2015年10月17日

10月の発売予定表から

このところ少頭数で出走(発売)馬(ゲーム)のレベルも物足りないレースが続いていましたが、今回は久々に頭数が揃いレベルの高い競走が見られそう。長らく出走が待たれていた人気馬もようやくゲートインした上に、前走好成績を上げた厩舎も多く馬券的にも妙味がありそうな予感。ただむやみに点数は広げられないだけに、どの馬をオミットするか投票直前まで頭を悩ませることになりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

天ノ空レトロスペクト(Glace)
幼馬(ロリ)専門厩舎(ブランド)として存在感を高めつつあるGaletteとは対照的に姉妹厩舎のGlaceはデビュー以来尻すぼみの成績に終わってしまっている。騎手(原画家)も1戦ごとに格が落ちているように感じられるだけに、この成績も当然といえば当然か。今回Galetteで主戦騎手を務めているひさまくまこを起用して、前走のイメージを払拭するのに懸命。ひさまくまこも幼馬専門の騎手というわけでないだけに乗り味は悪くなさそう。ただ肝心のトレーナー(ライター)の能力が伴っていない。Galetteの所属馬で唯一惨敗に終わったロリポップファクトリー の上下さゆうとえじむらに大きな期待を掛けるのは酷で、実際追い切り(体験版)の動きも今ひとつ。今回のメンバー相手ではとても勝負にならないだろう。
期待度 ★☆

アンラッキーリバース(ういんどみる)
萌えに特化して走り(シナリオ)は今ひとつというういんどみる厩舎で近走見所のある走りを見せたのがHyper→Highspeed→Genius。その直仔(FD)でコンビを組んだミヤスリサとなるせめるちを鞍上に起用してその再現を狙う。ただトレーナーの顔ぶれは替わり、さしたる実績を残していない夕凪和泉と今回初調教といっていい橘田憂の2人となると厳しそう。この世界ではお約束のラッキースケベを全面に押し出すだけにコメディ・エロの両立を狙う作戦だろうが、少なくとも走りの内容が伴わないようでは好成績には結びつかない。今回は大きな期待が出来そうもない。
期待度 ★★

△エロ漫画家さんと貧乏姉妹 (娘娘)
最近精力的に姉妹厩舎を開設しているぱれっと厩舎だが、また新たな厩舎が誕生した。中価格帯の馬が中心というLamiaとお台(販売価格)は同じだが、凌辱がメインだったLamiaと比べて明るいエロが主軸となりそうで主戦騎手を務めそうなたまひよにとっては、こちらの方が手が合うかもしれない。トレーナーのすまっしゅぱんだはアトリエかぐやで同血統の馬を多く手がけていて経験豊富。走りに大きく期待できそうもないが、主人公のエロ漫画家という点を生かす戦法が嵌ればこのメンバーでも善戦も可能。動画(Hアニメ)の助けもあり抜きにも期待できそうで、大穴で狙ってみる手はありそうだ。
期待度 ★★★

オーク様と魔女(SPEED)
ジャニス系厩舎の一つであるSPEEDだが、各中小厩舎に庇を貸すというのが実態であり、抜き中心という点は一致しても血統やトレーナー・騎手はバラバラ。今回は解散したシルバレで日野亘や沖水ミルと主戦トレーナーを務めていた有梨つかさがおよそ6年ぶりに復帰するというのが一番の注目点。騎手で名が知れているのは大ベテランのさっぽろももこくらいで他は新人同様といった顔ぶれ。オークを主人公にヒロインを凌辱するというアンチヒーロー血統に分類されそうな馬だが、こうした凌辱血統でほとんど実績を残していない有梨つかさがどこまで馬を仕上げられるかは未知数。出走取消(延期)を繰り返した臨戦過程も不鮮明なだけにここでは狙えそうも無い。
期待度 ★★

堕ちていく聖戦使ルナティックエンジェルズ(シルキーズSAKURA)
厩舎デビュー戦こそベテラン騎手吉野恵子の手腕でまずまずの競走をしたシルキーズSAKURAだが、2戦目は入着も果たせず。今回は鞍上が吉野恵子から全くの新人に変わっただけに前進よりも後退してしまう可能性は強い。トレーナーの中野一人は前走大敗の大きな要因だっただけに期待できないし、変身ヒロイン凌辱血統も最近は目新しいというほどでもない。唯一ヒロインのリーダー格が幼馬(ロリ)というくらいが新鮮なものの、取材する限りそこを強く推すということもなく騎手も手馴れていないとなれば、浮上する要素はほとんどなさそう。相手も強力なだけに馬群に揉まれたままレースを終えてしまいそうだ。
期待度 ★

吸血姫のリブラ(onomatope* )
onomatope* 厩舎が1年ぶりに出走してきたが、これまで主戦トレーナーを務めてきた紫苑憧朋香から姉妹厩舎のC:drive.で起用されてきた亜遊夢と海原楓太に変更。これまでのonomatope* とはやや雰囲気が違う吸血鬼血統とあって、同じ目で見るのは禁物か。この厩舎で吸血鬼というと姉妹厩舎であるめろめろキュートで走ったドラクリウス を思い出すが、そこまでの走りを期待するのはトレーナーの実績から考えると虫が良すぎるかもしれない。確かにこうした厨二系は思わぬ大駆けを見せることはあるが、今回のメンバー構成を考えるとその可能性は限りなく低そう。騎手のミヤスリエは悪くないが、他の馬にも騎乗するだけにこの馬にまで出番が回ってこないだろう。
期待度 ★★☆

剣聖機 アルファライド(ETERNAL)
長距離(RPG)血統専門厩舎のETERNALの最新馬。かなり前から出馬登録されていたが、長期間出走できなかっただけに脚元不安(バグ)や(ゲーム)バランスの悪さがいかに解消されているかが好戦のカギとなりそう。この厩舎もデビュー戦のユミナ以降はやや尻すぼみの成績で、実績ある高瀬奈緒文への信頼もやや霞んできた感。騎手もウィル系列厩舎の主戦すべてに声を掛け、どこのげーせん18厩舎かと言いたくなるような多人数起用。凡走の可能性を多分に含む主人公2人制を採用したのも微妙。ポテンシャルは高いものはあると思うが、それを生かせる環境が整っているかどうかとなると疑問点が多い。
期待度 ★★☆

△恋×シンアイ彼女( Us:track )
最近本家が新馬を走らせてこないユニゾンシフト系列だが、姉妹厩舎の方は新規開業を含め精力的な動きを見せている。Qoo brandに続き新島夕をトレーナーに起用し、等身大の恋愛劇という戦法で挑む。ただ新島夕はこれまでファンタジー要素を含む血統を得意としていて、こういった馬となると未知数。その上他のトレーナー連も実績的に頼りないとなると、不確定要素が多すぎる。幸い追い切りの動きはまずまずで雰囲気は悪くない。ただヒロイン4人でトレーナーも4人となると一人1ルートを担当しているというのが妥当なところで、得てしてこういった起用をする馬はルート格差が激しくなるというのが定番。それにも増して心配なのが、ルートによって主人公やヒロインの性格が違ったりしてこれまでの雰囲気をぶち壊しにしてしまわないかという点。人気になりそうだが、不安点は多い馬だ。
期待度 ★★★☆

〇こころリスタ!(Q-X )
零細厩舎Q-X の名を一躍世に広めたこころナビから12年。その血統を受け継ぐ馬が出走するとあってオールド競馬ファンの注目を集めている。こころナビはあの当時実妹攻略不可という制約を逆手に取った走りが見事であったが、今回は当然あの戦法は使えない。といってもデビュー戦を含めかつてはユーザーを驚かせる新機軸を用いてきた厩舎だけに、こころナビの後継を称する以上は何か隠し球を用意しているはず。主人公がコミュ障で癖があるのは難だが、この血統だけにそれは織り込み済み。萌え要素よりも走りで勝負する馬だけに、嵌れば大駆けも充分可能。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★

コドモノアソビ(Lump of Sugar)
梱枝りこが厩舎を去り、萌木原ふみたけの双肩に厩舎の浮沈が掛かるようになってからここ3走は馬券圏内には届かない成績に終わっている角砂糖厩舎。今回はイチャラブ得意の保住圭をトレーナーに起用し、これまで主戦を務めていたしげたと保桜が援護する形。もう一人の水月紗鳥も別業界での実績もあり、最近では一番層は厚い。萌木原ふみたけとイチャラブの親和性も高く、羽鳥ぴよこも助けるとなると、萌えは充分期待できる。ただ追い切りが公開されてなく、実際どのような走りをしているのかは未知数。これまでの戦績を考えると、いきなり飛びつくのは危険。押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★

◎サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-(枕)
出馬登録から幾星霜。出走取消も多くようやくゲートインの運びとなったのは感慨深い。過去のケロQや枕の所属馬の血脈を取り入れ、いわば集大成となった馬だけに期待するのは当然。名馬素晴らしき日々 ~不連続存在~ほどの能力はないとしても、それに近いだけの走りは期待できる。ただあまりに期待感が大きいだけにそれを裏切ったときの反動は恐い。といっても時間を掛けて仕上げてきているし、トレーナーの能力を考えればやはり凡走は考えにくい。人気にはなるがちょっと逆らえそうにもなく本命は当然だ。
期待度 ★★★★★

姉妹となう。(Waffle)
なう。を冠する馬も今回で5頭め。血統的にも関連性は低く、しかも今回騎手まで変更となると、始祖の真希ちゃんとなう。の原型はほとんど留めていないといっていい。この血統はインモラルなシチュが持ち味となっていて、この馬もその点については備えていそう。ただ実の姉妹とのインモラルイチャラブという血統は今となってはさほど目新しいとはいえない。本来ならサブヒロインに主人公と姉妹の関係を掻き回してもらいたいところだが、いずれも非攻略キャラではやはり役不足。その上メンバーが強力とあっては、とても狙えないだろう。
期待度 ★★

白濁の少女(縁)
ファンタジー世界を舞台に萌え系でありながら派手な凌辱を武器にする縁だが、今回は凌辱系では定番ともいえる学園が舞台ということでやや独創性に欠ける面がある。過去あったゲームブック形式といった捻りもなさそうなだけに、近走以上に馬群に埋もれてしまう可能性は強い。以前と比べると騎手の浅賀葵の手腕にもやや乱れがみられるのも気がかり。これでは武器であるはずの凌辱と萌えのアンバランスという持ち味にも翳りがありそう。残念ながらとても買えない。
期待度 ★

せぶんぴ~す! 淫ちてゆく少女たち(アボガドパワーズ)
久々に出走した前走が見る影もなく大惨敗。あの競走を見る限り、一世風靡した老舗厩舎の復活が見られるのはまだ遠い先と思えた。それだけに今回も厳しい競馬となりそうだが、凌辱系で確実な仕事を見せる黒石りんごを鞍上に起用したハートフルADVというのがやや斬新。といっても血統的に普通の和姦抜き系ではなく、展開によっては凌辱展開にも移行する両面作戦の様相。ただこういった戦法はどっちつかずに終わってしまう可能性が大きくて、トレーナーも今回が初陣となると大きな期待はしづらい。入着があれば大成功だろう。
期待度 ★☆

△ちんくる★ツインクルフェスティバル!(DigitalCute)
一見萌え系ながら、それに留まらない独特の血統を送り出すDigitalCuteの最新馬。今回はこれまでとは様相が違い、主人公女装潜入ものだが、スタート直後から、主人公が局部を晒すという斬新かつ頭が痛い展開。ここまでバカに偏った女装系は記憶がないが、バカエロに重点を置いた戦法は悪くなさそう。ただあてゅ・わぁくす時代ほとんど活躍馬を出せなかった玉城琴也画トレーナーというのは不安が多い。これまでどちらかというとヒロインを調教したり凌辱したりすることが多かったDigitalCuteが、逆に主人公がヒロインに攻められるという展開がどう出るか。ここはメンバーが強力なだけに、一線級と比較すると足りないと見るのが妥当で、押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★

通心ぼ~ママにもナイショの時間割(マーブルCandySoft)
幼馬を武器にまずまずの走りを見せた隠恋ぼ ~二人だけのヒミツの時間~の直仔(続編)。騎手が田辺京からsantaに乗り替わりとなったが、直仔を称するだけに馬の傾向は変わらないだろう。ただ前走の走りには騎手の田辺京が果たした役割は大きくて、雰囲気は変わらないとしてもどこまで受け継いでいるかは微妙。トレーナーもガラリと入れ替わっただけに余計に不安に感じる。全くの凡走は考えられないまでも、この強力メンバー相手に馬券に絡むまでの走りを見せられるかどうかというとやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★★

はにつまHs~アフターウェディング(boot UP!)
馬名どおりはにつまの直仔(FD)だが、父(本編)自体悪くない競走を見せたものの入着には足りない成績だっただけに、大きな期待はできそうもない。元々この厩舎自体大物馬を排出した例はなく、入着に足りるかどうかという中級馬を堅実に走らせているだけに、この強力メンバー相手に真っ向勝負は厳しい。こうした後日談系はこの厩舎の得意とするところで、抜きに関しては平均以上のレベルは備えている筈。それでも今回に限っては上位に食い込む可能性は低いと言わざるを得ない。
期待度 ★★☆

△PRIMAL×HEARTS 2(ま~まれぇど)
ま~まれぇど厩舎で初めて上位に食い込んだPRIMAL×HEARTSの直仔(続編)。走りに特徴があったわけでなかったが、毛色(CG)やイチャラブなどどれもが平均点以上でまとまっていたのが好走の要因か。今回も血統は同じものを使い、ヒロインを変更したという内容。走りについては前走より上向く可能性は少なく、逆に出涸らしとなってしまっている可能性は高い。ヒロインの可愛さに関しては当然高いものがあるし、エロについてもこの厩舎は高いレベルを持っているだけに期待できそう。といっても今回はいかにもメンバーが強力で、走り以外のまとまりで勝負できるとは思えない。あくまで恵まれての狙いか。
期待度 ★★★

魔法姫士アリカ&リン 乙女に群がる男たちの魔の手「それでも私たちは負けない!!」(エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の安馬専門厩舎エレクトリップ。ここ毎レース馬を出走させるという短いローテで使ってきているが、肝心の成績は今ひとつ。いずれも手腕には定評のある騎手を起用してのものだけに言い訳が利かない。今回もキャリアこそ少ないものの伸びしろが多そうながおうを鞍上に迎えたが、魔法少女ヒロイン凌辱という目新しさのなし血統でどこまで戦えるか微妙。安馬だけに走りに広がりがあるとも思えないだけに、これまでの厩舎の実績どおりの成績に終わってしまいそう。
期待度 ★★

ロイヤルガーデン ~乙女に恋する皇子の戯曲~(あざらしそふと)
前走がデビュー戦だったあざらしそふとの2戦目。デビュー戦は主戦騎手のピロ水が鞍上だったが、今回はBaseSonの所属騎手だった神剣桜花を鞍上に迎えて前進を見込む。主人公は皇太子の影武者としてお嬢様ヒロインと接するという血統だが、こういった凝った血統を仕上げるにしてはトレーナーの顔ぶれは心もとない。今回ほぼ1年ぶりの出走となるが、年末にピロ水騎乗の馬が出走予定なだけに、この馬に対する厩舎の期待はさほど高くないように思える。今回は見送りが妥当なところか。
期待度 ★★☆

▲私が好きなら「好き」って言って!(Chuablesoft)
初めて手がけたあの晴れわたる空より高くの好走で一躍注目トレーナーの一人となった範乃秋晴の2戦目。デビュー戦は学園でのロケット制作をテーマにした血統が当たったのだが、今回はヒロインとのイチャラブを中心とした萌え系と血統的にはかなり様相が違う。こうした全く違う血統の馬を仕上げることが出来るならトレーナーの手腕も本物といえるが、正直五分五分といったところかもしれない。ただこうした血統についてはSugar+Spice! らを輩出した厩舎ということでそれなりに信用はできそう。凡馬の可能性も多分にあるが、トレーナーの力を信じて厚めに印を打ってみたい。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)
久しぶりに頭数が揃い激戦ムードが漂う。それでもサクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-の力が一枚抜けている。デビュー前から大きく期待されていた血統で人気にはなるが逆らえない。他馬で互角の勝負を挑めそうな馬は見当たらないが、走りに重点を置き大駆け気配が漂うこころリスタ!を対抗に抜擢。トレーナーの手腕が見所の私が好きなら「好き」って言って!も地力はありそうで勝敗圏内。抜き系ではエロ漫画家さんと貧乏姉妹の動きが良く惑星以上の評価に。人気になっている恋×シンアイ彼女は能力以上に評価されている嫌いがあってやや割引き。PRIMAL×HEARTS 2も同様で、それなら厩舎の安定度を買ってちんくる★ツインクルフェスティバル!の方が馬券的には妙味がありそうだ。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t112412
上の画像に書かれている文字を入力して下さい