2014年08月19日

8月の発売予定表から

地方(同人)競馬の祭典(コミケ)の影響からか毎年頭数が揃わない真夏のレース(8月)だが、今年は例年以上に寂しい顔ぶれとなった。押し出される感じで人気になりそうな馬も弱点を少なからず抱えているだけに悩ましい。それだけにどの馬にもチャンスがありそうな難解なレースとなりそうだが、出走頭数的にも買い目はそれほど広げられないだけに点数を絞って様子見する方が無難かもしれない。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

△悪の女幹部2「キサマなどに教育されてたまるかっ!」(ルネ)
厩舎(ブランド)創立10年超という古参厩舎でもみじ戦乙女ヴァルキリーら時代を彩った母系(シリーズ)を走らせたルネにとって、現在の看板母系がこの悪の女幹部だろう。他の所属馬と違い凌辱的要素はほとんどなくて、バカ寄りの走りを見せるのが特長で今回もそれを踏襲。ただ今回女幹部の魅力がやや薄く感じるのと、どうやら主人公が熱血系でこれまでとはやや違うタイプというのは気になる。同じ厩舎所属馬が前走で脚元不安(バグ)を露呈してしまったのも古参厩舎とは思えない失態。そういった不安要素はあるが、前走の実績を考えればそういった不安を吹き飛ばすだけの能力は秘めている筈。連下で一応押さえておきたい。
期待度 ★★★☆

◎貸し出し妻、満里奈のネトラセ報告2 CASE.元AV男優&敏感妻(アトリエさくら)
間隔を詰めてNTR血統(設定)を使ってきているアトリエさくらの馬では近走一番好成績を残した貸し出し妻、満里奈の直仔(続編)。騎手ジェントル佐々木の能力が一番生かせる人妻ヒロインとNTRでなくネトラセという趣向が好走の要因で、それを素直に受け継いでいるだけにここでも充分勝負になる筈。相手が大学生から元AV男優に替わるということで、ヒロインがどのような変化をするか心配な反面楽しみでもある。今回相手も恵まれているだけに直線抜け出して来ても不思議でなくここは本命に抜擢。
期待度 ★★★★

催眠パラノイア(INTERHEART)
復活後の走りが悪くないインターハートの最新馬。抜き系というのは同じだが血統はインブリード(近親)もあればNTRありと自在性が持ち味。今回は痴漢&催眠というニックスだが、相性が良さそうで意外に成功例が思い浮かばない組み合わせというのが気にかかる。これは羞恥に打ち震えるヒロインを主人公の指技で快感に変えるのが持ち味で、催眠術という手段はお手軽すぎるという点が嫌われるためか。あと痴漢系で好走条件に挙げられるのが主人公のキャラクター性。アンチヒーロー的カッコよさがあれば心強いのだが、これもどうやら期待しづらい。この厩舎は元々痴漢系の馬を多く走らせていただけに変わり身はあるかもしれないが、その可能性は小さそうだ。
期待度 ★☆

△サツコイ 悠久なる恋の歌(ALcotハニカム)
ここ2戦、いいところがなかったハニカム文庫だが、今回はこの厩舎ではハズレを出していない瀬尾順を再びトレーナーに迎えて巻き返しを狙う。軽い走り(シナリオ)に魅力的なヒロインというこれまでの馬とはやや様相が違いシリアス多めというのが今回の特徴となるが、正直瀬尾氏にシリアスは向かないだけにそこに拘るようだと凡走の危険性は大きい。ただ追い切りを見る限りは相変わらずの軽い脚捌き(テキスト)で魅力は失われていないようだ。気になるのがヒロインの魅力はこれまでの馬と比べるとやや落ちるように感じる点。前走の駄妹と駄幼馴染のセットが強烈だっただけに余計そう感じるかもしれないが、今回はやや割り引いて考えたい。
期待度 ★★★☆

女子のおしっこいじめ 女子便くんといわれたボクの6年間(しろいぱんつ)
幼馬(ロリ)ヒロインがショタ主人公を性的虐待するという、ここ最近ではほとんどお目にかかった事のない血統。ここまでニッチな血統だとさすがに人気は集まらないとは思うが、それでもインパクトのある馬名や厩舎名から注目されそう。ただ不安なのは取材する限り馬体(CG)がやや寂しく映る点。騎手のはつもMBS Truthの馬に乗った際はそれほど悪くないように見えたが、今回に限ってはやや魅力不足。純粋な抜き系とはいえないだけにそれほど心配はいらないかもしれないが、安馬(低価格)ではないだけにある程度の能力は見せないと入着争いに終わってしまいそう。
期待度 ★★

セイカツ!みんな大好き! 極めて、えろラボ!(マザーグース)
厩舎開業といっても実は名門厩舎の姉妹厩舎というのが多い昨今の競馬情勢の中で、全くの新規開業というのは珍しい。オナニーを見られた主人公がメインヒロインに脅されエロいことに従事するという展開はツッコミどころ満載だが、コメディ&抜き系なだけにそのあたりはそう心配ない。騎手のこもだとあんこ工房は抜き系では実績充分でまずまず信頼できる。ヒロインも定番のお嬢様から無表情に高飛車系と定番揃いに騸馬(男の娘)と揃え、今流行のエロ色の強い萌え系という血統から外れてはいない。ただ追い切りが公開されてない上にラシックス(声優)も未公開とあまりに未知数な部分が多すぎる。ここまで馬がヴェールに包まれているとちょっと買いづらいし、出走賞金(データ数)も集まらないのではないか。
期待度 ★★

蒼撃のイェーガー (propeller)
この厩舎得意の燃え血統で、久々に日本競馬(エロゲー)に復帰ということで注目を集めている。ただトレーナーがこの厩舎を支える東出祐一郎でなくエヴォリミットのような走りを見せられるかというと疑わしい。そのトレーナーの空蝉座はこれまで凌辱系の馬しか担当したことがなく、どこまで燃えバトルをこなせるかとなると微妙だ。注目された追い切りの動きも芳しくなく不安は倍増。いくら実績があるとはいえ、これでは見送りが妥当だろう。
期待度 ★★

▲できない私が、くり返す。(あかべぇそふとすりぃ)
馬名からループ系であることを明示してあるのは、ファンにとっては有難い。この血統は一概に同じような展開が続き退屈に感じられてしまうケースが心配されるが追い切りを見る限りその点に関しては大丈夫そう。ただ配合を見る限りあまり大化けしそうもなく、結末がほぼ予想されてしまいそうなのが難点。それを覆すくらいの走りを見せて欲しいものだが、ご都合主義的結末に終わってしまう可能性も大きい。期待と不安が半々だが、秘めた能力は赤そうなだけに一発も魅力を考えて単穴に推す。
期待度 ★★★☆

なまイキ ~生粋荘へようこそ!~(アトリエかぐや)
名騎手choco chipの古巣復帰第2戦。前走が期待ほど動けなかったが、敗因はよく分からないというのが記者の正直な見立て。エロさが足りないという感想を見ると、騎手に責任の一端があるとも考えられる。ただ騎手の能力に翳りが出たというより、馬と手が合わなかったと見るのが妥当か。そんな今回だがトレーナーが替わったとはいえ同じような血統であり、またも同じ轍を踏む可能性が強い。名手choco chipとしては何とか意地を見せたいところだが、今回走らないようだと抜き系から萌え系への転向を考えた方がいいかもしれない。
期待度 ★★

〇花嫁と魔王 ~王室のハーレムは下克上~(エスクード)
近走脱衣バトル系一本で走るエスクードで、今回も同様の血統。一見ヒロイン責め主体のM主人公と思わせながら、お決まりのハーレムにヒロインを裏切る展開まであるのは嬉しい。騎手はほぼ新人といっていい実績も取材する限りはこれまで起用してきた騎手と遜色ない。問題はトレーナーに実績がない点だが、あかときっ!!でも似たような心配をされながら走っただけに、さほど気にする必要はないのかもしれない。他馬が不安を抱えたり未知数な部分が多かったりと泣き所を多く抱えているだけに今回は久々に出番が巡ってきたか。
期待度 ★★★★

晴のちきっと菜の花びより(Parasol)
騎手の能力を生かした萌えの強力さと、走りの内容の薄さという往年のF&Cのエッセンスを受け継いでいるParasolの最新馬。ちこたむ&魚というF&Cの流れを汲んだ騎手の能力の高さは言うまでもないが、トレーナーまでF&C出身というのが泣ける。ヒロイン数も多く隠しヒロインの存在もありとサービス精神は買えるが、追い切りを見る限り過去この厩舎で走った馬と変わらない印象。今回も入着が精一杯といったところだろう。
期待度 ★★

ひまわり!! ~あなただけを見つめてる~(Sweet light)
地味ながら堅実に走る馬を輩出しているSweet lightの最新馬。騎手は今回デビュー戦に起用されたp19に戻し、萌え色を増強。E‐mote導入という隠し球もあって、この厩舎の持ち味である雰囲気を高める効果に期待したいところ。ただ追い切りを見る限り走りが地味。テンポの良い走りと相性が合うE‐moteだけに、この脚捌きを見る限りやや不安が高まる。作りこみについてはしっかりしている厩舎でその点に関しては誉めていいし相変わらず雰囲気は良さそうだが、その雰囲気だけに終わってしまいそうな可能性が強そう。
期待度 ★★☆

△PRIMAL×HEARTS(ま~まれぇど)
萌えからエロにと徐々に転向してきたま~まれぇどだが、今回さそりがために芦俊 という騎手の起用をみる限り本格的にエロに舵を切ったようだ。元々走りにはそれほど期待できない厩舎だけにこの転向は納得といったところで、追い切りもその期待に充分応えられるだけのものは備えている。ただやはり走りに関しては期待出来なさそう。二つの生徒会が存在する理由も何かヒロインに違う衣装を着せたいだけの後付けの理由しか感じられなくて萎える。ただそのあたりにツッコミを入れたらこういったタイプの馬は狙えない。後は得意のエロに持ち込んでどこまでカバーできるかがカギ。今回はメンバーが甘いだけにそろそろ連対を窺ってきてもおかしくない。
期待度 ★★★

僕の愛しい妹が寝取られちゃった理由(Mink EGO)
この母系もこれで3代目。妹NTRに絞った血統というコンセプトが目新しかったが、思ったほど成功したと厩舎サイドは感じなかったのか、騎手・トレーナーをこれまでと一新して上位を狙う。ただデビュー戦の頃にあった妹の持つ清楚感がやや薄れてしまった気がするのがどう出るかがカギ。騎手はベテランだし決して能力が低いわけではないが、ティータ・Jの持つ味とは異なるだけに、愛する妹がNTRに遭うという虚無感に欠けるようだと辛い。取材する限り抜きに関しての水準は高そうだが、それだけで勝負するには惜しい血統だけに記者的にはもう一皮剥けてほしいところ。
期待度 ★★☆

魔王のくせに生イキだっ! とろとろトロピカル!(Luxury)
それほど成功したという印象がないだけにまさか2頭めの直仔が出るとは思ってもみなかったが、記者が考えている以上にファンが多い母系なのかもしれない。今回はこれまで登場したヒロインと夏のバカンスを楽しむという非常に分かりやすい血統で、そういった意味では大きく裏切られることはなさそう。いい意味で頭の悪い母系なだけに真剣に走りを考えるだけ無駄だが、時計どおりには走ってくれれば充分。といっても馬券に絡むまでの走りとなるとさすがに厳しいか。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
抜けた馬がいない記者泣かせのレース。前走の走りが印象的な貸し出し妻、満里奈のネトラセ報告2 CASE.元AV男優&敏感妻が一応中心。レベルの高い抜き要素とメインヒロインの魅力は安馬に留まらせておくには惜しい器。ここなら充分主役を張れる。逆転なら最近脱衣系に力を入れる厩舎の最新馬花嫁と魔王 ~王室のハーレムは下克上~。最近再び勢いが出てきているだけにその流れに乗りたい。メンバー中では一番潜在能力が高そうなできない私が、くり返す。だが追い切りを見る限り不安要素も大きく単穴評価に落としたが、メンバー的にあっさり勝たれても不思議でない。実績あるトレーナーに戻し巻き返しを狙うサツコイ 悠久なる恋の歌に、厩舎の看板に成長した悪の女幹部2「キサマなどに教育されてたまるかっ!」も不気味。時計が掛かれば抜きに重点を絞りつつあるPRIMAL×HEARTSの浮上も。

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