能性は高い。といっても堅実さに関しては間違いなく、勝てないまでも複勝圏内なら充分狙えそう。
期待度 ★★★

流星ワールドアクター Badge&Dagger (Heliodor)
ファンの期待を裏切った流星ワールドアクターの後継(続編)。といっても入着圏内に食い込んでいるのだから、それなりに走ったと見ていいという向きもある。走れなかった原因は、相変わらず風呂敷を畳めなかったトレーナーの責任だが、今回それが解決していれば変わり身はありそう。ただこのトレーナーの古くからのファンなら、それが満たされないことは充分分かっていて、今回のお台が安馬(低価格)というところを見てもある程度察しはつくし、父(本編)のサブヒロインのHシーンしか公開されていないところを見ても、それを裏付けられる。恐らく今回もファンの期待に応えることは出来ないだろうが、いつか風呂敷が畳まれることを信じて買い続けるのが、ファンの務めというものだろうか。裏を返せば初見でこの馬に手を出すのは禁物だろう。
期待度 ★★☆

リリウム・ウェディングプラン (Barista Lab)
昨年厩舎開業したBarista Labの2戦目。デビュー戦と騎手・トレーナーは同じで、恐らくヒロイン萌え一本で戦う作戦だろう。そのデビュー戦はヒロインは可愛かったが、幼馴染とメイドというニックスが今一つ合わなかった印象。それを考えると今回の幼い頃結婚の約束をした少女と女神というニックスも相当成功しづらそうな配合。もちろんこうした配合でも例えば幼い頃約束した少女が、事故死して女神に転生したというような発想もあるが、トレーナーの過去の実績から、そこまでの冒険が出来るかどうか。それでも騎手がせせなやうだけに萌えに関しては水準以上。デビュー戦でもそれなりにいい所は見せただけに、入着なら。
期待度 ★★☆

▲Role player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE! (あかべぇそふとつぅ)
過去年度代表馬級の馬を輩出しているあかべぇ厩舎だが、最近の出走馬は小粒で、往年の走り(シナリオ)で勝負した片鱗が感じられないのは寂しい限り。今回はあかべぇ厩舎の古くからのスタッフである浅海朝美が鞍上となるが、トレーナーが泰良則充とあって、やはり抜き色が強い内容。実際エロ漫画家の主人公が、読者のレイヤー姉妹とコスプレHをするというもので、H動画(アニメ)も完備と抜き系専門厩舎に劣らない。お台がヒロイン2名にしては高馬(フルプライス)に近い設定というのは気になるが、メンバー的に上位を覗える態勢にあると言えそう。
期待度 ★★★

(本紙の見解)期待されていたハジラブ -Making*Lovers-の追い切り(体験版)の動きが今一つで、予想にも暗雲が垂れ込めてきた感。それでも本命の座は動かないが、絶対といえる存在とはいえず、次に実績のある虜ノ姉妹 ~淫らに弄ばれる運命の迷い子~も、牽引力のあるヒロインが見当たらないと穴ムードが漂う。抜きに関してなら動画を武器にするRole player:小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!が楽しみで、トレーナー(ライター)が魅力の年下彼女 も不気味な存在。といってもどの馬も不安を抱えているだけに、人気どころが大きく崩れた時は、堅実な竜姫ぐーたらいふ2が浮上する可能性も。


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