2021年12月08日
いつの間にか終わっていたJ1最終節
このブログを始めたのが2008年ですから、これで13年経過したことになります。
開始当初はこれだけ続けられるとは思っていなかったのですが、最近の更新はというと月に2回が精々。続いているといってもそれほど威張れたものでないですね。
実を言うとブログ開設当初は週2~3回は更新していて、今も続いているゲームの当たり外れ予想の他にも連載企画に挑んだりもしていました。そしてそれらエロゲー紹介の他にサッカー(というかJリーグ)に関しての駄文も週1程度載せていました。
それらの記事は今読むと若気の至りというか青臭さ満載なのですが、それくらいJリーグを熱心に見ていたのですね。会場での生観戦の他にもTV等でJ1については大多数の試合を観戦していたので、つい記事を書きたくなってしまうくらいの知識を持っていたのです。
ところが現在はJリーグの試合はほぼ見ていません。趣味が変わったといえばそれまでですが、J1最終節ともなると戸板1枚で天国と地獄と云われる降格争いを楽しむため、TVにかじりついていたことを思うと(まあ徳島VS広島の試合が見られないから仕方ありませんが・・・)、天鳳をしながら裏番組のBSテレ東の競馬中継を流していた現況は昔のぼくからすると信じられないくらいです。
ぼくがなぜここまでサッカーに対する興味を失くしてしまったかというと、JリーグがほとんどTVで放映されなくなってしまったからですね。
2008年当時はNHKの衛星放送やBS-TBSで最低2~3試合。加入しているケーブルTVで観られたJSPORTS、スカイA、TBSチャンネルなどの中継を含めると最大6試合程度は生で試合を観ることができました。ところが時代が経つにつれ生中継の割合が減っていき当然観る機会は減ってしまい、ダゾーンがJリーグの独占放映権を得てからはほぼ観られなくなりました。
もちろんダゾーンに加入すれば全試合観ることは可能なのでしょうが、ケーブルTVの視聴料の他にダゾーンに視聴料を払ってまでJリーグを観る時間や価値はないと判断したのです。
その副作用としてこれまで年に数回は必ずしていたスタジアムでの観戦もしなくなりました。あの頃はグランパスの試合が開催される瑞穂や豊田スタジアムの他にも、FC刈谷の試合を観るため港サッカー場やウエーブスタジアム刈谷に行ったものです。FC刈谷がJFLから地域リーグに降格しても観に行ったくらいなのですが、それもなくなりました。やはりサッカー観戦もある程度数をこなしていないと面白く感じられなくて、TV観戦の機会がガクンと減ってしまってから、自然スタジアムから足が遠のく結果となってしまったのです。
もちろんダゾーンの参入によってJリーグが潤い、その結果イニエスタやLダミアンらの著名外人をJリーグに呼ぶことが出来たというのは事実です。ただその反面地上波で見られなくなったために初心者がJリーグを身近に感じられる機会が少なくなり結果敷居が高くなってしまったのも事実でしょう。つまりJリーグは裾野を広げるよりも、今いる熱心なサッカーファンを囲い込むこと方にシフトしていったのだと思います。どちらがいいかはぼくのような素人には分からないのですが、今回日本代表のアウエーの試合がダゾーンでしか見られなくなったというのは、さすがにまずいのではないかと思います。実際職場でサッカー日本代表のことが話題になることは全くと言っていいほどなくなりましたし(サッカーの話題ばかりしていたぼくがしないのだから当然か・・・)、もしこれでワールドカップに出場できなかったりしたら、いよいよサッカーは再び氷河期になってしまうかもしれません。
本当は欧州のサッカー先進国のように、例えワールドカップや大陸選手権に出場できなかったとしてもサッカー人気に揺るぎがないほど、国内リーグが学校や職場の話題になるような状況になれば問題ないのでしょうが、現状は厳しいと言わざるを得ないような気がします。現在氷河期ともいえるエロゲー業界に重なってみえるような気がして仕方のない魚の戯言でした。
開始当初はこれだけ続けられるとは思っていなかったのですが、最近の更新はというと月に2回が精々。続いているといってもそれほど威張れたものでないですね。
実を言うとブログ開設当初は週2~3回は更新していて、今も続いているゲームの当たり外れ予想の他にも連載企画に挑んだりもしていました。そしてそれらエロゲー紹介の他にサッカー(というかJリーグ)に関しての駄文も週1程度載せていました。
それらの記事は今読むと若気の至りというか青臭さ満載なのですが、それくらいJリーグを熱心に見ていたのですね。会場での生観戦の他にもTV等でJ1については大多数の試合を観戦していたので、つい記事を書きたくなってしまうくらいの知識を持っていたのです。
ところが現在はJリーグの試合はほぼ見ていません。趣味が変わったといえばそれまでですが、J1最終節ともなると戸板1枚で天国と地獄と云われる降格争いを楽しむため、TVにかじりついていたことを思うと(まあ徳島VS広島の試合が見られないから仕方ありませんが・・・)、天鳳をしながら裏番組のBSテレ東の競馬中継を流していた現況は昔のぼくからすると信じられないくらいです。
ぼくがなぜここまでサッカーに対する興味を失くしてしまったかというと、JリーグがほとんどTVで放映されなくなってしまったからですね。
2008年当時はNHKの衛星放送やBS-TBSで最低2~3試合。加入しているケーブルTVで観られたJSPORTS、スカイA、TBSチャンネルなどの中継を含めると最大6試合程度は生で試合を観ることができました。ところが時代が経つにつれ生中継の割合が減っていき当然観る機会は減ってしまい、ダゾーンがJリーグの独占放映権を得てからはほぼ観られなくなりました。
もちろんダゾーンに加入すれば全試合観ることは可能なのでしょうが、ケーブルTVの視聴料の他にダゾーンに視聴料を払ってまでJリーグを観る時間や価値はないと判断したのです。
その副作用としてこれまで年に数回は必ずしていたスタジアムでの観戦もしなくなりました。あの頃はグランパスの試合が開催される瑞穂や豊田スタジアムの他にも、FC刈谷の試合を観るため港サッカー場やウエーブスタジアム刈谷に行ったものです。FC刈谷がJFLから地域リーグに降格しても観に行ったくらいなのですが、それもなくなりました。やはりサッカー観戦もある程度数をこなしていないと面白く感じられなくて、TV観戦の機会がガクンと減ってしまってから、自然スタジアムから足が遠のく結果となってしまったのです。
もちろんダゾーンの参入によってJリーグが潤い、その結果イニエスタやLダミアンらの著名外人をJリーグに呼ぶことが出来たというのは事実です。ただその反面地上波で見られなくなったために初心者がJリーグを身近に感じられる機会が少なくなり結果敷居が高くなってしまったのも事実でしょう。つまりJリーグは裾野を広げるよりも、今いる熱心なサッカーファンを囲い込むこと方にシフトしていったのだと思います。どちらがいいかはぼくのような素人には分からないのですが、今回日本代表のアウエーの試合がダゾーンでしか見られなくなったというのは、さすがにまずいのではないかと思います。実際職場でサッカー日本代表のことが話題になることは全くと言っていいほどなくなりましたし(サッカーの話題ばかりしていたぼくがしないのだから当然か・・・)、もしこれでワールドカップに出場できなかったりしたら、いよいよサッカーは再び氷河期になってしまうかもしれません。
本当は欧州のサッカー先進国のように、例えワールドカップや大陸選手権に出場できなかったとしてもサッカー人気に揺るぎがないほど、国内リーグが学校や職場の話題になるような状況になれば問題ないのでしょうが、現状は厳しいと言わざるを得ないような気がします。現在氷河期ともいえるエロゲー業界に重なってみえるような気がして仕方のない魚の戯言でした。
2014年08月04日
地方と全国の差を実感する
今年に入ってまだサッカー観戦に行けていないぼくですが、昨日は久々にサッカー観戦三昧する予定でした。というのも港サッカー場で午前11時からFC刈谷対ヴィアティン桑名。そして16時からマルヤス岡崎対MIOびわこ滋賀のダブル観戦が可能だったからです。
ただ日頃の疲れからか目覚めた時には、もはやFC刈谷のキックオフ時間が間近に迫っていました。これから慌てて車を飛ばしても後半ようやく見られるくらい。いや港サッカー場の周囲には駐車場が少ないから、車の駐車場所を捜すのに苦労しそう。(近くにありよくお世話になる稲永スポーツセンターの有料駐車場の状況をネットで調べたら満車だった・・・)
というわけで泣く泣く(といっても自分のせいなのだが)FC刈谷の試合は諦め、JFLのマルヤス岡崎の試合のみ観戦することになりました。FC刈谷が全社の東海予選の試合で、マルヤスがJFLというのは非常に複雑な気持ちなのですが、同じ愛知県のチームということで頑張って欲しいという気持ちはあります。初のJFLで苦戦を強いられながらセカンドステージに入ってから2連勝とようやく雰囲気に慣れてきた感もするマルヤスが、格上とはいえ現在4連敗中で監督をセカンドステージに入り監督を交替(解任?)したMIO相手にどんなサッカーを見せるかというのが見所でした。
(ここから観戦記)
チーム状態が対照的といっていい両チームの対戦となったが、キックオフ直後から主導権を握ったのは連敗中のMIOびわこの方。前線中盤のプレスが効いてマルヤスに思うようにパスを回させない。そして奪ったボールをMF松永やセカンドステージから加入した濱岡がサイドに展開し面白いように決定機を量産。特に効果的だったのは右SB吉崎の攻撃参加。対面のマルヤスの左SB香川はその対応に苦戦し、ケガ(あれだけサイドをやられていたので戦術的交替かもしれない)もあってか途中交替。さしずめ前半はほとんどマルヤス陣内で行われるハーフコートゲームの様相で、もしMIOのFW斎藤や岡本に決定力があれば前半で勝負は決まっていたかもしれない。
ただよくよく考えればこれはマルヤスの想定内だったともいえる。というのも東海社会人リーグでのFC刈谷との試合でも押されながらもGKやCBの粘りで無得点に抑えて、カウンターか日下のFKで勝つというのがパターンだったから。いわば強い相手に勝つ術を知っているチームなのである。
ただ今日はそんなマルヤスの狙いどおりには進まなかった。というのも前線の築館がほとんどボールキープできず、カウンターする暇を与えてくれなかったこと。そしてMIOの濱岡がキレキレだったことだ。このベテランMFは要所でボールを奪取ししかもほとんどボールを取られないから、FWの岡本やサイドMFの尾形・谷本らが安心して前線に顔を出しマルヤスの体力を啄ばんでいく。そんな展開が続いては、自陣近くで反則を与えMIOにセットプレーのチャンスを与えてしまうのは必然のこと。60分香川と交替で入っていた若山が自陣近くでイエロー覚悟で与えたFKの折り返しを岡本に押し込まれてとうとうMIOに先制点が入る。こうなると攻めざるを得ないマルヤスだがやはりパスは回らない。そうこうするうちに再び与えたFKを斎藤に頭で合わされ万事休す。ロスタイム日下が微妙な判定で得たPKを決め1点差に迫ったが同点に追いつくには残り時間があまりに少なかった。
シュート数で倍。CK数で3倍MIOに上回られているように、マルヤスには必然といっていい敗戦だった。点差こそ最少得点さだがこれは再三好守を見せたGK木下の貢献が大だった。CBも奮闘はしていたがフィード能力に難があったのか、ほとんど前線に効果的なボールが送れなかった。それに東海リーグでは武器となっていた球際の強さがほとんど見られず、ルーズボールがほとんどMIOに奪われていたのが印象的だった。そしてセットプレーから失点というのは典型的な負けパターンでマルヤスは改めて東海リーグと全国との差を知らされたのではないか。ただマルヤスにとって幸いなのは今年はJFLから地域リーグへの降格がないこと。今年はJFLの雰囲気に慣れることに勤しんで、これからの躍進に繋げて欲しいものだ。
ただ日頃の疲れからか目覚めた時には、もはやFC刈谷のキックオフ時間が間近に迫っていました。これから慌てて車を飛ばしても後半ようやく見られるくらい。いや港サッカー場の周囲には駐車場が少ないから、車の駐車場所を捜すのに苦労しそう。(近くにありよくお世話になる稲永スポーツセンターの有料駐車場の状況をネットで調べたら満車だった・・・)
というわけで泣く泣く(といっても自分のせいなのだが)FC刈谷の試合は諦め、JFLのマルヤス岡崎の試合のみ観戦することになりました。FC刈谷が全社の東海予選の試合で、マルヤスがJFLというのは非常に複雑な気持ちなのですが、同じ愛知県のチームということで頑張って欲しいという気持ちはあります。初のJFLで苦戦を強いられながらセカンドステージに入ってから2連勝とようやく雰囲気に慣れてきた感もするマルヤスが、格上とはいえ現在4連敗中で監督をセカンドステージに入り監督を交替(解任?)したMIO相手にどんなサッカーを見せるかというのが見所でした。
(ここから観戦記)
チーム状態が対照的といっていい両チームの対戦となったが、キックオフ直後から主導権を握ったのは連敗中のMIOびわこの方。前線中盤のプレスが効いてマルヤスに思うようにパスを回させない。そして奪ったボールをMF松永やセカンドステージから加入した濱岡がサイドに展開し面白いように決定機を量産。特に効果的だったのは右SB吉崎の攻撃参加。対面のマルヤスの左SB香川はその対応に苦戦し、ケガ(あれだけサイドをやられていたので戦術的交替かもしれない)もあってか途中交替。さしずめ前半はほとんどマルヤス陣内で行われるハーフコートゲームの様相で、もしMIOのFW斎藤や岡本に決定力があれば前半で勝負は決まっていたかもしれない。
ただよくよく考えればこれはマルヤスの想定内だったともいえる。というのも東海社会人リーグでのFC刈谷との試合でも押されながらもGKやCBの粘りで無得点に抑えて、カウンターか日下のFKで勝つというのがパターンだったから。いわば強い相手に勝つ術を知っているチームなのである。
ただ今日はそんなマルヤスの狙いどおりには進まなかった。というのも前線の築館がほとんどボールキープできず、カウンターする暇を与えてくれなかったこと。そしてMIOの濱岡がキレキレだったことだ。このベテランMFは要所でボールを奪取ししかもほとんどボールを取られないから、FWの岡本やサイドMFの尾形・谷本らが安心して前線に顔を出しマルヤスの体力を啄ばんでいく。そんな展開が続いては、自陣近くで反則を与えMIOにセットプレーのチャンスを与えてしまうのは必然のこと。60分香川と交替で入っていた若山が自陣近くでイエロー覚悟で与えたFKの折り返しを岡本に押し込まれてとうとうMIOに先制点が入る。こうなると攻めざるを得ないマルヤスだがやはりパスは回らない。そうこうするうちに再び与えたFKを斎藤に頭で合わされ万事休す。ロスタイム日下が微妙な判定で得たPKを決め1点差に迫ったが同点に追いつくには残り時間があまりに少なかった。
シュート数で倍。CK数で3倍MIOに上回られているように、マルヤスには必然といっていい敗戦だった。点差こそ最少得点さだがこれは再三好守を見せたGK木下の貢献が大だった。CBも奮闘はしていたがフィード能力に難があったのか、ほとんど前線に効果的なボールが送れなかった。それに東海リーグでは武器となっていた球際の強さがほとんど見られず、ルーズボールがほとんどMIOに奪われていたのが印象的だった。そしてセットプレーから失点というのは典型的な負けパターンでマルヤスは改めて東海リーグと全国との差を知らされたのではないか。ただマルヤスにとって幸いなのは今年はJFLから地域リーグへの降格がないこと。今年はJFLの雰囲気に慣れることに勤しんで、これからの躍進に繋げて欲しいものだ。
2014年06月15日
いつの間にか始まってたWC
ワールドカップが始まりました。
ワールドカップを現地で見に行くためにその軍資金作りで3年間仕事をして、直前仕事を辞め現地へ旅立ち、大会終了後また日本に帰ってきて就職するというサイクルを続けているという人がいると大昔聞いて羨ましい思いをしたものでした。いつかはそんな生活が送れたらと思ってみたことも1~2度ではないですが、現実にはそんな行動を起こせる勇気もなくテレビ観戦で我慢する日々を過ごしていたこれまでの日々。
それでも出来る限り生で観戦するというのをモットーにし、サッカー雑誌の大会特集号というようなムック本を買い事前の予習を欠かしていなかったこれまでの大会だったのですが、今回に限ってはそんな勉強をする暇もなく生観戦もいくつできるかどうか。というより例えテレビの前に座っていたとしても日頃の疲れから寝落ちしてしまいそうな悪寒。(実際、メキシコ対カメルーン戦は完全に途中落ちてしまい、いつの間にかスペイン対オランダのハーフタイムが終了していたくらい・・・)
まあこれは1週間前くらいからカゼを貰ってしまって薬を飲んでいる影響もあるのでしょうが、それでいて仕事も休めない状況ではとてもサッカーを楽しむところまでいきません。実際今日も酷い咳で夜中に自分の咳こむ音で目覚めてしまったくらいですので。(そのおかげでコロンビア対ギリシャの試合が見られたのですが・・・)
そんなぼくの乏しい知識ですが、パッと見で注目したいチームがスイス。ドイツの知将ヒッツフェルトがインラーやべーラミ、リヒトシュタイナーら油の乗った中堅とシャキリ、シャカ、ドルミッチらブンデスで売り出し中の若手を組み合わせどのようなチームを作ってきたか興味があります。まあ前評判ほど成績が奮わない印象がある欧州中堅国ですので過剰な期待は禁物かもしれませんが、フランスを押さえてグループ1位抜けすればベスト8も充分狙えると思っています。
では今回はこんなところで。
ワールドカップを現地で見に行くためにその軍資金作りで3年間仕事をして、直前仕事を辞め現地へ旅立ち、大会終了後また日本に帰ってきて就職するというサイクルを続けているという人がいると大昔聞いて羨ましい思いをしたものでした。いつかはそんな生活が送れたらと思ってみたことも1~2度ではないですが、現実にはそんな行動を起こせる勇気もなくテレビ観戦で我慢する日々を過ごしていたこれまでの日々。
それでも出来る限り生で観戦するというのをモットーにし、サッカー雑誌の大会特集号というようなムック本を買い事前の予習を欠かしていなかったこれまでの大会だったのですが、今回に限ってはそんな勉強をする暇もなく生観戦もいくつできるかどうか。というより例えテレビの前に座っていたとしても日頃の疲れから寝落ちしてしまいそうな悪寒。(実際、メキシコ対カメルーン戦は完全に途中落ちてしまい、いつの間にかスペイン対オランダのハーフタイムが終了していたくらい・・・)
まあこれは1週間前くらいからカゼを貰ってしまって薬を飲んでいる影響もあるのでしょうが、それでいて仕事も休めない状況ではとてもサッカーを楽しむところまでいきません。実際今日も酷い咳で夜中に自分の咳こむ音で目覚めてしまったくらいですので。(そのおかげでコロンビア対ギリシャの試合が見られたのですが・・・)
そんなぼくの乏しい知識ですが、パッと見で注目したいチームがスイス。ドイツの知将ヒッツフェルトがインラーやべーラミ、リヒトシュタイナーら油の乗った中堅とシャキリ、シャカ、ドルミッチらブンデスで売り出し中の若手を組み合わせどのようなチームを作ってきたか興味があります。まあ前評判ほど成績が奮わない印象がある欧州中堅国ですので過剰な期待は禁物かもしれませんが、フランスを押さえてグループ1位抜けすればベスト8も充分狙えると思っています。
では今回はこんなところで。
2013年11月30日
ハッピーエンドとは行かないままに・・・
今週くらいから寒さも厳しくなってきて、どちらかというと寒さに強いぼくでも朝の出勤時にはコートを着用するようになりました。職場内でも非常いや非情な寒いニュースが流れて、外だけでなく心の中まで霜が降りそうな気分。
そんな中のグランパスのホーム最終戦に見に行ってきたわけですが・・・
キックオフが17時ということで覚悟はしていたのですがさすがに寒い。名鉄豊田市駅から豊田スタジアムまで歩く途中に架かっている豊田大橋を渡っていると北風に押されて心底から冷え切ってしまいそうなのですが、その分熱い試合を見せてもらいたい・・・と言いたいところですが、正直そんな戦いにはならないだろうなという予感がしていました。というのも今節の時点でJ2降格の3チームはすべて確定。実のところ6月くらいには名古屋グランパスは絶不調で一方の相手であるヴァンフォーレ甲府も2ケタ順位に沈んでいたことから、もしかすると残留を懸けた一戦になるのではと期待(?)していたのですが、名古屋はその後やや調子を持ち直し甲府もしぶとく勝ち点を稼いでこの時点で残留を確定とやや勝負気配の薄い消化試合のような一戦になってしまったです。
それでも名古屋としてはストイコビッチ監督が率いる最後のホーム戦ということで士気は高いはず。名古屋のレジェンドというべきピクシーの勇姿が見られる最後の機会ということもあってかこのカードにしては多くの観客が見守る中、松尾主審の笛でゲームが始まりました。
(ここから観戦記)
ストイコビッチ監督のホーム最終戦。他にもチームに長く在籍していた阿部・増川・田中隼もグランパスのファーストユニフォームを着る最後のゲームということから気合充分の名古屋がキックオフ直後から甲府を押しまくる序盤。前半3分に永井が決定機を得たのに続いて、22分までに4度の決定機を得るなど名古屋にいつでも得点が生まれてもおかしくない状況だった。その原因は甲府が来季や勝ち残っている天皇杯を見据え、GKに初出場の岡やボランチに新井を起用するなどコンビネーションに不安があったことと、3バックの横のスペースを名古屋に突かれたからだ。ただ名古屋がことごとく好機をモノに出来なかったことで甲府の守備に落ち着きが生まれてその後は互角の展開に。それでも甲府の攻撃は柏やパトリックの個人技に頼る散発的なもので名古屋にそれほど脅威を与えられることなく前半はこのまま両チームに得点が生まれることなく終わる。
後半は名古屋が攻め疲れたこともあってかほとんど互角の展開に。それに苛立ったのかストイコビッチ監督は中村・ダニルソンの両ボランチを下げてダニエルと田口を投入。闘莉王をFWに上げてケネディとのツインタワーで強引に甲府ゴールをこじ開けにかかる。甲府のDFの身長がそれほど高くないことから妥当な作戦かと思われたがこれが裏目に出る。というのも今日のケネディは絶不調で対面する青山にほとんど仕事をさせてもらえず、またサイドからもいいクロスが入らず頼みの闘莉王も孤立するばかり。逆にパスミスをカットされ甲府にカウンターを浴びる場面が続出。闘莉王の代わりにCBに入ったダニエルの奮闘と甲府の決定力不足から失点こそ無かったが、強引にファールで止めるシーンが多かったのはイエローカードを4枚も貰ったことから明らか。結局後半の名古屋はほとんど何も出来ないままストイコビッチ監督のホーム最終戦はスコアレスドローに終わった。
悪いときの名古屋はいつもこんなゲームばかりで、もし甲府に決定力があればストイコビッチ監督にとっては悲劇が待っているところだった。そう考えればハッピーエンドではなかったものの最悪の結果とならなかっただけでも良しとしなければならない。それにしても来シーズンの名古屋はどんなチームになってしまうのだろうか?あまりの寒さで体調が悪くなって結局最後のセレモニーも見ないままスタジアムを後にしてしまったが、不安しか感じることができないホーム最終戦だった。
そんな中のグランパスのホーム最終戦に見に行ってきたわけですが・・・
キックオフが17時ということで覚悟はしていたのですがさすがに寒い。名鉄豊田市駅から豊田スタジアムまで歩く途中に架かっている豊田大橋を渡っていると北風に押されて心底から冷え切ってしまいそうなのですが、その分熱い試合を見せてもらいたい・・・と言いたいところですが、正直そんな戦いにはならないだろうなという予感がしていました。というのも今節の時点でJ2降格の3チームはすべて確定。実のところ6月くらいには名古屋グランパスは絶不調で一方の相手であるヴァンフォーレ甲府も2ケタ順位に沈んでいたことから、もしかすると残留を懸けた一戦になるのではと期待(?)していたのですが、名古屋はその後やや調子を持ち直し甲府もしぶとく勝ち点を稼いでこの時点で残留を確定とやや勝負気配の薄い消化試合のような一戦になってしまったです。
それでも名古屋としてはストイコビッチ監督が率いる最後のホーム戦ということで士気は高いはず。名古屋のレジェンドというべきピクシーの勇姿が見られる最後の機会ということもあってかこのカードにしては多くの観客が見守る中、松尾主審の笛でゲームが始まりました。
(ここから観戦記)
ストイコビッチ監督のホーム最終戦。他にもチームに長く在籍していた阿部・増川・田中隼もグランパスのファーストユニフォームを着る最後のゲームということから気合充分の名古屋がキックオフ直後から甲府を押しまくる序盤。前半3分に永井が決定機を得たのに続いて、22分までに4度の決定機を得るなど名古屋にいつでも得点が生まれてもおかしくない状況だった。その原因は甲府が来季や勝ち残っている天皇杯を見据え、GKに初出場の岡やボランチに新井を起用するなどコンビネーションに不安があったことと、3バックの横のスペースを名古屋に突かれたからだ。ただ名古屋がことごとく好機をモノに出来なかったことで甲府の守備に落ち着きが生まれてその後は互角の展開に。それでも甲府の攻撃は柏やパトリックの個人技に頼る散発的なもので名古屋にそれほど脅威を与えられることなく前半はこのまま両チームに得点が生まれることなく終わる。
後半は名古屋が攻め疲れたこともあってかほとんど互角の展開に。それに苛立ったのかストイコビッチ監督は中村・ダニルソンの両ボランチを下げてダニエルと田口を投入。闘莉王をFWに上げてケネディとのツインタワーで強引に甲府ゴールをこじ開けにかかる。甲府のDFの身長がそれほど高くないことから妥当な作戦かと思われたがこれが裏目に出る。というのも今日のケネディは絶不調で対面する青山にほとんど仕事をさせてもらえず、またサイドからもいいクロスが入らず頼みの闘莉王も孤立するばかり。逆にパスミスをカットされ甲府にカウンターを浴びる場面が続出。闘莉王の代わりにCBに入ったダニエルの奮闘と甲府の決定力不足から失点こそ無かったが、強引にファールで止めるシーンが多かったのはイエローカードを4枚も貰ったことから明らか。結局後半の名古屋はほとんど何も出来ないままストイコビッチ監督のホーム最終戦はスコアレスドローに終わった。
悪いときの名古屋はいつもこんなゲームばかりで、もし甲府に決定力があればストイコビッチ監督にとっては悲劇が待っているところだった。そう考えればハッピーエンドではなかったものの最悪の結果とならなかっただけでも良しとしなければならない。それにしても来シーズンの名古屋はどんなチームになってしまうのだろうか?あまりの寒さで体調が悪くなって結局最後のセレモニーも見ないままスタジアムを後にしてしまったが、不安しか感じることができないホーム最終戦だった。
2013年07月07日
久々の観戦、久々の勝利。
昨日は久々に豊田スタジアムまでサッカー観戦に行ってきました。
どれくらい久々かというとこれが昨年末以来の生観戦で、これくらい間隔が開いたのはおよそ記憶がないくらい。これも仕事が忙しくてその影響からか体調を崩すことが多かったためですが、今回は比較的体調もマシな方で前もって買っておいたチケットが無駄になりませんでした。
さてそんなぼくの体調以上に調子が悪いのが現在の名古屋グランパスで、中断前はなんと悪夢の5連敗。中断期間中はキャンプを張って立て直してきたというものの、補強もない状況で果たしてどこまで巻き返せるかといったところ。対する相手の清水エスパルスも序盤は名古屋以上に調子が悪く、一時はファンが暴動寸前となったくらい。その後、ゴトビ監督が守備を立て直し勝ち点を拾ってきたものの、本来のサッカーからは程遠い内容。そういった意味では似たもの同士のチームの対戦となった。
(ここから観戦記)
名古屋はキャンプ中から取り組んできた4-4-2のシステムで挑んだが、中盤のキーマンであるダニルソンが出場停止でそこにベテラン中村を起用してきた。対する清水はケガから復帰したカルフィン・ヨンアピンがどこに起用されるかが注目されたが、ゴトビ監督の選択は彼と平岡をCBに配しキャプテンの杉山を一列前に上げて村松・竹内と中盤を構成させるという守備的布陣を採った。ただそのゴトビ監督の思惑は外れキックオフ直後は圧倒的な名古屋ペースで進む。というのもこの3ボランチの役割が曖昧で名古屋中盤の飛び出しを全く捕まえきれなかったのだ。その上、名古屋の攻撃の核であるケネディのポストプレイを易々と許すようでは名古屋に先制点が入るのは時間の問題だった。前半3分のケネディのシュートは清水GK櫛引のファインセーブで逃れたものの、9分のケネディのポストから小川のシュートが決まり名古屋に待望の先制点が入る。
ただこの良い流れが続かないのが調子の悪いチームというもので、その直後の13分。伊藤翔を簡単に倒してやらずもがなに与えたFKから村松にヘディングシュートを許し同点に追いつかれてしまう。このシュートも名古屋GKの名手楢崎がパンチングを失敗し待ち構えていた村松にフリーで打たせてしまったもの。まさにミスにミスを重ねたような失点だった。
この失点にもめげずに攻勢を強める名古屋だったが、さすがゴトビ監督も守備を立て直してくる。曖昧だった中盤守備陣を杉山・村松の2人で構成し竹内を右サイドに張り出させての4-2-3-1に変更。そしてケネディをヨンアピンと平岡の2人でマークし名古屋攻撃陣を寸断したのだ。ただ折角清水守備陣がボールを奪っても清水はほとんどいい攻撃に移ることができない。もともと杉山・村松は守備的色彩の強い選手でありワントップのバレーに対して効果的なボールが出せなかったのだ。しかも闘莉王・増川の屈強CBがバレーに全く自由を許さないのだから清水にほとんどチャンスが訪れなくても当然といえば当然だろう。それでも33分伊藤翔の個人技からフリーでシュートを打たれたが、これは楢崎が汚名返上のファインセーブを見せ事なきを得る。一方の名古屋もチャンスを生かせず前半はこのままのスコアで終わった。
後半も名古屋ペースで進んだが、54分にフリーで放った玉田のシュートはキーパー正面を突き、63分に左CKから闘莉王が放ったヘディングも杉山がゴールライン上でクリアするなどどうしても名古屋は得点を奪えない。そうこうするうちに名古屋に疲れが見え始めて中盤の動きが鈍化。ストイコビッチ監督は運動量の多かった中村の替わりに田中輝希を送り藤本をボランチに下げたがほとんど効果は見られずこのまま時間だけが進んでいく。痺れを切らしたストイコビッチ監督は87分にダニエルを投入し闘莉王をトップに上げるおなじみのスクランブル態勢を見せた。
これに戸惑ったのが清水CBだった。ヨンアピンと平岡のどちらが闘莉王に付くか迷っているうちに、これまで消していたケネディのマークを離してしまったのだ。ケネディがフリーで放ったシュートは必死で止めた櫛引とヨンアピンだったが、こぼれ球に反応した小川が清水ゴールにねじ込みついに名古屋に勝ち越し点が入る。清水に追いつく力はなくこのまま2-1で名古屋が勝利した。
終了間際まではゴトビ監督の思惑通りの展開だったのかもしれないが、この内容では名古屋の勝利は妥当だった。清水の不出来さは目を覆うほどで、特にバレーを全く生かすボールが出てこなかったのは気になる。それに対し名古屋は勢いの出そうな勝利で、これで気分よく次の首位大宮戦に挑めるだろう。玉田の不調は気がかりだが、ケネディがやや調子を戻してきたのは好材料でこれなら降格の心配をしなくてよくなる日も近そうだ。
どれくらい久々かというとこれが昨年末以来の生観戦で、これくらい間隔が開いたのはおよそ記憶がないくらい。これも仕事が忙しくてその影響からか体調を崩すことが多かったためですが、今回は比較的体調もマシな方で前もって買っておいたチケットが無駄になりませんでした。
さてそんなぼくの体調以上に調子が悪いのが現在の名古屋グランパスで、中断前はなんと悪夢の5連敗。中断期間中はキャンプを張って立て直してきたというものの、補強もない状況で果たしてどこまで巻き返せるかといったところ。対する相手の清水エスパルスも序盤は名古屋以上に調子が悪く、一時はファンが暴動寸前となったくらい。その後、ゴトビ監督が守備を立て直し勝ち点を拾ってきたものの、本来のサッカーからは程遠い内容。そういった意味では似たもの同士のチームの対戦となった。
(ここから観戦記)
名古屋はキャンプ中から取り組んできた4-4-2のシステムで挑んだが、中盤のキーマンであるダニルソンが出場停止でそこにベテラン中村を起用してきた。対する清水はケガから復帰したカルフィン・ヨンアピンがどこに起用されるかが注目されたが、ゴトビ監督の選択は彼と平岡をCBに配しキャプテンの杉山を一列前に上げて村松・竹内と中盤を構成させるという守備的布陣を採った。ただそのゴトビ監督の思惑は外れキックオフ直後は圧倒的な名古屋ペースで進む。というのもこの3ボランチの役割が曖昧で名古屋中盤の飛び出しを全く捕まえきれなかったのだ。その上、名古屋の攻撃の核であるケネディのポストプレイを易々と許すようでは名古屋に先制点が入るのは時間の問題だった。前半3分のケネディのシュートは清水GK櫛引のファインセーブで逃れたものの、9分のケネディのポストから小川のシュートが決まり名古屋に待望の先制点が入る。
ただこの良い流れが続かないのが調子の悪いチームというもので、その直後の13分。伊藤翔を簡単に倒してやらずもがなに与えたFKから村松にヘディングシュートを許し同点に追いつかれてしまう。このシュートも名古屋GKの名手楢崎がパンチングを失敗し待ち構えていた村松にフリーで打たせてしまったもの。まさにミスにミスを重ねたような失点だった。
この失点にもめげずに攻勢を強める名古屋だったが、さすがゴトビ監督も守備を立て直してくる。曖昧だった中盤守備陣を杉山・村松の2人で構成し竹内を右サイドに張り出させての4-2-3-1に変更。そしてケネディをヨンアピンと平岡の2人でマークし名古屋攻撃陣を寸断したのだ。ただ折角清水守備陣がボールを奪っても清水はほとんどいい攻撃に移ることができない。もともと杉山・村松は守備的色彩の強い選手でありワントップのバレーに対して効果的なボールが出せなかったのだ。しかも闘莉王・増川の屈強CBがバレーに全く自由を許さないのだから清水にほとんどチャンスが訪れなくても当然といえば当然だろう。それでも33分伊藤翔の個人技からフリーでシュートを打たれたが、これは楢崎が汚名返上のファインセーブを見せ事なきを得る。一方の名古屋もチャンスを生かせず前半はこのままのスコアで終わった。
後半も名古屋ペースで進んだが、54分にフリーで放った玉田のシュートはキーパー正面を突き、63分に左CKから闘莉王が放ったヘディングも杉山がゴールライン上でクリアするなどどうしても名古屋は得点を奪えない。そうこうするうちに名古屋に疲れが見え始めて中盤の動きが鈍化。ストイコビッチ監督は運動量の多かった中村の替わりに田中輝希を送り藤本をボランチに下げたがほとんど効果は見られずこのまま時間だけが進んでいく。痺れを切らしたストイコビッチ監督は87分にダニエルを投入し闘莉王をトップに上げるおなじみのスクランブル態勢を見せた。
これに戸惑ったのが清水CBだった。ヨンアピンと平岡のどちらが闘莉王に付くか迷っているうちに、これまで消していたケネディのマークを離してしまったのだ。ケネディがフリーで放ったシュートは必死で止めた櫛引とヨンアピンだったが、こぼれ球に反応した小川が清水ゴールにねじ込みついに名古屋に勝ち越し点が入る。清水に追いつく力はなくこのまま2-1で名古屋が勝利した。
終了間際まではゴトビ監督の思惑通りの展開だったのかもしれないが、この内容では名古屋の勝利は妥当だった。清水の不出来さは目を覆うほどで、特にバレーを全く生かすボールが出てこなかったのは気になる。それに対し名古屋は勢いの出そうな勝利で、これで気分よく次の首位大宮戦に挑めるだろう。玉田の不調は気がかりだが、ケネディがやや調子を戻してきたのは好材料でこれなら降格の心配をしなくてよくなる日も近そうだ。
2013年05月12日
生観戦を断念した土曜日
昨日から2ヶ月ぶりの土日連休となっています。
土曜休みの時は出来る限りサッカー生観戦に行くことにしていたのですが、昨日はあいにく本降りの雨。それでも最初行く予定にしていたFC刈谷の試合でなく、全天候型の豊田スタジアムでのグランパスの試合ならば雨も関係ないはずなのですが、結局両方の試合とも観戦を断念しました。
というのも先月くらいから微熱気味などずっと体調が悪くて、そんな中で雨中のサッカー観戦なんて体調を酷くするだけですので。特に豊田スタジアムの場合、名鉄豊田市駅からスタジアムまでおよそ15分は歩かなければならないわけで正直途中で行き倒れる心配までしなければなりませんし。
それでも面白いサッカーが見られるなら無理してでも行っていたかもしれません。ところが昨年くらいからグランパスの試合で面白い試合を見たという覚えがないのですね。最後に見た昨年のホーム最終戦なんて「金返せ!」と叫びたくなるレベルでしたし、今年数回見たテレビでの試合でも相変わらず個人能力頼みのサッカーを続けています。これでは悪い体調を押してまで、電車と徒歩で2時間近くかかる豊田スタジアムまで行こうという気にならなくても仕方ない・・・
というわけで昨日はJスポーツ3でテレビ観戦。生観戦でないので試合の詳細な感想は差し控えますが、横浜マリノスのデキが悪かったこともあるのか、前半から久しぶりにグランパスらしい攻撃を垣間見ることが出来ました。ただそれでも勝てないのが今のグランパスで、PKで先制こそしたもののマリノスの思惑通りセットプレーとカウンターであっけなく逆転。そして最後西村主審がお情けで与えてくれたようなPKを本来のキッカーであるケネディを除けてまで蹴った玉田が見事止められ万事休す。同点に追いつかれた場面も田中隼磨のミス(というよりDF陣の意思疎通のなさ)から与えたCKからで、例え見に行っていたとしてもまたストレスを溜めて体調を悪くしていたでしょうからやはり行かなくて正解だったのでしょう。
そしてもう一つ気になっていたFC刈谷の開幕戦は3-0で勝利していました。対戦相手が苦手の藤枝市役所ということや直前の愛知県社会人サッカー選手権で苦戦していたこともあって正直不安たっぷりだったのですが、こちらは一安心。ただ日程の都合もあってFC刈谷はこれ以降来月30日までホーム開催がないのですね。しかも日程の悪戯かこれ以降もほとんどFC刈谷の試合に行けるチャンスもなさそうで本当に雨が恨めしい。
まあ体調が悪かったので仕方ないのですけど・・・次回はそんな憂いなくサッカーが(生で)見られますように。
土曜休みの時は出来る限りサッカー生観戦に行くことにしていたのですが、昨日はあいにく本降りの雨。それでも最初行く予定にしていたFC刈谷の試合でなく、全天候型の豊田スタジアムでのグランパスの試合ならば雨も関係ないはずなのですが、結局両方の試合とも観戦を断念しました。
というのも先月くらいから微熱気味などずっと体調が悪くて、そんな中で雨中のサッカー観戦なんて体調を酷くするだけですので。特に豊田スタジアムの場合、名鉄豊田市駅からスタジアムまでおよそ15分は歩かなければならないわけで正直途中で行き倒れる心配までしなければなりませんし。
それでも面白いサッカーが見られるなら無理してでも行っていたかもしれません。ところが昨年くらいからグランパスの試合で面白い試合を見たという覚えがないのですね。最後に見た昨年のホーム最終戦なんて「金返せ!」と叫びたくなるレベルでしたし、今年数回見たテレビでの試合でも相変わらず個人能力頼みのサッカーを続けています。これでは悪い体調を押してまで、電車と徒歩で2時間近くかかる豊田スタジアムまで行こうという気にならなくても仕方ない・・・
というわけで昨日はJスポーツ3でテレビ観戦。生観戦でないので試合の詳細な感想は差し控えますが、横浜マリノスのデキが悪かったこともあるのか、前半から久しぶりにグランパスらしい攻撃を垣間見ることが出来ました。ただそれでも勝てないのが今のグランパスで、PKで先制こそしたもののマリノスの思惑通りセットプレーとカウンターであっけなく逆転。そして最後西村主審がお情けで与えてくれたようなPKを本来のキッカーであるケネディを除けてまで蹴った玉田が見事止められ万事休す。同点に追いつかれた場面も田中隼磨のミス(というよりDF陣の意思疎通のなさ)から与えたCKからで、例え見に行っていたとしてもまたストレスを溜めて体調を悪くしていたでしょうからやはり行かなくて正解だったのでしょう。
そしてもう一つ気になっていたFC刈谷の開幕戦は3-0で勝利していました。対戦相手が苦手の藤枝市役所ということや直前の愛知県社会人サッカー選手権で苦戦していたこともあって正直不安たっぷりだったのですが、こちらは一安心。ただ日程の都合もあってFC刈谷はこれ以降来月30日までホーム開催がないのですね。しかも日程の悪戯かこれ以降もほとんどFC刈谷の試合に行けるチャンスもなさそうで本当に雨が恨めしい。
まあ体調が悪かったので仕方ないのですけど・・・次回はそんな憂いなくサッカーが(生で)見られますように。
2012年11月24日
ACLなんておこがましい
今日グランパスのホーム最終戦を見に豊田スタジアムまで行ってきました。
昨日J1昇格プレーオフをテレビ観戦していて、林が放ったループシュートに思わず叫び声を上げてしまったくらいサッカー観戦の妙を堪能したぼくとしては生観戦で昨日以上の感動を・・・と意気込んでいたのですが、結果はというと散々たるもの。今年テレビ・スタジアム合わせて何度も見た内容のないゲームに帰り道の矢作川を通り過ぎる冷たい風が身に凍みました。
(ここから観戦記)
ACL出場にもう1つも勝ち点を落とせないと意気込む名古屋といまだ熾烈な残留争いから抜け出せずにいる鹿島の一戦。幾度も死闘を繰り広げた両チームがピッチで気の抜けない争いを繰り広げるはずだったのですが、内容は今日の気温と同じくお寒いものとなった。
快勝した前節と同じメンバーを揃えた名古屋に対し、鹿島は小笠原を出場停止で欠く上にFW興梠まで不在という非常事態。パッと見で名古屋有利と断じてしまいそうだが、先取点はあっけなく鹿島に入る。前半7分DFラインでボール処理にもたつくCBダニエルからボールをかっさらったドゥトラがGK楢崎のプレッシャーに負けず落ち着いてゴールを決めたのだ。今季何度も見たダニエルの軽率なプレーが早くも出てしまった名古屋は以後も鹿島の鬼気迫るアタックにまともにパスが回らない。しかも左SB三都主が痛んでしまい22分早くも交代カードを一枚使用せざるを得ないという先行き暗いムードが立ち込める。
ただそれを一挙に変えてしまうのがセットプレーの恐さ。ジュニーニョの軽率な反則からFKを得た名古屋は増川の体を投げ出すようなヘディングで同点に追いついたのだ。これで勢いづいた名古屋は三都主と交代で入った石櫃のクロスから決定的なシュートを闘莉王が放つなど徐々に攻勢を強める。しかしそのムードをぶち壊すようなプレーが名古屋に出る。35分ダニエルの中途半端なパスが鹿島DFにカットされここから見事なカウンター。楢崎も最初のシュートは止めたが、それに詰めたドゥトラのシュートには無力だった。これでリードした鹿島は再び落ち着きを取り戻しこのままハーフタイムを迎える。
後半開始から名古屋ストイコビッチ監督は残る2枚の交代カードを切り、藤本・小川に代えドリブラーの金崎・永井を入れるという大博打に出る。これが決まっていればストイコビッチ監督は名将と称えられたかもしれないが、それは鹿島守備陣でなく名古屋を混乱に落としいれただけだった。投入直後は息のいいドリブルを見せていた二人も冷静な鹿島守備陣の対応に徐々に孤立。強引なドリブルを奪われてはカウンターの脅威に晒されるという悪循環。幸いジュニーニョに往年の得点力がなくスコアは変わらなかったが、後半70分過ぎの永井の決定的なシュートが防がれてからはほとんどチャンスらしいチャンスが名古屋に来ずそのまま順当に鹿島が逃げ切った。
正直どちらが残留争いをしているのか分からないといったゲームだった。1試合に2回は軽率なプレイをするダニエルのミスを全て得点に結びつけたドゥトラの決定力は素晴らしいが、あまりに軽率なミスで勝負が決まってしまうのでは本当に興ざめである。そして名古屋は本当にACLに行く気があるのかと聞きたくなるようなプレイの連続だった。正直今日の試合を見る限りストイコビッチ政権はマンネリに至っていると言わざるを得ない。今週ストイコビッチ監督の留任が決まったとの報が流れたが、それなら選手の大胆な入れ替えなど澱んだ空気を一掃しなければいけない。少なくとも故障がちなケネディを助けるFWに展開力のあるボランチ。そしてフィード能力のあるCBの3枚を補強しなければJ制覇どころか中位争いが関の山だ。名古屋フロントは今オフの補強に消極的との報道が伝わってくるが、もしそれなら今年以上の寂しいスタンド風景が待っているだろう。闘莉王の願いとは裏腹に。
昨日J1昇格プレーオフをテレビ観戦していて、林が放ったループシュートに思わず叫び声を上げてしまったくらいサッカー観戦の妙を堪能したぼくとしては生観戦で昨日以上の感動を・・・と意気込んでいたのですが、結果はというと散々たるもの。今年テレビ・スタジアム合わせて何度も見た内容のないゲームに帰り道の矢作川を通り過ぎる冷たい風が身に凍みました。
(ここから観戦記)
ACL出場にもう1つも勝ち点を落とせないと意気込む名古屋といまだ熾烈な残留争いから抜け出せずにいる鹿島の一戦。幾度も死闘を繰り広げた両チームがピッチで気の抜けない争いを繰り広げるはずだったのですが、内容は今日の気温と同じくお寒いものとなった。
快勝した前節と同じメンバーを揃えた名古屋に対し、鹿島は小笠原を出場停止で欠く上にFW興梠まで不在という非常事態。パッと見で名古屋有利と断じてしまいそうだが、先取点はあっけなく鹿島に入る。前半7分DFラインでボール処理にもたつくCBダニエルからボールをかっさらったドゥトラがGK楢崎のプレッシャーに負けず落ち着いてゴールを決めたのだ。今季何度も見たダニエルの軽率なプレーが早くも出てしまった名古屋は以後も鹿島の鬼気迫るアタックにまともにパスが回らない。しかも左SB三都主が痛んでしまい22分早くも交代カードを一枚使用せざるを得ないという先行き暗いムードが立ち込める。
ただそれを一挙に変えてしまうのがセットプレーの恐さ。ジュニーニョの軽率な反則からFKを得た名古屋は増川の体を投げ出すようなヘディングで同点に追いついたのだ。これで勢いづいた名古屋は三都主と交代で入った石櫃のクロスから決定的なシュートを闘莉王が放つなど徐々に攻勢を強める。しかしそのムードをぶち壊すようなプレーが名古屋に出る。35分ダニエルの中途半端なパスが鹿島DFにカットされここから見事なカウンター。楢崎も最初のシュートは止めたが、それに詰めたドゥトラのシュートには無力だった。これでリードした鹿島は再び落ち着きを取り戻しこのままハーフタイムを迎える。
後半開始から名古屋ストイコビッチ監督は残る2枚の交代カードを切り、藤本・小川に代えドリブラーの金崎・永井を入れるという大博打に出る。これが決まっていればストイコビッチ監督は名将と称えられたかもしれないが、それは鹿島守備陣でなく名古屋を混乱に落としいれただけだった。投入直後は息のいいドリブルを見せていた二人も冷静な鹿島守備陣の対応に徐々に孤立。強引なドリブルを奪われてはカウンターの脅威に晒されるという悪循環。幸いジュニーニョに往年の得点力がなくスコアは変わらなかったが、後半70分過ぎの永井の決定的なシュートが防がれてからはほとんどチャンスらしいチャンスが名古屋に来ずそのまま順当に鹿島が逃げ切った。
正直どちらが残留争いをしているのか分からないといったゲームだった。1試合に2回は軽率なプレイをするダニエルのミスを全て得点に結びつけたドゥトラの決定力は素晴らしいが、あまりに軽率なミスで勝負が決まってしまうのでは本当に興ざめである。そして名古屋は本当にACLに行く気があるのかと聞きたくなるようなプレイの連続だった。正直今日の試合を見る限りストイコビッチ政権はマンネリに至っていると言わざるを得ない。今週ストイコビッチ監督の留任が決まったとの報が流れたが、それなら選手の大胆な入れ替えなど澱んだ空気を一掃しなければいけない。少なくとも故障がちなケネディを助けるFWに展開力のあるボランチ。そしてフィード能力のあるCBの3枚を補強しなければJ制覇どころか中位争いが関の山だ。名古屋フロントは今オフの補強に消極的との報道が伝わってくるが、もしそれなら今年以上の寂しいスタンド風景が待っているだろう。闘莉王の願いとは裏腹に。
2012年07月15日
強かな仙台の狙いどおりに
久しぶりに連休がもらえたということで、今日は久々に豊田スタジアムまでサッカー観戦に行ってきました。
本当ならウェーブスタジアムのFC刈谷の試合に行く予定だったのですが、ピクシーの命令(中日スポーツの記事参照)とあってはスタジアムに行かないわけにはいかない(笑)。まあそれでなくても首位ベガルタ仙台相手ということもあって好ゲームが期待できそうな予感充分。そんなわけではるばる豊田まで電車に乗って行ってきたわけですが・・・
(ここから観戦記)
名古屋は守備の要であるアンカーのダニルソンが出場停止ということでどのようなフォーメーションを採るか注目されたが、最近売り出し中の若手MF田口をそのままの位置で起用とここ数試合のいい流れを壊さない作戦。一方の仙台もCBの鎌田が出場停止。レギュラーCBの上本もケガで欠き、渡辺と本来ボランチの角田(まあ京都時代はCBだったが)を組ませるなどどちらも守備に不安を覗かせているとうこともあって両チームとも慎重な立ち上がりとなった。
ダニルソンほど驚異的なカバー能力を田口には期待できないとあって、いつもは前線に絡む藤本・小川の攻撃的MFがやや下がり目の位置を取ったこともあり名古屋はFWのケネディが孤立するシーンが続出。一方の仙台もいつもは少ないチャンスをゴールに結びつけるウィルソンが絶不調。パートナーの赤嶺も闘莉王・ダニエルの体を張った守りに抑えられるなど膠着状態が続く。
それでも仙台は25分過ぎ、カウンターから右サイドを太田が突破。そのクロスを赤嶺がシュートを放つもここは楢崎が好セーブ。逆に名古屋は期待の永井が今日は今ひとつで仙台の守備陣を突破できず、前半はどちらかというと仙台ペースといっていい戦いぶりだった。
後半、名古屋はピクシーに相当喝を入れられたのだろうか、俄然攻撃にシフトする。前半目立たなかった金崎や永井が次々仙台のサイドを突破しクロスを上げる。しかしケネディが角田の老獪な守備に阻まれシュートを打たしてもらえない。それならと金崎が自分でシュートを放つがこれは惜しくも枠外。それでも名古屋は闘莉王やダニエルまで攻撃参加するなど強引に仙台ゴールをこじ開けかかる。そこで仙台の手倉森監督はいいところの無かったウィルソンを下げて関口を投入。赤嶺のワントップにして守りを固める作戦。そして残り10分過ぎからはボランチの松下・田村もほとんど攻撃に出ず引き分け狙いを徹底させる。それでも名古屋が好調ならば仙台の狙いを許さなかっただろうが今日の名古屋はサイドからのクロスの精度が今ひとつ。それでショートパス主体の攻撃で終盤攻め込んだのだが、これは仙台の待ち受けるところでシュートを打つところまでいかない。結局仙台の思惑どおりのスコアレスドローに終わってしまった。
名古屋にとってはベンチもサポーターもイライラが増すばかりの一戦となってしまった。正直スペクタクルの欠片もない凡戦といっていい試合だったのだが、これが仙台の狙いだったのだろう。いつもなら前からプレスをかけるMF陣も今日はやや押さえ気味でFW陣も不調。それでいて勝ち点1を持ち帰ってしまうのだから、完全に強かさを身につけたといっていい。一方の名古屋は首位に迫るチャンスをみすみす失いいわば負けに等しい引き分けだ。今日の戦いぶりでは優勝を狙うなどおこがましい。それでも救いは今後の対戦相手が札幌・神戸・清水・G大阪という下位&不調チームということ。ここで取りこぼすようだと本当に終戦となってしまいかねないが、果たしてどのような結果になるのだろうか。個人的には新戦力などてこ入れが必要だと思うのだが・・・
本当ならウェーブスタジアムのFC刈谷の試合に行く予定だったのですが、ピクシーの命令(中日スポーツの記事参照)とあってはスタジアムに行かないわけにはいかない(笑)。まあそれでなくても首位ベガルタ仙台相手ということもあって好ゲームが期待できそうな予感充分。そんなわけではるばる豊田まで電車に乗って行ってきたわけですが・・・
(ここから観戦記)
名古屋は守備の要であるアンカーのダニルソンが出場停止ということでどのようなフォーメーションを採るか注目されたが、最近売り出し中の若手MF田口をそのままの位置で起用とここ数試合のいい流れを壊さない作戦。一方の仙台もCBの鎌田が出場停止。レギュラーCBの上本もケガで欠き、渡辺と本来ボランチの角田(まあ京都時代はCBだったが)を組ませるなどどちらも守備に不安を覗かせているとうこともあって両チームとも慎重な立ち上がりとなった。
ダニルソンほど驚異的なカバー能力を田口には期待できないとあって、いつもは前線に絡む藤本・小川の攻撃的MFがやや下がり目の位置を取ったこともあり名古屋はFWのケネディが孤立するシーンが続出。一方の仙台もいつもは少ないチャンスをゴールに結びつけるウィルソンが絶不調。パートナーの赤嶺も闘莉王・ダニエルの体を張った守りに抑えられるなど膠着状態が続く。
それでも仙台は25分過ぎ、カウンターから右サイドを太田が突破。そのクロスを赤嶺がシュートを放つもここは楢崎が好セーブ。逆に名古屋は期待の永井が今日は今ひとつで仙台の守備陣を突破できず、前半はどちらかというと仙台ペースといっていい戦いぶりだった。
後半、名古屋はピクシーに相当喝を入れられたのだろうか、俄然攻撃にシフトする。前半目立たなかった金崎や永井が次々仙台のサイドを突破しクロスを上げる。しかしケネディが角田の老獪な守備に阻まれシュートを打たしてもらえない。それならと金崎が自分でシュートを放つがこれは惜しくも枠外。それでも名古屋は闘莉王やダニエルまで攻撃参加するなど強引に仙台ゴールをこじ開けかかる。そこで仙台の手倉森監督はいいところの無かったウィルソンを下げて関口を投入。赤嶺のワントップにして守りを固める作戦。そして残り10分過ぎからはボランチの松下・田村もほとんど攻撃に出ず引き分け狙いを徹底させる。それでも名古屋が好調ならば仙台の狙いを許さなかっただろうが今日の名古屋はサイドからのクロスの精度が今ひとつ。それでショートパス主体の攻撃で終盤攻め込んだのだが、これは仙台の待ち受けるところでシュートを打つところまでいかない。結局仙台の思惑どおりのスコアレスドローに終わってしまった。
名古屋にとってはベンチもサポーターもイライラが増すばかりの一戦となってしまった。正直スペクタクルの欠片もない凡戦といっていい試合だったのだが、これが仙台の狙いだったのだろう。いつもなら前からプレスをかけるMF陣も今日はやや押さえ気味でFW陣も不調。それでいて勝ち点1を持ち帰ってしまうのだから、完全に強かさを身につけたといっていい。一方の名古屋は首位に迫るチャンスをみすみす失いいわば負けに等しい引き分けだ。今日の戦いぶりでは優勝を狙うなどおこがましい。それでも救いは今後の対戦相手が札幌・神戸・清水・G大阪という下位&不調チームということ。ここで取りこぼすようだと本当に終戦となってしまいかねないが、果たしてどのような結果になるのだろうか。個人的には新戦力などてこ入れが必要だと思うのだが・・・
2012年06月06日
アウトサイダーのいない大会
今週末からいよいよUEFA欧州選手権が始まります。
以前この大会見たさにWOWOWに加入したことがあったのですが(ドイツがチェコを破って優勝したイングランド大会)仕事の都合でほとんど生中継を見られなくなってしまい加入を打ち切ってしまってからはやや縁遠いイベントとなってしまいました。
それでもやはり大会前となると参加国の動向が気になるもの。といってもアウトサイダー好きのぼくとしては2000年大会のスロベニア(当時は突破したこと自体驚きだった弱小国)や2004年大会のラトビアのようなこれぞアウトサイダーというような国が今回見当たらないのですね。
アイルランドは確かに参加チーム中最弱といえる陣容ですが国際大会の実績を考えればアウトサイダーと呼ぶのはちょっと失礼だし、ギリシャは前々回大会の優勝国。古豪ポーランドは往年の力は消えうせたものの開催国の意地は見せてくれそうだし、前評判最悪のウクライナも同じく開催国とあってまさか3戦全敗という結果に終われないところ。
こうなるとプレーオフでエストニアやモンテネグロそしてボスニア・ヘルチェゴビナといったところがことごとく敗れてしまったのが惜しまれるところなのですが、まあこれもプレーオフの抽選が完全なランダムでなく強いチーム対弱いチームという対戦に設定となってしまったからある程度仕方ないかもしれません。
まあそれでも2004年大会のラトビアは格上と目されたトルコを堂々と打ち破って出場を決めたわけですから言い訳できませんが。
というわけで今のところ余り熱の入った検討はしていないのですが、ぼく的に期待しているチームはスウェーデン。初戦が地元ウクライナというのは心配な点ですが、ここさえ実力の差を見せつければ第2戦のイングランドとは相性がいいだけに突破の可能性が高くなってきます。フランスとイングランドのどちらかを屠って決勝トーナメント進出となれば、それだけで成功といってもいいでしょう。もちろんワールドカップ3位になった経験のあるスウェーデンにとっては、もっと上の結果を目指しているのでしょうけれど。
まあこれで再びエロゲー崩しが滞りがちになるのはほぼ確定ですが、とにかく熱戦を期待したいものです。
以前この大会見たさにWOWOWに加入したことがあったのですが(ドイツがチェコを破って優勝したイングランド大会)仕事の都合でほとんど生中継を見られなくなってしまい加入を打ち切ってしまってからはやや縁遠いイベントとなってしまいました。
それでもやはり大会前となると参加国の動向が気になるもの。といってもアウトサイダー好きのぼくとしては2000年大会のスロベニア(当時は突破したこと自体驚きだった弱小国)や2004年大会のラトビアのようなこれぞアウトサイダーというような国が今回見当たらないのですね。
アイルランドは確かに参加チーム中最弱といえる陣容ですが国際大会の実績を考えればアウトサイダーと呼ぶのはちょっと失礼だし、ギリシャは前々回大会の優勝国。古豪ポーランドは往年の力は消えうせたものの開催国の意地は見せてくれそうだし、前評判最悪のウクライナも同じく開催国とあってまさか3戦全敗という結果に終われないところ。
こうなるとプレーオフでエストニアやモンテネグロそしてボスニア・ヘルチェゴビナといったところがことごとく敗れてしまったのが惜しまれるところなのですが、まあこれもプレーオフの抽選が完全なランダムでなく強いチーム対弱いチームという対戦に設定となってしまったからある程度仕方ないかもしれません。
まあそれでも2004年大会のラトビアは格上と目されたトルコを堂々と打ち破って出場を決めたわけですから言い訳できませんが。
というわけで今のところ余り熱の入った検討はしていないのですが、ぼく的に期待しているチームはスウェーデン。初戦が地元ウクライナというのは心配な点ですが、ここさえ実力の差を見せつければ第2戦のイングランドとは相性がいいだけに突破の可能性が高くなってきます。フランスとイングランドのどちらかを屠って決勝トーナメント進出となれば、それだけで成功といってもいいでしょう。もちろんワールドカップ3位になった経験のあるスウェーデンにとっては、もっと上の結果を目指しているのでしょうけれど。
まあこれで再びエロゲー崩しが滞りがちになるのはほぼ確定ですが、とにかく熱戦を期待したいものです。
2012年05月26日
カウンター2発に沈められ
昨年と違いまずまずのスタートを切ったといえるFC刈谷ですが、勤務日と重なったりぼく自身の体調が優れなかったりと今年これまで観戦する機会がありませんでした。
もちろん好スタートといってもリーグ戦は始まったばかり。ただ昨年トーナメント戦&リーグ戦でことごとく手痛い目に遭ったマルヤス工業相手に社会人サッカー選手権の決勝戦で勝ち、リーグ戦で引き分けという結果は悪くありません。そういった意味でも今日の矢崎バレンテ戦は試金石ともいえる1戦でしょう。
そんな矢崎バレンテは昨年は不調でまさかの降格争いをしてしまいましたが、今年は初戦のFC岐阜セカンドには2-6と大敗したものの次戦の藤枝市役所戦はそのお返しとばかりに4-1の快勝。大味な試合を繰り返していますが、やはり侮れない力を持っていると考えてよいでしょう。それでも優勝を狙うためにはホーム戦のここで負けるわけにはいきませんが・・・
さて当直勤務明けの観戦ということで、普段なら多少なりとも仮眠をとってから出かけるところですが、引継ぎに時間が掛かったことと試合開始時間が13時ということもあって、自宅に帰って休む間もなく出発。その甲斐あってウェーブスタジアムの駐車場に着いたのは開始20分前という理想の時間。いつもなら自宅で寝過ごしてキックオフ時間が過ぎてからにスタジアムに到着なんてこともあるのですが、これなら余裕を持って観戦準備に掛かれる・・・と思ったのも束の間、なんと駐車場が満員で駐車スペースを捜す車がウロウロとしている状態。
もちろんFC刈谷の試合にそんな観客が集まるわけなく、どうやらスタジアムに併設されているグランドで高校総体のサッカー大会が行われていて、それを応援する父兄の車で駐車場が一杯になっているらしい。ぼく的には何か間違っている気がしないでもないのですが、ようやく空いている駐車スペースを捜してスタンドに入場した頃にはキックオフ直前の時間になっていました。
そんなわけで席を確保した時にはもはやスタメン発表が行われていて、矢崎バレンテの選手たちの名前は分からずじまい。Jリーグのようにマッチプログラムに相手チームの登録メンバーが載っていればそんな心配はしなくていいのですが、FC刈谷のプログラムにそんな気の利いた資料が載っているわけがなく(というよりプログラムが配られているだけ有難いと思わなければいけない)選手の名前が分からないまま観戦というなんとも締まらないことになってしまいました。
(ここから観戦記)
FC刈谷の予想フォーメーションは4-3-3だったのですが、実際は4-2-3-1に近くてワントップの大石をトップ下の高橋が援護する布陣。注目は開幕戦に続いてのスタメンとなる左MF鈴木と初スタメンに抜擢された右MF松田という両翼のデキ。そんな刈谷に対する矢崎バレンテは4-4-2ながらトップ下の萩田に好調のFW井口と身体能力が強い河井が流動的に動き回って一見4-4-3にも見えるフォーメーション。そんな矢崎の守備陣をまずかき回したのが松田で5分すぎドリブルで中央を突破しキーパーと1対1に。しかしこの決定機は相手キーパー宮城のファインセーブに合いゴールならず。このあたりの展開を見る限り矢崎の守備はやはり脆そう。これなら昨年のホーム戦のような大量得点での勝利もありえるのではと思ったのですが・・・そんな甘い考えを打ち破ったのは10分過ぎに見せた矢崎の見事なカウンターで、右サイドを一人で突破した秋本がそのまま見事なドリブルシュートを刈谷のサイドネットに突き刺し矢崎バレンテが先制!
それ以降の展開はほぼ矢崎バレンテのペースとなり刈谷左サイドの曖昧な守備を付いて鋭いカウンターからチャンスを量産。幸いCBの東間が高い身体能力で跳ね返して決定機までは至らなかったがFC刈谷ベンチにとってはイライラする展開が続く。そんなFC刈谷のわずかなチャンスは25分過ぎに大石が抜け出しキーパーと1対1となったシーン。そんな決定機もまたもキーパー宮城が見事な飛び出しに阻止されると、刈谷加藤監督は流れを変えるべくピッチをうろうろするばかりだった鈴木に変え本来のレギュラー北野を投入する。それでも流れは変わらず左SBの小林がイエローを貰うなど矢崎ベンチの思い通りといっていい展開のまま前半が終了する。
後半に入りどうしても点が欲しいFC刈谷は酒井・庄司の2ボランチから酒井を一つ上に上げ、しかも両SBを高めに位置させるという攻撃的布陣を採る。それが実ったのが60分過ぎ。今日刈谷で一番活躍の目立つ松田が右サイドを突破しシュート。その跳ね返りから混戦となり再度松田がダイレクトで狙ったシュートがようやく矢崎ゴールを破り同点に!
しかし刈谷が攻撃的布陣を採ったということはそれだけ矢崎にもカウンターのチャンスが増えるということ。65分萩田がフリーで放ったシュートこそ刈谷キーパー水谷の正面を付いて事なきを得たが、70分過ぎその直前足を痛めた秋本に代わって入ったばかりの松村が右サイドを突破。この時刈谷守備陣は誰も入ったばかりの松村を見てなくて、ほぼフリーでクロスを上げられては勝負あり。これを井口が綺麗にダイレクトボレーで刈谷ゴールネットに突き刺しまたも矢崎がリードを奪う。
刈谷ベンチは福谷に続き長身FW阿部を投入し同点を狙うが、矢崎ベンチもすかさずCBに大森を投入し守備を強化。それでも刈谷の懸命な攻撃は激しく、CKの混戦からもう少しでゴールを割れるところだったが、これは河井がゴールライン間近でクリア。そしてロスタイムに放った大石のシュートもポストに嫌われてしまい矢崎バレンテにまんまと逃げ切られてしまった。
今日の試合を見る限り、FC刈谷の見通しは正直暗い。チャンスメーカーの高橋も前が向けないようでは決定的なスルーパスを送れない。そして今日目に付いたのはボランチのデキの悪さ。矢崎の守備陣に徹底的マークされる高橋にボールを送っては奪われカウンターに晒されるという繰り返し。もう少し高橋の負担を少なくするようにしなくてはこのシステムは機能しないだろう。そして大石は万能型のFWとはいえ今日の結果を見る限りワントップ向きではなさそう。やはり2トップにしてマークを分散させたいところで、昨年コンビを組んだ中山の復帰を待ちたいところ。そんな中数少ない光明は松田の活躍。彼のドリブルはいいアクセントとなっていて今後が楽しみ。惜しむらくはもう少しクロスの精度が良ければよいのですが、それは今後の課題としてとっておきましょう。
そんなわけで疲れだけが溜まる観戦となってしまったのですが、これに懲りずFC刈谷の応援を今年も続けたいと思っています。たすき募金に願いをこめて・・・
もちろん好スタートといってもリーグ戦は始まったばかり。ただ昨年トーナメント戦&リーグ戦でことごとく手痛い目に遭ったマルヤス工業相手に社会人サッカー選手権の決勝戦で勝ち、リーグ戦で引き分けという結果は悪くありません。そういった意味でも今日の矢崎バレンテ戦は試金石ともいえる1戦でしょう。
そんな矢崎バレンテは昨年は不調でまさかの降格争いをしてしまいましたが、今年は初戦のFC岐阜セカンドには2-6と大敗したものの次戦の藤枝市役所戦はそのお返しとばかりに4-1の快勝。大味な試合を繰り返していますが、やはり侮れない力を持っていると考えてよいでしょう。それでも優勝を狙うためにはホーム戦のここで負けるわけにはいきませんが・・・
さて当直勤務明けの観戦ということで、普段なら多少なりとも仮眠をとってから出かけるところですが、引継ぎに時間が掛かったことと試合開始時間が13時ということもあって、自宅に帰って休む間もなく出発。その甲斐あってウェーブスタジアムの駐車場に着いたのは開始20分前という理想の時間。いつもなら自宅で寝過ごしてキックオフ時間が過ぎてからにスタジアムに到着なんてこともあるのですが、これなら余裕を持って観戦準備に掛かれる・・・と思ったのも束の間、なんと駐車場が満員で駐車スペースを捜す車がウロウロとしている状態。
もちろんFC刈谷の試合にそんな観客が集まるわけなく、どうやらスタジアムに併設されているグランドで高校総体のサッカー大会が行われていて、それを応援する父兄の車で駐車場が一杯になっているらしい。ぼく的には何か間違っている気がしないでもないのですが、ようやく空いている駐車スペースを捜してスタンドに入場した頃にはキックオフ直前の時間になっていました。
そんなわけで席を確保した時にはもはやスタメン発表が行われていて、矢崎バレンテの選手たちの名前は分からずじまい。Jリーグのようにマッチプログラムに相手チームの登録メンバーが載っていればそんな心配はしなくていいのですが、FC刈谷のプログラムにそんな気の利いた資料が載っているわけがなく(というよりプログラムが配られているだけ有難いと思わなければいけない)選手の名前が分からないまま観戦というなんとも締まらないことになってしまいました。
(ここから観戦記)
FC刈谷の予想フォーメーションは4-3-3だったのですが、実際は4-2-3-1に近くてワントップの大石をトップ下の高橋が援護する布陣。注目は開幕戦に続いてのスタメンとなる左MF鈴木と初スタメンに抜擢された右MF松田という両翼のデキ。そんな刈谷に対する矢崎バレンテは4-4-2ながらトップ下の萩田に好調のFW井口と身体能力が強い河井が流動的に動き回って一見4-4-3にも見えるフォーメーション。そんな矢崎の守備陣をまずかき回したのが松田で5分すぎドリブルで中央を突破しキーパーと1対1に。しかしこの決定機は相手キーパー宮城のファインセーブに合いゴールならず。このあたりの展開を見る限り矢崎の守備はやはり脆そう。これなら昨年のホーム戦のような大量得点での勝利もありえるのではと思ったのですが・・・そんな甘い考えを打ち破ったのは10分過ぎに見せた矢崎の見事なカウンターで、右サイドを一人で突破した秋本がそのまま見事なドリブルシュートを刈谷のサイドネットに突き刺し矢崎バレンテが先制!
それ以降の展開はほぼ矢崎バレンテのペースとなり刈谷左サイドの曖昧な守備を付いて鋭いカウンターからチャンスを量産。幸いCBの東間が高い身体能力で跳ね返して決定機までは至らなかったがFC刈谷ベンチにとってはイライラする展開が続く。そんなFC刈谷のわずかなチャンスは25分過ぎに大石が抜け出しキーパーと1対1となったシーン。そんな決定機もまたもキーパー宮城が見事な飛び出しに阻止されると、刈谷加藤監督は流れを変えるべくピッチをうろうろするばかりだった鈴木に変え本来のレギュラー北野を投入する。それでも流れは変わらず左SBの小林がイエローを貰うなど矢崎ベンチの思い通りといっていい展開のまま前半が終了する。
後半に入りどうしても点が欲しいFC刈谷は酒井・庄司の2ボランチから酒井を一つ上に上げ、しかも両SBを高めに位置させるという攻撃的布陣を採る。それが実ったのが60分過ぎ。今日刈谷で一番活躍の目立つ松田が右サイドを突破しシュート。その跳ね返りから混戦となり再度松田がダイレクトで狙ったシュートがようやく矢崎ゴールを破り同点に!
しかし刈谷が攻撃的布陣を採ったということはそれだけ矢崎にもカウンターのチャンスが増えるということ。65分萩田がフリーで放ったシュートこそ刈谷キーパー水谷の正面を付いて事なきを得たが、70分過ぎその直前足を痛めた秋本に代わって入ったばかりの松村が右サイドを突破。この時刈谷守備陣は誰も入ったばかりの松村を見てなくて、ほぼフリーでクロスを上げられては勝負あり。これを井口が綺麗にダイレクトボレーで刈谷ゴールネットに突き刺しまたも矢崎がリードを奪う。
刈谷ベンチは福谷に続き長身FW阿部を投入し同点を狙うが、矢崎ベンチもすかさずCBに大森を投入し守備を強化。それでも刈谷の懸命な攻撃は激しく、CKの混戦からもう少しでゴールを割れるところだったが、これは河井がゴールライン間近でクリア。そしてロスタイムに放った大石のシュートもポストに嫌われてしまい矢崎バレンテにまんまと逃げ切られてしまった。
今日の試合を見る限り、FC刈谷の見通しは正直暗い。チャンスメーカーの高橋も前が向けないようでは決定的なスルーパスを送れない。そして今日目に付いたのはボランチのデキの悪さ。矢崎の守備陣に徹底的マークされる高橋にボールを送っては奪われカウンターに晒されるという繰り返し。もう少し高橋の負担を少なくするようにしなくてはこのシステムは機能しないだろう。そして大石は万能型のFWとはいえ今日の結果を見る限りワントップ向きではなさそう。やはり2トップにしてマークを分散させたいところで、昨年コンビを組んだ中山の復帰を待ちたいところ。そんな中数少ない光明は松田の活躍。彼のドリブルはいいアクセントとなっていて今後が楽しみ。惜しむらくはもう少しクロスの精度が良ければよいのですが、それは今後の課題としてとっておきましょう。
そんなわけで疲れだけが溜まる観戦となってしまったのですが、これに懲りずFC刈谷の応援を今年も続けたいと思っています。たすき募金に願いをこめて・・・
2012年04月14日
今日は余裕で勝ちきった
今年初めてサッカー観戦に豊田スタジアムまで行ってきました。
前日から降っていた雨は自室を出る頃には止んでいて公共交通機関で行く身には非常に有難かったのですが、前日からの当直勤務明けで行ったということもあって疲れからあまり熱中できなかったのは残念でした。まあ試合観戦しながらチューハイ2本を空けてしまったことのほうが主原因のような気もしますが・・・
(ここから観戦記)
今節の名古屋グランパスの相手は前節の鳥栖に続いて昇格組のコンサドーレ札幌。個人能力に優れる名古屋攻撃陣を相手に地力に劣る札幌がスコアレスの展開をどこまで持続できるかが焦点となったが、その札幌ベンチの目論見を外すようにキックオフ直後の3分。あっけなく藤本のスルーパスを許して名古屋FW金崎に先制ゴールを許してしまう。今日の札幌は守備的MFにベテラン河合とユース上がりの新人でJ初スタメンの前貴之を組ませたのだが、この先制点はまだ連携に不安のある札幌守備陣にとってかなりのダメージを与えたようで、その後の15分。札幌は右SB高木の上がった隙を付かれ名古屋にオウンゴールを与えてしまう。前半の早い段階で2点差を付けられては試合の趨勢は決まってしまったようなもので、後は単発的な札幌の攻撃をいなす名古屋守備陣という展開が続き、札幌のチャンスといえばセットプレイくらいなもの。その数少ないチャンスも至近距離で放った宮澤の決定的なシュートはGK楢崎に阻まれ前半はこのまま名古屋2点リードで終わる。
後半も似たような展開が続くが、前半途中から河合がベテランらしい読みの入った守備で札幌DFを引っ張りキックオフ直後は不安定だったCBコンビの奈良・ジェイドノースもようやく名古屋の攻撃を落ち着いて交わせるようになりほぼ互角の展開となった。ただそれでも名古屋にはそんな札幌守備陣をあっさり破ってしまう個人能力があるのが強み。77分今度は金崎のヒールパスから玉田がダメ押しのゴールを決めて勝負あり。終了間近札幌古田のミドルが名古屋DFに当たってコースが変わり得点を許したものの結局試合は名古屋の貫録勝ちと終わった。
前節の鳥栖戦は苦しいゲームとなった名古屋だったが、今日は早い段階で2点リードしたこともあり余裕を持って札幌の攻撃をシャットアウトしたように見えた。それに対し札幌は今日のゲームを見る限りJ1で戦うには正直戦力的に苦しいように思える。開幕直後は最少失点で踏ん張ってきた守備陣もここ2試合複数失点を許していて、今後も攻撃陣の不発が続くようだと一昨年の湘南や昨年の福岡・山形のような末路を辿ってしまいそうだ。一方の名古屋は前節と違い余裕のある戦いを見せたが、続く水曜日にはACLの天津泰達戦が待っている。FWケネディ不在で連勝と結果を残している名古屋だがACLやJ1上位陣相手ではケネディの高さはやはり必要だ。次の観戦こそケネディの元気な姿をピッチで見たいと思っています。
前日から降っていた雨は自室を出る頃には止んでいて公共交通機関で行く身には非常に有難かったのですが、前日からの当直勤務明けで行ったということもあって疲れからあまり熱中できなかったのは残念でした。まあ試合観戦しながらチューハイ2本を空けてしまったことのほうが主原因のような気もしますが・・・
(ここから観戦記)
今節の名古屋グランパスの相手は前節の鳥栖に続いて昇格組のコンサドーレ札幌。個人能力に優れる名古屋攻撃陣を相手に地力に劣る札幌がスコアレスの展開をどこまで持続できるかが焦点となったが、その札幌ベンチの目論見を外すようにキックオフ直後の3分。あっけなく藤本のスルーパスを許して名古屋FW金崎に先制ゴールを許してしまう。今日の札幌は守備的MFにベテラン河合とユース上がりの新人でJ初スタメンの前貴之を組ませたのだが、この先制点はまだ連携に不安のある札幌守備陣にとってかなりのダメージを与えたようで、その後の15分。札幌は右SB高木の上がった隙を付かれ名古屋にオウンゴールを与えてしまう。前半の早い段階で2点差を付けられては試合の趨勢は決まってしまったようなもので、後は単発的な札幌の攻撃をいなす名古屋守備陣という展開が続き、札幌のチャンスといえばセットプレイくらいなもの。その数少ないチャンスも至近距離で放った宮澤の決定的なシュートはGK楢崎に阻まれ前半はこのまま名古屋2点リードで終わる。
後半も似たような展開が続くが、前半途中から河合がベテランらしい読みの入った守備で札幌DFを引っ張りキックオフ直後は不安定だったCBコンビの奈良・ジェイドノースもようやく名古屋の攻撃を落ち着いて交わせるようになりほぼ互角の展開となった。ただそれでも名古屋にはそんな札幌守備陣をあっさり破ってしまう個人能力があるのが強み。77分今度は金崎のヒールパスから玉田がダメ押しのゴールを決めて勝負あり。終了間近札幌古田のミドルが名古屋DFに当たってコースが変わり得点を許したものの結局試合は名古屋の貫録勝ちと終わった。
前節の鳥栖戦は苦しいゲームとなった名古屋だったが、今日は早い段階で2点リードしたこともあり余裕を持って札幌の攻撃をシャットアウトしたように見えた。それに対し札幌は今日のゲームを見る限りJ1で戦うには正直戦力的に苦しいように思える。開幕直後は最少失点で踏ん張ってきた守備陣もここ2試合複数失点を許していて、今後も攻撃陣の不発が続くようだと一昨年の湘南や昨年の福岡・山形のような末路を辿ってしまいそうだ。一方の名古屋は前節と違い余裕のある戦いを見せたが、続く水曜日にはACLの天津泰達戦が待っている。FWケネディ不在で連勝と結果を残している名古屋だがACLやJ1上位陣相手ではケネディの高さはやはり必要だ。次の観戦こそケネディの元気な姿をピッチで見たいと思っています。
2011年11月27日
旅の終わりと始まり
先週火曜日くらいに、とうとう今シーズン初めてとなる風邪を引いてしまいました。
最初咽喉がひたすら痛くつばを飲み込むのも辛い状況だったのですが、それが収まったと思ったら今度はひどい鼻水。といっても仕事は休めないというわけで解熱剤を服用して無理に熱を下げているせいか、ずっと体調が優れない。本当は汗をかき熱を出し切ってしまったほうが早く治るのですが、仕事のことを思うとそうも言ってられないのが辛いところ。
そんなわけで、本来なら見に行く予定だった土曜日のグランパスのホームゲーム最終戦はあえなくテレビ観戦することに・・・折角購入したチケットをムダにしたことよりも3年間に亘ったモンテディオ山形のJ1の旅の最期が看取れなかったのが残念でした。次に山形の姿を瑞穂(豊田)で見られるのはいつになるかは分かりませんが、ただテレビで見る限りはこのまま来年J2に降格してもそう簡単には上がってこれないのではと思ってしまいました。特にJ1最下位で降格して翌年すぐ昇格したというのは、ぼくの記憶では思い当たらないだけにこのまま無抵抗のままシーズンを終えてしまうのはどうかと。ホーム最終戦に駆けつけるサポーターのためにも山形には最後の意地を見せてもらいたいです。
そんな山形と入れ替わるようにサガン鳥栖が来季のJ1昇格をほぼ確実なものにしました。これまで鳥栖が経験してきた苦難のことを思うとJ1昇格というのは夢のようなことだと思います。来季のJ1は今季山形や福岡が経験してきた以上の苦しい戦いが待っていると思いますが、鳥栖のJ1の旅が1年でも長く続くように祈りたいと思います。
最初咽喉がひたすら痛くつばを飲み込むのも辛い状況だったのですが、それが収まったと思ったら今度はひどい鼻水。といっても仕事は休めないというわけで解熱剤を服用して無理に熱を下げているせいか、ずっと体調が優れない。本当は汗をかき熱を出し切ってしまったほうが早く治るのですが、仕事のことを思うとそうも言ってられないのが辛いところ。
そんなわけで、本来なら見に行く予定だった土曜日のグランパスのホームゲーム最終戦はあえなくテレビ観戦することに・・・折角購入したチケットをムダにしたことよりも3年間に亘ったモンテディオ山形のJ1の旅の最期が看取れなかったのが残念でした。次に山形の姿を瑞穂(豊田)で見られるのはいつになるかは分かりませんが、ただテレビで見る限りはこのまま来年J2に降格してもそう簡単には上がってこれないのではと思ってしまいました。特にJ1最下位で降格して翌年すぐ昇格したというのは、ぼくの記憶では思い当たらないだけにこのまま無抵抗のままシーズンを終えてしまうのはどうかと。ホーム最終戦に駆けつけるサポーターのためにも山形には最後の意地を見せてもらいたいです。
そんな山形と入れ替わるようにサガン鳥栖が来季のJ1昇格をほぼ確実なものにしました。これまで鳥栖が経験してきた苦難のことを思うとJ1昇格というのは夢のようなことだと思います。来季のJ1は今季山形や福岡が経験してきた以上の苦しい戦いが待っていると思いますが、鳥栖のJ1の旅が1年でも長く続くように祈りたいと思います。
2011年09月11日
モチベーションの差が出る
最近、両足の親指の付け根が痛くて仕方がありません。
この症状で一番最初に思い浮かぶのが痛風なわけですが、最近行った健康診断の結果はと見ると尿酸値はとっくに危険水域をオーバーしていました。しかも過去のデータを改めて見るとおおよそ3年前から要受診の欄にマークが打たれている(それより前はデータ不明)わけですから、最早筋金入りの痛風予備軍といえます。数年前腎臓結石を患って以来、水分をたっぷり摂るように気をつけているのですが、それでもこの数値の悪さですからもし水分を摂っていなかったとしたらとっくに動けなくなっても不思議ないくらい。
まあもし痛風だとしたらあまりの痛さでとても動けない(らしい)ので、痛みがあっても歩けるわけですから痛風ではないだろうと楽観視しているわけですが、今日はそんな痛む足を引きずりながらサッカーを見に行ってきました。
会場はというと港サッカー場でFC刈谷の試合なわけですが、今日はFC刈谷のホームでなく対戦相手であるマルヤス工業のホームゲーム。ということでスタンドの使用はなくピッチ際で胡坐をかいての観戦。前に話したことがあるかもしれませんがゲーム全体を見るにはスタンドで見るのが理想で、ピッチ際ですと選手たちの息遣いなど臨場感はあるものの遠い場所で行われているプレイがよく分からなかったり選手の確認が出来なかったりします。しかも今日は電光掲示板の点灯やスタジアムアナウンスもなし。FC刈谷ホームですと配られるマッチデイプログラム(といってもJリーグで配られるような豪華なものでなく、白黒の紙1枚なのですが)もなしと寂しい限り。まあこれが地域リーグの現状とあきらめているわけですが・・・
(ここから観戦記)
ここ最近4連勝と降格圏を脱出し2位まで浮上したFC刈谷だが、首位を走る藤枝MYFCの優勝がほぼ決まった現状でJFL昇格を狙うには最早10月に行われる全社大会(全国社会人サッカー選手権大会)で好成績を挙げるしかないというわけで、正直今日のリーグ戦を挑むにあたってのモチベーションが欠けてしまうのは仕方ないところ。逆にマルヤス工業は現在降格圏にあえいでいて是非とも勝ち点3が欲しい。前回の刈谷ホームの対戦では4-0とFC刈谷を一蹴しているだけに相性の良い相手に燃えているかと思いきやキックオフ直後出足の良かったのはFC刈谷の方。動きの鈍いマルヤスDF陣をあざ笑うかのようにチャンスを築き、CKから大石のヘディングで先制点を奪ってみせた。これ以降もFC刈谷がボールを支配し、いつ追加点が入るかどうかと思われたが意外にも次の得点はマルヤスに入るのだからサッカーは面白い。CKからの流れで前線に残っていた山村が日下が上げたクロスのこぼれ球をゴールに叩き込んだが、このCKのあたりから完全に刈谷守備陣の集中力が切れてしまっていた。それを証明するのが次の得点でペナルティエリア近くからの日下のFKに対する壁はたったの2枚。これではFKの名手日下に決めてくださいと言っているようなもの。元刈谷でFKの精度の高さは刈谷イレブンが一番良く知っているはずなのにこの体たらくではモチベーションの低さを論われても仕方がない。
ただ今日のマルヤスはよくFC刈谷を研究していた。前半はワントップ気味に前線で張る鳥井にロングボールを当ててそこから攻め込む単純な作戦を採ったのだが、これが刈谷CBの西原&川上のコンビを苦しめる。実際鳥井と主に対したのは西原だったのだが、体格差からほぼ自由に鳥井のポストプレーを許してしまい流れをマルヤスに渡してしまった。
そんなわけで前半はマルヤスの1点リードで終わったのだが、後半刈谷も意地を見せ開始早々小林がFKをマルヤスゴール隅に決め同点に追いつく。ここからは暑さから消耗戦の様相となったが、ここでマルヤスは前線で活躍していた鳥井を引っ込め平野を投入。これがマルヤスの攻撃が切り替わった合図でこれまでのロングボール一辺倒から鋭い出足で刈谷のパスを奪い鋭いカウンターを仕掛け始める。
これにとまどった刈谷はパスミスを連発。カウンターを阻止しようとした中山が2枚目のイエローを貰い退場してしまい刈谷は数的不利に追い込まれてしまう。そんな終了間際の85分。カウンターから刈谷右サイドを突破した猪熊の速いクロスを途中投入した平野が決めマルヤスに待望のゴールが入る。ロスタイムにも追加点を上げたマルヤスがFC刈谷を結果的に圧倒した一戦となった。
モチベーションの差もあったが、後半バタリと動きの止まった刈谷に対し身体能力の高さを生かしたマルヤスの後半重視の戦術が見事にはまったゲームだった。ただ全社ではマルヤス以上の強敵が相手となるだけにこんなゲームをしていては先が思いやられてしまう。特に全社では勝ち進むと毎日試合をしなければならないだけに、後半バタリと止まってしまうようでは上位に進出するなんてまず不可能だろう。この敗戦が全社大会に臨むに当たってのいい薬となれば安いものなのですが、今日の試合を見る限りは初戦の福島ユナイデットに力の差を見せ付けられるような気がしてなりません。
この症状で一番最初に思い浮かぶのが痛風なわけですが、最近行った健康診断の結果はと見ると尿酸値はとっくに危険水域をオーバーしていました。しかも過去のデータを改めて見るとおおよそ3年前から要受診の欄にマークが打たれている(それより前はデータ不明)わけですから、最早筋金入りの痛風予備軍といえます。数年前腎臓結石を患って以来、水分をたっぷり摂るように気をつけているのですが、それでもこの数値の悪さですからもし水分を摂っていなかったとしたらとっくに動けなくなっても不思議ないくらい。
まあもし痛風だとしたらあまりの痛さでとても動けない(らしい)ので、痛みがあっても歩けるわけですから痛風ではないだろうと楽観視しているわけですが、今日はそんな痛む足を引きずりながらサッカーを見に行ってきました。
会場はというと港サッカー場でFC刈谷の試合なわけですが、今日はFC刈谷のホームでなく対戦相手であるマルヤス工業のホームゲーム。ということでスタンドの使用はなくピッチ際で胡坐をかいての観戦。前に話したことがあるかもしれませんがゲーム全体を見るにはスタンドで見るのが理想で、ピッチ際ですと選手たちの息遣いなど臨場感はあるものの遠い場所で行われているプレイがよく分からなかったり選手の確認が出来なかったりします。しかも今日は電光掲示板の点灯やスタジアムアナウンスもなし。FC刈谷ホームですと配られるマッチデイプログラム(といってもJリーグで配られるような豪華なものでなく、白黒の紙1枚なのですが)もなしと寂しい限り。まあこれが地域リーグの現状とあきらめているわけですが・・・
(ここから観戦記)
ここ最近4連勝と降格圏を脱出し2位まで浮上したFC刈谷だが、首位を走る藤枝MYFCの優勝がほぼ決まった現状でJFL昇格を狙うには最早10月に行われる全社大会(全国社会人サッカー選手権大会)で好成績を挙げるしかないというわけで、正直今日のリーグ戦を挑むにあたってのモチベーションが欠けてしまうのは仕方ないところ。逆にマルヤス工業は現在降格圏にあえいでいて是非とも勝ち点3が欲しい。前回の刈谷ホームの対戦では4-0とFC刈谷を一蹴しているだけに相性の良い相手に燃えているかと思いきやキックオフ直後出足の良かったのはFC刈谷の方。動きの鈍いマルヤスDF陣をあざ笑うかのようにチャンスを築き、CKから大石のヘディングで先制点を奪ってみせた。これ以降もFC刈谷がボールを支配し、いつ追加点が入るかどうかと思われたが意外にも次の得点はマルヤスに入るのだからサッカーは面白い。CKからの流れで前線に残っていた山村が日下が上げたクロスのこぼれ球をゴールに叩き込んだが、このCKのあたりから完全に刈谷守備陣の集中力が切れてしまっていた。それを証明するのが次の得点でペナルティエリア近くからの日下のFKに対する壁はたったの2枚。これではFKの名手日下に決めてくださいと言っているようなもの。元刈谷でFKの精度の高さは刈谷イレブンが一番良く知っているはずなのにこの体たらくではモチベーションの低さを論われても仕方がない。
ただ今日のマルヤスはよくFC刈谷を研究していた。前半はワントップ気味に前線で張る鳥井にロングボールを当ててそこから攻め込む単純な作戦を採ったのだが、これが刈谷CBの西原&川上のコンビを苦しめる。実際鳥井と主に対したのは西原だったのだが、体格差からほぼ自由に鳥井のポストプレーを許してしまい流れをマルヤスに渡してしまった。
そんなわけで前半はマルヤスの1点リードで終わったのだが、後半刈谷も意地を見せ開始早々小林がFKをマルヤスゴール隅に決め同点に追いつく。ここからは暑さから消耗戦の様相となったが、ここでマルヤスは前線で活躍していた鳥井を引っ込め平野を投入。これがマルヤスの攻撃が切り替わった合図でこれまでのロングボール一辺倒から鋭い出足で刈谷のパスを奪い鋭いカウンターを仕掛け始める。
これにとまどった刈谷はパスミスを連発。カウンターを阻止しようとした中山が2枚目のイエローを貰い退場してしまい刈谷は数的不利に追い込まれてしまう。そんな終了間際の85分。カウンターから刈谷右サイドを突破した猪熊の速いクロスを途中投入した平野が決めマルヤスに待望のゴールが入る。ロスタイムにも追加点を上げたマルヤスがFC刈谷を結果的に圧倒した一戦となった。
モチベーションの差もあったが、後半バタリと動きの止まった刈谷に対し身体能力の高さを生かしたマルヤスの後半重視の戦術が見事にはまったゲームだった。ただ全社ではマルヤス以上の強敵が相手となるだけにこんなゲームをしていては先が思いやられてしまう。特に全社では勝ち進むと毎日試合をしなければならないだけに、後半バタリと止まってしまうようでは上位に進出するなんてまず不可能だろう。この敗戦が全社大会に臨むに当たってのいい薬となれば安いものなのですが、今日の試合を見る限りは初戦の福島ユナイデットに力の差を見せ付けられるような気がしてなりません。
2011年07月09日
中盤の違いを見せ付ける
こんなに早く当地で梅雨明け宣言が出たのはこれまでの人生経験で初めてのことですが、昨日今日の蒸し暑さは本当に堪えます。ここのところ疲れ気味でへばっていたのですがこれでダウン寸前まで追い込まれた感じ。当直勤務明けでもあり本来なら体を休めているべきなのでしょうが、ただ今日は楽しみにしていたFC刈谷のナイトゲーム。前回のナイトゲームのマルヤス工業戦は仕事の都合で行けず(まあ行ったとしてもFC刈谷の惨殺シーンを見せつけられただけだったのですが)次回ナイトゲームのトヨタ蹴球団戦も同じく仕事で行くのが絶望となると、疲れた体に鞭打っても行かなければなりません。
幸いFC刈谷も一時の絶不調から抜け出した感じで、前節FC岐阜SECONDに3-2と逆転勝ちし全社東海大会でも藤枝市役所&鈴鹿ランポーレといった今や格下とはいえない相手に連勝と久々にサポーターを喜ばせている様子。といってもしここで矢崎バレンテに敗れるとなれば逆に降格の心配をしなければならなくなってくるわけで本当にここが試金石となる一戦ですが・・・
(ここから観戦記)
主力がほぼ揃ったFC刈谷に対し矢崎バレンテは主力に出場停止者が出たうえDFラインも急造と苦しい顔ぶれ。そんな矢崎の守備陣をあざ笑うかのようにキックオフ直後から刈谷FW中山が裏をとりまくる。中山と矢崎の左CB松村との対決は中山のほぼ完勝といってよく前半開始直後から刈谷ペースで試合は進んでいく。
そんな12分。中山の飛び出しで得たチャンスからのこぼれ球を中盤からするすると抜け出した北野が落ち着いてシュート。これが見事に決まり早くも刈谷が先制点を挙げる。
このままのペースで進めば刈谷の圧勝かと思われたが、中山の再三の飛び出しもクロスの質が悪かったりまたそこで得たセットプレーもキックの精度がイマイチで決定機の手前ぐらいで終わってしまう。
ただ今日の刈谷は矢崎と中盤の質の違いを見せ矢崎のパスを寸断しチャンスを与えない。矢崎唯一のチャンスといえばロングボールから抜け出したFW井口が打ったミドルシュートくらいだが、これもゴール左にそれるなど前半は刈谷の圧倒的優勢で進んだ。
後半になって矢崎はFWの櫻井を投入するとともに前半好き放題にやられていた中山のマークを徹底。それでも刈谷MF陣に中盤を支配されチャンスがつかめないと見るや攻撃的な選手である白石を投入し徐々に刈谷に圧力をかけ始める。そこで刈谷の加藤監督は先制点を挙げた右MF北野に替え鈴木を投入したがこれが波紋を呼んだ。いつもなら北野の位置にFWの中山を下げるなおしてバランスを取るのが定番なのだが、その点の指示がルーズで中山・鈴木二人とも前線に残ってしまい右サイドの守備が手薄となりそこを矢崎に狙われてしまうことに。
矢崎が最後に切った交替の札である木戸がドリブルで刈谷守備陣を切り裂くと刈谷の右SB征矢が堪らずファール。これが2枚目のイエローとなり征矢は退場、刈谷は一人少なくなってしまう。
これで試合の行方は分からなくなったがそれでも今日の刈谷は冷静で、絶大な存在感を発揮しているMF高橋が巧みにボールをキープし試合を落ち着かせ時間を使わせていく。そんな87分、前がかりになっていた矢崎の裏を突く見事なカウンターから後半決定機を外していたFW大石が汚名返上のヘッド。これで試合の趨勢は決まりロスタイムにも松田がゴールを決め3-0でFC刈谷の快勝となった。
春に見た試合は中盤はボロボロで昇格チームのトヨタ蹴球団にも押される有様だったFC刈谷だったが、今日見たチームはまるで違っていた。それは新戦力である北野&高橋の力によるものといっても過言でないだろう。見事な飛び出しから先制点を決めた北野が表のMVPならば、一人少なくなり劣勢に陥るかと見えたチームを落ち着いたキープと守備で救った高橋が影のMVPといっていい。中盤のコンダクタ-日下がチームを去り機能不全に陥ったFC刈谷を救ったのが出戻りの高橋というのが何か感慨深い。JFLの頃は日下&高橋の中盤は上位クラスのチームにも引けを取らなかったくらいであり、その高橋がチームに戻ってきたのは朗報だろう。落ち着いたパンチングとキャッチでゴールを守ったGK櫻井の守備も光りここにきてようやくチームが固まってきたような気がする。
もちろん今季の優勝はほぼ絶望的でJFL昇格なんて夢を語る立場でないことは確かだが、それでも身近に迫りつつあった降格という死神を追い払うことができたのは嬉しい。今日はこの勝利を素直に喜びたいと思っています。
幸いFC刈谷も一時の絶不調から抜け出した感じで、前節FC岐阜SECONDに3-2と逆転勝ちし全社東海大会でも藤枝市役所&鈴鹿ランポーレといった今や格下とはいえない相手に連勝と久々にサポーターを喜ばせている様子。といってもしここで矢崎バレンテに敗れるとなれば逆に降格の心配をしなければならなくなってくるわけで本当にここが試金石となる一戦ですが・・・
(ここから観戦記)
主力がほぼ揃ったFC刈谷に対し矢崎バレンテは主力に出場停止者が出たうえDFラインも急造と苦しい顔ぶれ。そんな矢崎の守備陣をあざ笑うかのようにキックオフ直後から刈谷FW中山が裏をとりまくる。中山と矢崎の左CB松村との対決は中山のほぼ完勝といってよく前半開始直後から刈谷ペースで試合は進んでいく。
そんな12分。中山の飛び出しで得たチャンスからのこぼれ球を中盤からするすると抜け出した北野が落ち着いてシュート。これが見事に決まり早くも刈谷が先制点を挙げる。
このままのペースで進めば刈谷の圧勝かと思われたが、中山の再三の飛び出しもクロスの質が悪かったりまたそこで得たセットプレーもキックの精度がイマイチで決定機の手前ぐらいで終わってしまう。
ただ今日の刈谷は矢崎と中盤の質の違いを見せ矢崎のパスを寸断しチャンスを与えない。矢崎唯一のチャンスといえばロングボールから抜け出したFW井口が打ったミドルシュートくらいだが、これもゴール左にそれるなど前半は刈谷の圧倒的優勢で進んだ。
後半になって矢崎はFWの櫻井を投入するとともに前半好き放題にやられていた中山のマークを徹底。それでも刈谷MF陣に中盤を支配されチャンスがつかめないと見るや攻撃的な選手である白石を投入し徐々に刈谷に圧力をかけ始める。そこで刈谷の加藤監督は先制点を挙げた右MF北野に替え鈴木を投入したがこれが波紋を呼んだ。いつもなら北野の位置にFWの中山を下げるなおしてバランスを取るのが定番なのだが、その点の指示がルーズで中山・鈴木二人とも前線に残ってしまい右サイドの守備が手薄となりそこを矢崎に狙われてしまうことに。
矢崎が最後に切った交替の札である木戸がドリブルで刈谷守備陣を切り裂くと刈谷の右SB征矢が堪らずファール。これが2枚目のイエローとなり征矢は退場、刈谷は一人少なくなってしまう。
これで試合の行方は分からなくなったがそれでも今日の刈谷は冷静で、絶大な存在感を発揮しているMF高橋が巧みにボールをキープし試合を落ち着かせ時間を使わせていく。そんな87分、前がかりになっていた矢崎の裏を突く見事なカウンターから後半決定機を外していたFW大石が汚名返上のヘッド。これで試合の趨勢は決まりロスタイムにも松田がゴールを決め3-0でFC刈谷の快勝となった。
春に見た試合は中盤はボロボロで昇格チームのトヨタ蹴球団にも押される有様だったFC刈谷だったが、今日見たチームはまるで違っていた。それは新戦力である北野&高橋の力によるものといっても過言でないだろう。見事な飛び出しから先制点を決めた北野が表のMVPならば、一人少なくなり劣勢に陥るかと見えたチームを落ち着いたキープと守備で救った高橋が影のMVPといっていい。中盤のコンダクタ-日下がチームを去り機能不全に陥ったFC刈谷を救ったのが出戻りの高橋というのが何か感慨深い。JFLの頃は日下&高橋の中盤は上位クラスのチームにも引けを取らなかったくらいであり、その高橋がチームに戻ってきたのは朗報だろう。落ち着いたパンチングとキャッチでゴールを守ったGK櫻井の守備も光りここにきてようやくチームが固まってきたような気がする。
もちろん今季の優勝はほぼ絶望的でJFL昇格なんて夢を語る立場でないことは確かだが、それでも身近に迫りつつあった降格という死神を追い払うことができたのは嬉しい。今日はこの勝利を素直に喜びたいと思っています。
2011年06月26日
大宮戦のリプレイを見るような
今年初めてグランパスの試合を観戦に行ってきました。
ぼくが見に行く試合というと、甲府や山形・仙台のような当地ではファンの少ないカードが専らなのですが今回は人気の浦和レッズ戦。本来豊田スタジアムの開催は車で行きシャトルバスに乗って会場へというのが主流なのですが、レッズ戦ともなると駐車場付近も混雑するでしょうしその日は明け方まで当直勤務だったことを考えると2時間近く運転するのは体力的に自信がないということもあって、珍しく電車で行くことにしました。
さて勤務先から帰ってから自室でゆっくり仮眠を取り着替えて出たのはキックオフの3時間以上も前。これなら寄り道しても間に合うだろうと、途中名古屋駅で下車して予約していたエロゲーを取りに行くことにしました。ただ駅裏にある大手ショップに着くとエロゲーコーナーは長蛇の列。結局予約したゲームを引き取り豊田方面の電車に乗った時にはもう5時30分近くになっていて、豊田スタジアムに着きようよう自分の席を確保したと思ったらもうキックオフの笛が鳴り響いていました。
折角、車でなく公共交通機関で行ったのですから冷たいビールで渇いた喉を潤したい気分だったのですが、そんな暇もなく、いつもノリで購入してしまうスタジアムグルメも買う機会はなし。まあ無駄金を使わずに済んだと思えば悪くなかったのかもしれませんが、日頃することをしないと何か悪いことが起きるような気がしてならない・・・というわけでぼくが見に行くとグランパスは負けないというジンクスが破られるのではと思ったのですが・・・
(ここから観戦記)
グランパスの要であるダニルソンが出場停止で誰が彼の位置に入るか注目されたのですが、ストイコビッチ監督の決断は闘莉王のアンカー起用でした。そして闘莉王の位置に千代反田を入れるという布陣は攻撃よりも守備を重視したと思われても仕方ないわけですが、実際グランパスの攻撃はサッパリでチャンスのほとんどはセットプレーからのもの。序盤ポストの役目を果たしていたケネディも中盤の押上げがなく次第に単独突破を繰り返すようになってしまい、スピラノビッチが統率する浦和DF陣の包囲網にかかってしまう。好調を伝えられていた玉田も今日は絶不調で、マッチプログラムの表紙を飾った2戦連続得点の磯村もボールに触れずただピッチを彷徨うのみ。ただレッズもマルシオ・リシャルデスが負傷退場してからは田中達也ら前線にいいボールが渡らなくなり次第に膠着ムードが漂う。
そんな中、前半ロスタイム、これまで独りよがりのプレイを続けていたケネディが珍しくポストプレー。そこにするするとレッズ守備陣の網をかいくぐった磯村へとボールが渡り見事なミドルがレッズゴールに突き刺さりグランパスが先制!前半終了間際ということでレッズDFの集中力が途切れたのか、それとも存在感が全くなかった磯村を甘くみてしまった報いが出てしまったのか、取り合えずグランパス1点リードで前半を折り返す。
後半もグランパスがやや押し気味だったが、小川がフリーのシュートを外すなどチャンスを潰すうちに中盤の運動量がばったり落ちてサイドを攻略し始めたレッズへと流れが変わる。
オフサイドや楢崎の好守に助けられ何とか無得点に抑えていたグランパスだったが、6分という長いロスタイムも終わりに近づき今にもタイムアップの笛が吹かれてもおかしくないと思った時間。レッズが入れたクロスボールがペナルティエリアにいた千代反田の手にボールが当たりそれが故意のハンドとレフリーに取られてレッズにPKが与えられる。レッズ選手のアピールに押されるように一瞬遅れてペナルティスポットを指した(ように見えた)扇谷主審に向かって詰め寄るグランパス選手たちだったが判定が覆るはずもなくこのPKをマゾーラが落ち着いて決め、騒然とした雰囲気のままホイッスルが鳴った。
確かに今日の扇谷主審は不安定で最後のPKもやや疑問の残る判断だったが、全体の内容を考えればドローは双方にとって納得ともいえる結果かもしれない。それくらい終盤のグランパスは動けていなかったしまるでテレビ観戦した大宮戦のリプレイを見るようだった。まあこの暑い中の連戦を考えれば仕方ないのかもしれません。名鉄豊田市駅まで早足で歩いたところ完全にバテてしまい帰りの車内で息も絶え絶えだったぼくのことを考えると、とても選手や主審にもっと走れなんて言えませんから。
ぼくが見に行く試合というと、甲府や山形・仙台のような当地ではファンの少ないカードが専らなのですが今回は人気の浦和レッズ戦。本来豊田スタジアムの開催は車で行きシャトルバスに乗って会場へというのが主流なのですが、レッズ戦ともなると駐車場付近も混雑するでしょうしその日は明け方まで当直勤務だったことを考えると2時間近く運転するのは体力的に自信がないということもあって、珍しく電車で行くことにしました。
さて勤務先から帰ってから自室でゆっくり仮眠を取り着替えて出たのはキックオフの3時間以上も前。これなら寄り道しても間に合うだろうと、途中名古屋駅で下車して予約していたエロゲーを取りに行くことにしました。ただ駅裏にある大手ショップに着くとエロゲーコーナーは長蛇の列。結局予約したゲームを引き取り豊田方面の電車に乗った時にはもう5時30分近くになっていて、豊田スタジアムに着きようよう自分の席を確保したと思ったらもうキックオフの笛が鳴り響いていました。
折角、車でなく公共交通機関で行ったのですから冷たいビールで渇いた喉を潤したい気分だったのですが、そんな暇もなく、いつもノリで購入してしまうスタジアムグルメも買う機会はなし。まあ無駄金を使わずに済んだと思えば悪くなかったのかもしれませんが、日頃することをしないと何か悪いことが起きるような気がしてならない・・・というわけでぼくが見に行くとグランパスは負けないというジンクスが破られるのではと思ったのですが・・・
(ここから観戦記)
グランパスの要であるダニルソンが出場停止で誰が彼の位置に入るか注目されたのですが、ストイコビッチ監督の決断は闘莉王のアンカー起用でした。そして闘莉王の位置に千代反田を入れるという布陣は攻撃よりも守備を重視したと思われても仕方ないわけですが、実際グランパスの攻撃はサッパリでチャンスのほとんどはセットプレーからのもの。序盤ポストの役目を果たしていたケネディも中盤の押上げがなく次第に単独突破を繰り返すようになってしまい、スピラノビッチが統率する浦和DF陣の包囲網にかかってしまう。好調を伝えられていた玉田も今日は絶不調で、マッチプログラムの表紙を飾った2戦連続得点の磯村もボールに触れずただピッチを彷徨うのみ。ただレッズもマルシオ・リシャルデスが負傷退場してからは田中達也ら前線にいいボールが渡らなくなり次第に膠着ムードが漂う。
そんな中、前半ロスタイム、これまで独りよがりのプレイを続けていたケネディが珍しくポストプレー。そこにするするとレッズ守備陣の網をかいくぐった磯村へとボールが渡り見事なミドルがレッズゴールに突き刺さりグランパスが先制!前半終了間際ということでレッズDFの集中力が途切れたのか、それとも存在感が全くなかった磯村を甘くみてしまった報いが出てしまったのか、取り合えずグランパス1点リードで前半を折り返す。
後半もグランパスがやや押し気味だったが、小川がフリーのシュートを外すなどチャンスを潰すうちに中盤の運動量がばったり落ちてサイドを攻略し始めたレッズへと流れが変わる。
オフサイドや楢崎の好守に助けられ何とか無得点に抑えていたグランパスだったが、6分という長いロスタイムも終わりに近づき今にもタイムアップの笛が吹かれてもおかしくないと思った時間。レッズが入れたクロスボールがペナルティエリアにいた千代反田の手にボールが当たりそれが故意のハンドとレフリーに取られてレッズにPKが与えられる。レッズ選手のアピールに押されるように一瞬遅れてペナルティスポットを指した(ように見えた)扇谷主審に向かって詰め寄るグランパス選手たちだったが判定が覆るはずもなくこのPKをマゾーラが落ち着いて決め、騒然とした雰囲気のままホイッスルが鳴った。
確かに今日の扇谷主審は不安定で最後のPKもやや疑問の残る判断だったが、全体の内容を考えればドローは双方にとって納得ともいえる結果かもしれない。それくらい終盤のグランパスは動けていなかったしまるでテレビ観戦した大宮戦のリプレイを見るようだった。まあこの暑い中の連戦を考えれば仕方ないのかもしれません。名鉄豊田市駅まで早足で歩いたところ完全にバテてしまい帰りの車内で息も絶え絶えだったぼくのことを考えると、とても選手や主審にもっと走れなんて言えませんから。
2011年04月30日
観戦方法の違い
前回のサッカー観戦の続きです。
昨年、同大会を港サッカー場で見たときはスタンドで観戦しました。
その印象があったものですからFC刈谷のHPで「同大会はスタンドでなくピッチそばからの観戦となります」と明記されていてもスタンドで観戦できるものだと思い込んでいました。
実際、昨年も同じような注意書きがHPに書いてあったにも関わらずスタンドで観戦できましたし。
というわけで、今回の観戦はピッチそば・・・というかFC刈谷ベンチ裏に陣取り立ちんぼで試合に見入っていたわけですが、いつもスタンドの高い位置で見ているためかどうも試合の全体像が分かりにくかったです。
前に瑞穂でのグランパスの試合で観客席ほぼ最前列で観戦したことがあるのですが、ピッチを広く使った大きな展開やカウンター攻撃が分かりにくく何かチケット代を損した気分になったことを思い出したのですが、今回の観戦は幸か不幸かそういった大きな展開や鋭いカウンター攻撃とは無縁でその点に関しては助かりました。それに選手の息遣いや今季からFC刈谷の監督に就任した加藤監督の檄が聞こえるなどピッチそばでないと味わえなかったこともあり一概に損をしたというわけではなかったです。
つまりスタンドで観戦するのとピッチそばで観戦するのとでは楽しみ方を代えないといけないわけですね。
昨年は幸か不幸かFC刈谷の試合はすべてスタンド観戦することができたのですが、東海社会人リーグの日程を見る限り今季はそうばかりとはいえない様子。というわけでぼくもいつもスタンド上部で観戦するだけでなくピッチそばでサッカーを楽しめるよう心準備しないといけないわけです。寂しいことではありますが・・・
昨年、同大会を港サッカー場で見たときはスタンドで観戦しました。
その印象があったものですからFC刈谷のHPで「同大会はスタンドでなくピッチそばからの観戦となります」と明記されていてもスタンドで観戦できるものだと思い込んでいました。
実際、昨年も同じような注意書きがHPに書いてあったにも関わらずスタンドで観戦できましたし。
というわけで、今回の観戦はピッチそば・・・というかFC刈谷ベンチ裏に陣取り立ちんぼで試合に見入っていたわけですが、いつもスタンドの高い位置で見ているためかどうも試合の全体像が分かりにくかったです。
前に瑞穂でのグランパスの試合で観客席ほぼ最前列で観戦したことがあるのですが、ピッチを広く使った大きな展開やカウンター攻撃が分かりにくく何かチケット代を損した気分になったことを思い出したのですが、今回の観戦は幸か不幸かそういった大きな展開や鋭いカウンター攻撃とは無縁でその点に関しては助かりました。それに選手の息遣いや今季からFC刈谷の監督に就任した加藤監督の檄が聞こえるなどピッチそばでないと味わえなかったこともあり一概に損をしたというわけではなかったです。
つまりスタンドで観戦するのとピッチそばで観戦するのとでは楽しみ方を代えないといけないわけですね。
昨年は幸か不幸かFC刈谷の試合はすべてスタンド観戦することができたのですが、東海社会人リーグの日程を見る限り今季はそうばかりとはいえない様子。というわけでぼくもいつもスタンド上部で観戦するだけでなくピッチそばでサッカーを楽しめるよう心準備しないといけないわけです。寂しいことではありますが・・・
2011年04月24日
スタートから見通しは暗く
東日本大震災の影響で1ヶ月以上も中断していたJリーグもいよいよ今週から再開しました。
地元チームの名古屋グランパスがACLに参戦しているとはいえ国内リーグ戦が開催していないとどうも本格的にサッカーシーズンが到来していないような気がしてならなかったわけですが、ようやくサッカーが日常世界に帰ってきたと思うと心が高揚する思いがします。
そんなJリーグとは別にFC刈谷も2年目となる東海社会人リーグに向けて着々と準備が進んでいるようです。オフシーズンは資金不足から解散かというようなニュースが地元新聞に書き立てられたものですが、活動資金を相当額削ってようやく存続が決まりました・・・といっても監督のアマラオを雇う余裕はなくまた選手も司令塔の日下大資や篠川雅仁・原賀啓輔・カンホイルらの主力も退団と昨年以上に厳しい戦いが待っているわけで・・・
そんなFC刈谷の現状を見ておきたいというわけで、今日港サッカー場まで愛知県社会人サッカー選手権大会に行ってきました。昨年は決勝で地元の企業チームマルヤス工業に討ち取られてしまったのですが、今年はその雪辱に燃えているはず。そのマルヤスが(多分)決勝で待ち受けるはずであり今日の準決勝は負けるわけにはいきません。
そんな刈谷の相手は今年東海社会人リーグの1部に昇格してきたトヨタ蹴球団。リーグ戦でも当たるだけに格の違いを見せ付けなければいけないはずですが・・・
結果を先に言うと1-1のドロー。そしてPK戦で敗れ準決勝で敗退となりました。
内容もボールキープ率でこそ相手を上回るものの決して回している雰囲気はなく、相手にあえてボール支配させて貰っているような感じ。こんなところに中盤の核である日下・篠川を失ってしまった痛さを感じてしまうわけですがそんな嫌な雰囲気の中、前半相手のカウンターが見事に嵌り先制を許してしまう。
後半開始早々全く存在感のなかった中盤2人を代え反撃を狙うが前半効いていたFWの大石が後半から相手DFに徹底マークを受けチャンスの芽さえ与えてもらえない。
こんなとき日下がいればセットプレーでチャンスを得ることもできるのですが、代わりにFK&CKを蹴る酒井は日下ほどのキック精度がなく逆に相手CKに刈谷ゴールを脅かされる始末。終盤相手に退場者が出てゲーム終了間近CKのこぼれ球をFW中山が決め同点に追いつけたのですが、どちらが優勢だったかといえばトヨタ蹴球団の方でPK戦で微笑んだのもやはりトヨタ蹴球団でした。
この1戦を見る限り念願のJFL昇格は相当に難しいというより無理でしょう。まさか降格はないとは思いますが今季昇格したFC岐阜SECONDを始めFC刈谷が楽に勝てるような相手は1チームも見当たらないのは事実。収穫といえるものがほとんどない今日のゲームを見ては先が暗いとしか言いようがありません。
まあ、昨年末はチーム存続も危ないと言われていたのですから、チームが存在するだけありがたいと思わなければいけないのかもしれませんが・・・港サッカー場の風は昨年同様相変わらず冷たいものでした。
地元チームの名古屋グランパスがACLに参戦しているとはいえ国内リーグ戦が開催していないとどうも本格的にサッカーシーズンが到来していないような気がしてならなかったわけですが、ようやくサッカーが日常世界に帰ってきたと思うと心が高揚する思いがします。
そんなJリーグとは別にFC刈谷も2年目となる東海社会人リーグに向けて着々と準備が進んでいるようです。オフシーズンは資金不足から解散かというようなニュースが地元新聞に書き立てられたものですが、活動資金を相当額削ってようやく存続が決まりました・・・といっても監督のアマラオを雇う余裕はなくまた選手も司令塔の日下大資や篠川雅仁・原賀啓輔・カンホイルらの主力も退団と昨年以上に厳しい戦いが待っているわけで・・・
そんなFC刈谷の現状を見ておきたいというわけで、今日港サッカー場まで愛知県社会人サッカー選手権大会に行ってきました。昨年は決勝で地元の企業チームマルヤス工業に討ち取られてしまったのですが、今年はその雪辱に燃えているはず。そのマルヤスが(多分)決勝で待ち受けるはずであり今日の準決勝は負けるわけにはいきません。
そんな刈谷の相手は今年東海社会人リーグの1部に昇格してきたトヨタ蹴球団。リーグ戦でも当たるだけに格の違いを見せ付けなければいけないはずですが・・・
結果を先に言うと1-1のドロー。そしてPK戦で敗れ準決勝で敗退となりました。
内容もボールキープ率でこそ相手を上回るものの決して回している雰囲気はなく、相手にあえてボール支配させて貰っているような感じ。こんなところに中盤の核である日下・篠川を失ってしまった痛さを感じてしまうわけですがそんな嫌な雰囲気の中、前半相手のカウンターが見事に嵌り先制を許してしまう。
後半開始早々全く存在感のなかった中盤2人を代え反撃を狙うが前半効いていたFWの大石が後半から相手DFに徹底マークを受けチャンスの芽さえ与えてもらえない。
こんなとき日下がいればセットプレーでチャンスを得ることもできるのですが、代わりにFK&CKを蹴る酒井は日下ほどのキック精度がなく逆に相手CKに刈谷ゴールを脅かされる始末。終盤相手に退場者が出てゲーム終了間近CKのこぼれ球をFW中山が決め同点に追いつけたのですが、どちらが優勢だったかといえばトヨタ蹴球団の方でPK戦で微笑んだのもやはりトヨタ蹴球団でした。
この1戦を見る限り念願のJFL昇格は相当に難しいというより無理でしょう。まさか降格はないとは思いますが今季昇格したFC岐阜SECONDを始めFC刈谷が楽に勝てるような相手は1チームも見当たらないのは事実。収穫といえるものがほとんどない今日のゲームを見ては先が暗いとしか言いようがありません。
まあ、昨年末はチーム存続も危ないと言われていたのですから、チームが存在するだけありがたいと思わなければいけないのかもしれませんが・・・港サッカー場の風は昨年同様相変わらず冷たいものでした。
2010年10月03日
交替選手が明暗の分かれ目に
昨日は久しぶりに瑞穂までグランパスの試合を見に行ってきました。
現在グランパスはJ1の首位を快走中なわけですが、繁華街はそれが嘘のように全く盛り上がっていません。実際スタンドも相手がベガルタ仙台という馴染みの薄いチームだったとはいえ満員には程遠い入りだったですし、もし優勝が決まるかもしれないゲームにこの入りだったらどうしようと・・・
(ここから寸評)
現在首位を快走中の名古屋と残留争いの仙台という対戦とあって名古屋の圧倒的有利が予想された通りキックオフ直後から名古屋が圧倒的に仙台を攻めまくる。
名刺がわりのダニルソンのミドルに始まってケネディがフリーで放ったヘッドがゴール隅をかすめるなどいつ名古屋にゴールが生まれてもおかしくないムードだったが先制点は意外にも仙台に入る。右サイド菅井の突破に阿部があっさり交わされ、そこから生まれた絶妙のクロスをFW赤嶺がスルーしフリーで待っていたリャン・ヨンギにあっさりゴールを決められてしまう。この得点以降サイドの攻防で後手を踏んだ名古屋はいいクロスをケネディに供給できずゴールをどうしても割れない。ならば中央突破と金崎がドリブルで侵入するも反則スレスレで対応する仙台守備陣の守りに手を焼き仙台の思い通りの展開のまま前半を終えた。
後半はほぼ互角の立ち上がりで名古屋の攻勢に慣れた仙台守備陣は落ち着いて攻撃に対処できるようになり名古屋サポーターのイライラは最高潮に達するところだったが、それを変えたのは一つのプレー。ペナルティエリアに侵入したケネディを仙台の渡辺が引っ張ったとしてPKが名古屋に与えられたのだ。主審の見ていた位置が遠く正直幸運ともいえるPKだったが、これまで仙台がケネディ相手にはボールと関係なく体をぶつけて止めるなどフェアとは言い難いプレーで決定機を阻止していたことを考えると名古屋に幸運が与えられてもおかしくないプレーだったといえるかもしれない。何はともあれそのPKをケネディ自身が決め名古屋が同点に追いつく。
それでも全体の流れはそれほど変わらず名古屋が攻めるものの仙台のカウンターも鋭くどちらに次の得点が入ってもおかしくないムードだったが、それを変えたのは仙台手倉森監督の采配だった。
守備強化のためボランチの千葉を入れるという作戦は中盤のバイタルエリアを名古屋に使われていただけに一見妥当な作戦に見える。ただ前線で体を張っていたFWの中原を外してしまったことで仙台に攻め手が無くなってしまったのだ。これを見た名古屋のストイコビッチ監督はマギヌンに代え小川を投入すると続いてこの日やや精彩を欠いていた玉田を外しDFの千代反田を入れ闘莉王を前線で張らせるというパワープレーを敢行。これが実ったのは88分。仙台のミスパスをカットした小川がそのまま前線に上がり混乱する仙台守備陣をあざ笑うかのような見事なヘディングシュートを決めたのだ。歓喜する名古屋イレブンに対しガックリとピッチに崩れ落ちる仙台イレブン。この後仙台はフェルナンジーニョ・平瀬といった攻撃の札を切ってきたが仙台には反撃する気力はもう残っておらずこれ以上スコアが動くことはなかった。
仙台の思い通りの展開で進んでいたゲームだったが、手倉森監督の采配がすべてを変えてしまった。中盤のスペースを金崎や中村にさんざん使われていただけにそのスペースを埋めるために千葉を入れるという作戦は一見納得できる。ただFWの駒を一枚削ってしまうのはあまりに弱気すぎた。これが残り時間が10分切っていたのなら納得はいくがまだ20分近くも時間も残っていたのだ。実際同点に追いつかれてからでも仙台の攻撃は名古屋を慌てさせていた(事実今日の名古屋の守備陣は安定さを欠いていた)し、仙台に次の得点が生まれてもおかしくなかった。もし中原の疲労を考慮して代えるなら同じ長身FWの平瀬かキープ力のあるフェルナンジーニョだったし、千葉を入れたいのなら代えるのは富田(もしくは斉藤)だった。
一見劇的とも思える勝利にもそれなりの必然というものがあるものだ。交替選手の小川が得点に絡んだのとは対象的な仙台手倉森監督の弱気な采配。勝ち点1を守ろうとしてすべてを失うというのはよくある話だが、仙台はここで勝ち点を失ったツケを最後に払わなければいいのだが・・・そして名古屋の勢いは本物だ。この勝利を見る限り念願のJ1優勝にかなり近づいたといっても過言でないと思う。
現在グランパスはJ1の首位を快走中なわけですが、繁華街はそれが嘘のように全く盛り上がっていません。実際スタンドも相手がベガルタ仙台という馴染みの薄いチームだったとはいえ満員には程遠い入りだったですし、もし優勝が決まるかもしれないゲームにこの入りだったらどうしようと・・・
(ここから寸評)
現在首位を快走中の名古屋と残留争いの仙台という対戦とあって名古屋の圧倒的有利が予想された通りキックオフ直後から名古屋が圧倒的に仙台を攻めまくる。
名刺がわりのダニルソンのミドルに始まってケネディがフリーで放ったヘッドがゴール隅をかすめるなどいつ名古屋にゴールが生まれてもおかしくないムードだったが先制点は意外にも仙台に入る。右サイド菅井の突破に阿部があっさり交わされ、そこから生まれた絶妙のクロスをFW赤嶺がスルーしフリーで待っていたリャン・ヨンギにあっさりゴールを決められてしまう。この得点以降サイドの攻防で後手を踏んだ名古屋はいいクロスをケネディに供給できずゴールをどうしても割れない。ならば中央突破と金崎がドリブルで侵入するも反則スレスレで対応する仙台守備陣の守りに手を焼き仙台の思い通りの展開のまま前半を終えた。
後半はほぼ互角の立ち上がりで名古屋の攻勢に慣れた仙台守備陣は落ち着いて攻撃に対処できるようになり名古屋サポーターのイライラは最高潮に達するところだったが、それを変えたのは一つのプレー。ペナルティエリアに侵入したケネディを仙台の渡辺が引っ張ったとしてPKが名古屋に与えられたのだ。主審の見ていた位置が遠く正直幸運ともいえるPKだったが、これまで仙台がケネディ相手にはボールと関係なく体をぶつけて止めるなどフェアとは言い難いプレーで決定機を阻止していたことを考えると名古屋に幸運が与えられてもおかしくないプレーだったといえるかもしれない。何はともあれそのPKをケネディ自身が決め名古屋が同点に追いつく。
それでも全体の流れはそれほど変わらず名古屋が攻めるものの仙台のカウンターも鋭くどちらに次の得点が入ってもおかしくないムードだったが、それを変えたのは仙台手倉森監督の采配だった。
守備強化のためボランチの千葉を入れるという作戦は中盤のバイタルエリアを名古屋に使われていただけに一見妥当な作戦に見える。ただ前線で体を張っていたFWの中原を外してしまったことで仙台に攻め手が無くなってしまったのだ。これを見た名古屋のストイコビッチ監督はマギヌンに代え小川を投入すると続いてこの日やや精彩を欠いていた玉田を外しDFの千代反田を入れ闘莉王を前線で張らせるというパワープレーを敢行。これが実ったのは88分。仙台のミスパスをカットした小川がそのまま前線に上がり混乱する仙台守備陣をあざ笑うかのような見事なヘディングシュートを決めたのだ。歓喜する名古屋イレブンに対しガックリとピッチに崩れ落ちる仙台イレブン。この後仙台はフェルナンジーニョ・平瀬といった攻撃の札を切ってきたが仙台には反撃する気力はもう残っておらずこれ以上スコアが動くことはなかった。
仙台の思い通りの展開で進んでいたゲームだったが、手倉森監督の采配がすべてを変えてしまった。中盤のスペースを金崎や中村にさんざん使われていただけにそのスペースを埋めるために千葉を入れるという作戦は一見納得できる。ただFWの駒を一枚削ってしまうのはあまりに弱気すぎた。これが残り時間が10分切っていたのなら納得はいくがまだ20分近くも時間も残っていたのだ。実際同点に追いつかれてからでも仙台の攻撃は名古屋を慌てさせていた(事実今日の名古屋の守備陣は安定さを欠いていた)し、仙台に次の得点が生まれてもおかしくなかった。もし中原の疲労を考慮して代えるなら同じ長身FWの平瀬かキープ力のあるフェルナンジーニョだったし、千葉を入れたいのなら代えるのは富田(もしくは斉藤)だった。
一見劇的とも思える勝利にもそれなりの必然というものがあるものだ。交替選手の小川が得点に絡んだのとは対象的な仙台手倉森監督の弱気な采配。勝ち点1を守ろうとしてすべてを失うというのはよくある話だが、仙台はここで勝ち点を失ったツケを最後に払わなければいいのだが・・・そして名古屋の勢いは本物だ。この勝利を見る限り念願のJ1優勝にかなり近づいたといっても過言でないと思う。
2010年09月19日
大勝にも素直に喜べない
朝晩涼しくなってきてようやく秋らしくなってきたような気がします。
というわけではありませんが今日は久々に港サッカー場までFC刈谷の試合を観に行ってきました。
毎度おなじみの当直勤務明けで現場に向かったわけですが、今日はキックオフ時間が午前11時30分という商業的(といっても入場料は無料なのですが・・・)には考えにくい時間。帰宅後体を休める暇も無く出発し会場近くまで着きほっとしたところ、いつも停める稲永スポーツセンターの駐車場がなんと満車表示。こんなキックオフ時間だというのに駐車場が満車になるとはFC刈谷の人気も大したものだと感心させられ・・・るわけはなく、単にスポーツセンターで違う大会(空手大会らしい)が開かれていただけなのですが、別の駐車場を探すために慌てて近くを走り回る羽目に(まあすぐに駐車場は見つかったのですが)。次回はもっと余裕を持って行動したいものです。
さて1年でのJFL復帰を目指すFC刈谷ですが、前節鈴鹿ランポーレとのアウェー戦でスコアレスドローを演じてしまい3位に転落。首位の藤枝MYFCとの勝ち点差は10と広がり地力での優勝が完全に消えてしまいました。あとはすべての試合に勝って藤枝MYFCが勝ち点を取りこぼすのを待つしかないのですが、正直それを望むのは虫が良すぎるといっても仕方ないところ。
そんな状態で望む今日の相手は守備の固いマルヤス工業。一筋縄でいかない相手であるのは今年これまで対戦で苦しめられたことで分かっているはず。
(ここから寸評)
お世辞にも決定力が高いといえない刈谷攻撃陣がどうやって堅牢なマルヤス工業のDF陣を崩すかに注目された一戦だったのですが、試合は予想外の展開になりました。
というのも固いはずのマルヤス守備陣が今日はどうもおかしい。最終ラインに落ち着きが無く中盤もミスパスを繰り返してしまったため、これでは地力に勝る刈谷ペースになるのは当然といったところ。
それでもなかなか決定機をゴールに結び付けられずサポーターをイライラさせた刈谷イレブンだったが、22分日下のCKから刈谷FW大石がヘディングシュートを決め待望の先制点が入る。ただこの直後、刈谷の心臓というべきセントラルMFの日下がケガで交代してしまい、ここから流れを自ら離してしまう。ただマルヤスも相変わらずパスが繋がらずここからハーフタイムまではお互いミスの繰り返しあいというちょっとお寒い展開となってしまった。
そんな展開に終止符を打ったのが刈谷アマラオ監督の采配だった。後半開始から投入した俊足FWの中山が敵陣をかき回し始めると、安定感のないマルヤス守備陣はあっさり崩壊。前半再三パスカットして刈谷にチャンスをもたらしていた右MFカン・ホイルが再び不用意なマルヤス中盤の横パスをカット。ここからのカウンターからFW大石が見事なミドルを55分に決め追加点が刈谷に入る。それからは一方的な刈谷ペースとなり試合前は予想しなかった5-0というスコアでFC刈谷の快勝となった。
5点のうち4点を決めたFW大石がMOM(マンオブザマッチ)であることは間違いないが、ぼくはパスを再三カットし得意のドリブルでマルヤス守備陣を混乱に陥れたカン・ホイルを影のMOMとして挙げたい。今季これまで昨年のようなキレをあまり発揮できていなかった彼だが、この動きを見る限り好調を取り戻したようだ。
これで首位追撃の態勢が整ったと言いたいところだが心配なのは日下のケガの状態。刈谷の攻撃は彼を経由して始まるといっても過言でないし、セットプレーのキッカーとして何度も相手ゴールを脅かしてきた彼を今後欠くのは刈谷にとって本当に痛い。もし23日の試合に彼が出場できないとすると、相手がリーグ戦で下位に沈む中京大FCとはいえ苦戦を強いられるに違いない。
今日の勝利をもってしても来年JFLの舞台に上がれるかは微妙なところですが、今後かすかな望みを繋ぎ続けるためにも日下選手の力は欠かせない。もし日下選手のケガが長引いたとしたら今日の大勝も素直に喜べないなと思いながら帰宅したぼくでした。
というわけではありませんが今日は久々に港サッカー場までFC刈谷の試合を観に行ってきました。
毎度おなじみの当直勤務明けで現場に向かったわけですが、今日はキックオフ時間が午前11時30分という商業的(といっても入場料は無料なのですが・・・)には考えにくい時間。帰宅後体を休める暇も無く出発し会場近くまで着きほっとしたところ、いつも停める稲永スポーツセンターの駐車場がなんと満車表示。こんなキックオフ時間だというのに駐車場が満車になるとはFC刈谷の人気も大したものだと感心させられ・・・るわけはなく、単にスポーツセンターで違う大会(空手大会らしい)が開かれていただけなのですが、別の駐車場を探すために慌てて近くを走り回る羽目に(まあすぐに駐車場は見つかったのですが)。次回はもっと余裕を持って行動したいものです。
さて1年でのJFL復帰を目指すFC刈谷ですが、前節鈴鹿ランポーレとのアウェー戦でスコアレスドローを演じてしまい3位に転落。首位の藤枝MYFCとの勝ち点差は10と広がり地力での優勝が完全に消えてしまいました。あとはすべての試合に勝って藤枝MYFCが勝ち点を取りこぼすのを待つしかないのですが、正直それを望むのは虫が良すぎるといっても仕方ないところ。
そんな状態で望む今日の相手は守備の固いマルヤス工業。一筋縄でいかない相手であるのは今年これまで対戦で苦しめられたことで分かっているはず。
(ここから寸評)
お世辞にも決定力が高いといえない刈谷攻撃陣がどうやって堅牢なマルヤス工業のDF陣を崩すかに注目された一戦だったのですが、試合は予想外の展開になりました。
というのも固いはずのマルヤス守備陣が今日はどうもおかしい。最終ラインに落ち着きが無く中盤もミスパスを繰り返してしまったため、これでは地力に勝る刈谷ペースになるのは当然といったところ。
それでもなかなか決定機をゴールに結び付けられずサポーターをイライラさせた刈谷イレブンだったが、22分日下のCKから刈谷FW大石がヘディングシュートを決め待望の先制点が入る。ただこの直後、刈谷の心臓というべきセントラルMFの日下がケガで交代してしまい、ここから流れを自ら離してしまう。ただマルヤスも相変わらずパスが繋がらずここからハーフタイムまではお互いミスの繰り返しあいというちょっとお寒い展開となってしまった。
そんな展開に終止符を打ったのが刈谷アマラオ監督の采配だった。後半開始から投入した俊足FWの中山が敵陣をかき回し始めると、安定感のないマルヤス守備陣はあっさり崩壊。前半再三パスカットして刈谷にチャンスをもたらしていた右MFカン・ホイルが再び不用意なマルヤス中盤の横パスをカット。ここからのカウンターからFW大石が見事なミドルを55分に決め追加点が刈谷に入る。それからは一方的な刈谷ペースとなり試合前は予想しなかった5-0というスコアでFC刈谷の快勝となった。
5点のうち4点を決めたFW大石がMOM(マンオブザマッチ)であることは間違いないが、ぼくはパスを再三カットし得意のドリブルでマルヤス守備陣を混乱に陥れたカン・ホイルを影のMOMとして挙げたい。今季これまで昨年のようなキレをあまり発揮できていなかった彼だが、この動きを見る限り好調を取り戻したようだ。
これで首位追撃の態勢が整ったと言いたいところだが心配なのは日下のケガの状態。刈谷の攻撃は彼を経由して始まるといっても過言でないし、セットプレーのキッカーとして何度も相手ゴールを脅かしてきた彼を今後欠くのは刈谷にとって本当に痛い。もし23日の試合に彼が出場できないとすると、相手がリーグ戦で下位に沈む中京大FCとはいえ苦戦を強いられるに違いない。
今日の勝利をもってしても来年JFLの舞台に上がれるかは微妙なところですが、今後かすかな望みを繋ぎ続けるためにも日下選手の力は欠かせない。もし日下選手のケガが長引いたとしたら今日の大勝も素直に喜べないなと思いながら帰宅したぼくでした。
2010年06月20日
最後に歓喜が待っていた
今夜は楽しみにしていたサッカー観戦・・・といって当然ワールドカップなどではなくFC刈谷の試合であります。
プロ野球ですら今日はナイターを避けてすべてデーゲーム開催だったというのにわざわざ日本代表戦と真っ向勝負をする開催日を設定するあたりFC刈谷の豪胆さが感じられるのですが、まあ単にウェーブスタジアムが空いている日がこの日しかなかっただけのことでしょう。まあ日本代表のことよりFC刈谷のことの方が気にかかるぼくとしては選択の余地がないわけですが、今日のカードが現在東海社会人リーグで首位を走る藤枝MYFCとくれば力が入らないわけがないということで・・・
この藤枝MYFCというチーム。将来のJリーグ参入を目指すといった意味では前回ぼくが見に行ったFC鈴鹿ランポーレと変わらないわけですが、メンバーを見ると清水→湘南で活躍し監督となっている斉藤俊秀を始めベテランMF吉田康弘(清水他)やアラン(北九州)・西山貴永(川崎他)・石田博行(元鳥栖)・石井俊也(浦和他)など元Jリーガーが多数所属。FC刈谷よりも格上といっていいくらいの選手層を誇っているのです。
といっても前節藤枝市役所相手にオウンゴールでまさかの敗戦を喫したFC刈谷としてはホーム戦とあって負けられない相手。優勝を狙うためにも落とせない一戦というわけですが、気合が入りすぎて寝過ごしてしまいスタジアムに到着したのはキックオフ10分後・・・というわけで序盤の展開は分からなかったのですが。
(ここから戦評)
個人技を活かして攻め込む藤枝MYFCに対しカウンターで応戦するFC刈谷といった前半の展開であったが、全体的なペースはというと明らかに藤枝MYFC優勢。特に左サイドの西山のドリブルに手を焼きファールでしか止められない有様。そこで得たセットプレイから藤枝の長身CB斉藤・内田らにゴールを狙われるというFC刈谷には嫌な展開。
しかし先制点を挙げたのはFC刈谷の方だった。DFからの中途半端なパスをカットしたFC刈谷はこれまで攻められていた右サイドから素早く展開。そのセンタリングからのこぼれ球をMF熊田がミドルで藤枝ゴールに叩き込んだのだ。この1点で勢いづいたFC刈谷は30分過ぎにはFKからの折り返しを福田がヘディングで狙い、ハーフタイム直前にもFW町田が抜け出して相手GKと1対1となるなど決定機を得る。しかし福田のヘディングはポストに嫌われ、町田の狙いすましたシュートはゴール右横に外れていってしまうなど得点差を付けることは出来なかった。
後半に入って藤枝MYFCは動きの悪いFW栗田をMF横山拓也に代え石田をFWに上げるなど再び攻勢に出る。しかしFC刈谷もCBの福田・小林がカバーに冴えを見せ流れからは藤枝MYFCにチャンスを与えない。それでも藤枝MYFCは得意のセットプレーからFC刈谷ゴールを襲うがフリーで放ったシュートがゴールを僅かに外れてしまうという不運も重なりどうしても同点に追いつけない。そんな中刻々とタイムアップに近づいていった後半44分。藤枝MYFCが右サイドから上げたなんでもないセンタリングをFC刈谷GK河合がファンブル。そのボールがスローモーションのように刈谷ゴールに吸い込まれ、とうとう藤枝MYFCに得点を与えてしまう。
ゴール前がっくり崩れる河合とは対照的に歓喜を爆発させる藤枝イレブン。スタジアムの誰もが刈谷が惜しい勝利を逃したと思ったのだが、試合はこのまま終わらなかった。
ロスタイムに入りセンターサークル付近でアランが不用意な反則を犯しFC刈谷にFKが与えられる。ゴールから遠いだけにチャンスにはならないだろうと思われたFKだったが、キャプテン日下が思い切って蹴ったロングボールが混戦の中相手DFの頭に当たり藤枝ゴールの左隅に吸い込まれていったのだ。
ロスタイムで両チームに得点が入るなど終盤劇的な展開が待っていた試合だったが、刈谷にとっては1-0で終わらせておかなければいけない試合だった。もちろん河合のファンブルは責められなければいけないが、河合は初スタメンなだけに全体的にはよくやっていたと思う。
そんな河合のミスを帳消しにしたゴールには本当に鳥肌が立った。あえて裏街道の刈谷まで観戦に来た甲斐があったと心から思ったウェスタの夜でした。
プロ野球ですら今日はナイターを避けてすべてデーゲーム開催だったというのにわざわざ日本代表戦と真っ向勝負をする開催日を設定するあたりFC刈谷の豪胆さが感じられるのですが、まあ単にウェーブスタジアムが空いている日がこの日しかなかっただけのことでしょう。まあ日本代表のことよりFC刈谷のことの方が気にかかるぼくとしては選択の余地がないわけですが、今日のカードが現在東海社会人リーグで首位を走る藤枝MYFCとくれば力が入らないわけがないということで・・・
この藤枝MYFCというチーム。将来のJリーグ参入を目指すといった意味では前回ぼくが見に行ったFC鈴鹿ランポーレと変わらないわけですが、メンバーを見ると清水→湘南で活躍し監督となっている斉藤俊秀を始めベテランMF吉田康弘(清水他)やアラン(北九州)・西山貴永(川崎他)・石田博行(元鳥栖)・石井俊也(浦和他)など元Jリーガーが多数所属。FC刈谷よりも格上といっていいくらいの選手層を誇っているのです。
といっても前節藤枝市役所相手にオウンゴールでまさかの敗戦を喫したFC刈谷としてはホーム戦とあって負けられない相手。優勝を狙うためにも落とせない一戦というわけですが、気合が入りすぎて寝過ごしてしまいスタジアムに到着したのはキックオフ10分後・・・というわけで序盤の展開は分からなかったのですが。
(ここから戦評)
個人技を活かして攻め込む藤枝MYFCに対しカウンターで応戦するFC刈谷といった前半の展開であったが、全体的なペースはというと明らかに藤枝MYFC優勢。特に左サイドの西山のドリブルに手を焼きファールでしか止められない有様。そこで得たセットプレイから藤枝の長身CB斉藤・内田らにゴールを狙われるというFC刈谷には嫌な展開。
しかし先制点を挙げたのはFC刈谷の方だった。DFからの中途半端なパスをカットしたFC刈谷はこれまで攻められていた右サイドから素早く展開。そのセンタリングからのこぼれ球をMF熊田がミドルで藤枝ゴールに叩き込んだのだ。この1点で勢いづいたFC刈谷は30分過ぎにはFKからの折り返しを福田がヘディングで狙い、ハーフタイム直前にもFW町田が抜け出して相手GKと1対1となるなど決定機を得る。しかし福田のヘディングはポストに嫌われ、町田の狙いすましたシュートはゴール右横に外れていってしまうなど得点差を付けることは出来なかった。
後半に入って藤枝MYFCは動きの悪いFW栗田をMF横山拓也に代え石田をFWに上げるなど再び攻勢に出る。しかしFC刈谷もCBの福田・小林がカバーに冴えを見せ流れからは藤枝MYFCにチャンスを与えない。それでも藤枝MYFCは得意のセットプレーからFC刈谷ゴールを襲うがフリーで放ったシュートがゴールを僅かに外れてしまうという不運も重なりどうしても同点に追いつけない。そんな中刻々とタイムアップに近づいていった後半44分。藤枝MYFCが右サイドから上げたなんでもないセンタリングをFC刈谷GK河合がファンブル。そのボールがスローモーションのように刈谷ゴールに吸い込まれ、とうとう藤枝MYFCに得点を与えてしまう。
ゴール前がっくり崩れる河合とは対照的に歓喜を爆発させる藤枝イレブン。スタジアムの誰もが刈谷が惜しい勝利を逃したと思ったのだが、試合はこのまま終わらなかった。
ロスタイムに入りセンターサークル付近でアランが不用意な反則を犯しFC刈谷にFKが与えられる。ゴールから遠いだけにチャンスにはならないだろうと思われたFKだったが、キャプテン日下が思い切って蹴ったロングボールが混戦の中相手DFの頭に当たり藤枝ゴールの左隅に吸い込まれていったのだ。
ロスタイムで両チームに得点が入るなど終盤劇的な展開が待っていた試合だったが、刈谷にとっては1-0で終わらせておかなければいけない試合だった。もちろん河合のファンブルは責められなければいけないが、河合は初スタメンなだけに全体的にはよくやっていたと思う。
そんな河合のミスを帳消しにしたゴールには本当に鳥肌が立った。あえて裏街道の刈谷まで観戦に来た甲斐があったと心から思ったウェスタの夜でした。