2017年01月18日

1月の発売予定表から

年末にメンバーが揃うことから、年頭のレースは寂しい競馬になることが多かったものですが、今年は意外に面白いレースとなりそうな予感。絶対的な人気馬(ゲーム)が不在なだけにどこからでも買えそうで記者泣かせの組み合わせなのですが、初っ端から馬券を外すわけにはいかないので、いつもより念入りに取材をして当てに行きたいと思っています。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

アイカギ (あざらしそふと)
萌え厩舎(ブランド)では安定勢力といっていいあざらしそふと厩舎だが今回は安馬(低価格)ということもあってか、騎手(原画家)は主戦のピロ水でなくぎん太郎を起用。BaseSon系厩舎で起用されてきただけあって、騎乗技術は中々のものだが主戦騎手のピロ水と比べるとまだ厩舎の雰囲気に慣れていない感じ。トレーナー(ライター)のもみあげルパンRはアリスソフトでも起用されたベテラントレーナー(ライター)ではあるが、こうした萌え系の馬で力を発揮するタイプではない。ヒロインは幼なじみ1人で広がりのある血統(設定)でなく、単調な走りに終始しそう。こうしたタイプの馬は最近出走例が多いもののほとんど好走した馬は見当たらず、ここでは厳しいだろう。
期待度 ★★

▲アストラエアの白き永遠 Finale -白き星の夢- (FAVORITE)
好走したアストラエアの白き永遠の直仔(FD)。父(本編)がほぼ完成された馬体だっただけに、直仔としてどこまでお釣りが残っているかが心配で、メインヒロインである雪々のラシックス(声優)が変更されたりとマイナス要因が多い。今回メインヒロインとして抜擢される幸ルートは期待できそうだが、半面雪々の魅力は低下しそう。それでも元々能力が高かった馬だけに、魅力ある他ヒロインのアフターがしっかり完備されていれば、全くの凡走は考えにくい。今回相手は骨っぽいがしっかり上位争いに食い込んでくるだろう。
期待度 ★★★★

妹アナル ~恋するHなピンクのつぼみ~ (エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の安馬専門厩舎のエレクトリップが昨夏以来の出走。昨夏は3連闘したものの結果は今ひとつ。この厩舎の主戦格といっていい高橋レコードだが、このところ手綱を握った爆乳系(シリーズ)は結果を出せず。いろいろなタイプの馬に乗る騎手なけに器用貧乏なところがあるが、一番得意とするのは今回のような血統なだけに面白みはある。といってもこれまでほとんど結果を出していない厩舎なだけに、今回の相手では厳しい。妹ヒロインの魅力はまずまずだが、トレーナーの実績を考えればここでは手が出しづらい。
期待度 ★☆

お嬢様はイイナリみたいです!? (evoLL)
新規開業厩舎evoLLのデビュー戦はお嬢さま血統で挑む。ヒロイン全員がお嬢さまという血統はさほど珍しくなく、エロに重点を置くといっても騎手が一葉モカでは物足りなく感じる。お嬢さまを玩具でイカせるというシチュは良さそうに思えるが、肝心のヒロインに余り魅力を感じない。トレーナーも新人でどこまで仕上げられるか不安だし、積極的に推せる材料が少なすぎる。ここは見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

彼女と俺の恋愛日常 (Parasol)
主戦騎手ちこたむが厩舎のウリだったParasolだったが、前走があえて他の騎手を起用。結果はほとんど変わらなかったが、本賞金(データ数)を大きく減らす結果に。その反省からか今回ちこたむに再び依頼。鳴海ゆうを相棒に浮上を狙うが、同コンビで昨年12月出走し惨敗に終わった初恋サンカイメの印象が強いだけに不安が募る。まして今回新たにトレーナーに加わったのが宮村優では期待する方が無理と言うもの。過去手がけたCanvas姉妹を思わせる血統(設定)だが、知名度ほど好成績を残したわけでないだけに入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

神様のゲーム -監禁された6人の男女- (XUSE)
成績が奮わないXUSEで、最近は過去の名馬の残滓に頼るレースを繰り返してきたが、今回は全くの新馬でこの厩舎には珍しい監禁凌辱系で挑む。といっても高馬の完全新馬で挑んだ新世黙示録 ~Death March~の走りは悪い意味で印象に残っているだけに信頼度は乏しい。騎手は現在の主戦騎手刃天だが、往年のまさはるやあらきまきに比べると手腕は明らかに劣る。脚質的にエロさを武器にしなければいけないだけに、この起用は荷が重そう。トレーナーも中央(商業)競馬(エロゲー)は初挑戦でどこまで手腕を発揮できるか未知数。買える材料はほとんどなく老舗復活の道は遠そうだ。
期待度 ★☆

キミの瞳にヒットミー (戯画)
久々にねこにゃんが戯画厩舎に騎乗するということで注目されている。馬名(タイトル)を聞くと脱力感に襲われるが、内容に関係はなさそう。はぐれヒロインたちを1つの部活にまとめ上げるという血統(設定)で、明るいな雰囲気はねこにゃんと手が合いそう。トレーナー(ライター)で実績があるのは陸奥竜介くらいで不安は少なからずあるが、それなりに走りそうな気配は漂っている。といっても最近の戯画厩舎のこの血統の馬は凡走ばかり。信頼感があるとはとてもいえないだけに、買うには少し勇気がいる。高配狙いで一票投じる手はありそうだが。
期待度 ★★★

コウミガミ ~嘆き嗤う蛇神、妹なる者々が紡ぎし口碑~ (BLACK Cyc)
狂気とグロを得意とするブサイク厩舎が久々に完全新馬(作)を出走させる。伝奇と近親姦を舞台にした血統で、ブサイクらしさを漂わせているのは確かだが、この厩舎で結果を出しているのは和泉万夜がトレーナーを務めた場合がほとんど。トレーナーの芦澤夜呼夜はこれまで安馬(低価格)ばかり手がけてきて実績は皆無といってよく、果たしてどのように仕上げてくるかは不明。騎手の吉澤友章も最近はほとんど走る馬が回ってなく、上田メタヲや椎咲雛樹のようなブサイク主戦騎手陣と同様の騎乗が出来るかどうかも微妙。血統は魅力でもそれが生かされる可能性は小さいと見た。
期待度 ★★

◎シルヴァリオ トリニティ (light)
このところ燃え一本で結果を出しているlight厩舎で、好走したシルヴァリオ ヴェンデッタの全弟(続編)。といっても主人公やヒロインは一新されたことを考えると、血統のみ同じという趣向なのだろう。父(前作)は主人公の気性(性格)で足を引っ張った部分はあっただけに、主人公変更はプラスに働く可能性は強い。登場キャラも前走より魅力的に映るだけに好走の条件は整ったと見る。問題はエロに期待できない点だが、この厩舎のファンならそれも織り込み済みだろう。この相手でも勝機は充分あるだろう。
期待度 ★★★★☆

恥情な苺 (BELLOTA)
デビュー戦の前走は予想通り凡走に終わったBELLOTA厩舎だけに、今回は予想を覆す走りを見せてもらいたい。前走はアイドル凌辱系と思わせながら、育成・純愛要素が加わっていたりと今ひとつ脚質が定まっていなかったが、今回は黒い噂のある男性と知りながら近づくヒロインという血統から、その定まらなさがプラスに働く可能性はある。ただ血統からヒロイン一本かぶりとなりそうな割には、他のヒロイン数が少なく高馬にしては寂しい陣容。これではよほど走り(シナリオ)の内容で頑張らないと上位進出は厳しい。
期待度 ★☆

△月影のシミュラクル -解放の羽- (あっぷりけ)
昨秋追い切り(体験版)代わりの試走を見せた月影のシミュラクルからどれだけ上積みを見せるかが一番のカギ。雰囲気は漂わせていたが、いかんせん締めが物足りなかった試走だったが、今回が勝負駆けと考えれば納得。凡走に終わった時を紡ぐ約束は桐月がトレーナーでなかっただけに度外視したい。巻き返しの材料は整ったと見るが、心配されるのは馬体重(ボリューム)。姉妹厩舎の緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-よりはありそうだが、単なるエロ補完に終わるようだと思わぬ凡走も。ただトレーナーを信じてここは穴馬以上の評価を。
期待度 ★★★☆

人気声優のつくりかた (MintCUBE)
MintCUBE厩舎2年ぶりの出走馬はアイドル血統ならぬ声優に絞った血統。騎手は新人の浅川しなでやや流行から離れた騎乗に感じられるが、騎手の起用については定評のあるCUFFS系だけに実力には疑いない。ただ高馬にしては実質ヒロインが3人しかいないというのは不安点。メインヒロインはまずまず可愛く感じられるが、声優を生かした走り(シナリオ)でないとキャラを生かしきれない恐れも。その点でトレーナーの夜村卓・双葉亮一の手腕に期待したいところだが、これまでの実績を考えるとヒロインキャラだけで押し切ろうとする可能性が強い。そんな一本調子の走りが果たして今回のメンバーで通用するかどうか。恵まれて入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆

△は~とふるママン (ALICE SOFT)
昨年は新馬で走らせたのは実質1頭とアリスソフトにしてはやや寂しく感じられた。それだけに新年早々から得意の古馬(年上ヒロイン)を走らせる今回は期待がかかる。騎手は新馬への騎乗となるとパステルチャイム3 バインドシーカー 以来4年ぶりというおにぎりくんで、黒田晶見(ちょも山)とは違う人妻ヒロインを堪能できそう。実質メインヒロイン1人というのはお台(価格)的に心配で、そのヒロインが他の男キャラとHしたりという寝取られ要素もあるというのはかなりの冒険。ただそこは老舗厩舎のアリスソフトとあって、その不安を一掃してくれると信じたい。高馬(フルプライス)でないだけに本命となると厳しくとも、一角崩しなら充分可能だ。
期待度 ★★★★

ばくあね2 ~弟、いっぱいしぼっちゃうぞ!~ (アトリエかぐや)
実質choco chipのアトリエかぐや復帰戦となったばくあね2 ~弟、いっぱいしぼっちゃうぞ!~の後継(続編)。といっても父(前作)がそれほど走った馬ではなかっただけに、期待感はそれほどでもない。姉たちが主人公である弟にHなレッスンを施すというのはよくある血統だが、ヒロインに女子アナやプロテニス選手などの妙な属性を付加しているのが微妙に思える。厩舎の方針もあるのだろうが、ヒロインが巨乳というより奇乳揃いというのも騎手の能力を考えれば不満だ。トレーナー連は父よりも実績はありエロには期待できそうだが、相変わらず近親姦の特徴である背徳感には乏しそう。今回のメンバー相手だとかなり恵まれないと馬券圏内には届かないか。
期待度 ★★★

緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち- (暁WORKS)
ハロー・レディ!以来、日野亘が久々に調教(シナリオ)を担当するとあって期待されている。姉妹厩舎のあっぷりけと同様で昨秋に試走した印象は今ひとつだったが、本番に期待させる内容であったのは確か。癖のある走りもこのトレーナーのファンなら織り込み済みだろう。騎手がこれまでコンビを組んでいたさえき北都からおりょうに変わったが、能力的に不安は小さい。問題は試走の走りからどれだけ上積みを見せられるかで、単に個別ルートにエロ要素を加えただけでは、日野亘の名前を考えると物足りない。これで馬体重も寂しく映るとなれば、試走をじっくり見たファンが損をするように感じてしまう可能性もあり、能力ほど強気になれない。
期待度 ★★★

ビッチ姉妹が清純なはずがないっ!! (onomatope* raspberry)
onomatope*の抜き強化厩舎として開業したraspberryだったが、デビュー戦は入着がやっとの成績。今回はその後継(続編)で、父(前走)と違うのはビッチなのが主人公の姉一人から姉妹二人に増えたこと。といっても血統はほぼ同様で戦法も同じ。トレーナーの顔ぶれも変化なく変わり身要素は乏しい。エロについてはまずまずの評価だった父だったが、それだけでは勝負にならなかったのは成績が証明している。今回の相手はなかなか強力なだけに、ここで馬券に絡むだけの力を見せるとはとても思えない。
期待度 ★★

不運と幸運と恋占いのタロット (Campus)
lightの安馬専門厩舎であるCampusもこれで8走目とあって概ね傾向が掴めてきていて、ハルウソの姉妹以外はすべて凡走。その戦績を考えるとこの馬もそれほど期待できないと考えるのが妥当。ただ騎手はあにぃでソフトハウスシール時代から比べると着実に手腕を上げていて楽しみ。トレーナーは中央ではデビュー初戦となる森間まりもを起用。木村ころやらベテランが結果を出せなかっただけに、新人に方針転換してきたのかもしれないが、成功するかどうかは追い切りを見る限り半信半疑。実績を考えればこのメンバー相手では厳しいだろう。
期待度 ★★

〇星恋*ティンクル (きゃべつそふと)
なかひろと梱枝りこという人気騎手&トレーナーがタッグを組むということで前評判は高い。特にトレーナーが得意とする星空世界が強調される配合というのも楽しみだ。不安なのはヒロイン萌えに拘りすぎて、あざとさが垣間見える点。ただ好走した星空のメモリアが妹を筆頭にヒロインの評判は悪くても好走したことを考えれば、良い兆候と考えることも出来る。影のヒロインではないかと注目しているリーベルが記者の予想通り力を発揮してくれるなら、直線(終盤)で一気に追い込む可能性は充分だ。能力を考えれば当然上位を争うだろう。
期待度 ★★★★

魔物娘の育て方 ~ラミア&ハーピー~ (Vanadis)
この厩舎得意のモンスターヒロイン血統だが、近積を見ると厩舎開業当初の勢いを失くしているのは心配だ。騎手は空想でこうしたマイナー血統への騎乗経験は豊富だが、過去主戦騎手だったぶぶづけと比べると手慣れという点でやや弱く映る。魔物娘育成SLGというのは新鮮だが、前走でも同じ血統で本賞金(データ)不足と満足するような結果は得られなかった。そう考えるとモンスターヒロインと育成SLGというニックスは和合性は低いと考えるしかなく、相手的にもここでは分が悪い。
期待度 ★★

らぶらぶシスターズ ~花嫁&姉妹達とのドキドキハーレム生活~ (ぱじゃまエクスタシー)
昨年末の出走予定だったが直前で回避(延期)。その後すぐゲートイン(マスターアップ)したところを見ると、無理すれば出走できる態勢で、相手関係を見ての回避だったのだろう。ただ今回も多少メンバーは甘くなったとはいえ、それでもかなり強力。抜き系では走る馬を出していないSkyFishと一頃の勢いに欠けるぱじゃまソフトの組み合わせでは劇的な化学変化は起きそうもなく、ヒロインの魅力だけで押し切れるほど甘くない。変わり身の可能性は低いだろう。
期待度 ★☆

△ラムネ2 (ねこねこソフト)
以前と比べ出走馬の成績に安定感をなくしつつあるねこねこソフトだが、前走のすみれは久々にこの厩舎らしい動きを見せた。今回はラムネの後継で満を持してラシックスに正統ぽんこつヒロインの雄である籐野らんを起用と意欲は充分。父はメイントレーナーである片岡ともと他のトレーナーの不調和が目立ったが、今回はすみれと同じく片岡ともと池波智香の2人態勢で挑むだけに不安は少ない。能力を考えれば好走は充分考えられるが、知名度ほど父の成績は良くなかっただけに、父の影を追いすぎるようだとそれが足かせになる可能性もある。軸で買うのは恐いが連なら。
期待度 ★★★☆

リアルエロゲシチュエーション! (自宅すたじお)
そこそこ期待されていたデビュー戦は惨敗といっていい結果。よほど大きな変わり身を見せないと上位進出は難しいはずだが、追い切りの動きから意外に注目を集めている。今回導入された動画(アニメ)を始め馬名(タイトル)に表されるような抜き要素満載の萌えエロさがその要因か。騎手の蒼木みなみはデビュー戦でも評価されていただけに、動きの良さに貢献。ただトレーナーは前走から変更されたとはいえ実績的には心もとない。抜き主体の戦法だけに杞憂に終わるかもしれないが、いきなり勝ち負けを争うとなると常識的には厳しいと見る。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
今年初めのレースにしては好仕上がりの馬が揃い難解な一戦となった。こんなとき頼りになるのは実績馬の直系でシルヴァリオ トリニティを本命に押す。ヒロイン・主人公とも魅力は兄(前作)より上回りそうで、燃え系に同型馬がいないのもプラス材料。このメンバーでも主役を張れる筈。人気トレーナーなかひろが担当する2頭も全く差がない。人気騎手梱枝りこを鞍上に迎えた星恋*ティンクルは追い切り(体験版)の動きはさほどではないが、実績は充分なだけに実戦で一変する可能性は充分。アストラエアの白き永遠 Finale -白き星の夢-も父がやや冗長だっただけに、逆に一代経てキャラの魅力が生きてくると見た。不気味なのは追い切りがわりの前走から大きく前進が見込める月影のシミュラクル -解放の羽-で、トレーナーの能力を考えれば変わり身は充分可能だ。前走で古豪復活を印象付けたラムネ2の食い込みに、ヒロイン1人のみでNTRが心配も、抜きは上位のは~とふるママンら実績ある厩舎の馬もチャンスはある。

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