2011年02月15日

2月の発売予定表から

出走頭数は先月とほぼ同数ながら、前評判の高い馬が揃ってハイレベルなレースが楽しめそうなムード。一見人気どころが実力的に抜けているような雰囲気ですが、厩舎の実績を見るとあながち絶対とはいえない気も・・・。思わぬ穴馬が飛び込んでくる可能性も考えておきたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

あまふたサンドイッチ!!! (M de Pink)
抜き血統の馬に乗せたい騎手といえばまず思い浮かぶINOが手綱を握るし、前走のしすたー・すきーむ2もソコソコ走っただけに注意は必要だが、調教師がCheerio!Arabicaというアクの強い馬を手がけてきたイ也となると不安は大きい。INOのエロ騎乗(絵)との親和性は乏しそうだし期待されるような抜き脚質の馬かどうかも疑わしい。一部のコアなファンには絶賛を受ける走りを見せるかもしれないが、実際の着順となると余り期待するのは難しそう。
期待度 ★★

▲アルテミスブルー(あっぷりけ-妹-)
最近のあかべぇ銘柄の中では優等生的存在のあっぷりけ姉妹。これまで今ひとつ見栄えのしない母系が多かった厩舎だったが、今回はあしたの雪の丞で有名な井上啓二をトレーナーに迎えて注目度はかなり高い。調教(体験版)はやや重さを感じさせたが奥の深そうな馬だけに実戦で大きく変ってきそうな予感。ファンに嫌われることの多い女性主人公がどう響いてくるかどうか不安も厩舎サイドの意気込みを買って単穴に推す。
期待度 ★★★★

With Ribbon(Hulotte)
騎手が池上茜ということでこれまでの実績から手拍子で消しと判断してしまいそうだが意外に調教の評判は悪くない。母親探しアドベンチャーというあおりも目新しくて、スタートでの走りが最後まで持続出来れば好走しても不思議ではない。ただ調教師は今回がデビュー戦ということもあり大きな変わり身の期待を持ちづらいのも事実。ラシックス(声優)の顔ぶれは豪華だがそれだけにエロ方面の期待に乏しく、単調な萌え主体の競馬しか出来ない可能性は高い。
期待度 ★★★

学園BETRAYER(Potage)
往年の名騎手山本和枝とあきらがタッグを組むというと旧いファンには感涙ものだが、馬の動きを見ると時代の流れを感じて唖然とさせられることになる。実際ほとんど注目されていないし、このままだと出走賞金(データ数)を確保できるかも微秒。ちぇりーそふとであきらとコンビを組んだちゅんくが調教師として控えるのは心強いが半面期待されるような凌辱ものにはならない可能性もあり初期のちぇりーそふとファン以外には厳しい内容となりそう。
期待度 ★

〇巨乳ファンタジー外伝(Waffle)
父や兄の走りからもうマイナー厩舎の馬だとバカに出来ないWaffle厩舎の最新馬。父の巨乳ファンタジーだけ走ればこのメンバー相手でも充分頭を狙えそうな雰囲気を漂わせているし、同脚質に強力なライバルがいないのもこの馬には幸いとなりそう。ヒロインが増えたことで内容が薄くなってしまう可能性があるのが心配のタネだが実績を買って対抗視。
期待度 ★★★★

△グリザイアの果実(FrontWing)
この厩舎で一方の主軸を担うフミオの最新騎乗馬。ほしうたは期待ハズレの結果に終わったが、今回トレーナーに名の通った面々を集めて巻き返しを狙う。その中で一番注目を集めるのが久々にこの厩舎の馬を手がけることになった藤崎竜太だろう。ただ調教ではあまり氏らしいアクの強さが出ていなかった印象で、このあたりは多人数トレーナー制がどんな影響を与えるか未知数。それでも木緒なちや桑島由一らの実力は藤崎氏に引けを取らないものを持つだけにまともに走ってくれればそれなりの結果は残してくれるはず。
期待度 ★★★★

三射面談(BISHOP)
バカ凌辱で有名なBISHOP厩舎の最新馬。馬名(タイトル)を見る限り相変わらずその路線を貫いているのは頼もしいが、今回起用された騎手のカガミはバカ凌辱系とは余り手が合わなさそうなのはやや心配。どうやら主戦の水島☆多也から代わった影響が出そうな予感が強く今回に限ってはやや評価を下げてみた。
期待度 ★★☆

スイートロビンガール(チュアブルソフト)
この厩舎の主戦騎手であるぎん太と比べると今回手綱を握る関谷まさみは相当に幼馬(ロリ)寄りで、ファン層の違いから実戦でどこまで走れるかは読みにくいところはある。そんな幼馬ヒロインとおじさん主人公との恋愛というのは一般向けとは言いがたい部分があるだけに余計予想が難しい。さて今回再び多人数トレーナー制に戻ったがどの調教師も一押し欠けるところがあり、同脚質のリトルウィッチの所属馬のような走りが出来るかどうかは疑問かもしれず人気馬が崩れての押さえまで。
期待度 ★★☆

聖戦姫ヴァルキュア・シスターズ(catwalkNERO)
デビュー初戦こそまずまずだったもののそれ以降尻すぼみの成績に終わっているcatwalkNEROの最新馬。主戦騎手の亀井を鞍上に配し調教師も筑摩十幸を起用とデビュー戦の内容を再びという意気込みは買えるし、変身ヒロイン凌辱というコンセプトも定番ながら騎手と手が合いそうでなかなか魅力的に仕上がっていそう。ただ近走目新しさを出そうとして裏目に出るという競馬が続いているだけにイマイチ信頼感に欠けるのは確か。不気味さは漂わせているが馬券購入の軸に挙げられるかとなるとやや厳しいか。
期待度 ★★★

蒼穹のソレイユ(SkyFish)
この厩舎の看板母系だが一時出走を見合わせ立て直された影響がどう出るかがカギ。いつも持ち時計なりに走る厩舎だが、今回SLGということで同じ眼で見るのはやや危険な気がしないでもない。騎手の蔓木鋼音は相変わらず魅力的だが調教を見る限りでは買い材料はそれくらいで決め手に欠ける印象。今回のメンバー相手では正直厳しい競馬となりそうだ。
期待度 ★★☆

◎猫撫ディストーション(WHITESOFT)
一部に熱狂的なファンを持つ元長柾木氏が久々にトレーナーとして復帰ということから注目を集めている。余りに長いブランクからカンが鈍っていないか心配されていたが、調教を見る限り独特の癖のある走法(シナリオ)は健在。人を選ぶ馬であることは間違い無さそうだがある程度の能力を持つことは間違いない。嵌れば年度代表馬級の圧勝が期待できそうだし、外れれば馬群後方のまま馬場掃除ということも考えられる。記者は能力を信じて本命に抜擢する。
期待度 ★★★★☆

ひなたテラス(戯画)
走る馬も輩出するがそれ以上に駄馬を生み出す戯画の最新馬。こういった萌え主体の戦法で挑むと特に駄馬の確率は高いが調教師の名を公表しないところを見ると特に疑ってかかる必要がある上、騎手のネームバリューがこれまでの戯画の馬と比べて劣るのも不安。調教はこの厩舎らしくあまり長いところを走っていないので掴走みにくいもののそれほど動きは悪くない。といっても山積になっている不安材料を払拭できるほどの強調材料はなくここは黙って消し。
期待度 ★☆

姫様限定(Princess Sugar )
萌えに凌辱に大忙しの金目鯛ぴんくだがどの馬に乗ってもそれなりの騎乗を見せるのは心強く、今回こういった萌え専科の馬に乗るのは久々となるが不安は少ない。心配なのは調教師の方でこれまでの実績から尾之上咲太がまともな上流階級の生活を描ききれるわけがなく、結果的にエセお姫様ヒロインが闊歩することになってしまいそう。他厩舎で走ったプリンセスラバーのようにエロ邁進の展開になれば活路はありそういった意味で対応できる騎手を起用してのレース後半追込狙いというなら脱帽するしかないが、正攻法の競馬となると苦しい戦いが待っていそう。
期待度 ★☆

△Flyable CandyHeart(ユニゾンシフト)
好走したFlyable Heartの2頭めの直仔(FD)。騎手はいまだこの世界に居るのが不思議なほどの名手いとうのいぢで、姉の君の名残は静かに揺れても走っているだけに能力に関しては間違いなさそうだが、代を経ると徐々に活力がなくなってくるのがこの世界の常。姉のような成績を残せるかというと難しいかもしれず連下までの期待。
期待度 ★★★☆

フラグへし折り男(はむはむソフト)
前走のド田舎ちゃんねる5が好評を博したはむはむの最新馬。プロモーション活動は活発も肝心のレースとなると不発というイメージを払拭できただけに注目が集まる。萌え脚質の馬につきもののいわゆる鈍感主人公を逆手に取った血統(設定)は面白い。ただこれまで主戦騎手だった池田淳から鞍上が変わり崩れが見られるのは不安。今回の強力メンバー相手で戦うにはもう少し人気上位の騎手を配してほしいところで入着があれば御の字か。
期待度 ★★☆

まかぱらっ!(CLOCKUP)
はましま薫夫騎乗だと走るがそれ以外となると途端にだらしなくなるのがCLOCKUPの馬。今中光太郎の付添だった印象の睦弦が今回独り立ちとなるが、トレーナーに変化がない以上成績もあまり期待できないと見るのが妥当。馬名的にバカ系に走ればそれなりの着順にはまとめられるかもしれないが、それでも上位入線となると至難の技。ここでも苦しい戦いが待っていそうだ。
期待度 ★★

△ラブラブル(SMEE)
HOOKの傍系厩舎ながら前走の大駆けで一気に注目を集めるようになったSMEEの最新馬。トレーナーとして名を連ねていたおるごぅるが欠けた影響がどう出るかだが調教を見る限りは心配なさそう。騎手がひなたもも&あめとゆきに替わったのもバカと萌えの両立を目指すなら悪くない選択。この相手でも大崩れはなさそうな雰囲気だし時計の掛かる展開なら主役を演じる可能性も充分。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)
2頭ほど人気どころが回避したがそれでも上位は混戦。前レースと違って時計の速い決着が予想される。本紙の本命は猫撫ディストーション。元長征木が調教師ということで過大に評価されている可能性はあるが奥行きの深さはピカイチ。今年前半の話題をさらうであろう活躍を期待する。本命馬が崩れるとしたら抜き脚質の浮上が考えられそれなら実績上位の巨乳ファンタジー外伝の出番。アルテミスブルーは本命馬と同戦法ということで共倒れの心配はあるが調教師が強気を買って3番手評価。他に厩舎の実績が心配もグリザイアの果実も気配の良さではひけをとらない。実績馬の直仔であるFlyable CandyHeartに前走走ったラブラブルも虎視眈々と上位を窺い面白いレースが楽しめそうだ。

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