2013年12月12日

12月の発売予定表から

いよいよ今年も最終レースを残すのみとなりました。いつもなら有力馬が揃い激戦が期待されるところなのですが、今年は古豪・名門厩舎からの出走がなく注目馬(ゲーム)も不在とラストを飾るにしてはやや寂しい一戦となってしまいました。少頭数なだけにある程度買い目も絞れそうで馬券的妙味も薄そうですが、レースの中味だけは熱くなって欲しいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

星継駅疾走軌~アステライトシッソウキ~(raiL-soft)
一時上位を賑わしたraiL-softもこのアステライトを母系(シリーズ)とする馬以降はほとんど目立たない存在となってしまった。ネット(ダウンロード)販売中心というセールスと血統バラ売り手法が失敗してしまった形。今回はネットより先にショップで販売するなど反省が見られるが、父(本編)の存在があまりに乏しいだけに新しいファンを取り込むには厳しそう。賞金(データ数)不足でゲートインが果たせるかというのも怪しいだけに狙うには厳しい。
期待度 ★★

あやめの町とお姫様(MORE)
音楽を父系(舞台)とした配合にハズレは少ないだけに注目されたデビュー戦だったが結果は散々なもの。血統(設定)に惹かれるものはあったが、トレーナー(ライター)の力不足とそれに伴う主人公の酷さが足を引っ張った形。今回もトレーナーが同じなだけに血統に魅力があっても素直に飛びつけるかというとやはり微妙。騎手陣の成長は確かで、馬体(CG)もデビュー戦の頃と比べると良化。それだけに走り(シナリオ)さえまともなら変わり身も考えられるが、その確率は高くなく見送りで。
期待度 ★★

△戦場のフォークロア 亡国の騎士団(でぼの巣製作所)
年末のレースでは遊べるタイプの大型馬(大作)の出走が多くなるのだが、今年に限ってはそういったタイプの馬が見当たらず強いていえばこの馬くらい。それだけに恵まれての上位進出は一考したい。ただゲーム性の底が薄いのがこの厩舎の特徴で、リアルタイムSLGという難しい血統をどこまで理解して仕上げられるのか不安は残る。エゴ厩舎では異端な血統だった蒼ざめた月の光のトレーナーだった西出明久が久々に調教を手がけるのは楽しみで、これまでと比べて走りでは一番期待できそう。ただ肝心の脚元(システム)が追い切りが短いところしか追ってなく今ひとつ不鮮明。これまでの厩舎の実績を考えると、同型馬の不在というチャンスを生かせるか微妙なところ。
期待度 ★★☆

〇その花びらにくちづけを 白雪の騎士(ゆりんゆりん)
ここ2走安馬(低価格)を走らせて期待を裏切ったゆりんゆりん厩舎だが、主戦騎手のぺこが再び騎乗するといことで変わり身の機運が高まる。好走したその花びらにくちづけを ミカエルの乙女たちの直仔(続編)的存在だが、父(本編)に登場した百合カップルの焼き直しでは二番煎じに過ぎないだけにどこまで新味を出せるかがカギ。それだけに馬名(タイトル)にある白雪の騎士こと新ヒロインでメイン格の篠崎六夏と白河沙雪のカップルがどれだけファンの心を掴めるかどうか。それでも父から考えれば極端な凡走は考えにくく、メンバー的にもここなら上位を争える存在。
期待度 ★★★☆

Timepiece Ensemble(GLace)
幼馬(ロリ)専門厩舎として注目を浴びるGaletteの姉妹厩舎がデビュー。一流厩舎での騎乗経験があるせせなやうを鞍上に確保し初戦から上位に食い込んできそうな勢い。ただトレーナーが近走手掛けた馬がことごとく惨敗という若瀬諒となると不安が先立つ。実際追い切り(体験版)でも脚元(システム)に不安を抱えているようで動きも冴えない。ここにきてゲートインを1週延ばす決断をしたが、1週間でどこまで立て直せるか疑問だし、肝心の走りも期待できない以上狙えそうにもない。
期待度 ★☆

◎つよきすNEXT(CandySoft)
名馬の名を冠した馬は大抵凡馬に終わるケースが多いがつよきす3学期でまさかの大駆けを演じたさかき傘がトレーナーということで色眼鏡を掛けて見るのは禁物。土台があらかじめはっきりしている馬を調教するに長けたトレーナーだけに不気味だ。父に騎乗した騎手と比べて今回跨る天海雪乃は下馬評は高くなく、そもそもこの馬に向いているタイプの騎手かどうか疑わしい。それでも馬の能力に疑う余地はなさそうで、実際追い切りの走りも軽快。ヒロイン萌えという点に関してはやや微妙もこの相手なら力で首位争いを演じてくれそう。
期待度 ★★★☆

南国搾乳☆みるくアイランド娘。発情篇(MBSTRUTH)
南国さく乳アイランドの直仔(続編)のようだが、父自体下級条件(中央値60点台)馬だっただけに大きな期待はできなさそう。姉妹厩舎に移った父騎乗の望月望に替わり手綱を握る赤木リオもこの厩舎の馬に乗るのは3度目で、メイビー動画(アニメ)にも慣れてきていて不安はないが、問題となるのはトレーナーの方。この厩舎の主戦トレーナーの猫柳まんぼはキャリア豊富だが、全くといっていいほど走る馬を出してなくてとても期待出来ない。抜き系では珍しくない天然バカ主体の作戦は定番も、直線末脚を発揮しないまま終わってしまうだけに今回も同様の競馬となってしまいそう。
期待度 ★☆

△肉牝R30 肉欲に堕ちた牝たち(アトリエかぐや)
今年出馬攻勢を仕掛けてきたアトリエかぐやが年末のレースにも登録してきた。騎手は最近腕を上げてきたみゃぁんでエロさも上昇中。前走のミニパイくれ~ま~と違い巨乳に偏ったヒロインがどう出るかだが、記者の好みはともかく巨乳好きにはたまらないはず。不安点はヒロインの年齢層が高めというのがどう出るかで、この厩舎の好走例は動画系か萌え&抜き系でこういったタイプの馬では好走例がほとんど見当たらない。次レースでchoco chip騎手の復帰戦が控えているだけに厩舎もさほど力が入ってなさそうで、押さえで狙うのが精一杯かもしれない。
期待度 ★★☆

白濁姉妹 生意気なあの娘の顔にぶっかけろ!(濡汁)
時計が速くなると付いていけない傾向のある抜き系の馬を走らせている割には、走らせた2頭をしっかり入着を果たしているあたり今後に期待が持てそうな濡汁厩舎の最新馬。ただこれまで手綱を握ってきたいっせーが姉妹厩舎の出走馬に依頼されて起用できず、競走馬(エロゲー)としては初めて騎乗となる彩葉を起用せざるを得なかったというのは小さくない痛手。これまで手がけてきた馬同様ヒロイン籠絡凌辱系だろうが、騎手の乗り味を考えるとやや違和感を感じるだけに影響を与える可能性はありそう。ヒロイン数がやや少なく感じるのも厳しくこれまでのような楽な競馬は出来そうもないか。
期待度 ★☆

雛といっしょ(Ex‐iT)
前レース(月)の出走予定が直前に回避。確かに激戦の前レースに走らせるより今回の方が相手的には楽になったが、それでも上位進出となると厳しい。父に騎乗した当時と比べ騎手の劣化がはっきりとしていて萌えという点で不安が多いし、実際全兄ひよこフェスティバル!がほとんど結果を残していないだけに、同じ直仔(FD)としてどこまでファンの需要があるのか心配される。厩舎の努力は認めるが今回も出走賞金(データ)数の確保が微妙な情勢ではやはり狙えそうにもない。
期待度 ★☆

まじかりっく⇔スカイハイ 空飛ぶホウキに想いをのせて(Whirlpool)
毎回入着するのが精一杯というのがこの厩舎の定番で、騎手が水鏡みすずに替わってもそれは同様。ファンタジーな世界観はこの厩舎では定評のあるところで、ヒロインの可愛さについてもなかなか。ただそういった雰囲気の良さを生かせず軽い走りに終始してしまうのがこの厩舎の馬の悪い所。トレーナーもお馴染みの大三元では大きく変わるとは思えない。今回メンバーはかなり恵まれたが、それでもぎりぎり連に絡めるかといったところか。
期待度 ★★☆

メイド超狂イク 服従母娘、孤島の館での淫虐調教(BlackRabbit)
厩舎の実績もほとんどないし、抜き凌辱系の馬にしては騎乗する騎手に惹かれるものがなく常識的に考えれば苦戦が予想される。それでも好走に一縷の望みを託すとすれば、トレーナーの佐野一馬の手腕に懸けるしかない。最近目立った馬を出していない佐野一馬だが、手掛けた馬のほとんどが安馬で思うように能力を発揮するというわけにはいかなかった。それだけに猟奇の檻当時の輝きを取り戻せれば、久々の復活もあり得るかもしれない。ただそれでもそれに賭けるのはかなり分が悪いのは確か。順当に考えれば見送りだろう。
期待度 ★★

▲ラブレプリカ(Garden)
VA系からまた姉妹厩舎がデビュー。一見普通の萌え系なように思えるが、ヒロインの内面の複雑さや臓器移植用クローンの存在等かなり大掛かりな血統の馬なようで、新厩舎スタッフの強い意気込みが感じられる。萌え系の馬にしてはやや騎手が弱いように感じられたがこれなら納得で、追い切りを見る限りこの騎手独特の乗り味が強みに感じられるくらい。それより問題はトレーナーの方で、追い切りで1.8GBとかなり長いところを追われたようにこれだけの大型馬にしては実績が物足りなく、純愛ミステリーノベルという題目に違わないよう最後きっちり纏めてくれるのか不安はつきない。そう考えると凡走に終わる可能性はかなり高そうだが、嵌れば直線一気に抜け出すことも可能。穴党ファンには見逃せない馬だ。
期待度 ★★★☆

√ハーレム!(CreamPie)
催眠血統専門のスタッフィングの騎手として売り出したさよりが、今回は新規開業厩舎で手綱を握る。元々タイプを選ばない騎手だけに、萌え&抜きがニックスされた馬とは相性が良さそう。和姦抜き系として安定した走りが期待できそう。馬名にハーレムとあるだけに当然複数Hが期待されるが、抜きに軸を置いているとはいえ多少は展開に説得力が欲しい。その点で気になるのがトレーナーの実績で風祭瑠璃夫という名は初耳。追い切りの動きはまずまずで誰かの変名という可能性は捨てきれないが、それでも不安は残る。和姦抜き系の馬は最近好走例が少なく厩舎デビュー戦ということを考えれば一走は様子を見たい。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
年末を飾るレースにしてはあまりに寂しいメンバー構成となった。他のレースに出走したら印が回るか微妙な馬もいる中、実績的に一番押せそうなのがつよきすNEXT。人気血統だけにファンの期待を裏切ってしまう可能性はあるが、トレーナーであるさかき傘の力を信じたい。主戦騎手に戻し巻き返しを狙うその花びらにくちづけを 白雪の騎士もここなら威張れる存在。安定度から考えれば人気どころでは一番で流し馬券ならこの馬から入る手も。不気味な存在なのが追い切りで迫力ある動きを見せたラブレプリカ。厩舎の強い意気込みが空振りに終わる可能性も高そうだが、それ以上に未知の魅力に惹かれる。絞ればこの3頭の争いだが、あと押えるなら肉牝R30 肉欲に堕ちた牝たちに、同型馬不在の隙を付く戦場のフォークロア 亡国の騎士団だが少頭数なだけにそれ以上手を広げるのは厳しそうだ。

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