2021年07月11日

7月の発売予定表から

夏休みも近づき、ローカル競馬開催で出走頭数は今回も少なめ。コロナの影響で地方(同人)の祭典(コミケ)もなく、商業(中央)競馬(エロゲー)がもう少し巻き返してもいいのですが、これが現状かもしれません。それでも出走馬のレベルはまずまずで白熱したレースを期待したいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


〇アサガオは夜を識らない。 (MELLOW)
数年前は出走攻勢を掛けたものの、最近は休止状態となっているMore厩舎の事実上の後継といえるMELLOW。ただデビュー戦のPetrichor -ペトリコール- は前評判は良かったものの、それを生かしきれずに終わった感。それだけに、例え今回追い切り(体験版)の動きが良かったとしても飛びつけない部分はあるが、それでも相変わらず動き・雰囲気とも出色。これなら再度狙いたくなってくる。前走と比べ抜きの点で劣るのは事実だが、今回は抜きがメインの血統(設定)でなさそうで問題ない。本命に推すのは難しいとしても、単穴候補以上の評価はしたいところ。
期待度 ★★★★

◎天結いラビリンスマイスター (エウシュリー)
ひと頃の安定さから陰りが出ているエウシェリー完全新馬(作)。この厩舎の完全母系(シリーズ)であるマイスター系で、好走した 天結いキャッスルマイスターの全妹(続編)ということで期待したいが、追い切り(体験版)の評価はやや平凡。といってもこの厩舎は追い切りではそれほど目立った動きは見せないので軽視は禁物。ただ最近肝心の長距離属性(ゲーム性)の進化が頭打ちというのは悩みの種。厩舎の言う新システム要素が期待を裏切ると思わぬ凡走も。ただこの母系ではハズレがないだけに、厩舎もここに賭ける意気込みは強い筈。悪くとも上位には食い込んでもらいたい。
期待度 ★★★★

旭とワンルーム ~とある夏の一日~ (CRYSTALiA)
紅葉とワンルーム ~とある夏の一日~ (CRYSTALiA)
CRYSTALiAでこれまで一番走った紅月ゆれる恋あかりの直仔(ファンディスク)2頭。別枠での出走で、好みのヒロインをファンが選べるという趣向。1頭のお台(代)は超安馬(低価格)ということで、厩舎の試みは分からないでもない。前走の白刃きらめく恋しらべも同じ直仔が2頭出走したが、いずれも入着一歩手前の成績。ただ父の成績ははるかに今回の方が上で、それなら上位に食い込めるとの計算も成り立つ。といっても安馬だけに父と同じ成績を望むのは酷。どちらかでも掲示板上位に食い込めたら上出来だろう。
期待度 ★★★

弄られ妻・瑠未 〜最愛の妻が強いられる淫らなアルバイト〜 (アトリエさくら)
好パートナーだったかん奈と別れてから、騎手探しに苦悩している印象のあるづか。今回選んだのはかれーだが、かん奈と比べると実績は遠く及ばない。清楚なヒロインがNTRされるという展開が得意なづかの持ち味を、今回コンビを組んだかれーがどこまで生かせるかがポイント。そういう点で見ると、取材で即堕ちを想像させられるような毛色(CG)を見せられるのはマイナス。ヒロインの血統(設定)も捻りがない印象で、今回もかん奈の抜けた穴の大きさを知らされることになりそう。
期待度 ★★

推しのラブより恋のラブ 〜ラブ・オア・ダイ〜(SukeraSomero)
零細血統ながら根強いファンのいる百合系で久々の登場となったが、期待ほど走れなかった推しのラブより恋のラブの直仔(ファンディスク)。低迷の原因は馬体重(容量)がガレてしまっていたことで、もう少し内容が充実していれば見せ場もあったはず。今回は百合カップル同士の結婚という、この血統では定番の血統(設定)で挑むが、安馬(低価格)だけに、父以上に内容には期待できそうにない。毛色(CG)に関しては完璧といっていいだけに、ヒロイン同士のイチャラブ以外の何かを見せられるか期待したいところだが、取材する限りでは厳しそう。
期待度 ★★☆

巣作りカリンちゃん -星詠みの神託- (KarinProject)
ネクストンとソフトハウスきゃらのスタッフが結集して話題となった巣作りカリンちゃんの直仔(ファンディスク)。父(本編)は思ったほど走れなかった印象も、それでも大敗していないのは流石ともいえる。今回は恋姫†無双母系(シリーズ)から劉備を新たにに起用。恋姫†無双では蜀の他のヒロインたちのキャラのアクの強さから、やや影が薄くなってしまった劉備だが、SLGとなってそれが良い方向に出る可能性は充分ある。トレーナーがきゃらの内藤騎之介から式乃彩葉に変わったのがどう出るかだが、恋姫†無双を知っているトレーナーだけにプラスかも。ただ普通の直仔と違い、父を所有していないと動かないというのは敷居が高い気がして、現実的にはやや厳しいとの見立て。
期待度 ★★☆

奴隷姫騎士と奴隷侍女とのスローライフ (Waffle)
HOOK系厩舎などで活躍してきたモーリーが初めてWaffleに起用される。Waffleというと抜き系が多く、一般の萌えからはやや一線を画しているが、今回はトレーナーがモーリーなだけに萌えよりな血統(設定)。ただ騎手の柾見ちえはいい意味で普通の萌えから離れていて、いかにもWaffleらしい尖った起用。萌え寄りといっても所詮安馬(低価格)なだけに、ヒロインと恋愛関係になっていくというタイプでなく、明らかに抜き寄り。奴隷といった馬名(タイトル)の印象から凌辱要素を期待しそうだが、取材する限りはイチャラブ一本で挑みそう。とすると新人騎手の柾見ちえの手腕に掛る負担は大きい。一介の新人でないことは垣間見せるが、ここで上位に食い込むだけの力があるかというと苦しく思える。
期待度 ★★☆

フユキス (戯画)
戯画のキス母系(シリーズ)もかなり代を経ているが、走った馬となると少なく前走(回)のアイキス2も上位には程遠い成績。今回トレーナーは真崎ジーノに変わったが、これまでリプキスフルキスを担当して凡走に終わっていることから、変わり身の材料は乏しい。騎手に関してはこの母系は腕利きを配していて、今回はメルキス等に騎乗したうなさかを起用。萌えに関しては間違いないといっていい。ただそれが成績に繋がっていないのがこの母系で、今回も入着どまりだろう。
期待度 ★★☆

△放課後⇒エデュケーション! ~先生とはじめる魅惑のレッスン~ (Escu:de)
最近は長距離(ゲーム性)重視専門といえなくなったエスクードで、今回も若干の長距離耐性はあるものの、ガチの長距離馬ではない。凌辱要素はなさそうで、先生ヒロインとの補習授業を通じて親密になっていく血統(設定)。ヒロインの数が7人と多いのは魅力だが、中途半端な距離耐性で、ヒロインと親密になる過程がおざなりになっていないか心配。反面距離がこなせて長時間遊べるほど面白ければ、このタイプが好走するときに見られる、ファンが勝手に脳内補完してくれ好走するといった可能性も。ただ最近そういった馬はとんと見当たらないのが現状。上位に迫るにはもう一つ材料が欲しい。
期待度 ★★★

▲悠久のカンパネラ (ういんどみるOasis)
以前出走した祝福のカンパネラの全妹(続編)。といっても父(本編)自体その知名度ほど好成績を上げてなく、どちらかといえば期待を裏切ったといっていい。父のメインヒロインだったミネットは登場するようだが、記者的にはトルティア姉妹が登場しないのは残念。父ではクエストの達成感に乏しく、主人公を必要以上に持ち上げる演出が鼻についたが、今回はその点をどう改善してくるかがポイント。トレーナーのサイトウケンジが本格的に馬を手がけるのが久々というのがポイントだが、ファンタジー血統は得意としていて不安は少ない。ラシックス(声優)を含めポテンシャルは高そうなだけに、後はどう生かすかだけか。
期待度 ★★★☆

Lowな妹にサキュバスが取り憑いたので種付け余裕でした。 (はむはむソフト)
妹ヒロイン一本の抜き系厩舎として定着してきたはむはむソフトの最新馬。前走と同じく明るい抜き系で、サキュバスに憑依されたヒロインとのHが主体という完全な抜き血統。自分を求めていない妹とのHをしてしまう主人公は人間としてどうかと思うが、そんなツッコミはするだけ無駄なのだろう。ただ安馬(低価格)なだけに内容はお察しで、前走でも期待より成績は伸び悩んだように、他の厩舎の同系抜き系との差別化がどこまで図られているか。ヒロインは妹らしく可愛く見えるが、それだけで勝負するには厳しく思える。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)相変わらず少頭数で寂しく見えるが、意外に出走馬全体のレベルは高い。実績なら天結いラビリンスマイスターが抜けた印象も、最近厩舎の出走馬が乱調気味なのが不安点。追い切りの動きが鋭いアサガオは夜を識らない。が逆転に向けて虎視眈々。ただこの厩舎も前評判どおりの結果が本番で出せない悩みがあって2番手評価に。意外にムードが良い悠久のカンパネラも楽しみな存在。姉の内容を知らないファンが楽しめるような仕上がりなら一角崩しも可能か。いつも上位を賑わすエスクードの放課後⇒エデュケーション! ~先生とはじめる魅惑のレッスン~も人気馬が崩れれば浮上。紅月ゆれる恋あかりの直仔(ファンディスク)2頭も面白い存在だが、少頭数だけにそこまで点数を広げられるかどうか。

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