2023年02月14日

2月の発売予定表から

前レース(月)のレベルの低さは目を覆いたくなる惨状で、競馬(エロゲー)界の将来を悲観したくなるものでしたが、今レースは以前から大きな期待を掛けられていた人気馬の登場で、盛り上がりそうな気配がしています。他にも上位進出を狙う伏兵も虎視眈々。久しぶりに熱い競走が見られそうな予感がしています。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


Aphrodisiac -女神の欲望- (EvilHeal)
主戦騎手ティータ.Jの安馬(低価格)専門厩舎EvilHealの2戦目。ウィル系厩舎の安馬路線はGuilty`Dashがあるが、これまで不振続きで、ティータ.Jが跨った女体でもてなす接待旅館でも入着一杯。今回安馬にしてはヒロインが3人いるというのが魅力だが、メインヒロインの亜由美の性格がややマイナー(ニッチ)で、万人向きでなさそうなのがマイナス。トレーナー(ライター)の比野練火もこれまで目立った馬を手がけたことがなく、ティータ.Jの能力だけで上位に食い込むのが厳しいというのは、過去の成績が証明している。今回も見送りで良さそうだ。
期待度 ★★

▲極限痴漢特異点3 千年の劣情 (アストロノーツ・シリウス)
最近すっかり影が薄くなったアストロノーツだが、唯一気を吐いているのが、痴漢特異点母系(シリーズ)。意識しているのか分からないが、その天然バカ要素がこの母系の一番の魅力で、今回の煽りである「黒船、襲来」というフレーズがどうにもバカ好き趣味の琴線を振るわせてくれる。海外の卑劣な痴漢師と痴漢技で戦う主人公という血統(設定)だが、痴漢をしている時点で主人公も同類なのではというツッコミはしていけない。相変わらずの特異な世界が魅力的で、前走同様の動きは期待できそう。同じ抜き系のライバルであるかぐやには負けたくないという執念が実りそうで怖い。
期待度 ★★★☆

◎サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む- (枕)
ここ数年出走を期待する声の上位を占めていた馬がいよいよゲートイン。全姉(前作)のサクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-の出走が2015年だから、ファンはよく気長に待ったものだ。記者はあえて追い切り(体験版)は見ていないが期待に違わぬ動きのよう。多くの名門厩舎が中央競馬(商業エロゲー)から離れていった昨今、もしかしてこの馬が最後の大物馬ということになるかもしれない。ただ間隔が開いてしまったことで、走りのカンが鈍ってしまっている可能性がないともいえず、直仔(FD)的な作りになっていないかというような不安は少なからずあるが、SCA-自なら時間を掛けただけのものは見せてくれるはず。本命は動かせない。
期待度 ★★★★★

△SACRIFICE VILLAINS (CLOCKUP)
最近はCLOCKUPのバカ系を担ってきた屋形宗慶だが、取材する限り今回はそんな雰囲気は抑え気味。どうやら今回配合(企画)を担当しているのがブッチャーUのようで、その嗜好が血統に反映されているようだ。近未来世界を舞台に女犯罪者を捕らえる主人公の活躍を描くというと格好いいが、相手の女性のビジュアルが超人というより怪人にしか見えないのがバカっぽいと言えなくもない。ただ血統(設定)は意外に練りこまれているのは好感。最近の成績を考えると、評価が低くなるのはやむを得ないが、複勝圏内なら可能性はありそう。
期待度 ★★★

催眠奪女4 ~全てが僕の自由になる世界へようこそ~ 天王寺歌恋編 (シルキーズSAKURA)
この母系(シリーズ)もこれで4代(作)目。代を重ねるに従って成績が尻すぼみになっているのが懸念されるところで、今回が試金石。血統(設定)は催眠療法を通じて仲良くなったメインヒロインに悪戯したことをサブヒロインのライバルに感づかれた主人公が、催眠を使ってそのライバルを制裁するというもの。メインヒロインとの純愛含みの展開と、サブヒロインへの凌辱展開とのニックスでいいとこどりできれば面白い。ただ元々この母系は催眠要素がうまく使われてないとこの血統のファンには評価が厳しく、今回も凌辱要素が薄いと同結果に終わる可能性は強い。大ベテラン吉野恵子描くヒロインは魅力的なだけに、嵌れば変わり身の可能性はあるが、その可能性は低いかも。
期待度 ★★☆

忍野路加は癒やしてあげたい (Argonauts)
Argonautsのサキュバス三姉妹の末娘。今回で完結となる見込みだが、前母系(シリーズ)の美娼女学園でも伏線回収に難があったように、最後だからといってうまく締められるとは限らない。姉2人は抜きで威力を発揮したものの、結果は伴わず。騎手のやまかぜ嵐の萌えに関しては上位馬に引けを取らないが、それだけで上位に食い込めるほど甘くはないということか。今回のヒロインは主人公の初恋の人で学生寮の寮母という血統(設定)。初恋の人がサキュバスというのも不思議だが、そこがどう走り(シナリオ)に関わってくるかどうか。何かサキュバスという血統自体が意味あるものなのか謎だが、それがどうあれ抜き系と考えるとそれほど成績が左右されることはなさそう。これまでの実績から入着までだろう。
期待度 ★★☆

高嶺の花と魔法の壺 (North Box)
メイビー等の北エロ系スタッフが主戦のNorth Boxで、今回は騎手望月望にトレーナー(ライター)猫柳まんぼを起用。過去MBS Truthで何度もコンビを組んできたのだが、結果は全くと言っていいほど出ていない。今回も相変わらず頭の痛くなりそうな血統(設定)だが、メイビーらしい動画(アニメ)は健在で抜きに関しては期待できる。といってもウリはそれくらい。ベテランの望月望もNorth Boxではこれまでのような騎乗の冴えが見られず、今回も見送りで。
期待度 ★★

〇となりのLOVE JUICE(アトリエかぐや)
アトリエかぐやで今一番勢いのあるHonkyTonk Pumpkinの最新馬。ムチムチだからムクムクしたで一皮剝けた印象のyoppyと、かぐや厩舎初騎乗のHOMESTAY a la modeでいきなり結果を出したたいのねが組んだ前走のバブルdeハウスde○○○が前評判通り走っただけに、今回も期待充分。年上ヒロインたちと同じ屋根の下で暮らしているというかぐやお馴染みの血統(設定)はありふれた感はあるが、逆に安定さは充分。少なくとも動画(アニメ)を生かしたエロではメンバー随一だし、本命馬は手ごわいが最近の成績を考えれば逆転の可能性も一考したい。
期待度 ★★★★☆

△ノロワレ教室 ~校内いつでもどこでも姦らなくちゃ?!~ (TinkerBell)
派手な触手凌辱を得意にしているTinkerBellの主戦騎手あおじるだが、時にこうした異系の馬にも騎乗する。これまで好走した馬が見当たらないのが辛いところだが、悪くない騎乗で大駆けしても不思議でない魅力を放っている。今回はいつもの触手は封印。凌辱といってもいたってバカ風味に溢れていて、エロの呪いに侵されたクラスが、エロ神のおもむくままエロに染まっていくというどこから見てもバカ血統(設定)。クラスという割にはヒロイン数が少ないのが難と見ていたが、他の女性クラスメイトのHシーンもあるようで一安心。導入部分に無理があるだけにどう収束させるかが好走のカギ。恐らくオチのないままゴール板を迎えるのだろうが、しっかりそこを書き込んでいけば穴を開けるシーンがあるかも。
期待度 ★★★

△FLIP*FLOP ~RAMBLING OVERRUN~ (DiGination)
作秋出走したINNOCENCE OVERCLOCKの全妹(続編)。姉は成績自体はそれほどでもないが、今後全妹が続いて出走することを考えると、ファーストクロップとしては悪くないスタートともいえる。トレーナー(ライター)が保住圭だけにイチャラブは高水準。今回のヒロインである月ヶ丘蘭はイオと違って素直に感情を出すタイプではないが、それだけに恋愛関係に入ってからのイチャラブは破壊力がありそう。今回で完結を迎えるわけでないので、爆発的な末脚を発揮というわけにはいかないだろうが、安定さで上位を覗う。
期待度 ★★★

△MemoryBlue (LiLiM DARKNESS)
LiLiMのBlue母系(シリーズ)といえば、元祖NTR系として知られているが、その知名度ほど走った馬は少ない。大物騎手黒田晶見を起用したWEDDING BLUEも惨敗に終わっていて、今回も期待半面裏切られる不安は尽きない。凌辱・萌えの両方の顔を使い分け、Blue系で騎乗実績のある綾瀬はづきがどのような役割を果たすかも気になるが、それよりトレーナー(ライター)にシャア専用◎を起用したのが一番のポイント。これまでこの母系が振るわなかったのも、トレーナーの力量不足が原因大と見れば、経験豊富なトレーナーの起用はプラスになるか。追い切り(体験版)でもこれまでと比べ内容は良化気配。騎手の能力については太鼓判が押せるだけに、まさかの大駆けがあるかも。
期待度 ★★★

(本紙の見解)意外に出走馬全体のレベルは高いが、本命はサクラノ刻 -櫻の森の下を歩む- で仕方ない。年度代表馬候補の筆頭といえるほど期待されているだけに、凡走は許されない。不気味なのがとなりのLOVE JUICEの存在。かぐやでは一番乗っている系統だけに、本命馬の足元を掬う可能性も捨てきれない。この2頭には敵わないまでも、穴馬的存在は多い。M&Mの魅力が最大限に発揮される母系の極限痴漢特異点3 千年の劣情も実績なら上位を狙える。イチャラブ萌えを前面に押し出す△FLIP*FLOP ~RAMBLING OVERRUN~や、黒田晶見を配した効果がようやく出てきそうなMemoryBlueが大きく変わり身を見せる気配が漂う。他超大穴にはなるがノロワレ教室 ~校内いつでもどこでも姦らなくちゃ?!~SACRIFICE VILLAINSといったところも見どころがあって、意外に予想は難解だ。

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