2015年02月17日

2月の発売予定表から

前レース(月)と比べるとまだ頭数は揃わないながらも、メンバーの格は一気に上がった感のする今回。今年の競馬(エロゲー)シーズンを占う意味でも、ぜひ当たり馬券を掴みたいもの。人気の1頭が回避して抜き系の馬がやや手薄になったのは寂しいですが、人気トレーナー(ライター)が久々に手掛ける新馬(作)や、有力厩舎の出走馬が控えるなど上位拮抗の激しい競走が見られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

悪魔娘の看板料理(ソフトハウスキャラ)
このところ頭打ちの成績が続くソフトハウスキャラの最新馬。RPG世界の雰囲気を漂わせる経営SLGというと過去好走したブラウン通り三番目を思わせる。近走継続していい脚が使えないキャラの馬だが、実績ある血統(設定)で追い切り(体験版)もまずまずの動きなだけにそれなりに態勢は整えた格好。ただ毎度ぶつ切りの走り(シナリオ)に期待はできなさそうだしエロも同様となると今回のメンバー相手では正直厳しい。得意のゲーム性の部分でよほど奮起しないと苦しいが、その肝心のゲーム性部分がこの所期待を裏切り続けている現況では一寸狙いづらい。
期待度 ★★☆

あま恋シロップス(Mint CUBE)
人気騎手カントクらを擁し最近は本家の株を奪った感のあるCUBEから姉妹厩舎が誕生。これまで裏方を務めることが多かったぱん&すいみゃを鞍上に起用して、最近流行の萌え&抜きの両立を狙う。気になるラシックス(声優)を見る限りエロの濃さという点で不安を感じないわけではないが、そこはシチュ等でカバー。問題はトレーナー(ライター)の方で2人とも今回が初の調教というのはさすがに気になる。血統(設定)を考えると高望みできるようなタイプでなく恐らく萌えを前面に押し出しての粘り込みが狙いだろうが、それでも走り(シナリオ)が水準に達していなければ上位に食い込むのは難しい。今回初出走ということで見送りが妥当か。
期待度 ★★☆

エロ温泉 ~新人女将の間違いだらけのおもてなし~(TRYSET)
緊縛の館で当時の競馬ファンをアッと言わせた大ベテラン天乃御剣だが、このところ明るい抜きエロ系ばかりへの騎乗ばかりで今回も同系。旅館の女将がヒロインだが、そういった血統にありがちな凌辱や淫靡さは欠片もなくバカエロに邁進する姿は潔ささえ感じられる。ただ全体的に古さが否めず馬体重(容量)も足りないのが弱点で、今回も実質メインヒロイン一人となるとその不安が解消されている可能性は低い。大仕事の出来るタイプではないだけに独自の走りを見せられれば充分か。
期待度 ★☆

エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい(Lamia)
ぱれっと厩舎の姉妹厩舎で凌辱系に絞って走らせるLamiaのデビュー2戦目。デビュー戦がほとんど見どころなく終わったが、血統(設定)的にも今回の方が期待できそう。妹にエロ本を処分された兄が、復讐のために友人に妹を売るという展開は面白みがあり、NYAONが久々に凌辱系の馬を手掛けるというのも見どころだ。ただ高馬でないだけに仕方ない面はあるがヒロイン数が少ない上に魅力にも欠ける。今回は相手が揃っただけに上位に食い込むには一歩足りないか。
期待度 ★★

△エンジェルゲーム(アトリエさくら)
NTR血統一本でしかも安馬ながら時に走る馬を輩出するアトリエさくらの最新馬。意外なフリー騎手を稀に依頼することがある厩舎だが、今回さえき北都を起用するのは驚き。ベテランで実績ある騎手だが抜き系血統ではほとんど結果を残していないだけに、果たしてどのような結果が出るか楽しみだ。トレーナーはこの厩舎を支えるおんぼろ月でNTR系では実績充分。ただいつもと違い今回はヒロイン数も多く、雰囲気的に単純なNTR系ではなさそう。走り次第では大駆けも充分可能だが、安馬だけに爆発力といった点では不安は残る。厩舎の情報も乏しく未知な部分が多いが、不安は承知で大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆

堕ちていく新妻 ごめんなさいアナタ…私もう……でも、愛してる(SILKY'S SAKURA)
どのような脚質の馬でも手堅い仕事をする吉野恵子だが、凌辱系の馬とは一番手が合う。今回はNTR系ということで余計に力が入るが、今回は不安が多い。NTRではヒロイン一人に対し狙う男が複数というパターンが多いが、今回は一人。安馬ならその手もありそうだが、今回はそうではないだけにどれだけのバリエーションを出せるかどうか。トレーナーも今回初仕事でNTRではキモになるヒロイン視点の描写といった点でも未知数。今回未知数な部分が多すぎて大きくは狙えそうもない。
期待度 ★★

カミツレ(りぷる)
超久々というより、いまだに厩舎が存続したことが驚きというりぷるの最新馬。騎手あかつきまおにトレーナーが玉沢円のコンビというとだんでらいおん厩舎の所属馬を思わせるが、それよりもあかつきまおの特徴を生かせそうな今回の方が期待が持てそう。といっても玉沢円はほとんど成功馬を出していないトレーナーで、凝った血統を引き出せないまま終わってしまうことがほとんど。今回は百合系で勝負するようだが、それなら主人公が女性でありながら男の人格が表れるというのはやや余分な気もする。ただそういった点もうまく走りに活かせれば面白いが、トレーナーの実績から期待は薄い。救いはヘタレ主人公が脚を引っ張ることが多いトレーナーだが、主人公が曲がりなりにも女性ということでその不安は小さいということくらい。
期待度 ★★

キシ×カノ(ぷちうさ)
新厩舎ぷちうさのデビュー馬は騎士養成学園を舞台とした恋愛血統。一見萌え主体で勝負するかと思いきや、取材する限りはエロにも力を入れて、萌え&エロの両立を狙う作戦。といっても最近流行しているだけに、同脚質の馬を相手にどこまで戦えるかどうかは未知数。騎手の水月あるみは前走のモモノコスイーパーズ!でまずまずの騎乗を見せたが、それと比べるとヒロインの魅力は劣る感じ。エロに重点というわけでヒロインの胸を強調させたのが、どうもバランスを崩し逆効果となってしまったよう。トレーナーの藤井リルケも最初から馬の仕上げに関わるのは実質今回が初めてと未知数な部分が多く見送りで。
期待度 ★☆

鯨神のティアスティラ(Whirlpool)
このところ入着するのが精一杯という渦巻厩舎。主戦騎手のてんまそと両輪となるまで成長した水鏡まみずだが、それと反比例するように厩舎が低迷期に入ってしまったのが寂しい。トレーナーが実績ある籐太に和泉万夜というのは魅力だが、実質は前走に続いて起用された志村那由多が指揮している可能性が強い。追い切りも典型的な萌え主体で肝心の走りに魅力は感じられず。これでは大きく変わり身を見せる可能性は低く、今回も入着するのが精一杯だろう。
期待度 ★★

△さくらシンクロニシティ(WHITESOFT)
馬体の雄大さや血統の魅力から毎度人気を集めながら、それを裏切ることが多いWHITESOFTの最新馬。トレーナーの藤木隻も前回の運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶで大凡走しているだけに、今回も魅力充分の血統ながら素直には飛びつけない。追い切りはなかなか好調で実戦でどこまで走れるか楽しみな部分は多い。ただこういった追い切りの良さが実戦に繋がらないのがこの厩舎の最大の難点で、その要因は馬体重に身が入っていない点。今回もその轍を踏む可能性は十二分にあり信頼感には欠ける。嵌れば激走する可能性はあるが、その可能性はそれほど大きくないのは確かだ。
期待度 ★★★

△サノバウィッチ(ゆずソフト)
デビュー戦以来徐々に存在感を高めてきたゆずソフトだが前走の天色*アイルノーツでは一服といった走り。ここまで厩舎の名が通ってくると、騎手の能力を押し出してのイチャラブだけで戦うのは厳しいということだろう。今回はトレーナーに保住圭に籐太といった腕利きを起用したが、デビュー以来主戦トレーナーを務める天宮りつに奮起してもらわないと、前走の走りを繰り返してしまいそう。血統は魔法少女ものだが、追い切りを見る限り恐らくヒロイン同士の葛藤や重い展開にはなりそうもなく相変わらずのイチャラブが展開されそう。前走より多少の上積みはありそうだが、勝ちきるまでの力があるかというとやや疑問。押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★

じゅ~にんかんり! 10人の乙女に愛の手を(material mel)
ウィル系からまたまた新厩舎が誕生。そのデビュー戦は騎手・トレーナー共に8人起用しヒロインも10人登場という多方面作戦。これだけトレーナーが多いとよほど厩舎がしっかり管理していないと馬の仕上げに齟齬をきたしてしまうが、最近のウィル系厩舎の動きを考えるとまとめきれるかどうか不安だ。騎手は知名度は今ひとつながら抜き系ではそれなりに実戦を積んだ面々を揃え悪くなく、エロを考えれば期待はもてそう。ただ強調材料はそれくらい。上位に食い込むまでの力はないだろう。
期待度 ★☆

▲シルヴァリオ ヴェンデッタ (light)
light厩舎の燃え路線2系統のうち、より若い(厨二)のが昏式龍也&高濱亮がトレーナーの方。その分、どうしても成績が安定しない面はあるが、嵌れば上位に食い込む力はある。追い切り(体験版)ではなかなかの動きを見せていて、実戦でこの勢いが直線(終盤)まで保てば首位を窺うことも可能だ。やや気になるのは主人公にスポットを当てすぎて、ヒロインの扱いがやや疎かになっていないかという点だが、こういった血統にはよくある欠点なだけにさほど気にする必要はないかも。穴馬というには留めておけない雰囲気があり不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★

◎ソレヨリノ前奏詩 (minori)
ここ2走は結果的に走りよりもエロに重点を置いてきたのではないかと思わせたminoriだが、今回は再び走りに重点を置いてきたのではと思わせる追い切りに期待は高まっている。人の心の声が読める主人公が、唯一読み取ることが出来なかったヒロインに惹かれる序盤は非常に説得力があった。脇を固めるヒロインに残念さが漂っているのも、この主人公を考えれば納得で、今のところ隙がない。これなら直線に入って大きく失速しない限り上位には食い込んできそう。相手は強力だが主役を務められるだけの能力は備わっていると見て本命に抜擢。
期待度 ★★★★☆

ぴ~かぶ~! 彼女がエッチな水着にきがえたら!? (オーバードーズ)
傍系(特殊)血統を走らせてなかなかの成績を残しているオーバードーズ厩舎だが前走は思いがけぬ惨敗。いっせー&show‐ziiiといった実績ある騎手・トレーナーを起用してのものだけに失望も大きい。それだけに巻き返しに期待したいところだが、騎手は新人でトレーナーも抜き系の馬で経験は多いがオーバードーズの馬を手掛けるのは初めて。これまでの所属馬とやや雰囲気が違って見えるだけに不安は大きい。水着の着せ替えだけで目の肥えた厩舎のファンを満足させるとはとても思えず変わり身は厳しそう。
期待度 ★☆

炎の孕ませもっと!発育っ!身体測定2(SQUEEZ)
過去出走した炎の孕ませおっぱい身体測定の直仔(続編)とのことだが、この厩舎は最近ほぼ同じ血統の馬ばかり走らせているだけに、直仔という点にそこまでこだわって見る必要はなさそう。前走がアイドルで今回は格闘家とより零細血統にシフトしつつあるが、どのみち走り(シナリオ)で勝負する馬ではないだけにそれほど気にする必要はなさそう。どれだけバカバカしいことを何食わぬ顔で行えるかという点が好走のカギだが、格闘家の身体測定というアイデアは和合性は良さそう。といっても所謂バカ系だけに時計勝負となると分が悪い。人気馬が総崩れするなど上位に食い込むにjはかなり展開の助けが必要だ。
期待度 ★★☆

〇ぼくの一人戦争(あかべぇそふとつぅ)
あかべぇそふとつぅの最新馬でトレーナーがるーずぼーいという事で否応でも注目を集めている。高馬(フルプライス)でないということで馬体重的に心配はあるが、ヒロイン数の多さで勝負するタイプでなく左程気にする必要はないだろう。追い切りで伏線をばら撒き実戦で期待を持たせる手法は相変わらず。ただ叙述トリックに拘りすぎると墓穴を掘る可能性も。それよりもG線上の魔王ほどキャラ同士の掛け合いの妙が見られなかったのは不安材料。全くの凡走は考えにくいものの、絶対というほどの信頼感はない。今回は対抗評価に留める。
期待度 ★★★★☆

毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!(PeasSoft)
腕利き騎手を起用する反面、走りの方はさっぱりという評価で定まった感のあるピースソフトの最新馬。今回は久々に主戦騎手のさとーさとるを起用してきたが、それだけで大きな変わり身を望むのは厳しい。最近の流行からエロに力を入れてきていて馬名にハーレムと入るところを見ても方向性は明白。トレーナーの神野マサキ&望月JETのコンビも萌えを考えれば悪くない。といってもそれは入着どまりを前提にした話で、それ以上の走りとなると望めそうもなく、まして馬券に絡むとなると夢のまた夢。相手も厳しくチャンスはほとんどないだろう。
期待度 ★☆

ユリキラー 淫欲に堕ちる百合たち(アトリエかぐや)
馬名から百合系と思いきや、主人公が百合女性を篭絡させるという変わった趣向。血統的にバカにもシリアスのどちらにも変わりそうで、トレーナーの手腕が注目される。ただこれまでかぐやの馬で走りで注目を浴びた馬はほとんどなく、トレーナーの実績から考えても学園が女尊男卑に変わった謎といった点に注目すると期待を裏切られそう。ただかぐやの馬に期待するのは当然エロ方向で、その点さえ外さなければそれなりの動きは見せてくれる筈。問題は百合篭絡を謳いながら百合ヒロインが3人と少ないのが難。騎手のみゃぁんも他のかぐやの所属騎手と比べて騎乗した馬の成績で見劣るだけに狙いづらいのは確か。
期待度 ★★

(本紙の見解)
人気はぼくの一人戦争に集中しそうだが、ここはあえてソレヨリノ前奏詩を本命に推す。エロに比重を移したと云われる厩舎だが、過去のような迫力のある走りが復活すれば鬼に金棒。追い切りの動きは軽快で勝利に一番近い存在と見た。もちろんぼくの一人戦争もまともに走ればあっさり勝つことも可能。ただ追い切りを見る限りあっさり期待を裏切る危険性もあり取捨選択は難しい。久々となるトレーナーの勝負勘が鈍っていないことを祈りたい。この2頭の一騎打ちの可能性は強いが、一角崩しならシルヴァリオ ヴェンデッタ の一発。こういった燃え血統に定評のある厩舎だけに嵌れば人気馬を負かすことも可能だろう。どのような走りをするかヴェールに包まれているエンジェルゲームも不気味な存在。安馬といって侮れない力を秘めている可能性も十分。さくらシンクロニシティサノバウィッチも力はありそうだが、上位とはやや差がある印象であくまで押さえでの狙いか。

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