2018年06月24日

6段坂を滑落中

今月初めは好調で6段原点を越え、一時レートも最高点を越えるなど好調だった天鳳でしたが、中旬に入ってからはラスの山を築くなどポイント・レートとも急降下。ポイントは800削られ恐れていた降段も近づいてきました。
ただこれは正直覚悟の上。というのも前はラスを取るとこれ以上その日は天鳳を打つのを止めたり、特上卓でなく1ランク落とした上卓で打ったりしていたのですが、不調を自覚してもある程度数をこなさないと進歩しないとあるブログに書いてあったのを見て思うところがあって、ラスを喰っても間隔をおくことなく即予約ボタンを押しているからです。

さてそんな麻雀を打っていて分かったのですが、ラスを取るのが増えた反面、なぜかトップの数も増えてはいます。つまりトップ・ラスの麻雀となっているのです。連続予約をするようになってからの10回の成績はというと4-0-1-5と一見まずまずのように見えます。ただ天鳳のポイント配分だと、トップ・ラスを同数取っていると当然ポイントは減っていきます。特に6段はトップで75ポイント。ラスでマイナス120ポイントですから、こんな麻雀ではポイントが急降下していくのは当たり前なのです。

ぼく的には打法をそれほど変えているつもりはないのですが、押し引きの基準が気付かないうちにおかしくなっているのではないかと疑い、最近の牌譜を見直しました。するとぼくの得意とする「東場でリードを奪い、それを終局までそれを守りきる。」という得意な土俵に持ちこめていないことが分かりました。特にラスを喰った局はというと、良形のリーチが追っかけられ負ける。ぼくの親に限って高い手をツモられ親かぶりするなど、東場から苦しい展開に追い込まれ、オーラス近くになり仕方なく不利を承知で打って出て、高手に振り込みラスになるというまるで某刑事ドラマの再放送のように繰り返されていました。

つまりぼくは不利な展開を自力で打ち破るような手腕をまだ持ち合わせていないのですね。東場ですと先制リーチやドラポンなど先手を取られるとオリることがほとんどなのですが、上卓ですと全ツッパする他家が必ずいて横移動してくれることが多い。ただ特上卓ですとよほど手が入っていないと他家もオリるので結局ツモられることが多い。ならば親ならばどうせツモられ親かぶりするくらいなら、積極的に動いていって相手の手を潰すような手組みをしたほうがいいと思い直した次第。
そんな戦術変更がまだ実を結んでいない現状ですが・・・

さてそんな試行錯誤しているある対局
オーラス1本場の親番で28000点持ちの2着目。トップも30000点以上なく、ラスも18500点と差のない局面。ただそのラスから先制リーチが掛かる。
ぼくも喰いホンイツのイーシャンテン。上がればトップで終了ですが、もしラスにハネマンをツモられたらラス転落という微妙な立場。そこで一旦止めた危険牌の両無筋の四索:麻雀王国をテンパイで勝負したところ、リーチピンフに当たり。ただ不調時だけにそれで済むわけがなくキッチリ雀頭が裏ドラに乗って7700点。これでラス転落しましたが、幸いだったのはこれで終局とならず西場に突入となったこと。

そんな西一局の北家2巡目
一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国五索赤:麻雀王国東:麻雀王国北:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ北:麻雀王国ドラ七索:麻雀王国

恵まれた手ではないですが、自風がトイツになったのが救い。そして続く親が北:麻雀王国を切ったので、すかさずポン。平場なら絶対鳴かない牌ですが、ここは緊急事態。親に手を進ませるのは覚悟の上の発進です。
それで5巡目でこんな形に

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国五索赤:麻雀王国 ポン北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国
引っ張っていた赤にドラがくっついてノミ手が3900点に変化。そこで8筒打としたところ、上家から三筒:麻雀王国が出てテンパイ。
ただそこで恐れていた親から恐怖のリーチが掛かる。
といってもツモられれば終了だから勝負するしかなく無筋の六萬:麻雀王国三索:麻雀王国と連打。そしてツモったのが八索:麻雀王国。打点を追えばツモ切りですが、ここは親リーを不発に終わらせるのが先決ということで涙目になりながら五索赤:麻雀王国打。
これが無事通ったところ対面から六索:麻雀王国出て2000点の上がり。これで振り込んだ対面を100点差抜いて3着目に浮上。
ただ続く西2局はその対面の親リーに打ち切れず親の一人テンパイ。1本場も形テンすら叶わず2人テンパイで20000点を割り込んでしまう。

そんな2本場は絶好手。
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国七筒:麻雀王国九筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国西:麻雀王国 ツモ八筒:麻雀王国ドラ三萬:麻雀王国
なんと2巡目でテンパイしましたが、いかんせん役なし。とはいえドラ2枚でリーチをかけツモればキッチリ30000点でトップ終了となるだけにリーチを打ちそうですが、ここは歯を食いしばってダマ。どうせすぐ出る待ちでなくツモ専みたいなものですからリーチでなくてもツモに期待しながら手替わりをと思ったのですが・・・
そんな次のツモは五萬赤:麻雀王国でスライド。そして4巡ツモ切りが続き、そろそろ先制される前にリーチもと考えていたところ三筒:麻雀王国ツモで迷いなく打五筒:麻雀王国でリーチ。
ただハネマンが必要な場面でないだけに五筒赤:麻雀王国打の方が一筒:麻雀王国が危険に見える分良かったかもしれません。案の定、遅い五筒:麻雀王国打リーチに一筒:麻雀王国は通るとばかりに親が一発で打ってきて嫌な雰囲気に。
ただ4巡後、オリていたはずの2着目の上家が四筒:麻雀王国を切ってきてトップで終了することが出来ました。
牌譜を見ると上家はオリでなく回しうちで四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国アンコの壁を頼りにワンチャンスで打ってきたものでした。そして西1局の親リーはなんとカン八索:麻雀王国待ち。もし打点を重視していたら振り込んでラスで終了していました。そんなタイトロープを無事渡りきってから、調子が戻ったのか、ここ10戦はラス1回と回復基調。6段坂の厳しさを身に染みている現状ですが、少しでも長い期間6段に居続けられるよう足掻いていきたいと思っています。

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