2021年09月24日

特東戦で学習した技

特東戦での好調が続いているのですが、特南での成績は相変わらず一進一退といったところ。そんな天鳳特南でぼくの相変わらずの欠点が露になりながらも、特東での経験がいい方向に波及した一局を紹介してみたいと思います。

南1局の親番。


ドラを下家にチーされてるのですが、捨牌はまだ大人しくイーシャンテンといったところと見ました【実際は中バックのテンパイだった(汗)】。ならば親番でもあるし牌効率優先と、ダブル面子の七・八筒に手を掛けたところ。七筒でタンヤオ赤赤の5200をライバルの対面に放銃。

いやさすがにこの段階のノーテンで、激高い筒子に手を掛けるのはダメでしょう。これは局数が進んでの疲れというか緊張感の欠如という奴で、凡ミスもいいところ。ここは一番安全そうな九索切りが良さそうで、一旦引いて三六九筒を引くのを待つか、もし四五七八筒が重なってテンパイするようなら、そこで1枚だけ勝負とすべきでした。

そして同じ対局でのオーラス。



その後、マンガンツモで再逆転してトップで迎えたオーラス。
ラス目の親がオリるわけがなく、出来ればリーチ棒を出さずに役ありテンパイしたいところ。そんな状況で一索ツモで早々に平和のイーシャンテンに。

平場なら牌効率優先の完全イーシャンテンということでニ索切りですが、ここはあえて五萬打。
というのも



このポンを狙っていたから。
もちろん打二索でなく、打一三索としてタンヤオに走る。ということでシャンテン数の変わらない鳴きとなってしまうのですが、このポンで上家から有効牌の五八索・三六萬をチー出来るのが大きい。
その後自力で八索をツモり、終盤親リーが掛かったものの、すぐに六萬をツモりトップで終えることができました。
このポンが出来ていなかったら、ツモ山を見る限り有効牌を引いてなく、恐らく対面に和了ていた模様。

こうしたリーチを掛けない技を学習したのも、特東でリー棒を出したために逆転されたケースが身に染みたから。特に特東は僅差でオーラスを迎えることが多く、こうした鳴きが有効になるケースが多いのです。フリー雀荘ならリーチを掛けて強欲に点棒をもぎ取るというのも一理あり、ぼくもそれで門前に確執していたのですが、天鳳だと順位以外意味がないので、こうして動けるようにした方がいいと覚えたのです。

特東での副露率が平均と同じ.350くらいになっているのもこうした鳴きを屈指するようになったからでしょう。とすると東南戦でもこれから徐々に副露率が上がっていくようになるのかもしれません。

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