2022年03月18日

3月の発売予定表から

暖かくなってきた気候とは裏腹に、競馬(エロゲー)界はまだ氷河期が続いているような気象。今レース(月)も目立つ人気馬の存在はなく寂しく感じられる一戦ですが、閉塞感を打破するような馬(ゲーム)に登場してもらいたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイキス3 sexy (戯画)
戯画で長く続く母系(シリーズ)となっているキス系。今回はアイキス2の直仔(続編)となるが、新ヒロインが増えて、旧ヒロインの扱いがどうなるかがカギ。ここまでヒロイン数が増えると、各ヒロインのストーリーは短くなりがちだし、アイキス2自体走った馬でなく割り引かざるを得ない。ヒロインの可愛さは相変わらずだし、馬名(タイトル)にあるsexyを全面に出しての抜きに力を入れるなら上積みも可能かもしれないが、そこまで割り切れるか疑問。今回も入着が一杯か。
期待度 ★★

△アンレス・テルミナリア (Whirlpool)
近走安馬(低価格)ばかり走らせてきた渦巻厩舎が、久々に高馬(フルプライス)を登録。騎手はすっかりこの厩舎の主戦格となった水鏡まみずで、成功したPieces/渡り鳥のソムニウム の再現を狙う。渦巻厩舎というとヒロインの可愛さの反面、平板な走り(シナリオ)というのが定番となっていたが、Pieces/渡り鳥のソムニウムは厩舎開業以来初めて走りで評価されたと言っていい。それが偶然によるものか、今回で試されることになる。トレーナーはこの厩舎ではお馴染みの近江谷宥で、雰囲気は相変わらず良さそう、ただ追い切りを見る限り、血統(設定)は凝っていそうに見えて、深みに欠けるように感じる。それなりに走れそうに思えるが、大きな期待となるとやや不安。実績から人気になりそうだが、やや割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

〇神様のような君へ Extended Edition (CUBE)
CUBEでデビュー戦の夏ノ雨に続く成功を収めた神様のような君への直仔(リメイク)。海外(全年齢版)で追加されたヒロインのHシーンを含め、走り(シナリオ)を全面的に変更したヒロインのルートもあるなど、父(本編)を購入したファンにも対応できるだけの物を持っている。父はトレーナーが3人いて、ルートによって当たり外れが大きかったが、今回の手直しでその差は着実に埋まるだろう。そう考えると父の成績から前進するのは必至だし、机上の計算で首位争う出来るだけの力は持っていると予想。本命馬と比べて見劣りは感じられず逆転も充分見込める。
期待度 ★★★★

ガチャ神様の言うとおり! (WendyBell)
ときに大駆けする馬を輩出するWendyBellだが、近走は鳴かず飛ばず。今回厩舎の主戦騎手格となっている白井一片に鞍上に迎えたが、藤枝卓也と組んだ3戦は結果が出ていない。今回トレーナーを鳥に変更して変わり身を狙うが、新人トレーナーだけに大きな期待まではどうか。不幸続きの主人公の下に、願いを叶える神様がやってくるといった血統(設定)はよくあるが、その神様の姿が、主人公の片思いの相手とそっくりというのが目新しい点。その変化球がどの程度効果を発揮するかどうかだが、着順を大きく詰めるほどでなさそう。騎手の能力が大きく伸びているのは好材料だが、それだけでは厳しい。
期待度 ★★

▲戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~ (BaseSon)
BaseSonが恋姫†夢想母系(シリーズ)に続く柱として出走させた戦国†恋姫だが、その後、一向に続く馬が出ずこのまま埋もれていくかと心配していた。ここにきて出走の運びとなったものの5年以上の空白が開いただけに、どれだけ先代を覚えているファンがいるかがまず不安視される。といっても先代と違い今回は戦国時代の東北地方が舞台となり、年代も少し後ということもあって、別の馬として見た方がいいかもしれない。お台(単価)は高馬(フルプライス)でなく一見馬格は小さく思えるが、Hシーンのるヒロインは複数いるようで、そのサービス精神は買っていい。佐竹義重や最上義光が大きく扱われるというのは珍しく、果たして東北の戦国時代をどこまで描けるかが注目だが、先代のように歴史面で深く語られることはなさそう。それでもヒロインは魅力十分で、この相手なら充分上位に食い込めるだろう。
期待度 ★★★☆

南国プリズン 〜漂流した無人島が子作りしないと出られない島だった件〜 (evoLL)
一時代前と見まがうような雰囲気で、カルト的なファンを集めるevoLL。当然競走成績は散々だが、この厩舎の目指すものはそんな小さなものでないのかもしれない。今回手綱を握るのは羽鳥ぴよこで、過去人気厩舎に起用されたことを考えると、最近の騎乗実績は寂しい。今回の起用も羽鳥ぴよこからすると格落ちは否めないが、それでもいい仕事を見せてもらいたいところ。ただ過去の騎乗馬と比べると毛色(CG)の悪さは明確だし、トレーナー(ライター)の池かなたの実績も目立つものがない。今回も苦戦を強いられそうだ。
期待度 ★☆

△女体でもてなす接待旅館 (Guilty`Dash)
Guiltyの安馬路線で開業したDashだが、これまで4回走って結果は出ていない。本家と比べて凌辱度が薄く方向性が定まっていない印象を受けるのが不振の原因と見たのか、今回は鞍上にティータ.Jを迎えて凌辱度を強めてきた。実家の旅館が半ば売春宿に変貌しているのに驚くヒロインだが、旅館を守るため自ら肉体を提供するという展開はありがちだが、騎手の手腕もあって抜き度に関しては文句なし。ただお台(単価)が示すように、内容は薄そう。これまでのこの厩舎の不振の原因は出走馬の馬格(容量)のなさと記者は見ていて、安馬なりにファンを満足させられるかが一番の課題。過去の出走馬と比べて能力は一番ありそうだが、馬券対象圏内に食い込めるかとなると微妙に思える。
期待度 ★★★

姫宮さんはかまいたい (プレカノ)
となりに彼女のいる幸せ母系(シリーズ)が一段落したねこにゃんが新たに挑むのが今回。これまでのプレカノの所属馬と同じくヒロインとのイチャラブオンリーで起伏した話は望めないだろうが、反面ヒロインの魅力を押し出せれば上位進出も可能。ねこにゃんの黒髪先輩ヒロインは過去騎乗した名馬に印象深いものがあって、そのヒロインたちに魅力が迫れるかが成功のカギ。ただこの厩舎の弱点である安馬(低価格)相応よりも下回る馬格という点が解決できないと、首位争いは望めない。今回も入着争いが精一杯か。
期待度 ★★☆

◎保健室のセンセーとゴスロリの校医 (Citrus)
Citrusの保健室のセンセー母系(シリーズ)2代目は、馬名(タイトル)が示すようにゴスロリヒロインが主役。時系列では先代(前作)に続いてということで、先代のヒロインであるシロバナは一歩引いた形になる。そんな中で新ヒロインのオトヒメがどのような存在感を出せるか。ゴスロリヒロインというと毒舌というイメージがあるが、果たしてやや達観したところのある主人公にどう接していくのか注目される。先代は雰囲気やヒロインの可愛さは定評があり、トレーナー(ライター)もなかひろだけにまず大外しはしないだろうし、今回有力馬不在なだけに安馬(低価格)ながら一気に主役を務める可能性は高い。
期待度 ★★★★

ヤンデレ妹に愛されすぎて子作り生活 (すふれそふと)
異世界(小説・漫画)の血統(設定)を競馬(エロゲー)に導入してきたすふれそふとだが、これまで上級馬として成功した例は皆無。今回は栗栖ティナの人気血統を導入してきたが、実績あるトレーナーでも結果がでなかっただけに、変わり身の効果となると疑問。しかも栗栖ティナ本人でなく玉沢円・風間ぼなんざがトレーナーを担当するようでは導入効果は薄い。騎手の森山しじみはLass Pixyで活躍していて、中央(商業)競馬の実績は上だが、ヒロインの雰囲気が変わってしまっているのもマイナス。これでは勝負にならないだろう。
期待度 ★☆

勇者を引退してよろず屋をオープンしたけど、なぜかアダルトグッズに人気が集中している件。 (onomatope* raspberry)
異世界血統(設定)は数多く出走してきたが、最近はそれに派生した世代も登場してきた。この馬もその一例で主人公が勇者として魔王を封印した後の話。馬名(タイトル)を額面通り受け取れば、元の世界に帰れなくなった主人公が開業した大人の玩具屋に、獣人ヒロインが群がるといったものだが、それだけでは出オチで終わってしまうだけに何か一工夫が欲しい。ただこの馬、高馬(フルプライス)だけでなく、ヒロイン別に分割で出走させるところを見ると、例えば終盤封印した魔王が蘇るといった展開はまず起きないだろう。永山ゆうのんが抜き系馬に初騎乗するというのが一番の魅力だが、悪くいえば買える材料はそれくらい。久々にベテラン武藤礼恵が調教(シナリオ)手がけるのも注目されるが、大きなプラスといえず見送り。
期待度 ★★

△凛とした最愛妻は、人知れず淫乱ら妻へと堕ちて ~他の男を受け挿れ拡げられた濡れ穴は、もう俺のモノでは埋められない~ (ANIM.teamMM)
最近堅実な成績を残していたANIM.teamMMだが、前走は思わぬ凡走。ただ敗因がはっきりしないのが厄介で、NTR自体がマンネリ傾向にあるのかと不安になってくる。今回トレーナーにベテランのシャア専用◎が復帰。騎手のうん=食太郎の能力に陰りが見られないだけに、巻き返しは可能と見る。気になるのはヒロインの魅力がやや足りなく見えるのと、ラシックス(声優)が前走と同じという点。そう考えると変わり身があっても小幅なもので、一気に首位を争うまでは見込めず、連穴までか。
期待度 ★★★

リンパに ATATA! ~メス牡蠣ミルクどぴゅらっしゅ♥ ~ (Hending)
厩舎開業から悪くない成績を残しているHending。厩舎スタッフは毎回変えていて、所属馬の傾向に一定性はないが、凡百でない馬を出走させてくる点については評価したい。ここ2走はあかべぇ系列厩舎で実績を積んだ秋空もみぢ・浅海朝美といった騎手に依頼してきたが、今回は新人のこくとを起用。キャリア不足の心配はあるが、そこは動画(Hアニメ)の導入で補填するつもり。抜きに関しては上位評価を付けていいが、気になるのはトレーナーが新人という点。これまで和泉万夜・中島大河といった起用してきただけに、新人トレーナーで果たして同様の仕上がりが求められるかどうか。生意気なヒロインにお仕置きという脚質だけに仕方ないとしても、ヒロインの魅力が近走と比べて劣るように見えるのも厳しく、入着が一杯か。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)上位拮抗のメンバー構成だが、保健室のセンセーとゴスロリの校医を本命に推す。なかひろの安馬はこれまで走っていないということで、姉(前作)は印を軽くしてしまったが、記者の不明を思い知らされた。その前走同様の走りが出来ればここでも首位争いだ。神様のような君へ Extended Editionも差はない。カントクが久々に手綱を握った父(本編)は見どころ充分な走りだったが、荒いところも目立っただけに、それを修正できるなら本命馬と一騎打ちに持ち込める。戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~も不気味な存在。ヒロインの魅力は間違いなしに高く、走り(シナリオ)さえまともなら単穴以上の評価も。この3頭の争いに割って入るならアンレス・テルミナリアだが、追い切り(体験版)の評価は平凡。潜在能力は高そうだがそれを生かせるかは微妙。あと1頭なら凛とした最愛妻は、人知れず淫乱ら妻へと堕ちて ~他の男を受け挿れ拡げられた濡れ穴は、もう俺のモノでは埋められない~ 女体でもてなす接待旅館といった抜き系勢だが、逆転までは厳しそう。

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