2020年01月30日

10か月ぶりの7段

昨年4月初めに6段に降段してから588戦。一時は5段にまで転落しましたが、捲土重来ようやく7段に復位することができました。昨年10月に6段に戻ってからは原点を割ることはなかったのですが、今月確変を引いて一気に6段坂を登りきることができました。
といっても、レートは2000をわずかに上回ったくらい。鳳凰卓に挑戦すべく課金したとしても、逆連対を2度続けただけでチャオってしまいます。といってこのまま特上卓で打ち続けたとしてもレートが上がるとも限らない。というわけで、鳳凰卓で打ったことをを一生の思い出とすべく課金するかどうか悩んでいるのですが・・・

そんな昇段を決めた一局から。
南4局の西家で現在32000点持ちの2位で。トップの南家とはぴったし4000点差。3位の親は16100点持ちでラスの北家は15900点。親に連荘されなければ2着は堅いのですが、トップ逆転は射程内なだけに一気に昇段を狙いたいところ。
幸い配牌は非常に恵まれていて
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五索:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ三萬:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国
(牌画は麻雀王国より)

役牌アンコでドラ1個持ち。ここは普通に五索:麻雀王国打としたところ、次のツモが八萬:麻雀王国でアッという間にテンパイ。

ここでリーチを打てばどこから出ても逆転トップ。ならリーチと打ちそうですが、気になるのはドラまたぎの五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国はリーチを掛けてそう簡単に出る待ちではないというのが悩みどころ。というのもラス目の北家はぼくにツモってもらえればほぼ3位に浮上できるので滅多な危険牌は打ってこない。3位の親は勝負してくるとしても、それはラス目の動向を探りつつのことで序盤は無理をしないでしょう。最悪なのは全員オリて流局で、ならばダマテンといった手もありそう。トップの南家を直撃するかツモれば逆転ですから、安全策ならその選択肢か。

ただぼくの選択は打八筒:麻雀王国。好形のマンズの伸びに期待した一手で、もしホンイツに仕上げればリーチ棒を出すことなくどこから出ても逆転ですが、一歩間違えたら緩手になる可能性もあるわけで、いわば勝負手。自信があったわけではないですが、まだ2巡目ということもあり慌ててリーチ棒を出さずゆったり構えたのです。
そして次の六筒:麻雀王国ツモ切りの後、九萬:麻雀王国ツモでマンズのどれをツモってもテンパイという好形に。
とそこで、南家が五萬:麻雀王国打。もし2巡目の段階でダマテンなら逆転していたのですが、それはそれとしてチー。ここでじっくり考えて六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国でなく三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国をさらして、一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国待ちに取りました。この待ちなら充分出あがりも期待できると見たのですが、すぐに南家からリーチの声が・・・
ただここで当然オリる選択肢はなく、すぐに南家が一萬:麻雀王国を掴みトップ逆転し、昇段を決めることが出来ました。

今回の選択は正直上級者から見て好手だったかどうかは分かりませんが、慌ててリーチを掛けなかったところはぼくらしかったと思います。果たしてこの打法がトップランクに対して通用するかどうか。試してみたい気持ちが高まっています。

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