2024年09月20日
9月の発売予定表から
秋というには残暑が厳しすぎますが、競馬(エロゲー)シーズンも本格化・・・というには変わらず出走馬は揃いませんが、大物馬の出走こそ無いものの、力のありそうな馬(ソフト)が複数揃い、面白いレースが見られそう。上位に大きな差が見られないだけに久しぶりに馬券検討に力が入ります。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。
艶嬢学園2 ~熾天使たちの花園~ (アストロノーツ・シリウス)
昨年出走した艶嬢学園 ~【炎上女子】を指導せよ!~の全妹(続編)。姉はSNSの炎上をファクターに、底辺校の女生徒にHな指導をするという血統(設定)だが、あまり底辺校という舞台が生かされていなかった印象。それだけに今回、舞台がお嬢さま学園に変わったが、それがどう走りに影響するか。姉はヒロインの指導に凌辱要素が薄いという一面があり、この厩舎での活躍馬極限痴漢特異点母系(シリーズ)と比べて、主人公がダメ風味。その主人公が今回も続投するというのはなんとも微妙。そう考えると変わり身は厳しいと判断する。
期待度 ★★
お姉ちゃんのあまエロレッスン ~世話焼き巨乳お姉ちゃん先生にたっぷり甘えるめちゃエロすくーるライフ~ (Anim)
動画(Hアニメ)を武器に上級馬を続出させたAnimだが、最近の成績は芳しくない。メス堕ちに続いて、活躍する母系(シリーズ)に恵まれていないのが痛く、試行錯誤が続く現況。前走のママハハは息子を愛してる!は若干いい所を見せた感もあるが、それでも上位馬とはまだ差はある印象。今回馬名(タイトル)にお姉ちゃんとあるが、血縁関係はなく、幼い頃慕っていた近所のお姉さんという血統(設定)。それだけに背徳感は皆無で、先生ヒロインとの甘エロが一番のウリ。騎手のあきのしん・なるみすずねの手腕に不安はなく、後はトレーナーの手腕次第。ただ実のところそこが最近の不振んの原因であり、まずはそこを何とかしないと上位には食い込めないだろう。
期待度 ★★
神楽新風記 ~愛莉の章~ (でぼの巣製作所)
でぼの巣製作所の新母系(シリーズ)神楽新風記だが、初戦のみくるの章はまずまずの成績。といっても本賞金(データ数)は少なく、厳しい現状は続いているが、それでも無難なスタートは切れたと評価。今回はヒロインが幼馬(ロリ)から成長・・・といっても同期らしいが、そのあたりで、敵役の妖怪の顔触れに変化があるのか注目。といっても凌辱内容にさほど変化があるわけでなく、後はファンが今回の巫女ヒロインを気に入るかどうかだけ。ヒロインの可愛さは相変わらずといっても、本賞金が伸ばしきれていない現況を考えると、今回も独自の戦いを強いられそう。
期待度 ★★☆
△三毒繚乱 (TinkerBell)
触手凌辱といえばまず思い浮かぶのがこの厩舎。昨年はノロワレ教室の手綱は握ったものの、本格触手凌辱系の騎乗がなかったあおじるが、久々に復活。そして昨年この厩舎からデビューした舞里しおんとコンビを組むというのは魅力。この厩舎は騎手の単独騎乗がほとんどだっただけに、この2人が組むことでどんな化学反応が起きるか注目だ。退魔師の少女たちが、淫魔たちの触手に翻弄されるという血統(設定)は、これまでとほぼ同じ。この血統では前走の夢幻のさくら2が期待に応えられなかっただけに、変わり身を狙いたい。それにはやはり騎手二人体制の成功が必須といえるが、凌辱系初騎乗の舞里しおんにそこまで負担を求めるのはどうか。人気馬が崩れた場合の押さえでの狙いが妥当。
期待度 ★★★
△先輩が私の妄想にドージンする?! ~ボディータッチにご用心~ (しるき~ずこねくと)
数多くの姉妹厩舎を持つシルキーズ系だが、しるき~ずこねくと厩舎のイメージとなるとピンとこない。デビュー戦のホームメイドスイートピーは、まずまず期待を集めたが、見どころない成績に終わった。それだけに大きな変わり身は期待しづらいというのが定石だが、トレーナー(ライター)が渡辺僚一となると話が変わってくる。シルキーズプラスで得意の終末血統(設定)で好走していて、その勢いを繋げたい。終末血統だけでなくコメディ系でもそつなくこなすトレーナーだけに、安馬(低価格)といって無視できない。特にぶっ飛んだヒロインといえば、トレーナーお得意。大穴ならコレか。
期待度 ★★★
△双天†恋姫 -至源の王- (BaseSon)
日本の戦国時代、中国の三国志という二大武将女性化母系(シリーズ)に続いて、BaseSonが新たな歴史を下敷きにした新母系が登場。今回は中国の項羽と劉邦を主人公とする楚漢戦争が舞台。これまでと違いBaseSonが誇る名うての所属騎手の中で起用されたのはぎん太郎のみ。他の顔触れはというと他厩舎で活躍した月杜尋・こ~ちゃ・瀬之本久史という名の通った騎手を揃えた。あえて片桐雛太や日陰影次・かんたかといった騎手を起用しなかったところを見ると、過去の二母系のような萌え主体とは違った切り口で仕上げてくるのではないか。そしてそれを裏付けるようにトレーナー(ライター)に日野亘の名前。最近競馬(エロゲー)界では大きな仕事をしてなく、ブランクの心配はあるが、過去の実績を考えれば魅力十分。この重厚感ある布陣がうまく嚙みあえば、周囲をアッと言わせる快走を見せても不思議ない。
期待度 ★★★☆
〇D.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス (CIRCUS)
サーカスの看板母系(シリーズ)というより、最近はほぼそれ1本で勝負しているだけあって、相変わらず馬のクオリティは高い。海外(全年齢)で活躍したD.C.5 ~ダ・カーポ5~の輸入(移植)とあって、馬の力はほぼ分かっているというのは強み。騎手のたにはらなつき・鷹乃ゆきら名手が描くヒロインは相変わらず可愛く、彼女たちのHシーンが見られるというのは強みだが、評価の高かったD.C.5 ~ダ・カーポ5~の直仔(FD)のフューチャーリンクが装備されていないという不満も大きい。海外での成績から走破時計ははっきりしていて、そこまで時計が掛かる展開になるかどうか微妙だが、本命馬に迫る存在なのは間違いない。
期待度 ★★★☆
△紬の花嫁 (Hending)
抜き主体ながら、一風変わった血統(設定)で、まずまず結果を出しているHending厩舎。今回はヒロイン2人による百合系と伝奇系というニックス。ヒロインに宿した呪物が、桜が咲き乱れる不思議な街を舞台にどのような災厄をもたらすのかといった内容だが、呪物が男性器そのものというのが、いかにも競馬(エロゲー)らしい。H動画を武器にエロに関しては高水準と見るが、純粋な百合系でないところがどう作用するか。ヒロインや雰囲気はなかなか魅力的。騎手も新人とは思えない能力を秘めていて大駆けの可能性はありそう。不気味さが漂う1頭。
期待度 ★★★
夏への方舟II (Argonauts)
アルゴノーツの萌えエロ三姉妹母系(シリーズ)。時に見どころある動きを見せた馬はいたが、これまで全体的に成功した母系はいない。新母系の一走目として出走した夏への方舟Iだが、結果は今一つ。それでもこの手の安馬(低価格)にしては、本賞金(データ数)は多く、何かの切欠で変わり身を見せても不思議はない。今回のヒロインは妹で、過去うちカノ母系で一番走った2走目の家の妹の成功が頭に入っているかもしれない。男っぽさのある妹が、あることを切欠に兄との情事に耽ることになるという内容だが、どちらかというと非攻略となりそうな妹のタイプなだけに、そこが新鮮と見られるか、それとも一本立ちのヒロインとして物足りないと思われるか難しい。姉よりも走りそうな雰囲気はあるが、それでも馬券圏内には足りないとの評価。
期待度 ★★☆
▲蛟の巫女 (Liar-soft)
嘘屋厩舎の最新馬だが、これまでの出走馬とはやや様相が違う。これまでの嘘屋厩舎と言えば、準所属騎手といえる大石竜子を除けば、一部コアなファンが付くいわゆる知る人ぞ知る騎手や無名新人騎手を起用することがほとんどだったのに対し、今回起用の羽鳥ぴよこは他厩舎でも騎乗を重ねたベテラン騎手。この起用がどう影響するか興味深い。ただ厩舎をん取材する限りは、往年の冴えは見られない。それでも嘘屋ファンはエロに期待をしていないだけに、その点に関しては大きなマイナスにならないとの見方もできる。トレーナーの由又かつおはデビューした学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜がマイナーながら高評価だっただけに、嘘屋厩舎で大きく化ける可能性は充分。伝奇血統は当たり外れが大きいだけに、素直に飛びつけない部分はあるが、こういった血統は得意な厩舎だけに上位進出の可能性は高い。
期待度 ★★★☆
◎悠刻のファムファタル (Escu:de)
エスクードというと長距離(SLG)系という印象が強い厩舎だが、最近はいろいろなタイプの馬を輩出していて、印象深い馬も多い。その切欠となったのが紅蓮華だが、それを手がけたトレーナー(ライター)の桐月が、10年以上の時を経て、再びエスクード厩舎に登場。あっぷりけ厩舎で数多くの一流馬を手がけただけに注目されるが、ベストパートナーはオダワラハコネで、他の騎手となると一流馬には少し足りない成績に終わっている。それだけに今回騎手が武藤此史というのは少し気になるが、そのジンクスを打ち破る走りを期待したい。幸い追い切り(体験版)の動きは上々。人気になりそうだが、ここは逆らえない。
期待度 ★★★★☆
(本紙の見解)力のある馬が多く難解な一戦と見ていたが、追い切りの動きから悠刻のファムファタルが頭一つリード。ほぼマイナス材料が見当たらないのは心強く、軸として信頼したい。本命馬と比べるとやや差がある印象だが、勝ち時計が遅くなるならD.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス の安定感は捨てがたい。逆転の可能性を見るなら蛟の巫女が怖い。本命馬とは騎手の差で劣勢も、それを覆すだけの未知の魅力はある。嵌れば1着まで突き抜ける可能性はある。Baseson厩舎の新母系双天†恋姫 -至源の王も大駆け要素を持っているだけに、軽視は禁物。先輩が私の妄想にドージンする?! ~ボディータッチにご用心~など穴候補も多く、難しい一戦だ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。
艶嬢学園2 ~熾天使たちの花園~ (アストロノーツ・シリウス)
昨年出走した艶嬢学園 ~【炎上女子】を指導せよ!~の全妹(続編)。姉はSNSの炎上をファクターに、底辺校の女生徒にHな指導をするという血統(設定)だが、あまり底辺校という舞台が生かされていなかった印象。それだけに今回、舞台がお嬢さま学園に変わったが、それがどう走りに影響するか。姉はヒロインの指導に凌辱要素が薄いという一面があり、この厩舎での活躍馬極限痴漢特異点母系(シリーズ)と比べて、主人公がダメ風味。その主人公が今回も続投するというのはなんとも微妙。そう考えると変わり身は厳しいと判断する。
期待度 ★★
お姉ちゃんのあまエロレッスン ~世話焼き巨乳お姉ちゃん先生にたっぷり甘えるめちゃエロすくーるライフ~ (Anim)
動画(Hアニメ)を武器に上級馬を続出させたAnimだが、最近の成績は芳しくない。メス堕ちに続いて、活躍する母系(シリーズ)に恵まれていないのが痛く、試行錯誤が続く現況。前走のママハハは息子を愛してる!は若干いい所を見せた感もあるが、それでも上位馬とはまだ差はある印象。今回馬名(タイトル)にお姉ちゃんとあるが、血縁関係はなく、幼い頃慕っていた近所のお姉さんという血統(設定)。それだけに背徳感は皆無で、先生ヒロインとの甘エロが一番のウリ。騎手のあきのしん・なるみすずねの手腕に不安はなく、後はトレーナーの手腕次第。ただ実のところそこが最近の不振んの原因であり、まずはそこを何とかしないと上位には食い込めないだろう。
期待度 ★★
神楽新風記 ~愛莉の章~ (でぼの巣製作所)
でぼの巣製作所の新母系(シリーズ)神楽新風記だが、初戦のみくるの章はまずまずの成績。といっても本賞金(データ数)は少なく、厳しい現状は続いているが、それでも無難なスタートは切れたと評価。今回はヒロインが幼馬(ロリ)から成長・・・といっても同期らしいが、そのあたりで、敵役の妖怪の顔触れに変化があるのか注目。といっても凌辱内容にさほど変化があるわけでなく、後はファンが今回の巫女ヒロインを気に入るかどうかだけ。ヒロインの可愛さは相変わらずといっても、本賞金が伸ばしきれていない現況を考えると、今回も独自の戦いを強いられそう。
期待度 ★★☆
△三毒繚乱 (TinkerBell)
触手凌辱といえばまず思い浮かぶのがこの厩舎。昨年はノロワレ教室の手綱は握ったものの、本格触手凌辱系の騎乗がなかったあおじるが、久々に復活。そして昨年この厩舎からデビューした舞里しおんとコンビを組むというのは魅力。この厩舎は騎手の単独騎乗がほとんどだっただけに、この2人が組むことでどんな化学反応が起きるか注目だ。退魔師の少女たちが、淫魔たちの触手に翻弄されるという血統(設定)は、これまでとほぼ同じ。この血統では前走の夢幻のさくら2が期待に応えられなかっただけに、変わり身を狙いたい。それにはやはり騎手二人体制の成功が必須といえるが、凌辱系初騎乗の舞里しおんにそこまで負担を求めるのはどうか。人気馬が崩れた場合の押さえでの狙いが妥当。
期待度 ★★★
△先輩が私の妄想にドージンする?! ~ボディータッチにご用心~ (しるき~ずこねくと)
数多くの姉妹厩舎を持つシルキーズ系だが、しるき~ずこねくと厩舎のイメージとなるとピンとこない。デビュー戦のホームメイドスイートピーは、まずまず期待を集めたが、見どころない成績に終わった。それだけに大きな変わり身は期待しづらいというのが定石だが、トレーナー(ライター)が渡辺僚一となると話が変わってくる。シルキーズプラスで得意の終末血統(設定)で好走していて、その勢いを繋げたい。終末血統だけでなくコメディ系でもそつなくこなすトレーナーだけに、安馬(低価格)といって無視できない。特にぶっ飛んだヒロインといえば、トレーナーお得意。大穴ならコレか。
期待度 ★★★
△双天†恋姫 -至源の王- (BaseSon)
日本の戦国時代、中国の三国志という二大武将女性化母系(シリーズ)に続いて、BaseSonが新たな歴史を下敷きにした新母系が登場。今回は中国の項羽と劉邦を主人公とする楚漢戦争が舞台。これまでと違いBaseSonが誇る名うての所属騎手の中で起用されたのはぎん太郎のみ。他の顔触れはというと他厩舎で活躍した月杜尋・こ~ちゃ・瀬之本久史という名の通った騎手を揃えた。あえて片桐雛太や日陰影次・かんたかといった騎手を起用しなかったところを見ると、過去の二母系のような萌え主体とは違った切り口で仕上げてくるのではないか。そしてそれを裏付けるようにトレーナー(ライター)に日野亘の名前。最近競馬(エロゲー)界では大きな仕事をしてなく、ブランクの心配はあるが、過去の実績を考えれば魅力十分。この重厚感ある布陣がうまく嚙みあえば、周囲をアッと言わせる快走を見せても不思議ない。
期待度 ★★★☆
〇D.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス (CIRCUS)
サーカスの看板母系(シリーズ)というより、最近はほぼそれ1本で勝負しているだけあって、相変わらず馬のクオリティは高い。海外(全年齢)で活躍したD.C.5 ~ダ・カーポ5~の輸入(移植)とあって、馬の力はほぼ分かっているというのは強み。騎手のたにはらなつき・鷹乃ゆきら名手が描くヒロインは相変わらず可愛く、彼女たちのHシーンが見られるというのは強みだが、評価の高かったD.C.5 ~ダ・カーポ5~の直仔(FD)のフューチャーリンクが装備されていないという不満も大きい。海外での成績から走破時計ははっきりしていて、そこまで時計が掛かる展開になるかどうか微妙だが、本命馬に迫る存在なのは間違いない。
期待度 ★★★☆
△紬の花嫁 (Hending)
抜き主体ながら、一風変わった血統(設定)で、まずまず結果を出しているHending厩舎。今回はヒロイン2人による百合系と伝奇系というニックス。ヒロインに宿した呪物が、桜が咲き乱れる不思議な街を舞台にどのような災厄をもたらすのかといった内容だが、呪物が男性器そのものというのが、いかにも競馬(エロゲー)らしい。H動画を武器にエロに関しては高水準と見るが、純粋な百合系でないところがどう作用するか。ヒロインや雰囲気はなかなか魅力的。騎手も新人とは思えない能力を秘めていて大駆けの可能性はありそう。不気味さが漂う1頭。
期待度 ★★★
夏への方舟II (Argonauts)
アルゴノーツの萌えエロ三姉妹母系(シリーズ)。時に見どころある動きを見せた馬はいたが、これまで全体的に成功した母系はいない。新母系の一走目として出走した夏への方舟Iだが、結果は今一つ。それでもこの手の安馬(低価格)にしては、本賞金(データ数)は多く、何かの切欠で変わり身を見せても不思議はない。今回のヒロインは妹で、過去うちカノ母系で一番走った2走目の家の妹の成功が頭に入っているかもしれない。男っぽさのある妹が、あることを切欠に兄との情事に耽ることになるという内容だが、どちらかというと非攻略となりそうな妹のタイプなだけに、そこが新鮮と見られるか、それとも一本立ちのヒロインとして物足りないと思われるか難しい。姉よりも走りそうな雰囲気はあるが、それでも馬券圏内には足りないとの評価。
期待度 ★★☆
▲蛟の巫女 (Liar-soft)
嘘屋厩舎の最新馬だが、これまでの出走馬とはやや様相が違う。これまでの嘘屋厩舎と言えば、準所属騎手といえる大石竜子を除けば、一部コアなファンが付くいわゆる知る人ぞ知る騎手や無名新人騎手を起用することがほとんどだったのに対し、今回起用の羽鳥ぴよこは他厩舎でも騎乗を重ねたベテラン騎手。この起用がどう影響するか興味深い。ただ厩舎をん取材する限りは、往年の冴えは見られない。それでも嘘屋ファンはエロに期待をしていないだけに、その点に関しては大きなマイナスにならないとの見方もできる。トレーナーの由又かつおはデビューした学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜がマイナーながら高評価だっただけに、嘘屋厩舎で大きく化ける可能性は充分。伝奇血統は当たり外れが大きいだけに、素直に飛びつけない部分はあるが、こういった血統は得意な厩舎だけに上位進出の可能性は高い。
期待度 ★★★☆
◎悠刻のファムファタル (Escu:de)
エスクードというと長距離(SLG)系という印象が強い厩舎だが、最近はいろいろなタイプの馬を輩出していて、印象深い馬も多い。その切欠となったのが紅蓮華だが、それを手がけたトレーナー(ライター)の桐月が、10年以上の時を経て、再びエスクード厩舎に登場。あっぷりけ厩舎で数多くの一流馬を手がけただけに注目されるが、ベストパートナーはオダワラハコネで、他の騎手となると一流馬には少し足りない成績に終わっている。それだけに今回騎手が武藤此史というのは少し気になるが、そのジンクスを打ち破る走りを期待したい。幸い追い切り(体験版)の動きは上々。人気になりそうだが、ここは逆らえない。
期待度 ★★★★☆
(本紙の見解)力のある馬が多く難解な一戦と見ていたが、追い切りの動きから悠刻のファムファタルが頭一つリード。ほぼマイナス材料が見当たらないのは心強く、軸として信頼したい。本命馬と比べるとやや差がある印象だが、勝ち時計が遅くなるならD.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス の安定感は捨てがたい。逆転の可能性を見るなら蛟の巫女が怖い。本命馬とは騎手の差で劣勢も、それを覆すだけの未知の魅力はある。嵌れば1着まで突き抜ける可能性はある。Baseson厩舎の新母系双天†恋姫 -至源の王も大駆け要素を持っているだけに、軽視は禁物。先輩が私の妄想にドージンする?! ~ボディータッチにご用心~など穴候補も多く、難しい一戦だ。