2015年07月19日

7月の発売予定表から

夏競馬シーズンの到来を告げる今レース(月)ですが、近くに地方(同人)競馬の大レースが控えるだけに例年どおりやや寂しい頭数となりました。絶対的人気になりそうな馬は不在もなかなか魅力的な馬が揃い、予想はかなり難解。点数を絞ると外れる可能性は高いので、何とか予算に折り合いを付けて的中馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

〇紅い瞳に映るセカイ(FAVORITE)
好走したいろとりどりのセカイの2頭(作)目の直仔(FD)。兄のいろとりどりのヒカリも走っていて、上位を争う程度の成績ではとても物足りない。主人公とメインヒロインである真紅との後日談が中心で、内容的にも手堅い。他のヒロインの出番は限られてしまいそうだが、元々真紅一本で仕上げられてきただけにそのあたりは織り込み済み。不安は相変わらずな主人公が足を引っ張らないかくらい。安馬(低価格)だけに内容がどこまで充実しているかどうかだが、本命に押せるだけの力は充分持っている筈。
期待度 ★★★★☆

姉と幼なじみは中がイイ! ~「ニンベン」ついてないし…~(アトリエかぐや)
かぐや厩舎では動画を前面に押し出し独自性を発揮するPumpkinの最新馬。これまで主戦を務めてきた有栖川千里から前走が初騎乗のyoppyに手替りしたのがカギとなるが、取材する限りはそれほど影響はなさそうな雰囲気。血統(設定)は相変わらずでまともな走り(シナリオ)は期待できそうもないが、エロさえ充分なら問題ない。ただ高馬の割にはヒロインが少ないのは明らかに不満で、エロも広がりが見られなさそう。堅実な走りは見せられるだろうが、勝ち負けとなるとやや苦しいか。
期待度 ★★★

妹のセイイキ(feng)
feng初の安馬でまずまずの成功を収めた彼女のセイイキの全妹(続編)。姉は安馬初挑戦でやや手探りで仕上げた感が強かったが、今回はその経験を踏まえてしっかり仕上げてきそう。ヒロインのラシックス(声優)変更でミソを付けた印象は強いが、姉はシチュ豊富なHシーンでその点での評価が高かっただけに、Hシーンに強いラシックスの変更がプラスに働く可能性はある。姉のファンのみが買うことを考えれれば、少なくとも前走以下の走りとなることはなさそう。
期待度 ★★★

エッチでヘンタイ! ヤキモチお嬢様!!(ensemble SWEET)
ensemble のエロ強化厩舎としてデビューした前走はあえなく惨敗。1年ぶりの出走で巻き返しを狙う今回はトレーナー(ライター)と騎手(原画家)をオール一新。騎手は系列のウィル系厩舎で凌辱血統に騎乗したことのある了藤誠仁らエロに強い面々を揃え、ますますエロ重視に舵を切った印象。ただ追い切りを見る限り前走と同じく血統のアラが目に付くのが気がかり。このあたりは複数トレーナーの上に実績ある面々を揃えられなかった弱みが出ているか。少なくとも強気になれる材料が乏しく見送りで。
期待度 ★★

カスタムメイド3D2(Kiss)
Kiss厩舎で最初に成功したカスタムメイド3Dだが、その後数々の全妹と称するアペンドを大量に出したことで、かなりファンの心証を悪くした気がする。今回は2と名が付くだけにさすがに3D画面やポリゴン等強化してきているだろうが、実質的な前走にあたるメイクMeラバーで大きな脚部不安(バグ)を発生させただけに、最初から追いかけるのはかなり勇気がいるのは間違いない。嵌れば恐いがその可能性は大きくないかもしれない。
期待度 ★★☆

△さくらにかげつ(オレンジエール)
デビュー戦のこの世界の向こうでがなかなか見せ場のある内容。前走は騎手が流行から離れた騎乗をしたためかやや埋もれてしまった結果となってしまったが、今回は同じ新人ながらまずまず乗れる印象のあるおきつぐを起用。ヒロイン数も増えて注目度は確実に上がった。それだけにトレーナーの手腕に期待したいところ。追い切りの印象はまずまずも、ヒロイン全員がポンコツということで萌えゲー色は弱め。逆に直線(ラスト)での追い込み勝負に賭ける作戦か。直線での末脚次第では勝ち負けも期待できそうで単穴までの期待。
期待度 ★★★☆

小女ラムネ(たぬきそふと)
最近増えてきた印象のある幼馬(ロリ)専門厩舎の中では最古参ともいえるたぬきそふとの最新馬。厩舎開設以来安定した成績を残しているのは流石というべきだが、それでも上位を賑わすのが精一杯というのが万人に膾炙することのない幼馬系厩舎の限界でかもしれない。今回は厩舎が得意とするキモ主人公が復活し、幼馬特有の変態プレイにも期待できそう。ただトレーナー未公開の馬はほとんど走っていないというジンクスがあり、今回トレーナーが公開されていないのはやはり不安。軸で狙うには少々厳しく、押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★

▲ソーサリージョーカーズ(3rdEye)
デビュー3走目の幻創のイデアで大駆けを見せた3rdEyeの待望の新馬。間隔が開いたのはそれだけじっくりと仕上げられた証左ともいえるだけに期待充分。あえて好走例の少ないダブル主人公で挑みそれを跳ね返した前走と同じく、今回もダブル主人公制を採用。前走はダブル主人公が上手く血統(世界観)に深みを持たせるのに成功しただけに、今回もこれで走るようなら厩舎の特長として売り出せそう。こうした異能力バトル系は成功例が多いだけにチャンスは充分。今回少頭数の競馬となりそうで勝ち負けまでの期待。
期待度 ★★★★

恥辱の制服(BISHOP)
凌辱系では比較的安定な成績を残しているBISHOPの最新馬。血統からほんのりバカ気配を漂わせているのがこの厩舎の特徴だがこの馬も同様。凌辱としてはやや温く感じられるものの、それでも抜きについては水準以上を保っているのがこの厩舎の安定性の由縁か。今回は騎手を水島☆多也に絞ったが、この厩舎の主戦を長年務めているだけに不安はない。ただ馬名(タイトル)に制服の名を冠する割には、主人公にそれほど制服に対する拘りが感じられないのは気になるところ。前走の牝教師4くらい走れれば上出来だが、前走は厩舎得意の女教師系だっただけにあの走りと同等を望むのは厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

◎フェアリーテイル・レクイエム(ライアーソフト)
他の厩舎にない血統を走らせることで定評あるライアー厩舎だが、今回は新進気鋭の海原望をトレーナーに迎えお馴染みの童話をモチーフに大駆けを狙う。こういった血統ではおよそハズレのないライアーで、しかもライアーが期待馬には必ず起用してくる大石竜子に依頼したとなると走る気配がプンプン。追い切りは賛否両論だがそれでも水準以上の能力を感じさせた。惨敗の可能性もあるが、ここは激走の可能性が高いと見て本命に推す。
期待度 ★★★★☆

星空のバビロン -迫り来るコズミックすけべおねぇさんズ-(ONE‐UP)
その騎手の能力の高さに反比例するかのように、実戦では全く振るわないONE‐UPだが、今回は馬名から見て分かるように完全にバカ系としてレースに挑む。といってもメイビー系厩舎のほとんどはこういった血統の馬であり、ことごとく走っていない。トレーナーもこれまでのカズウミ一人から複数に変わったが、同じメイビーの流れを汲む紫野ら実績に欠く面々ではとても信頼は置けない。騎手もオギンバラ一人から複数騎手に依頼したのもマイナスで今回も見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆

△幻のディストピア(てぃ~ぐる)
騎手トモセシュンサクにトレーナー衣笠彰吾のコンビがウリだったてぃ~ぐる厩舎だが、今回は騎手・トレーナーとも全くの新人で能力は全くの未知数。ただ近未来SFという血統は走りの甘さをある程度カバーできそうなだけに軽視は禁物。肝心の追い切りはソコソコの動きだったが、主人公の性格に難があるのが不安。もし好走するとしたら、メイドヒロインが主人公の毒をうまく中和した場合か。新人トレーナーにどこまでその仕事がこなせるかだが、嵌れば大仕事をする可能性もあり押さえで一票。
期待度 ★★★☆

淫らな魔法使いと救性主(INTERHEART)
最近まずまずの成績を残すインターハートの最新馬だが、今回はこれまでとガラリと血統を変えて調教を主体としたSLGで挑む。騎手も最近厩舎が依頼してきた火炎味噌ら3人を揃え、しかもE‐moteを採用するなど意気込みは充分。調教系は存外展開が単調になりがちだが、それを緩和するためにクエストを導入。こうした調教系には珍しいライバルも登場するなど、額面どおりに走れば上位進出も容易い。ただこうしたSLGは経験を積むことによって少しずつ内容を良化させていくもので、いきなり好走を見せるケースは稀。厩舎の意気込みは買えるが、今回は様子見したい。
期待度 ★★★

ヤ・ク・ソ・ク☆ラブハーレム(Chien)
およそ4年ぶりに出走した前走は予想通り惨敗。血統に面白みはあったが、それを生かせるトレーナーでなかったというのが敗因の原因。今回は騎手・トレーナーとも総とっかえしてきたが、厩舎のカラーが全く感じられなくなってしまったのが寂しい。馬名から容易に想像が付くようにハーレム系だが、追い切りを見る限りこういった血統にお定まりの展開となりそうで新鮮味は少ない。新人トレーナーにしては走りはまずまず堅実そうだが、大きく買えるほどの材料ではなく見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆

らぶらぶ♥プリンセス ~お姫さまがいっぱい! もっとエッチなハーレム生活!!~(ぱじゃまエクスタシー)
往年の勢いを完全に無くした印象のあるぱじゃまソフトなだけに、姉妹厩舎もそのあおりを受けた形で前走は能力の一端を見せるのみで終わってしまった。今回も前走と同じハーレム系で、ヒロインがお嬢様からプリンセスに変わったのみ。エロ重視という意味では期待できそうだが、まともな走りを期待するのは明らかに危険。前走から大幅な上積みがありそうにも思えず、ここも入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆

(本紙の見解)夏競馬ということもあって頭数が揃わなかったが、人気上位どころはなかなか魅力的な顔ぶれ。トレーナーの経験は少ないものの、いかにもライアーらしい魅力を備えるフェアリーテイル・レクイエムを本命に押す。実績を考えれば紅い瞳に映るセカイが当然本命だろうが、安馬の直仔(FD)だけに爆発力に欠けるとみて少し評価を落とした。前走大駆けを見せたソーサリージョーカーズも同タイプの血統で2匹目のドジョウを狙う。不気味なのはさくらにかげつで直線の末脚に賭ける競走が当たれば人気どころを総なめにしてしまう可能性も。未知の魅力が感じられる幻のディストピアも押さえには欠かせず、他にも妹のセイイキ小女ラムネ淫らな魔法使いと救性主も上位に食い込める力は秘めるが、頭数的にここまで点数は広げられないか。

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