2010年02月12日
美少女ゲームライブラリー⑪~Choir~クァイア~
今回の美少女ゲームライブラリーは人気原画家くすくす氏のデビュー作であるChoir~クァイア~(Rateblack)について語ってみようかと思います。
批評空間の原画家人気ランキングで現在堂々の7位にランクインされているくらいの人気を持つくすくす氏ですが、デビュー当時から注目を集めていたかというと全くもってその通りで、当時全くの無名絵師でありながら彼の原画力だけでChoir~クァイア~は相当の話題を集めました。かく言うぼくも初めてこのゲームの記事を今は亡きカラフルピュアガール誌で目にしたとき心奪われ発売されるのを首を長くして待った(当時のlight系のゲームは延期が多かったのです)ものですが、いざプレイしてみるとカードバトルゲームという斬新なゲーム性を謳っている割りにはそれほど遊べるものではなく、シナリオもあってないがごとしでゲーム自体はそれほど楽しめるものではありませんでした。
このゲームで一番惜しいと感じさせられたのは、相手側の属するヒロインを犯すことによって籠絡させることがメインのストーリーとなっているのにその籠絡させたヒロインを手駒として使用できないこと。日本将棋のように相手の駒を自分の持ち駒として使用できたとしたらそれだけ戦略性も高まったと思うのです。簡単に籠絡させられるヒロインもいれば身持ちの固いヒロインもいたりするわけで、こういった特徴はシナリオで説明するよりもゲームパートで行う方がプレイヤーにより伝わったと思うのです。設定は定番ながらもくすくす氏による原画の力もあってヒロインはなかなか魅力的に仕上がっていただけに、もう少し見せる方法はあったのではないかと・・・
さて本来本命だったはずでしたが、完全に脇に追いやられた感のあるカードバトルについても少し触れておきましょう。
最初雑誌媒体などに載ったカードバトル画面を見た限りはかなり面白そうに見えました。カードのデザインなどもなかなか凝っていて、同じ時期に発売された同趣向のカード・オブ・デスティニーより期待できそうに思えたものです。
ただこの折角の凝ったカードデザインも実際の画面では小さくてかなり見ずらいのです。それにほとんど力押しのみでバトルがクリア出来るため頭を捻る必要も無い。これでは折角の通信機能対戦も泣くというものです。まあぼく自身その頃ネット対戦できる環境で無かったのですが、例え環境が整っていたとしても対戦してみようとは思わなかったでしょう。
というわけで現在振り返ってみてもとても他人に勧められるものでなく、くすくす氏の原画以外見るべきものはないというのが結論なわけですが、氏には珍しい(というより唯一の)凌辱ゲーという点では貴重な作品かもしれません。その後このメーカーであるRateblackはSacrifice~制服狩り~という凌辱ゲーを出すのですが、このゲームのライターはその後くすくす氏とコンビを組むNYAON氏。そう考えるともう1度このコンビで凌辱ゲーをと当時は思っていたわけですが、現在の状況ではとても無理でしょうね。
批評空間の原画家人気ランキングで現在堂々の7位にランクインされているくらいの人気を持つくすくす氏ですが、デビュー当時から注目を集めていたかというと全くもってその通りで、当時全くの無名絵師でありながら彼の原画力だけでChoir~クァイア~は相当の話題を集めました。かく言うぼくも初めてこのゲームの記事を今は亡きカラフルピュアガール誌で目にしたとき心奪われ発売されるのを首を長くして待った(当時のlight系のゲームは延期が多かったのです)ものですが、いざプレイしてみるとカードバトルゲームという斬新なゲーム性を謳っている割りにはそれほど遊べるものではなく、シナリオもあってないがごとしでゲーム自体はそれほど楽しめるものではありませんでした。
このゲームで一番惜しいと感じさせられたのは、相手側の属するヒロインを犯すことによって籠絡させることがメインのストーリーとなっているのにその籠絡させたヒロインを手駒として使用できないこと。日本将棋のように相手の駒を自分の持ち駒として使用できたとしたらそれだけ戦略性も高まったと思うのです。簡単に籠絡させられるヒロインもいれば身持ちの固いヒロインもいたりするわけで、こういった特徴はシナリオで説明するよりもゲームパートで行う方がプレイヤーにより伝わったと思うのです。設定は定番ながらもくすくす氏による原画の力もあってヒロインはなかなか魅力的に仕上がっていただけに、もう少し見せる方法はあったのではないかと・・・
さて本来本命だったはずでしたが、完全に脇に追いやられた感のあるカードバトルについても少し触れておきましょう。
最初雑誌媒体などに載ったカードバトル画面を見た限りはかなり面白そうに見えました。カードのデザインなどもなかなか凝っていて、同じ時期に発売された同趣向のカード・オブ・デスティニーより期待できそうに思えたものです。
ただこの折角の凝ったカードデザインも実際の画面では小さくてかなり見ずらいのです。それにほとんど力押しのみでバトルがクリア出来るため頭を捻る必要も無い。これでは折角の通信機能対戦も泣くというものです。まあぼく自身その頃ネット対戦できる環境で無かったのですが、例え環境が整っていたとしても対戦してみようとは思わなかったでしょう。
というわけで現在振り返ってみてもとても他人に勧められるものでなく、くすくす氏の原画以外見るべきものはないというのが結論なわけですが、氏には珍しい(というより唯一の)凌辱ゲーという点では貴重な作品かもしれません。その後このメーカーであるRateblackはSacrifice~制服狩り~という凌辱ゲーを出すのですが、このゲームのライターはその後くすくす氏とコンビを組むNYAON氏。そう考えるともう1度このコンビで凌辱ゲーをと当時は思っていたわけですが、現在の状況ではとても無理でしょうね。
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