2014年04月19日

4月の発売予定表から

いつもなら大激戦となるはずのGW前のレースですが、今回は消費税8%導入後とあってややこれまでと様相が違う雰囲気。そこそこ人気の集めそうな馬(ゲーム)の延期が相次いだため、レースの焦点は同タイプ2頭の争いに絞られた感。最近の厩舎(ブランド)の勢いの違いが出てしまうか、それとも古豪厩舎の意地が見られるのか興味は尽きないところ。そしてその間隙を突いて第3の馬の台頭があるのかも考えてみたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

姉を助けるために残された姉妹を穢す背徳の日々(Guilty)
凌辱では古参厩舎に当たるGuiltyの最新馬。今回は姉妹厩舎のmaterialとのコラボで、これまで血統(設定)は面白いものを持っていながらそれを発揮できずにいたmaterial厩舎の弱点をGuiltyの経験で補えれば恐い。ただ追い切り(体験版)を見た感じでは期待ハズレの印象。誘拐された姉を助けるためにその妹たちを犯すという展開自体に無理があるが、その無理を通させるような調教(シナリオ)の迫力(筆力)が見られない。これでは推理的興味も湧かず、単なる普通の凌辱系となってしまいそう。騎手(原画家)はこれまでのGuiltyとはややタイプを変えてきて新鮮味はあるが、それだけの材料ではとても買えない。
期待度 ★★

△海空のフラグメンツ(root nuko)
前走で抜き系の馬を手がけるなど馬のレパートリーを広げようと模索中のroot nukoだが、今回はトレーナー(ライター)が川石幸宏に戻ったということで再びシリアス系に戻るかと思わせた。ただ取材する限りはやや様相が違い離島を舞台とした学園系という血統。女性だけの生徒会に主人公が入り廃校寸前の学園を救うべき活動を始めるという血統は何か著名馬を彷彿とさせるが、果たしてどんな隠し玉を持っているかが好走のカギとなりそう。前走で学んだというエロにも力を入れてきそうだが、気になるのは騎手のアマクラの乗り味がやや変わってきている点。エロを意識する余り自分を見失ってきていないか不安だ。それでも久々で休養充分のトレーナーが手綱をしっかり握ればそれなりには走れそう。
期待度 ★★★

ガチゆるヒーローバトル 姫巫女銀河(ライアーソフト)
最近はすっかりギャグ路線から離れていたライアーが久々に原点回帰して記者的には注目している馬。久々登場の天野佑一だが気心の知れたみゅらっちと組むということで安定感ありそう。歴史ネタや70~80’sネタなどマニアにしか分からないようなギャグが果たしてどこまで現代の競馬(エロゲー)ファンに受け入れられるか心配で、恐らく好走となると厳しい。また最近は足を引っ張ってばかりの無意味なゲームパートがどうなるかも気がかりだ。それでも超久々のトレーナーの復帰戦として高馬(フルプライス)でなく中価格帯を選んだのは正解だろうし、往年のライアーファンを相手に懐かしい姿を見せてくれたのは朗報。恐らく馬券には絡んでこないだろうが、今回は走ってくれるだけで感謝したい。
期待度 ★★

黒の教室(BISHOP)
好騎手水島☆多也を擁しながら毎回入着一杯という成績のBISHOP厩舎。そこはかとなく漂うバカ風味が厩舎の持ち味だったが、最近はそれも押さえ気味で温い凌辱による抜きに特化してきた印象。今回もこの厩舎では定番ともいえる学園を舞台としたヒロイン調教系。といっても恐らくヒロインはほぼ全員M系で、途中から半ば和姦抜き系と化してしまいそう。といってもこの厩舎をよく知っているファンなら承知しているだろうし、抜きに関してはいつも通り期待できそう。それでも変わり身の材料はほとんどないだけに、やはり入着が精一杯か。
期待度 ★★

恋剣乙女 ~再燃~(eufonie)
入場曲(主題歌)の素晴らしさだけが印象に残り、肝心の走り(ストーリー)についてはほとんど見せ場がなかった父(本編)の成績からまさか直仔(FD)が出るとは思わなかった。トレーナーが長谷川藍から青葉大&あおいひなたに変わったが、実績的に大きなプラス材料になるとも思えない。サブヒロインの昇格についても直仔としては定番なだけに、期待できそうなのはコトナ篇の存在くらい。燃えに定評のあるライター折畑啓助がどこまで内容に関わっているか気になるが、そこを最大に評価したとしても変わり身は厳しい。騎手やラシックス(声優)の能力は高いが、それだけで勝ち負けといかないのは父が証明しているだけに今回も買えない。
期待度 ★☆

昆蟲姦察 螽(CYCLET)
その馬名から一部競馬ファンの注目を集め、異種姦には定評のあるサイクの姉妹厩舎だけに期待されたものの成績はサッパリだった父の後継馬(続編)。ヒロインより蟲の方が可愛いと云われたくらい蟲の生態には力が入っていたが、その影響かバカ寄りになってしまったのが惜しかった。異種姦凌辱となるとヒロインがどれだけ嫌悪感を見せるかがカギも、逆に蟲との和姦と云われてしまうようでは好走は難しい。今回そのあたりをどこまで変えていけるかだが、騎手やトレーナーが変わらないだけに大きな変わり身は見込めない。厩舎自体がこのところ低迷続きなだけに、今回も大きな期待はしづらいだろう。
期待度 ★☆

しゃぶらレンタル エッチなおねえさんとのエロエロレンタルお勉強(アトリエかぐや)
前レース(月)に続いて連闘と押せ押せで使ってくるアトリエかぐや。しかも安馬(低価格)でなく高馬(フルプライス)というのは驚きだ。これだけ使い詰めでくると成績はそれほど期待できないというのが普通だが、今回動画(アニメ)を武器に戦う有栖川千里のラインということでそれなりの走りを見せてくれそう。血統はこの厩舎では定番といえる年上ヒロインで、抜きに関してもいつも通り。安定感については充分もここまで同血統が続くとやはりマンネリ感が漂うのは否めない。今回は人気馬2頭が強力なだけに連対となると厳しそうだが展開に恵まれれば多少のチャンスも。
期待度 ★★★

13人の麗しきケダモノ(ミンク)
古豪厩舎ミンクが設立20周年を謳って出走させるだけに、現在持てる力すべてを結集させてきた。騎手のティータ・Jはアニムから移籍後も変わらず力を発揮していて、今回の抜擢に燃えている筈。ただ血統が推理仕立ての選択式AVGという古風な血統。現代の競馬ファンにどこまで受け入れられるかは疑わしいし、トレーナーも実績に欠けどこまでミステリーを理解しているか不安。登場人物も多いだけにトレーナーがどこまでキャラを動かし切れるかという問題もある。こういった推理系は化けることがままあるし大駆けの可能性はありそうだが、その確率は高くはなさそうだ。
期待度 ★★☆

空飛ぶ羊と真夏の花(Navel honeybell)
Navelから姉妹厩舎が誕生。サーカス出身の人気騎手たにはらなつきと鷹乃ゆきに羽純りおを加えて騎手の布陣は万全。トレーナーの森林彬も実績を見れば悪くない。ただNavelの姉妹厩舎はLimeもRose Lieseも成功してなくそういったジンクスを無視するのは危険。血統は最近珍しくなくなった執事主人公系だが、そこに神&天使を絡めてやや目先を変えてきた印象。追い切りを見ると馬体(CG)についてはさすがに素晴らしいが、キャラは定番の配置で新鮮味に欠ける。富豪の描写についてもツッコミどころが多く気にかかる点が多い。これから直線(終盤)にかけてどこまで追い込みを見せるかどうかだが、ジンクスの存在もあり今回は割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆

△デモニオンII 魔王と三人の女王(アストロノーツ)
厩舎設立当時の勢いをすっかり無くした印象の強いアストロノーツ。ピロ水に丸新といった所属騎手も離脱し今やM&Mが残るのみ。それだけに今回は厩舎の今後を大きく左右する一戦といっても過言でない。父は成功していて失敗が許されないことを考えれば今回後継馬を走らせてきたのは当然か。気になるシステムは追い切りがまだ公開されてないだけに未知数な部分はあるが、父からどこまで進化させてくるか注目したい。抜きに関しても騎手を考えれば十分期待できそう。能力を考えれば走って当然だが、後は今の厩舎のムードが走りに悪影響を与えないかどうかだけか。
期待度 ★★★★

◎天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA(エウシュリー)
こういった長距離(遊べる)血統の仕上げではもはやトップクラスといっていいエウシュリー。直近全く凡走がないところを考えれば安心して買えそうだ。今回はデビュー当時に走らせた戦女神の血統とあって、厩舎関係者だけでなく古くからのファンにとっても感慨深い。前走は追い切りで仕上がり不足を露呈させスタートで出遅れてしまったが、今回は追い切りを見る限り仕上がりも良さそうでGW中遊び倒すには充分すぎる内容。心配されるのはファンに投資(高スペックPC)が必要なくらいで、ここならあっさり勝てそう。
期待度 ★★★★★

トロピカルVACATION(Twinkle)
ヒロインの可愛さでなかなかの走りを見せたトロピカルKISSから5年近く。こうたろ騎手がそれ以来久々に手綱を握るということで期待される。ただ問題はトレーナーの木村ころやで、前走は天然バカ風味部分が走りにうまく作用し疵にはならなかったが、今回同様の競争ができるとは限らない。最近木村ころや単独トレーナーの馬がすべて凡走に終わっているのも気になる点。ヒロイン萌えだけで勝負できればいいが、走りで足を引っ張ってしまうようだと厳しい。あと厩舎で全く情報が取れず果たしてゲートインするかどうかも疑わしい現況。これでは前走と同程度の時計で掛けられれば大成功だろう。
(その後、出走取消。7R出走予定)

△D.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナー(サーカス)
いまやサーカスはD.C.系のみで成り立っているといっても過言でなく、いくら他の系統の馬が惨敗してもD.C.系だけは度外視して考えたい。そのジンクスどおり好走したD.C.III R ~ダ・カーポIII アール~ X‐rated の直仔(FD)なだけに今回もそれなりの走りは見せてくれるだろう。父(本編)からどのような展開(変化)を見せるかだが、薄い内容を破らず引き伸ばすことに関しては金沢の緊迫職人なみと云われる厩舎だけに、ヒロイン萌えだけでも充分戦える。騎手が同じレースに出走する馬と競合してしまったのがややマイナスだが、たにはらなつき・鷹乃ゆきといえばサーカスというイメージが強いだけに影響は少ない筈。激走というと期待しづらいが持ち時計どおりの走りは見せてくれるだろう。
期待度 ★★★☆

夏恋ハイプレッシャー(SMILE)
HOOKのバカ系血統を強くインブリードさせた馬という印象が強かったデビュー戦。そのラブレッシブは思うような結果は出なかったが勢いだけは感じさせた。それだけに2走目での変わり身を期待したいところ。追い切りを見る限り前走と同じバカ路線でハイテンションな走りも同様。PITを生み出した雪仁のツブヤッキー2014がどこまでの効果を上げるかも注目だが、ただギャグに力を入れすぎてヒロイン萌えを阻害してしまうとデビュー戦と同様の結果となりかねない。それでも厩舎のコメントにあるとおり賑やかで楽しい学園生活と可愛いヒロインと一緒に大人になっていく瞬間が見せられれば好走も可能だ。ただ言葉で言うほど簡単でないことも事実で、前進を見込んでも勝ち負けまでは難しく展開に恵まれての狙いか。
期待度 ★★☆

△PRETTY×CATION(hibiki works)
好走したLOVELY×CATIONの後継馬。好評だったファン(プレイヤー)の名前をヒロインが呼んでくれるラブリーコールシステムは健在でその点に関しては心強い。ただエロさに貢献していた名手の唯々月たすくからおりょうに変更されたのはややマイナスだし、トレーナーも地方(同人)時代を含めて実績あったinsiderから黒曜石に変わったのも痛い。それでも追い切りを見る限り雰囲気は悪くなく大崩れはなさそう。ただエロに関して薄くなってしまいそうなのは後継馬としては物足りなく、その点を期待したファンには厳しい評価を受けそう。ある程度上位には食い込んできそうだが、勝つまでの走りとなると難しいか。
期待度 ★★★☆

Love Sweets(MOONSTONE)
姉妹厩舎(桜桃)の勢いに押され最近はほとんど目立った成績を残していない月石厩舎本家。今回これまで厩舎の中心だったトレーナーの呉から姉妹厩舎でまずまずの実績を残した水瀬拓未 ・篁葉月の2人に変更。この荒療治が成功するかどうかだが、騎手の力が以前よりやや落ちているように思えるだけに即成績に結びつくかとなると微妙。喫茶店を舞台にした萌え系とやや手垢の付いた血統というのもやや新鮮味に欠ける。ただこれまで脚を引っ張るケースの多かったダメ主人公が追い切りを見ると緩和されてきた印象。これまでの成績から信頼性には乏しいが、変わり身のムードが感じられていることだけは頭に入れておきたい。
期待度 ★★☆

〇ランス9 ヘルマン革命(ALICESOFT)
長距離血統の仕上げに関して最近エウシュリー厩舎にお株を奪われつつあるだけに直接対決の今回こそ意地をみせたいところ。主力血統のランスということで期待したいところだが、ランス・クエストでスタート直後の出遅れが響いて上位に食い込めなかった例があるだけに素直には飛びつけない。それでもTADA氏が調教現場に復帰してからやや持ち直してきた印象があり、一応勝負の出来る態勢は整ったか。ランスファミリーを含めたキャラ数の多さは相変わらずで、騎手が主戦の織音ということでヒロインも魅力的。追い切りを見る限りRPGのデキもなかなかで、後はヤリコミ要素など長時間楽しめるつくりになっているかどうか。その点を考えると本命馬と比べると差がある印象だが、それでも他馬との比較では優勢で対抗以下には落とせないか。
期待度 ★★★★☆

恋愛は~れむ 大好きって言わせて(ぱじゃまソフト)
久々出走の夏の終わりのニルヴァーナがなかなかの走り。ただ人気は集まらず完全に埋もれてしまった格好だ。一世を風靡したぱじゃまそふとを思えば寂しい限りだが、往年の名手である主戦の大野哲也が現代のファンにとってそれほど魅力的な存在に映らなかったと見れば納得がいく。そう考えれば今回七海綾音を起用したというのも納得がいく。ただ知名度に比べて馬に恵まれていないのがこの騎手の痛いところで、トレーナーの夏椿の実績を考えればほとんど期待できないだろう。最近抜き系の馬を手掛けることの多いトレーナーだけに、抜きを中心としたハーレム系で勝負するならまずまず走ってもおかしくないが、それでも大きな期待となるとどうか。
期待度 ★★

△レーシャル・マージ(AXL)
北側寒囲と長谷川藍を交互にトレーナーとして起用するAXLだが、今回は北側寒囲の番。前走の百花繚乱エリクシル で掴んだ良ムードを今回成績に結び付けたい。追い切りを見る限り相変わらずのAXLらしい馬で、新鮮さには欠けるものの安定感は充分。青山ゆかりの勝気な令嬢(姫)というラシックスの配置もこの厩舎の定番で、ファンなら安心して買えそうだ。後は相手関係との比較だけで、今回強力な人気馬がいるだけにまともに戦っては分が悪い。あくまで人気馬が自滅したときの押さえとしての狙いとなりそう。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)長距離血統2頭の直接対決が一番のポイント。最近の実績を考えれば天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA有利の見立てが当然だが、古豪厩舎アリスソフトが浮沈をかけるランス9 ヘルマン革命もわずかの差で続き逆転に向けて虎視眈々。この2頭の力が抜けていて、自力で負かせにいけるだけの穴馬は見当たらない。ただ人気馬同士牽制しあうようだとわずかに他馬にチャンスが回ってくるかも。一番可能性がありそうなのはデモニオンII 魔王と三人の女王だが、最近厩舎のムードが暗いのが気がかり。持ち時計はキッチリ走るD.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナーレーシャル・マージといった萌え系勢の安定感も捨てがたい。実績を考えればPRETTY×CATIONも恐いが騎手・トレーナーがガラリと変わったのはさすがに不安。あと海空のフラグメンツあたりに僅かな可能性を感じる。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t97998
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい