2014年09月21日

9月の発売予定表から

秋競馬が始まりそろそろ出走馬も揃い本格的競馬(エロゲー)シーズンが到来と思いきや、大物馬を始めとして出走取消(延期)が続出しやや寂しいメンバー構成となった。ただ唯一出走を決めた人気馬も信頼感には乏しく、どこからでも狙えそうで馬券的には難解。抜き系にピンとくる馬がいないのも混沌さに輪を掛けているだけに締切(発売日)直前まで頭を悩ませることになりそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

◎あの晴れわたる空より高く(ChuableSoft)
近績が振るわないチュアブルソフトの最新馬。最近の走りを見ると、騎手も一走ごとに手替わりで安定感に乏しかったが、今回厩舎の主戦騎手にちりを抜擢。ロケット部を舞台とした青春系と一転走り(シナリオ)に重点を置く作戦に出た。こうしたタイプの馬にありがちなのが専門知識を理解していないと走りに全くついていけなくなる点だが、追い切り(体験版)を見る限りその懸念は杞憂に終わりそうな雰囲気。このあたりは今回デビュー戦ながらトレーナー(ライター)の技量にはまずまず信頼が置けそう。ただ気に掛かるのは主人公を含めた登場人物にかなり癖がある点。このあたりでストレスが溜まるようだと直線(終盤)での末脚にも影響しそう。それでも今回は同型馬不在と展開にも恵まれそう。能力的にも上位を窺える存在なだけにここは本命に推す。
期待度 ★★★★

イセカイ・ラヴァーズ!(ApRicoT)
この厩舎のエロ重視路線も軌道に乗ってきたのか、今回は姉妹厩舎のCherryでなく本家からの出走。馬名を見る限り今回はお尻でなく巨乳に軸を移しての走りとなるが、TOMA騎手の本来の持ち味は巨乳でなく美乳の方。バランスを崩してまで巨乳に拘ると裏目に出てしまう可能性も。石弓達也や髪の毛座といったトレーナーの顔ぶれを見る限り走りに期待できるとはとても思えずエロ勝負で挑むことは明白だが、キャリアを考えると実績は物足りず期待感には乏しい。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

淫妖蟲 凶 凌触病棟退魔録(TinkerBell)
騎手あおじるで真っ先に思い浮かべる母系(シリーズ)が触手凌辱で、その代表馬が淫妖蟲。その最新馬だが先代の父がミソを付けているだけに大きな期待とまではいかない。今回病院が舞台とのことだが、触手メインなだけにどこまで病院を生かした走りが出来るかは未知数。ラシックス変更の影響は調教代わりに走った外伝の動きを見る限り少なそうだし、この母系を熟知しているハヤミユウジロウが関わるというのはプラス材料も、連絡みを果たすにはもう少し奮起が必要か
期待度 ★★☆

△お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!(Galette)
デビュー以来幼馬(ロリ)一本で走るGaletteの最新馬。前々走のお兄ちゃんシェアリングと同騎手でトレーナーもほぼ一緒なだけに、似たような走りとなりそう。ふくらみかけの妹に介助してもらうという、妹フェチには堪らない血統だが、反面シリアスな走りには来たい出来そうもない。それでも実績的にこの血統のファンを裏切ることはなさそうだし、メンバー的にも充分戦えそうな雰囲気。時計が掛かる展開なら上位に食い込んできてもおかしくない。
期待度 ★★★

片恋ヴィジョナリー (コットンソフト)
コットンソフトが初めて抜きに軸足を置いた馬を走らせるということだけでも冒険だが、その上ネット(ダウンロード)専売という点を含めるとかなり危うい挑戦に思える。騎手も大ベテラン大泉だいさくを起用してきたが、コットンソフトがこれまで起用してきた騎手と比べると違和感は大きい。そういう点を考えるととても買える雰囲気ではないが、頼れるのはトレーナーの海富一の手腕か。エロの中ににちょっといい走り(シナリオ)を忍ばせるといった手法が嵌れば面白い。ただ高馬ではないだけに一瞬しかいい脚を使えない可能性は強く、不確定要素が多いだけに強気には押せない。
期待度  ★★

彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。(onomatope*)
デビュー戦からハーレム血統の馬ばかり走らせてきたものの成績は今ひとつだったonomatope*だが、前走のずっとすきして たくさんすきしてでようやく変わり身を見せた。といっても上位に食い込むにはもう一歩といったところだが、それでも大きな進歩だ。それだけに今回なお前進を見込みたいところだが、追い切りが短いところしか追ってなくてやや物足りない。ヒロインの可愛さに関しては及第点だが、馬券圏内を窺うならもう一捻りして欲しいところ。イチャラブ特化だけでは前走の走破時計が限界かもしれない。
期待度  ★★☆

契約彼女 ~新米彼女と彼女と始める、とってもHでPureな恋愛レッスン~(pure more)
新規開業厩舎だが、トレーナーを見て分かるようにmoreの姉妹厩舎。流行の萌え&エロ血統の馬だが、ヒロインは一人のみでいわば退路を断った形。ヒロインの魅力が不足していれば惨敗確定だが、追い切りを見る限りその心配はなさそう。ただ決して安馬というわけでないだけに、ヒロイン一人で一本道の展開だと余程直線追い込みを見せないと上位には食い込めそうもない。それだけにどこまで馬体にお釣りがあるかどうかだが、トレーナーの実績を考えるとやや厳しそう。
期待度  ★★☆

△女装学園(妊)(脳内彼女)
この厩舎でないとまず走らせない騸馬(男の娘)もこれで3頭目。今回はこれまでと違い真っ当な学園血統。真っ当といっても男子校というのがこの厩舎らしいが、気になるのは馬名にある(妊)の文字。まさか騸馬が妊娠するとは考えにくいが、その方法によっては騸馬のアイデンティティを失いかねない。それでもこの厩舎なら何とかしてくれそうだが、気になるのは騎手が手替わりしてしまった点。騎手が騸馬の騎乗に手馴れていないだけに馬と呼吸が合わない可能性は考えられる。相手は楽になった印象だがデビュー戦以上の走りを期待するのは厳しいか。
期待度  ★★★

世界を救うだけの簡単なお仕事(Rosebleu)
ラノベ風の馬名で軽い印象を与えるが、追い切りを見る限りその見立ては間違っていない。明らかにコメディ寄りの走りはこの厩舎らしいといえばらしいが、ただやや悪ノリ感が強く空回りしてしまっている印象。騎手もこの厩舎にしてはバリュー的に物足りなく、萌えという点でも不足気味。Tiny Dungeon系以外は走っていない厩舎で、血統的にも直線追い込むような迫力も感じられない。ここであえて狙う理由はなく見送りが妥当だろう。
期待度  ★

天極姫 新世大乱・双界の覇者達(げーせん18)
SLG血統ではもはや古参厩舎といっていいげーせん18の最新馬。最近こそ酷くなくなってきたとはいえ脚部不安(バグ)を抱えているのは相変わらず。そして何より心配される点は、三国志と戦国時代を一緒くたにしてしまった事で、歴史ファンに反発を浴びそうな点。マイナー武将を取り上げるのがこの母系の特徴だが、一緒くたにしたことによって武将が増えすぎてしまい、ヒロイン別の走りが薄くなってしまいそうなのもマイナス。最近ようやく上位を窺うところまで力を付けてきたが、今回に限っては強く推せそうにもない。
期待度  ★★

何故か彼女がボクにエッチを迫ってくる件(WendyBell)
これまで2頭ほどソコソコ走った馬を輩出しているWendyBellだが、その2頭は嶋艮&一ノ瀬りおのコンビで、今回とはスタッフが違うだけに同じ眼で見るのは危険。今回のトレーナー藤枝卓也はこれまで走った馬を出していないし、高馬(フルプライス)でヒロイン3人というのもかなり微妙。血統的にもエロに軸を置いたにしては馬体もパッとしない。これではとても狙えない。
期待度 ★☆

〇なないろリンカネーション(シルキーズプラス)
ガンナイトガールのすめらぎ琥珀&かずきふみのコンビが厩舎を移っての出走。血統はガンナイトガールとは違うものの、走りに関しては似たような雰囲気を漂わせているだけに期待できそうな雰囲気。追い切りの動きも軽快な動きだったが、気になるのはこのトレーナー特有のダメ主人公っぷりがどう影響するかという点。ガンナイトガールでは影響を最小限に留めたが、今回も同じ結果となるかどうかは微妙なところ。厩舎の煽りにあるホームコメディという点を考えればそれなりの結果は望めそうだし、メンバー的にも上位を窺うだけの地力は秘めているが、不安も抱えているだけに対抗評価に留める。
期待度 ★★★☆

パサージュ!(戯画)
人気厩舎である戯画から出走するにしてはほとんど注目を集めていない。入場曲にAngel Noteを起用というのは珍しいし、実績のある騎手を噛ませずあえて新人騎手の2人にコンビを組ませるというのも珍しい。そんな戯画らしくない馬だが、追い切りを見るといかにもこの厩舎らしい仕上がり。新人騎手2人が組んだにしてはまずまずの馬体(CG)だが、走りがモッサリ過ぎる上にトレーナーの実績を考えれば直線(終盤)追い込みに懸けるといった気配もない。これでは馬群後方を追走するままレースが終わってしまいそう。
期待度 ★☆

▲南十字星恋歌(すたじお緑茶)
前走はこの厩舎らしからぬ馬体重(内容)の薄さでファンを失望させたが、よく考えれば出走取消なしでゲートに入るなど怪しむ部分は多かった。今回はいつも通り出走取消をしているところを見るとそれなりに馬体を充実させてきている筈。騎手も人気のるちえを起用し巻き返しの条件は整ったとみていいだろう。ヒロイン萌えについてはサブも含めて相変わらずの高水準。もともと走りにそれほど期待できる血統でなくこのトレーナー特有の過度の主人公持ち上げも気になるが、能力的には高いものがあるだけにこのメンバーなら充分上位に食い込める筈。
期待度 ★★★☆

ヤキモチストリーム(まどそふと)
厩舎デビュー戦ながらかなりの人気を集めた前走だったが、結果は期待を大きく裏切る形に。巨乳生意気ヒロインとのイチャラブという狙いは当たっていたが、走りがいかにも単調すぎたのが敗因か。今回も巨乳ヤキモチ妬きヒロインとのイチャラブといういわば同血統だけに、大きく変わるかどうかはトレーナーの手腕に懸かっている。追い切りを見る限りヒロインはかなり可愛い。ただ走りはやはり単調で大きな変わり身が見せられるかどうかは疑問。イチャラブだけでどこまで勝負できるかどうかだが、やはり苦戦は免れないか。
期待度 ★★☆

△ワルキューレロマンツェ Re:tell (Ricotta)
海外(アニメ)でも活躍した父(本編)の2頭めの直仔(FD)。直仔も2頭目ともなると活力が薄れてくるのが定番だが、全兄が期待を裏切っただけに、この馬も期待はしにくい。サブヒロインの中では一番人気のあった綾子を軸に、マニア受けしたノエルとの組み合わせは面白そうだが、トレーナーが完全に入れ替わってしまったのはやはり気がかりだ。それでも騎手であるこもりけいの魅力を生かしたエロと放尿を気軽に楽しめるというのは小さくないアドバンテージ。時計が掛かれば恵まれる可能性も。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
前レースに続いて頼れそうな本命馬が不在の難解な一戦。10周年ということで厩舎の意気込みが違うあの晴れわたる空より高くを本命に推すが、能力が断然違うというわけでないので波乱の要素は多い。逆転なら最近のトレーナーの実績を買ってなないろリンカネーションか。騎手を活かした高水準の萌えが期待できそうな南十字星恋歌も上位を窺う力はある。幼馬一本に賭けるお兄ちゃん、右手の使用を禁止します!に騸馬を前面に押し出す女装学園(妊)。知名度抜群のワルキューレロマンツェ Re:tellも人気どころが崩れればチャンスはありそう。

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