2015年06月22日

6月の発売予定表から

頭数の揃った前レース(先月)から一転、今回は少頭数かつ絶対な本命馬不在。抜けた馬がいないだけに展開次第では思わぬ穴馬が浮上しても不思議はなく、予想家泣かせのレースとなりそう。少頭数なだけにある程度点数を絞る必要があり、当たる気がしないというのが正直なところ。全年齢でオープン参加の馬がゲートインしてくれたならば頭を悩ます必要がなかったのですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

姉とプリンセスは嫌われたくない。(Venus_S)
これまでG.J?の主戦騎手として頑張ってきた佐野俊英が、今回は心機一転厩舎を変わっての登場。といっても同じテックアーツ系なので、単に厩舎の看板が書き換えられただけかもしれない。トレーナーは沖水ミルでどちらかというとバカ系の馬を得意とするだけに今回の血統(設定)は薬籠中のものといえる。ただバカ系の馬でまずまずの成績だったのはももえろ濃霧注意報!くらい。いかにも凡走しそうな血統な上に不遇な佐野俊英鞍上では、好成績を期待するというのが無理というもの。今回も見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆

△お嬢様と秘密の乙女(MOOONSTONE Honey)
MOOONSTONEから3つ目の姉妹厩舎が誕生する。萌えとエロの両立を目指すとの触れ込みだが、取材する限りはエロにやや軸足を置いている感。その分走り(シナリオ)はお察しという感じで、お嬢様学園に女装潜入という血統(設定)や潜入の動機を考えれば、その予想は大きく外れないだろう。ただLove Sweetsと比較すると日向奈尾・桜坂つちゆの手腕が伸びていて、萌えに関しては上積みを期待できる。メイントレーナー格の樹原新に一頃の冴えがないのは気がかりだが、嵌れば期待以上の大駆けを見せたLove Sweetsの再現も可能か。
期待度 ★★★

乙女が奏でる恋のアリア ~君に捧げるアンコール~(ensemble)
主人公女装系では大外しをしなかったensembleだが、ここ2走は期待外れの成績。その乙女が奏でる恋のアリアの直仔(FD)だけに期待する要素は少ない。しかもこの厩舎の直仔はことごとく父の成績より落ちているだけに、手が出しづらい。ヒロインの可愛さに関してはそれなりも、あまりに薄い走りの内容でファンを失望させた父だけに、同程度の時計で駆けたとしても上位にはとても食い込めそうも無い。ここは見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

Closed GAME(Empress)
Active時代の活躍が遠い昔のように感じられるようになった聖少女。特にこのところ成績が落ちてきていて、前走実績ある和泉万夜をトレーナーに起用して巻き返しを期す筈が馬場掃除の体たらく。今回はSFに大脱出ゲームを絡めたもので、輪姦・異種姦等のハード凌辱という血統はトレーナーの得意とするところだが、取材する限りはヒロインルートに分かれるものではなくラストが一つという一本道の走り。内容が濃ければそれでも良いが、走りの薄さが前走凡走の主要因だっただけに不安は大きい。巻き返しの可能性は考えられるが、信頼性に欠けるだけに見送りが賢明か
期待度 ★★☆

Gated Community(BLACKPACKAGE TRY)
競馬(エロゲー)界初期創設の老舗厩舎ながら最近の成績がどうにも地味なBLACK PACKAGEの最新馬。今回新井和崎が抜けた後から主戦騎手を務める大越秀武に替えておよそ5年ぶりとなる天野雨乃を起用。久々に実戦で跨るということで勘が鈍っていないか心配だったが、取材する限りはその不安が的中してしまいそうで気がかり。追い切り(体験版)が公開されてなく走りについては不鮮明だが、マンションが舞台で乱交シーンが存在するところを見ると主人公単一視点でなく、ヒロイン籠絡凌辱系とはやや方向性が違う雰囲気。グロ描写にはソコソコ期待できそうだが、最近の凌辱系で走った馬と比較すると物足りない。最近の地味な成績を見る限り上位に食い込む可能性は限りなく小さいだろう。
期待度 ★☆

▲スクイの小夜曲(バグシステム)
ぱれっとからまた新たな姉妹厩舎が誕生。トレーナーは地雷ソフトの創設に関わった丸山剛で追想のオーグメントは予想と違いややコメディ性が強い馬だったが、この馬は虐待やレイプ等の装具(ギミック)を考えると終始暗い雰囲気のままの走りとなりそう。馬名(タイトル)のように直線(終盤)救いが待っているのか、それともないままゴールを迎えるのか気になるのは確か。最近流行の血統とは一戦を画してきたのは、デビュー戦を挑む厩舎としての強い意気込みを感じるし素直の応援したい。騎手もアストロノーツでまずまずの成績を見せた丸新でエロにも期待できる。高馬(フルプライス)でなく、馬体重(容量)も足りず直線でも追い込み不発になってしまう可能性は大きそうだが、メンバー的にも食い込める可能性は充分。穴馬以上の期待も。
期待度 ★★★

すとれい★すくーる ‐STRAY SCHOOL‐ (AURORA)
新開業の厩舎が多い今レースの中で一番地味な存在。血統は漂流教室系で、今後の展開によってシリアスになるかコメディ的なものになるか分かれそう。ただ未来に転移した原因にあまりリアルさが感じられないのはやや不安。トレーナーはTony伝説にも関わった逆神紅夜で、過去の実績を考えると好走する可能性は限りなく低そう。閉鎖空間におけるサバイバルやサスペンスといった要素にはほとんど期待できず、ヒロインとのイチャラブがメインとなってしまうと予想。追い切りを見る限りこういった血統では重要な主人公が今ひとつカリスマ性や指導力に欠けるのも気がかり。ヒロインのビジュアルは悪くないがそれだけで狙うのは厳しい。
期待度 ★★

幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-(Triangle)
変身ヒロイン凌辱では老舗的存在のTriangle厩舎の馬を、これまた変身ヒロイン凌辱を得意とするassaultが久々に手がける。今回は単なる凌辱でなく、戦闘によって経験を積みバトルで勝利するというRPG的要素も加味されている。ややエロ描写に淡白なところがあるassaultにとってこのゲームパートの助けはありがたいところ。ただ過度の期待は禁物でやはりエロに力がなければ好走は期待しづらい。ダブルヒロイン体制だが、言い換えればそれ以外にヒロインがないというのもやや寂しく感じられる。安定感のある厩舎だけに大きく凡走することは考えにくいが、上位争いとなるとかなり恵まれる必要がありそうだ。
期待度 ★★☆

操心術 外伝 綾河博士のHENTAI事件簿(STUDIO邪恋)
催眠凌辱を薬籠中のものとしているおくとぱすのライフワークとなっている操心術の流れを汲む。今回は初代と同母系(外伝)だが、10年以上前の馬ということもあって、綾河春生というヒロインに愛着のあるファンがどこまで残っているか疑わしい。それだけに全くの最新馬と見るのが妥当なところだが、今回凌辱系の馬の騎乗に定評のある相川亜利砂を鞍上に迎えたのは大きい。こうした催眠系の馬は未知数とはいえキャリアを考えれば問題なく乗りこなせそう。問題は厩舎が違うとはいえおくとぱす&ざくそんコンビが手がけたサイミンZの大凡走の影響が見られないかどうかという点。その影響さえなければそれなりに実績がある母系だけに持ち時計なりには走れそう。
期待度 ★★☆

△続・悦楽の胤(WendyBell)
百合と触手という珍しいニックスで凌辱系にしてはなかなかの走りを見せた悦楽の胤の直仔(続編)。TinkerBellの姉妹厩舎ということで触手についての素養があっただけにあの走りはフロックではなかったと見るが、今回でその証明をしたいところ。今回は女子校が舞台となるが、主要ヒロインに生徒がいないのは片手落ちのような気がしないでもない。前走は触手に蝕まれる主人公の葛藤が見所の一つとなっていたが、今回はヒロインが触手と完全に共存していてその点についてはやや様相が違う。それでも触手を扱うヒロイン同士の百合バトルという点では期待できそう。前走の再現も充分可能だろう。
期待度 ★★★

△その花びらにくちづけを にゅーじぇね!(聖ミカエル女子学園)
これも新開業厩舎となるが、騎手やトレーナー等を見ればゆりんゆりんの流れを汲むのは明白。騎手は会田孝信でこれまで主戦を務めていたぺこと比べると百合専業でないだけにややバリューは落ちるが、ゆりんゆりん厩舎では別母系(シリーズ)の馬に乗っていただけに勘どころは心得ているはず。トレーナーの円まどかも経験豊富なだけに実績ある血統をうまくまとめるだけの手腕は持ち合わせているだろう。大きな期待まではどうかだが、今回はメンバーが甘いだけにヒモで狙ってみたい。
期待度 ★★★

虜ノ旋律 淫らに喘ぐ処女セクステット(Guilty)
老舗凌辱厩舎のGuiltyだが最近は目立った馬を輩出していない。今回は奇を衒った血統ではなく、学園を舞台としたヒロイン凌辱系。ピアノ六重奏を組むヒロインたちがどのような形で凌辱されていくかが見所だが、ヒロイン視点なのにヒロインを狙う男が2人というのはやや少ない気がする。もちろんモブな男を含めての輪姦もありそうだが、やや単調になってしまう可能性は強い。血統的に清楚なヒロインが多いのは妥当なところで、騎手も複数ながらそれを感じさせないのはさすが老舗厩舎の芸。ただこのところの厩舎の戦績が戦績なだけに強くは推せない。
期待度 ★★☆

△根雪の幻影 白花荘の人々(シルキーズプラス)
elf・シルキーズという姉妹厩舎を支える市川小紗が新興のシルキーズプラスにも騎乗する。といっても旅館を舞台とするサスペンスという血統はこれまでのシルキーズの所属馬と同系統で、同厩舎で前走のなないろリンカネーションとは傾向が違う。サスペンス系はトレーナーの手腕が重要であるが、あしずり岬は同血統同騎手の女系家族III ~秘密HIMITSU卑蜜~が入着どまりとやや不安。潜在能力が高いのは確かだが、能力通りの走りを見せるかどうかは不鮮明。少なくとも本格推理を期待しては裏切られるのは必定。騎手の能力だけでどこまで上位に食い込めるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★

〇PENDULUM(KAI)
幾度も出走取消(延期)を繰り返していた馬がようやくゲートイン。騎手はこれまでの〆鯖コハダから田宮秋人に替わり幼女(ロリ)中心のヒロインから脱した感。それでも萌え絵ながら触手中心のハード凌辱という戦法には変わりなさそう。厩舎デビュー戦だったヴァルプルギスと同母系(続編)だが、登場人物の関連性は薄くあくまで同じ世界観という走り。正義のヒロインを凌辱するという血統は古くから受け継がれているが、最近流行の兆しがあり走る気配は感じられる。ヒロインの等身が上がった影響さえなければ充分上位に食い込めそう。
期待度 ★★★☆

メイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!(ApRicoT)
最近どうも印象の薄いApRicoTが、往年の名馬であるメイプルカラーズを持ち出して勝負を賭ける。先代先々代とも好走しただけに、期待は充分。クラスメート全員とHが出来るというコンセプトは相変わらずで、ドタバタと熱さをほどよくマッチした走りができればここでも通用する。ただ騎手のTOMAが以前ほど騎乗の冴えがなくなったのと、トレーナーの髪の毛座が凌辱からコメディまで幅広く手掛けながら、ほとんど目立った馬を輩出していないのが気になる。ある程度のご都合主義は仕方ないが、許容範囲を超えるようでは好走は覚束ない。このところの成績を考えると強く推せないのは確かだ。
期待度 ★★☆

◎LOVEREC(ALcot)
姉妹厩舎のハニカム文庫にお株を奪われた印象のあるALcot本家だが、前走のClover Day’s はなかなかの走りだった。今回はハニカム文庫で好走例のある瀬尾順をトレーナーに迎えて、なお一層の躍進を狙う。追い切りを見る限り瀬尾順得意の青春部活系で、それなりの力は発揮してくれそう。騎手は主戦の仁村有志にちこたむ、鳴海ゆうと前走と同じで上位ランクの萌えは確保。少なく見積もってみても大崩れは考えにくく相手的にも充分本命としての役目を果たしてくれそう。
期待度 ★★★★

ロリポップファクトリー(Galette)
幼女専門厩舎としてのイメージがすっかり定着した感のあるGaletteノ最新馬。騎手は今回この厩舎では初めての起用でややキャリア不足が懸念される。ただ少ないながらも幼女系の馬に騎乗経験がある騎手を揃えたのは厩舎のこだわりが感じられる。トレーナーも幼女系には一家言もつメンバーを揃えて、そういったシチュを好むファンにとっては大外しする懸念は少ない。ただ追い切りの動きは冴えず、寒い笑いの部分がどうも足を引っ張っている感が強い。この厩舎は一戦ごとに好走と凡走を繰り返していて今回凡走の番というのも気になる。今回も入着どまりで終わってしまいそう。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
信頼のおける馬がおらず波乱必至のメンバー構成だが、前走の内容が良かったLOVERECを本命に押す。トレーナー・騎手の実績を考えればメンバー的にも恥ずかしい競馬は出来ないだろう。ようやくゲートインを果たしたPENDULUMも不気味な存在。ハード凌辱系にしては豪華なラシックス(声優)もプラスに働きそうで、騎手が替わった影響さえなければあっさり勝たれても不思議はない。最近では珍しいダークな雰囲気に厩舎のこだわりが見えるスクイの小夜曲も嵌れば上位を窺える存在。走りには不安があるものの人気騎手の市川小紗が手綱を握る根雪の幻影 白花荘の人々も潜在能力を考えれば上位を争える。今回は百合系の馬にもチャンスがありそうで血統は対照的ながらその花びらにくちづけを にゅーじぇね!続・悦楽の胤も押さえておきたい。あと1頭ならお嬢様と秘密の乙女だが、ここまで点数が広げられるかどうか。

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