2024年05月16日

5月の発売予定表から

本物の競馬はクラシック路線本番となっていますが、こちらは相変わらず頭数が揃わない現況。それでも人気を集めそうな馬に関しては、年度代表馬争いに参戦しても不思議ない能力を秘めていそう。その下馬評通りの力をぜひとも発揮してもらいたい所です。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


淫魔淫姦 ~触手と合体して思い通りにやり返す~ (シルキーズSAKURA)
黒虹厩舎でデビュー後、ほぼ凌辱抜き系一本で、トレーナー(ライター)を務めてきたベテランのシャア専用◎だが、最近は目立つ成績の馬を手がけていない。今回はこれも大ベテランの騎手(原画家)吉野恵子とタッグを組むが、同じスタッフの催眠奪女母系(シリーズ)は、馬群に沈んでしまっている。今回は前母系と変わって触手凌辱系。事故で命を失いかけた主人公が、魔物と融合して自分を虐めてきたヒロインたちに、エロい復讐を始めるといった血統(設定)だが、触手と合体しないと生命を維持できない時点で、すでに人生終わっている気がしないでもない。まあそのあたりは置いといて、前母系で唯一いい脚を使ったのが催眠奪女4だが、それと比べるとヒロインが物足りなく思える点がどうか。強調材料がないだけにここでも苦しそう。
期待度 ★☆

◎鏖呪ノ嶼 (CLOCKUP)
CLOCKUPののりざね&昏式龍也のタッグもこれで実質3頭目。これまで直仔(外伝)を含めすべて好走していて、今回も期待が掛かる。今回は売春島として知られる離島を舞台に、呪殺を生業とする呪術師や売春を管理する資産家・名ばかりの組織と言っていい零細暴力団など、怪しい人物ばかりが登場するダーク系。主人公2人が登場することを見て分かる通り、異なった物語が、最後一つに収束するといった流れか。雰囲気的にはサブトレーナーである和泉万夜が得意としそうな血統(設定)だが、もしかしたらグロ部分を補完する役目を担っているかもしれない。厩舎を取材する限り期待するしかないが、2つのルートを収束するという趣向なだけに、直線の決め脚を損ねると凡走してしまう可能性もありそう。ただそうした不安があったとしても、最近の成績からこの馬を本命にするのが妥当だろう。
期待度 ★★★★

おちんぎんは身体払い (ぱこぱこそふと)
安馬(低価格)・バカ抜き系では現在わるきゅ~れと双翼の存在といっていい、ぱこぱこそふとの最新馬。ネクストン系列なだけに、わるきゅ~厩舎よりは本賞金(データ)数は多いものの、B級色が漂うのは同じ。今回もいい意味で頭の悪そうな馬名(タイトル)で、その印象がどうにも記憶に残ってしまう。血統(設定)というと、年上ヒロインとのママ活で得た金で、女子校生ヒロインとのパパ活で払うという内容だが、これが一粒で二度おいしいといった風に作用すれば面白い。ただ安馬だけにそこまで上手くいくかは疑問が残る。ただこれまで強かったビッチヒロイン色をやや薄めてきたのはプラスに働きそう。といってもやはり安馬なだけにシチュ数は少なそうで過大な期待は禁物。ただ少しでも見せ場を作りたい。
期待度 ★★

△キョウセイ支配 (BISHOP)
凌辱系厩舎では安定勢力といっていいBISHOP。ただ最近はコンスタントに上位に食いこんでくるものの、もう一つ突き抜けられない現状。今回もBISHOP得意の学園系で、当然上位を賑わせる可能性は高そう。その反面、やはりこれまでの所属馬との違いをどこまで見せられるかとなると疑問。時計が遅い決着に終われば出番があるだろうが、逆に時計が速い決着になると苦しい。騎手も水島☆多也を筆頭に抜きでは計算できる顔触れ。他のメンバーの動き次第にはなるが、上位陣が牽制しあうような混戦を願う。
期待度 ★★★

〇クリミナルボーダー life sentence (Purple software)
パープル初の分割シリーズとなったクリミナルボーダーも今回でラスト。最後を飾るヒロインは凛で、確かに一癖も二癖もある彼女は最後を締めるには最適。トレーナー(ライター)であるかずきふみの実績を考えれば、当然の選択だろう。全姉(前作)のヒロインのメリルの所属するマフィアの幹部であるルカがどのような役回りをするかがポイントで、ダークな部分と厩舎本来の持ち味であるヒロイン萌えをどう両立させるか興味津々。あとは転ばせた走り(シナリオ)をどう収束させるかだが、トレーナーの実績から、まさか凡走はしないはず。本命馬と差を付けたのは分割かそうでないかだけで、逆転も充分可能。
期待度 ★★★★

小悪魔ナースのいたずらカルテ -看護師彼女との同棲生活- (とこはな)
萌え抜き系安馬(低価格)を専門にする厩舎は増えてきたが、ほぼ下級条件馬しか出していない厩舎も多くあり、とこはな厩舎はその代表格。厩舎開業からトレーナーにたにかわたかみを起用してきたが、ここ2走は浅黄アキ・近江谷宥に変更し、変わり身を狙ったものの結果は変わらず。それでもあえて弁護するなら前走(作)はトレーナー云々よりも、騎手の実力不足が大きかったように思える。今回起用のモグぽんは競馬(エロゲー)経験は新人といっていい実績だが、別舞台(挿絵)の経験もあって、その点での上積みは見込める。ただ近江谷宥はファンタジー系を得意としていて、こうした所謂ふつうの血統(設定)を手がけるのがピンとこない。よほど大きく恵まれないと上位には。
期待度 ★★

▲スカイコード (MELLOW)
厩舎開業以来、あえて主流から外れている血統(設定)を出走させているMELLOWの最新馬。解散したmoreを色濃く受け継ぐ馬たちは、競走成績は別として毎度注目を集める。今回は家出を決行した主人公の元に現れた片翼の天使。その天使が主人公に与えた羽根は不思議な力を与えて・・・といった出だし。相変わらず、雰囲気が良く、大物に育ちそうなムードを持っている。この厩舎は意外に抜きに関しても質量ともに充実している印象だが、今回はヒロインの顔触れを見る限り、やや見劣りする印象。その分を本来の走り(シナリオ)に専念してくれればいいのだが、過去の成績を見る限り、上位には食い込んでくるものの、あと一押しが足りない。今回も秘めた能力は上位に匹敵するものを持っているものの、それを100%発揮できるかどうかという部分で、やや劣る。それでも嵌れば上位陣をまとめて負かしてしまう可能性もあり単穴評価に。
期待度 ★★★☆

夏への方舟I (Argonauts)
Argonautsは安馬(低価格)三姉妹で一まとめという母系(シリーズ)ばかりを出走させているが、この馬は新母系の長姉(第1作)。血統(設定)はというと、郷里に帰省した主人公があるきっかけで、3人のヒロインの内なる思いに気づくといったもの。こうした田舎を舞台にした血統は数多く、新鮮さはないが、雰囲気に関してはファンを引き込ませるものがあって、好走例も多い。この厩舎の抜きはいつも水準以上で、騎手(原画家)もやまかぜ嵐の能力から、その点に関して期待を裏切られる心配はない。ただそれでも最近の成績は入着どまりに終わっていて、その壁を乗り越える何かが欲しいところだが、長姉の段階ではそれが見えない。悪い馬ではないが、上位に食いこむには何か材料が欲しい。
期待度 ★★

Pure Cafe ~癒やしのカフェに通い詰める、僕の地方転勤生活~ (WendyBell)
触手中心のTinkerBellと違い、いろいろな血統を出走させるWendyBell。時に大駆けする馬を輩出させる厩舎だったが、最近は低迷。今回は新人騎手を起用しての喫茶店もの。ただトレーナーの藤枝卓也は、最近この厩舎ではホラー&ファンタジー風味の馬を中心に手がけていて、こうした王道和姦系に対しての実績がないのは気がかり。ヒロインは2人と少なく、馬名(タイトル)どおりの単なる癒し系に終わってしまいそうな感。騎手も新人ながら騎乗は悪くなさそうだが、抜き系というわけではなく、競馬(エロゲー)黎明期に多かったタイプを想像させられるようでは、上司に食い込むのは難しそう。
期待度 ★☆

魔法閃士フェアリーバレット (Triangle)
変身ヒロイン凌辱専門厩舎としては最古参といっていいTriangle。最近は目立った馬を輩出してなく、厩舎成績はいたって地味。この厩舎最大の特徴といえば、設定(血統)細部におけるディティールの細かさだったが、さすがにここまで変身ヒロイン凌辱系ばかり出走させてくると、そういったネタも尽きてきた印象。今回も同級生が変身ヒロインとして絶大な能力を持つことに気づいた主人公が、ヒロインを凌辱することによって、力を得ていくという血統(設定)で、大筋は過去の所属馬と同じ。久々にTriangleで騎乗する瀬之本久史の存在は楽しみだが、ここに入っては厳しい。
期待度 ★★

(本紙の見解)出走頭数は少ないが、上位陣は魅力的な顔触れが揃った。その中でダークさを武器に近績優秀な鏖呪ノ嶼を本命に推す。今回有終の美を飾りたいクリミナルボーダー life sentenceも引けは取らない。印に差を付けたのは分割しているかどうかの差だけ。いつも大物感漂う雰囲気を持ちながら、今一つ能力を発揮できないMELLOW厩舎の馬だが、スカイコードではそれを払拭したい。あと1頭なら安定さが魅力のキョウセイ支配だが、人気どころが崩れての連穴候補といったところだろう。

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