2019年01月12日

強敵相手の対戦

昨日、夜勤明けに名駅で途中下車してフリー雀荘に出勤・・・の前に雀荘の近くにある牛丼屋(す〇屋)で、390円の朝定食をゆっくり食す。そんなに腹が減っていたわけでなかったのですが、時間はまだ9時30分前で今行っても卓は立っていないし、実際月曜日に初打ちに行ったときは同時間に行って1時間半待つ羽目になった・・・というわけで9時45分頃にエレベーターを降り雀荘のドアを開けたところ、なんと卓が立っていた(笑)。まあ9時開店で毎度1時間強卓が立たないのでは、赤字を垂れ流しているだけなので店としては当然なのでしょうが、ぼく的には予想外。
まあ、どうせ30分以上は待つ気でいたので椅子に座って持っていた昨日発売のサッカーダイジェストを読んでいたところいつの間にか仕事疲れのせいか眠気が・・・そんなわけで誰かやってきてぼくの前の席に座った気がしたけれど、正直挨拶をした気がしない。

とようやくメンバーが揃ったらしく、ぼくを呼ぶ店員の声が・・・

目を開けると、雀荘の床を可愛く動く白い物体が。これが噂に聞いていた補佐(という名の店長の愛犬)で、半年以上通っていますがぼくがそれを目にしたのは初めて。噂に聞くと最近はイベント時以外は出没しないと聞いていたので、今日は何か特殊イベントがあるのかと思いながら、卓に付いたところ上家はメンバーの女性でしたが、対面と下家から妙なオーラが。
ぼくは人の顔を覚えるのが苦手なので自信はないですが、恐らく初めての対戦相手。ただここまでぼくの強敵判定レーダーが反応するのはそうはない・・・というわけで、最初の半荘は先制をと東1局・2局と早めに動いて軽い上がりをものにする。ただどちらかというと東場は門前で進めてリーチを打ち大量得点を狙うというぼく得意の戦法ではなく、いわば動かされている気はしていました。そしてぼくの動きを看破されたかのように、そこから対戦相手の攻勢が始まり気が付いたらオーラスでラス目に・・・

とにかく相手の手が早くて、ぼくの手が一歩間に合わない。リーチを掛けても一発ツモの楽しみもなくすぐにツモられてリー棒が無駄になることもしばしば。対面の男性は風邪気味らしくて本来の調子ではなかったようですが、下家の男性の強さは格別で確実に高打点を狙ってくる。ここまで強さを感じたのは以前MONDOの大会で対戦した白鳥翔プロくらい。
(もしかしてプロなのでは・・・?)
と思っていたところ、会話から対面の男性の苗字が柴山であることが判明。
(柴山ということは名古屋在住の最高位戦の柴山良太プロでは?)
確かにネット等の写真で見た顔に似ている気はしましたが、正直記憶が定かでない。それでも強さから判断すると恐らく柴山プロなのだろう・・・ということは恐らく下家もプロ濃厚。ただネット等の記憶を遡っても全く顔と名が結びつかない。

そんなことを考えていたせいか、次の半荘はいいところがなく、南3局の親番を迎えたころには10000点を割るかどうかといった3着目。それまでは軽く安い仕掛けは封印していたけれど、ここに至ってはそうもいっていられず3フーロして1500点という安手を柴山プロ?から出上がり。
そんな苦心して連荘したぼくを笑うかのように早い順目に下家からリーチが・・・(泣)ぼくの手はバラバラでとても立ち向かえそうにない。
(こんなことなら連荘しないほうが良かったか・・・)
と思ったのですが、通りそうな牌を切って回っているうちに、いつの間にかタンヤオチートイ赤ドラ2のダマでハネ満のテンパイに。
下家のリーチはいかにも高そうなのですが、結構危ない牌が通っているところを見ると待ちが悪いのではと思って、ここからは全ツッパで下家との捲りあい勝負。そして勝ったのはぼくで下家から出上がり。

「高めツモなら3倍満で逆転だったのに」
と悔しそうに下家が開けた手は案の定赤入りのメンホンツモリ3暗刻のリーチで高めダブ南ツモなら3倍満という逆転手。
(そんなのツモられたらハコ割れです・・・)
と思ったのですが、この渾身の上がりが効いてその局はダントツのトップだったメンバーさんに続く2着を確保。

ラス半コールした(基本的にぼくは残業明けに雀荘に行くので半荘3~4回くらいしか打たないのです)次の3局目は開局からリーツモピンフドラ3の上がりでトップに立つもすぐ下家も応戦して接戦になったところでぼくに痛恨のミスが。(なぜか麻雀王国の牌画ツールが使えなく見にくくてすいません)

ドラが5萬で3萬赤5萬5萬6萬7萬の形で喉から手が出るほど欲しかった2枚見えの4萬ツモ。これで役を付ければマンガンということで、タンヤオに狙いを付けすぐ一鳴きテンパイ。
ただいかにも出そうなリャンメン待ちが出ず、終盤まさかのラス牌4萬ツモ。
ドラソバで見るからに危険牌。特に下家には危険だったが、こちらもマンガンの勝負手。というわけで7萬と振り替えたところこれが下家のカン7萬に刺さってしまった。
これは明らかにミスで一目薄い4萬よりも山に残っていそうな7萬の方が明らかに危険だった。今回はカンチャンだったがシャンポン形も考えれば7萬の方がより危険で特に終盤の尖張牌(3.7牌)打選択はリスキーなことが多いと経験上分かっていたはずなのに、無造作に中に寄せてしまったぼくの凡ミス。
結局その局はラス親の柴山プロ?がオーラスに大連荘して逆転トップを決め、ぼくは3着に転落する結果に(下家は当然2着)。

そんなわけでその日の対局は0-1-1-1という結果に終わったのですが、後でネットで調べていたところ、やたら強かった下家はプロ麻雀連盟の皆川直毅プロと判明。遠来(東北)からの来名でそれで補佐ちゃんが特別お出迎えしてくれてたのですね。ということは対面はやはり柴山プロだったのでしょう。正直その日は疲れましたが強敵相手のリアル麻雀は心地よい疲れを感じるものだと思いました。

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