2014年10月23日

10月の発売予定表から

秋競馬も本番となり最近にない好メンバーが揃った今回(月)のレース。年末に出走させることの多い大手厩舎が今回は早めに馬(ゲーム)を走らせてきたのも気になるが、それよりも人気になりそうな馬が意外に調教で振るわなかった方が予想を難解にさせている。抜き系の馬にも魅力ある馬が多いだけに、今回は手広く構えた方が良さそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

あねよめカルテット(CandySoft)
近走好調なきゃんでぃそふとの最新馬。姉血統(設定)といえばこの厩舎(ブランド)というくらい浸透しているだけに注目される。騎手(原画家)は初騎乗ながら他方面で経験を積んでいるHisasiにベテラン綾瀬はづきという組み合わせは悪くない。ただトレーナーが姉血統で一家言持つ佐々木ちるだを起用というのはまだしも、他の3人の実績が乏しいのは不安。厩舎がこれまで好走しているのがトレーナー一人の手腕に頼ったものばかりで、複数制に慣れていないのも気になる。姉血統だけに受身主人公というのは仕方ないにしても、ややヘタレ気配を臭わせているのも辛くここは見送りが良さそう。
期待度 ★★☆

△運命線上のφ(Lump of Sugar)
前々走で久々に上位に食い込んだかと思えば、前走ではまた凡走と今一つ波に乗り切れない印象の角砂糖厩舎だが、今回Magical Charming!のしげた&冬茜トムにトレーナーを戻して巻き返しを狙う。選択肢を増やしていく凝った趣向で、やや滑り気味の走り(テキスト)をカバーするのはMagical Charming!と同じ作戦。追い切り(体験版)の動きは賛否両論だが、トレーナーの持ち味どおりの動きといえるだけに想定内。本命に迫るとまではいかないが、能力的に充分上位は狙える器と見る。
期待度 ★★★☆

彼女と俺と、恋するリゾート(PULLTOP LATTE)
競馬黎明期の頃はともかく最近2頭の馬を掛け合わせた直仔(FD)というのは珍しい。最近の直仔はアフターが主力でアクセサリーやミニゲーム類はほとんど見られなくなった影響かもしれないが、それよりも現代競馬の流れが早くなり過ぎていて、厩舎側が2頭を掛け合わせる余裕がないというのが本当のところかもしれない。そんなこの馬だがよく似た配合の掛け合わせという点で違和感はそれほどなさそうだが爆発力は乏しそう。戦法もアフターとサブヒロインの昇格という手堅い内容だが、2頭とも大きく走った馬でないだけに上積みもそれほど望めない。ここでは入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

△クルセイドハート カレン 呪淫洗脳の罠(Portion)
ネクストン系列の凌辱厩舎の一角を占めるPortionだが、最近は変身ヒロイン凌辱一本で戦ってきている。今回は新しい母系(シリーズ)を擁しての出走となるが、同じ変身ヒロイン血統でメインヒロインも同じとなると走りの傾向もほぼ同様と言えそう。新たに追加された悪堕ちヒロインという要素がどこまで活かされているかだが、元来走り(シナリオ)が良かった馬でないだけにそのあたりの葛藤について期待すると裏切られる可能性は強い。ただこれまで変身ヒロイン凌辱の基本は押さえていたし、抜きの水準に関しては上位ランク。得意の触手Hだけでなく、悪堕ちしたヒロインに凌辱されるレズ展開が嵌れば上位に食い込んでもおかしくない。大穴狙いで一票投ずる手も。
期待度 ★★★

◎巨乳ファンタジー2 if(Waffle)
Waffle厩舎を支える存在といっていい母系(シリーズ)からまた新たな馬が登場。直仔(リメイク)との事だが、ただ父(前作)の筋を追うのではなく、同じ時間軸で主人公が変わったらどのような競走を見せるのかというのが主眼のよう。主人公のキャラの良さも好評の一因だっただけに、この主人公の変更がどう走りに影響するか心配されるところだが、この血統はこれまでハズレを出していないだけにそれほど気にする必要はないだろう。今回相手はかなり骨っぽくなったが、ここでも充分主役を務められるだけの器。ここは本命に抜擢する。
期待度 ★★★★☆

恋春アドレセンス(Eclair)
新規開業厩舎で騎手もトレーナーも新人という全くの初物。こうした厩舎のデビュー戦は手堅い血統で戦うケースが多いが、調教を見る限りどうやら違う雰囲気。ヒロインはなかなか可愛くそれを活かした萌え系と思いきや、ヒロインをギャグメーカーにしてのコメディ血統。変人揃いのヒロインを生暖かくツッコむ主人公が印象的だが、脚捌き(テキスト)がどうも単調で終盤までこのテンションが保つかどうか不安。恐らく上位を狙うには一歩足りないだろうが、それでも全くの新規開業でこれだけ意欲ある調教を見せられると応援したくなる。着順はともあれ注目したい馬だ。
期待度 ★★☆

催眠中毒 夫が知らない妻の顔(黒鳥)
ここのところダウナー系血統で戦ってきたが、思うような結果がでなかった黒鳥厩舎。今回は催眠系で挑むが最近この血統も多く見られるだけに、黒鳥らしいダークさをどこまで出せるかどうかがカギとなる。ただこれまで結果を出していない厩舎でトレーナーの実績も物足りない。催眠によってエロだけでなくヒロインが持つ内面の狂気さも引き出せれば、そこまで期待するのは虫が良すぎる。今回も静観が妥当だろう。
期待度 ★☆

すたーらいと☆アイドル(FOUNDATION)
たにはらなつきに蜜桃まむというサーカス出身の人気騎手を起用してのアイドルプロデュース血統というのは魅力たっぷり。ヒロインがすべてアイドルという割にはラシックス(声優)が凌辱抜き系中心に活躍いている面々というのは皮肉だが、逆に考えると抜きにも力を入れている可能性もあり一概にマイナスともいえない。ただアイドル系の馬はこれまでどれも走っていないというジンクスは気になる点。トレーナーもそのジンクスを打破できるほど実績はなく、今回のメンバー相手では苦しい競馬となってしまいそう。
期待度 ★★

付喪女・あおゑ(アストロノーツ)
デビュー直後立て続けに3頭出走させるなど華々しいデビューを飾ったアストロノーツだが、厩舎スタッフが次々に去るなど最近は沈滞ムード。今回安馬(ロープライス)を初めて出走させるが、内情の苦しさを考えるとどこまで馬を仕上げてきているか不安。それでも騎手は新人ながらそこそこ乗れそうな雰囲気だし、パートナーのヒロインが怠け者というのも面白そう。和風の雰囲気も良好で、なぜアヤカシが跋扈しているかという謎も惹きつけるが、ただ元が抜き系なだけに走りに期待というよりも、どこまでエロに力を入れているかどうかがカギ。こういった血統は凌辱風味を噛ませていることが多いが、この馬はどうやら和姦寄りの走り。ヒロイン属性から考えると凌辱がないのはやや不満となりそうで、今回は様子を見たい。
期待度 ★★☆

天精国取りセックス合戦!!(softhouse-seal GRANDEE)
ソフトハウスシールの高馬路線はソコソコ走っていて手堅い印象があるが、馬券に絡む走りとなるとあと一歩。今回はこの厩舎ではおなじみのセックスバトル系だが、この血統は意外に好走していなくて買いかぶれない。こうした血統はヒロインと主人公のヤルかヤラレルかの丁々発止がポイントとなるはずも、そのあたりの緊張感が乏しく単なるバカエロ系となってしまうのが惜しまれる。今回もトレーナーを含めてスタッフもほぼ同じとなると、走りの傾向も同様となりそう。となると今回はいつもより割り引いて考えたい。
期待度 ★★

▲デーモンバスターズ えっちなえっちなデーモン退治(MOONSTONE Cherry)
この厩舎の成功がいわゆる和姦抜き系の流行を産む切欠となったという点では、競馬界に名を残す存在となったといっても言いすぎでないMOONSTONE Cherryの最新馬。抜きだけを考えれば今回も高水準で今からでもその競走が楽しみ。ただ少し気になるのが調教を見る限り、ヒロインの可愛さがやや不足している点。デーモンスレイヤーというツッコミどころ満載の血統なだけに、どうしてもヒロインがバカっぽく感じられてしまうのだ。そういった点が肝心のエロに影響を与えてしまわないかどうかだが不安点は正直それくらい。杞憂に終わる可能性もあるし、持ち時計分はきっちり走ってくれる筈。人気どころが牽制しあう展開なら漁夫の利を得る可能性も考えておきたい。
期待度 ★★★☆

△どうして、そんなに黒い髪が好きなの?(ファイヤワークス)
馬名(タイトル)から見ると青毛(黒髪)ヒロイン満載と思いきや、取材する限りヒロインの髪の色は鮮やかなテレホンブラックでなくネイビーに近いというのはやや肩透かし。ただ厩舎もすぐに青毛パッチを発表したところは好感が持てる。馬名を見る限りバカ系だが、走りで笑わせるというよりどちらかというと天然系。トレーナーの籐太は最近凡馬を出していないが、こういったバカ系で首位を窺うとなるとやはりハンデがある。それでもバカ系のノリで突っ走るだけでなく、直線締めるところはしっかり締めてくれれば意外な好走を演じても不思議でない。ただ凡走の可能性も高く、狙いづらいのは確か。
期待度 ★★★

トロピカルVACATION(Twinkle)
トロピカルKISS以来久々にこうたろが手綱を握るということで注目していたが、ブランクの長さからかやや劣化の気配があるのが気がかりだ。トロピカルKISSの成功はこうたろの手腕に頼るところが大だっただけに、そこに大きく頼れないとなると凡走に終わる可能性が強い。ただ劣化の気配はあるとはいえそれでも能力的には上位なものがあるだけに、後はトレーナーの木村ころやがどこまで助けられるかどうか。ただ最近の成績を見る限り、大きな期待はかけづらくここは見送りだろう。
期待度 ★★

△箱庭ロジック(Cabbit)
厩舎デビュー後2戦はいずれも好走。今や非主流となりつつある感動・泣き系に分類される血統だが、それでしっかり結果を残していることは賞賛される。その勢いを駆っての今回だが、調教を見る限りはやや拍子抜け。ミステリー要素についてはともかくコメディに軸足を移した走りはどうも裏目に出てしまいそうな予感。実績的にも巻き返しに期待したいところだが、よほど直線で追い込みを見せないと馬群に揉まれたまま競争が終わってしまいそう。能力的に無視は出来ないが、押さえで買うのが精一杯かもしれない。
期待度 ★★★☆

〇武想少女隊ぶれいど☆ブライダーズ (アリスソフト)
古豪厩舎のアリスソフトのRPGとなると過剰な期待をしてしまうが、今回は時期的なものからか大型馬(大作)という雰囲気はない。それでもこの厩舎だけに大きく外しはしないだろうし、調教を見る限りとっつきやすく楽しめそうな予感はある。後は繰り返し遊べるだけの中毒性があるかどうかだが、育成要素もあるとなるとその点にも不安は少ない。たまにバランスの悪さを覗かせるところがある厩舎だけにやや不安はあるものの、そのあたりをパッチで改良させてくるフットワークの軽さが持ち味。相手は揃ったが首位を窺うだけの能力は持ち合わせている筈。
期待度 ★★★★

プリンセスマテリアル(Xiguratt Works)
最近の競馬界では懐かしいタイプの調教抜き系。ヒロインが二人のみというのは寂しいが、そこはサブヒロインでどこまで補填できるかどうか。ただ脚元(システム)がどうも使いづらく、軽い走りが求められる近代競馬から大きく遅れてしまっているのは致命傷になりそう。騎手はベテランの金目鯛ぴんくでエロに関しては良さそうだが、それを気軽に楽しめないようではどうしようもない。デビュー戦もいいところがなかっただけに今回も買えそうもない。
期待度 ★☆

まぞまい Mな妹のエッチなおねだり(アトリエかぐや)
meroが鞍上の妹ヒロイン系となると近走なかなかの走りを見せている。となると今回もといいたいところだが、前走よりヒロインが一人減というのはマイナス点。しかも取材する限り、肝心の騎乗のバランスが崩れてきていてやや劣化気配というのも気になる。調教が公開されていないだけに記者の杞憂に終わればよいが、今回は抜き系にも有力馬が揃っているだけにわずかなマイナスも致命傷になりかねない。普通なら上位に食い込んでもおかしくない馬だが今回は見送りで。
期待度 ★★☆

△迷える2人とセカイのすべて(LASS)
ゆっくり間隔を開けて使ってくるLASSだが、前走の少女神域∽少女天獄はじっくり仕上げてきたとは思えないくらい直線だらしない競走をしてしまった。それだけに巻き返しを狙いたいところだが、トレーナーが全くの新人で未知数な部分が大きい。もちろん著名トレーナーの変名という可能性はあるが、調教を見る限り腕利きのトレーナーとは思えなかった。ただ雰囲気に関しては上々で血統的にも実戦に入っての変わり身は可能。時に大駆けを見せる厩舎だけに見限れないところはある。資金に余裕があれば押さえておきたい馬。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
人気どころがいずれも不安材料を抱えていて混戦模様なメンバー構成。これまで凡馬を出していない堅実さを買って巨乳ファンタジー2 ifを本命に押す。潜在能力では一枚上の武想少女隊ぶれいど☆ブライダーズ も実力どおりの走りを見せられれば充分逆転は可能。この2頭が恐らくレースの中心となりそうだが、他にも足元を掬いそうな馬も揃っていて、その代表格がデーモンバスターズ えっちなえっちなデーモン退治。能力的には人気馬2頭には劣るが、堅実さを武器に時計の掛かる展開なら浮上する。騎手の能力は文句ない運命線上のφの変わり身に、厩舎の勢いがある箱庭ロジックも実力通りなら食い込んできそう。過去大駆けした実績ある迷える2人とセカイのすべても不気味だが、大穴なら抜き系としてレベルが高そうなクルセイドハート カレン 呪淫洗脳の罠の一発。

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