2024年08月18日

8月の発売予定表から

以前は夏競馬真っ最中の8R(月)は、地方競馬の祭典(コミケ)が開催されるため、出走頭数(本数)が揃わない傾向にあったが、ここ数年は毎回頭数が揃わないため、その点の格差は希薄になった。今回はそこそこ期待できそうな馬が揃って馬券的に妙味がありそうなレース。さすがに点数を大きく増やすわけにはいかないので、どう絞るかが馬券的中のカギとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


◎アマナツ+ (あざらしそふと)
あざらしそふとの新母系(シリーズ)としてなかなかの成績を残したアマナツの直仔(ファンディスク)。母(本編)はトレーナー(ライター)の早瀬ゆうがSMEE時代に残した成績を考えれば、もう少し走ってくれて良かった気もするが、それは高望みかもしれない。そんな直仔だが、SMEEといえば直仔が走らないことは定評があって、トレーナーの実績を鵜吞みにはできない、ただ逆にあざらしそふとの直仔はの成績は素晴らしくアマカノ母系で積み上げた実績を考えれば、大外れはなさそう。まあお台(価格)が高馬と同じという設定を考えれば、走ってもらわなければ困る。馬体重(容量)に関してはあざらしそふとの実績を素直に信じたい。実績から軸には最適だ。
期待度 ★★★★

カノジョの親友にカラダで誘惑されるヒミツの関係 (AMUSE CRAFT EROTICA)
ユニゾンシフト系列の安馬(低価格)抜き系厩舎のAMUSE CRAFT EROTICAだが、姉妹厩舎のエレクトリップを含めて、成績は芳しくない。今回は抜き系オンリーではなく、ヒロインと相思相愛になった後に、そのヒロインの友人に関係を迫られるという、いい意味で胸糞悪くなる展開となると、抜き一直線というタイプではないだろう。気になるのはこれまでの同厩舎が起用してきた騎手(原画家)と比べ、やや手腕が劣るように感じられる点だが、抜きに専念するタイプでないなら、そこまで気にする必要はないかもしれない。それより問題はトレーナーがこうした関係を丁寧に仕上げられるかどうか。ヒロイン2人と主人公の三角関係の裏側に迫れれば思わぬ好走も可能だろうが、そこまで期待するのはやはり無理筋だろう。
期待度 ★★

旭光のマリアージュ (ensemble)
ensembleといえば女装主人公潜入系というイメージが強いが、ごうやら今回はそうではないらしく、厩舎のコメントではダークファンタジーらしい。愛と復讐という壮大な看板を掲げていて、額面通り受け取れば奥行きの深い血統(設定)を持つ期待馬ということになるが、問題はトレーナー(ライター)である浅黄アキがこうした血統を手がけるのが初ということ。配合(企画)も担当しているということで、重責を担っているといえるが、過去同じ厩舎で手がけた華は短し、踊れよ乙女 が大正時代という背景を生かせてなかっただけに不安が尽きない。それを払拭させるはずの追い切り(体験版)もキャラの良さが伝わってきただけ。いつもの女装萌えゲーならそれで充分だが、厩舎が重めの看板を出してきた以上、やはり走り(シナリオ)で勝負できないと好走には繋がらない。蓋を開けてみると普通の萌えゲーだったというオチもありそうで怖いが、それなら厩舎も大上段に構える必要はなかった。ポテンシャルは高そうだが、今回はそれを発揮できないと見る。
期待度 ★★☆

△きら☆かの(あざらし・Lump of Sugar)
あざらしそふと2頭出しという格好になるが、この馬に関してはLump of Sugarとのコラボで、騎手は角砂糖厩舎の主戦である萌木原ふみたけ。トレーナー(ライター)も角砂糖厩舎での起用経験のある保桜とあざらしそふと色は薄い。過去同じ趣向でまずまず成功したあざスミ -あざとくてスミに置けない彼女-の再現なるかどうかだが、トレーナーが違うだけにそう簡単にはいかない。それでもケモ耳ヒロイン得意の萌木原ふみたけの手腕を生かした血統(設定)は面白そう。勝つまでは難しそうだが、連下争いなら。
期待度 ★★★

△サマバケ!すくらんぶる (ILLGAMES)
解散したイリュージョンの意思を引き継ぐ、いまや唯一の3D系厩舎といっていいILLGAMESの最新馬。最近3D系厩舎のヒロインの美麗さは、他厩舎にヒケは取らない。それにこの系統の弱点である脚元不安(バグ)も最近は聞かなくなっていて、安心して買える環境にはなってきたといえる。デビュー戦のハニカムは、キャラメイクを主眼としながら、行える選択肢が少な過ぎるのが、凡走に終わった主原因で、今回それを解消できているかどうかが、一番のカギ。デビュー戦後に出た直仔(アペンド)でカバーできたのだから、それを合わせたレベルで出走出来れば、変わり身も可能だが、果たしてそこまで厩舎が仕上げてきているかどうかがポイントとなるだろう。
期待度 ★★★

刹那にかける恋はなびSS 小鞠とワンルーム (CRYSTALiA)
刹那にかける恋はなびSS 撫子とワンルーム (CRYSTALiA)
CRYSTALiAお馴染みの直仔(FD)2頭出し。母(本編)はかなり成功していたが、どちらかというとヒロイン1強状態だっただけに、別に2頭出しにこだわる必要はなかったように思う。ただメインヒロインである撫子は当然としても、妹ヒロイン好きにとっては小鞠も欠かせなかったか。ヒロインエンドのその後のイチャラブぶりが語られるお馴染みの内容であるものの、この厩舎の直仔は、母と比べ大きく成績を落としている。お台(単価)を考えれば、馬体重(容量)が寂しくても仕方ないかもしれないが、厩舎もその点は割り切って考えているように思われるだけに、ここでも厳しい。
期待度 ★★

戦国†恋姫BRAVE壱 ~四国の鬼若子、長曾我部編~ (BaseSon)
戦国†恋姫の新母系(シリーズ)が登場。舞台を西国に移し、今回は四国土佐の長曾我部家が舞台。ヒロインは当然長曾我部元親ということになるが、他に登場する新ヒロインが、歴史では長曾我部家にとっての疫病神といっていい仙石秀久しか公開されてなく、長曾我部元親と直接関係ない三好三人衆を敵役に登場させているところを見ると、どこまで四国の情勢を理解しているのか疑問に残る。まあ歴史ガチ勢ばかり相手にしているわけでないので、そこまでにこだわらなくてもいいかもしれないが、四国に所縁のある登場人物がここまで少なくては、血統の広がりに欠けると判断せざるを得ない。今回に限っては強く押せない。
期待度 ★★☆

▲百千の定にかわたれし剋 (エウシュリー)
1年ぶりに出走のエウシュリー厩舎。以前のように、出走馬すべてが上級馬というわけでなく、ハズレも多くなってきた近況。ただ前走の天冥のコンキスタ -天上決戦編-はこれまで好走したことない母系(シリーズ)なだけに度外視したい。そんな今回は厩舎お馴染みの迷宮探索RPGで挑む。迷宮で見つけた材料からアイテムを生み出すという作業が、道中いいアクセントになるか、それともダレてrしまうかが一番のカギ。肝心の追い切り(体験版)は今一つで心配になるが、走り(シナリオ)でそれを補えるかどうか。最近のRPG系はソシャゲ中心になっているだけに、それを覆すような中央競馬(商業エロゲー)の意地を見せてもらいたい。
期待度 ★★★

〇妹Friend! (アトリエかぐや)
姉ヒロインを主戦とするアトリエかぐやだが、出走例の少ない妹ヒロインにも印象の残る馬は多い。かぐや黎明期に走った妹汁。10年前に出走したたまはじ! -たまたまハジケル妹たち-などが記憶に残る。今回はJK妹。以来の妹ヒロインになるが、JK妹。は変格ものだっただけに、妹ヒロインの魅力を素直に出したいところ。血統(設定)は馬名(タイトル)が表すように、妹とその友達と一つ屋根の下で暮らすというもので、妹ヒロインオンリーというわけでない。慎ましいバストのヒロインは不在で、かぐやらしい巨乳揃いとこれまでのかぐやの馬と変わり映えしないのが妹スキーにとってどうかだが、yoppyとたいのねが描くヒロインは相変わらず魅力一杯。逆転の可能性は充分ある。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)上位人気となりそうな馬のレベルは伯仲しているが、母の成績を素直に信じてアマナツ+を本命に推す。早瀬ゆうのFD(直仔)実績が芳しくないのが不安も、言い換えると心配点はそれくらい。軸には最適だ。逆転なら妹Friend!。ここ2戦人気に応えきれていないHonkyTonk Pumpkinだが、かぐやも秘密兵器である妹血統(設定)で変わり身を狙う。単穴で狙いたいのが百千の定にかわたれし剋。ソシャゲに押されっぱなしのステイヤー(RPG)系だが、エウシュリーにはここは奮起してもらいたいし、それだけの能力を秘めていると見た。最近ほとんど見買えなくなった3D系のサマバケ!すくらんぶる だが、デビュー戦を叩いての変わり身はありそう。本来本命に推してもおかしくない旭光のマリアージュだが、追い切りを見る限り不安点が多すぎる。それならきら☆かのの萌えに徹した作戦に食指が動く。

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