2019年01月22日

捨牌の見せ方を考える

相変わらずの天鳳の話からですが、今年に入ってから俗に言う天国モードを引き当てたらしく好調で、6段になって2度目の2000ポイント越え。サブ垢を含めると特上卓の成績は半荘50回でラスは僅か3回という信じられない成績。再び鳳凰卓が手の届くところに来たのですが、実を言うともし7段まで登りつめたとしても鳳凰卓で打つかどうかは分からないのですね。
というのも現在のぼくのレートは2005という低いもので、もしこのレートで7段に上がったとしても1回ラスを取れば2000を割ることになって鳳凰卓で打つ権利を失くしてしまうのですね。
前回7段まであと180ポイントまで迫ったときのレートは2047だったので、明らかにそれより低下しています。その原因はというと3着の多さで、本垢の成績は8-8-14-3という3着回数が飛びぬけて多い。これは本当ならラスのところを粘って3着にしているのか、それとも本当なら連対していたものをミスで3着にしてしまったのか・・・恐らくその両方なのでしょうが、このレートで鳳凰卓を打つなんて狼の群れの中に単身飛び込む羊のようなもの。速攻丸裸にされてしまうのは必定。それならもう少し特上卓でまともなレートになってから課金して鳳凰卓に乗り込んだほうがいい気がしてるのです。

さてそれとは逆にリアル麻雀の方は、あまりよろしくなくて特にチップのやりとりをしないセットの健康麻雀の成績が悪い。もちろん賭けていないからといって手を抜いているつもりは全くないのですが、もしかしたらフリーや天鳳の赤あり麻雀に慣れてしまって、手作り重視の赤ナシに対応できなくなっているのではと思ったりするのですが・・・

そんな健康麻雀での一局から。その日は全自動卓ではなく手積みという懐かしいというか牧歌的な卓でしたが、絶不調でトップなしのハコラス2回という散々たるもの。恐らくフリーなら100000ペリカは負けていたと思われるのですが、そんなある半荘の東2局東家でこんな手に。
三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国 ツモ六筒:麻雀王国ドラ北:麻雀王国

高い手ではありませんが、イーシャンテン。ここでどのトイツを嫌っていくかですが、ぼくの選択は打四索:麻雀王国。受入れの多さとリャンメンの手替わりを考えれば赤ナシ麻雀でも誰もが選びそうな妥当な選択。問題は次のツモ六萬:麻雀王国が入っての一打。
好形変化もあるだけに難しいところですが、役ナシならともかくタンヤオが付けば即リーは当然ということでここでぼくが選んだのは四索:麻雀王国の連打でリーチ。待ちはシャンポンですが、五筒:麻雀王国はともかく、二索:麻雀王国はいかにも出そう。カン3・7とシャンポンの2・8ではシャンポン有利と確か平澤本(麻雀の戦術書)に書いてあったこともあり自信を持っての選択ですが、捨牌を見るとこんな感じ。

發:麻雀王国四索:麻雀王国四索横:麻雀王国と見るからに異様。他家はオリていったのですが、意に反してこの良さそうな待ちが出ない。
結局流局したのですが、四索:麻雀王国連打で二索:麻雀王国が出やすくなるというのはぼくの勝手読み。もしカン三索:麻雀王国待ちにしていた場合の捨牌はこちら。
發:麻雀王国四索:麻雀王国二索横:麻雀王国
いかにもカンチャンを嫌ったように見えて三索:麻雀王国が良さそうに見えませんか?こちらの方が他家のオリ打ちが期待できたと思います。

本で得た知識を鵜呑みにするのでなく、一歩立ち止まって考えることが必要ではないかと思わされました。反省です。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t132905
上の画像に書かれている文字を入力して下さい