2015年03月03日
着地には失敗した印象も
半月ほどブログが更新出来ませんでしたが、何とか息しています。
仕事の方は相変わらず多忙で如何ともしがたい状況ですが、そんな中でも恒例の予想だけは続けたいと思い今月に入った頃からボチボチと取材(HP巡りや体験版等)を始めていたものですから、他の事に手の回るような状況ではなかったのですね。というわけで積みゲーの処理も滞り・・・まあいつものことなんですけれど。
それでも何とか宿題だけは果たせたというわけで、懸案の積みゲー処理に取り掛かってクリアしたのがグリザイアの楽園(フロントウイング)です。
というかこのゲーム、一昨年に発売されたゲームだったのですね。アニメにもなった(全く視聴していませんが)話題作をよくここまでほったらかしにしておいたものだと自分でも感心してしまうのですが、それでもぼくの怪しげな記憶力でも前作や前々作のあらすじを朧げながら覚えているところを見ると、やはり印象に残る作品だったのでしょう。
そんなグリザイアシリーズの集大成とも云えるのがこの「楽園」なわけですが、藤崎竜太の過去作を見てわかるように着地が綺麗に決まるとは思っていませんでした。
その予想からすれば全体的には悪くないデキといえないこともないですが、それでもヒース・オスロとの対決となるタルタロス部分は駆け足気味な上にラストもどこかで見たような結末で買えない。そういった意味ではこの楽園の面白いといえる部分はヒロインが主人公の雄二を助けようとタナトスやJBと共に奮闘する「ブランエールの種」の序中盤部分と、主人公が登場する以前の話である「プロローグ」部分にあるとぼくは思うのですね。このシリーズの感想でまま見かけた主人公に対するネガティブ意見についてぼくは組していなかったのですが、今回の楽園に関しては不要というよりも何か添え物のように思えてならなかったのです。まあぼくはパセリもしっかり食べるように、添え物が嫌いというわけではないのですけど・・・
それ以上に添え物の扱いとなっているのがHシーンで、本編に存在せず楽園アフターに集中しているところを見ても明らかでしょう。まあ無理に接着剤を入れて本編の流れを壊されるよりもその方がベターなのかもしれませんが、ただ本編でヒロインがあれだけ活躍して主人公(雄二)を救出したというのに、ご褒美のHが1回ずつというのは可哀想だし寂しい。しかも幸と蒔菜は2人で1回という冷遇さ。サブキャラのHシーンを入れて量的には充分なはずなのにどうも満足とまではいかなかったのはこのあたりが原因ではないかと思うのですね。
というわけでこのゲーム単体としては不満が残るデキといっても言いすぎではないのですが、シリーズとして充分楽しませてもらったことを考えれば貶す気があまり起きないというのが正直なところ。このキャラたちが活躍する世界にまた浸りたいと全年齢版のみちる主役のアフターまで購入してしまうくらいぼくには印象に残る作品でした。
仕事の方は相変わらず多忙で如何ともしがたい状況ですが、そんな中でも恒例の予想だけは続けたいと思い今月に入った頃からボチボチと取材(HP巡りや体験版等)を始めていたものですから、他の事に手の回るような状況ではなかったのですね。というわけで積みゲーの処理も滞り・・・まあいつものことなんですけれど。
それでも何とか宿題だけは果たせたというわけで、懸案の積みゲー処理に取り掛かってクリアしたのがグリザイアの楽園(フロントウイング)です。
というかこのゲーム、一昨年に発売されたゲームだったのですね。アニメにもなった(全く視聴していませんが)話題作をよくここまでほったらかしにしておいたものだと自分でも感心してしまうのですが、それでもぼくの怪しげな記憶力でも前作や前々作のあらすじを朧げながら覚えているところを見ると、やはり印象に残る作品だったのでしょう。
そんなグリザイアシリーズの集大成とも云えるのがこの「楽園」なわけですが、藤崎竜太の過去作を見てわかるように着地が綺麗に決まるとは思っていませんでした。
その予想からすれば全体的には悪くないデキといえないこともないですが、それでもヒース・オスロとの対決となるタルタロス部分は駆け足気味な上にラストもどこかで見たような結末で買えない。そういった意味ではこの楽園の面白いといえる部分はヒロインが主人公の雄二を助けようとタナトスやJBと共に奮闘する「ブランエールの種」の序中盤部分と、主人公が登場する以前の話である「プロローグ」部分にあるとぼくは思うのですね。このシリーズの感想でまま見かけた主人公に対するネガティブ意見についてぼくは組していなかったのですが、今回の楽園に関しては不要というよりも何か添え物のように思えてならなかったのです。まあぼくはパセリもしっかり食べるように、添え物が嫌いというわけではないのですけど・・・
それ以上に添え物の扱いとなっているのがHシーンで、本編に存在せず楽園アフターに集中しているところを見ても明らかでしょう。まあ無理に接着剤を入れて本編の流れを壊されるよりもその方がベターなのかもしれませんが、ただ本編でヒロインがあれだけ活躍して主人公(雄二)を救出したというのに、ご褒美のHが1回ずつというのは可哀想だし寂しい。しかも幸と蒔菜は2人で1回という冷遇さ。サブキャラのHシーンを入れて量的には充分なはずなのにどうも満足とまではいかなかったのはこのあたりが原因ではないかと思うのですね。
というわけでこのゲーム単体としては不満が残るデキといっても言いすぎではないのですが、シリーズとして充分楽しませてもらったことを考えれば貶す気があまり起きないというのが正直なところ。このキャラたちが活躍する世界にまた浸りたいと全年齢版のみちる主役のアフターまで購入してしまうくらいぼくには印象に残る作品でした。
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