2015年12月14日

12月の発売予定表から

いよいよ今年も押し迫って最終レース(12月)。過去最終レースに必ず走らせてきた有力厩舎が存在しましたが、このところはここに照準を合わせて使ってくるということは見られなくなりました。それでも休み前ということで、SLGやRPGといった長く遊べる長距離血統に展開が向く可能性は一考したいところです。果たして終わりよければすべてよしといった結果になるでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

△アマカノ ~Second Season~ (あざらしそふと)
厩舎(ブランド)デビュー戦でなかなかの走りを見せたアマカノの直仔(続編)。雪国を舞台としたのはそのままにヒロインを一新。父(前作)よりお台(価格)が上がったのは微妙も、ヒロイン数が増えたことを考えると止む無いか。追い切り(体験版)はそれほど目立った動きではなかったが、好評だった雰囲気の良さは父同様でその点は安心できる。ヒロインの布陣がやや定番過ぎて新鮮味は感じられないが、奇をてらわずに萌え一本で勝負する腹積もりか。あとエロが極端に薄くならなければ、父同様の走りを期待して良さそう。
期待度 ★★★

△IZUMO4 (Studio e.go!)
エゴの屋台骨を支えたIZUMO血統から7年ぶりに後継(新作)が出走。でぼの巣製作所でなくエゴから走らせるところに何か思惑があるかもしれないが、オールド競馬(エロゲー)ファンには懐かしい血統が復活したというのは感慨深い。トレーナー(ライター)はさすがに高橋直樹ではなかったが、高濱亮と昏式龍也を起用してきたのは驚いた。lightでの実績を見て分かるように燃えに定評のあるトレーナーだけに、血統との相性も良さそう。後は脚元(システム)がどうでるかがカギ。年末出走ということを考えると、長距離に適正があれば好走もありえる。といっても近走を考えると過大評価は禁物。あくまで押さえでの狙いか。
期待度 ★★★

お兄ちゃん!! 射精の管理は妹に任せて!! (アトリエかぐや)
有栖川千里とmeroがタッグを組んだアクよめ! 悪魔な嫁に絞られるはもう一つ伸び切れず。かぐやの人気騎手2人が組んだだけに入着できなかったというのは寂しい。ただ今回はmeroが得意とする妹系。ただ以前のような可愛い系の妹ではないだけに、過去走ったたまはじ!のような走りを期待すると微妙に感じるかも。それでも抜きを考えればかなりレベルは高い。妹一本でなく妹の友人も絡めて、妹たちにHで責められる兄というシチュが楽しめるなら問題なさそう。時計が掛かるなら食い込んでくる可能性もあるか。
期待度 ★★★

お兄ちゃんティーチャー ~秘密の授業を希望します!~ (Galette)
幼馬(ロリ)専門厩舎としてはもはや新興勢力とはいえなくなってきたGalette厩舎だが、前走のロリポップファクトリーは期待ハズレの結果に。巻き返しを狙う今回は、まずまず成功した お兄ちゃん、右手の使用を禁止します! と同系で浮上を狙う。ただ学園ものと妹系の両立というという厩舎の狙いは分からないでもないが、主人公が先生で生徒が妹4人だけという血統(設定)では幅の広さはなく、本来の学園系らしい走りは期待できそうもない。トレーナーも幼馬の調教での実績は今ひとつ。追い切りの気配も平凡で大きな魅力に欠けるだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★

姦染 CLIPPING CHRONICLE (SPEED)
凌辱抜き系では随一の実績を誇るジェントル佐々木が主戦騎手として全馬の手綱を握っているのがSPPEDの看板母系(シリーズ)である姦染。今回はネット投票(専売)ということで安馬(低価格)となっており、馬体(容量)については期待できなさそう。姦染の持ち味である乱交シーンもヒロイン数が絞られることによって幅が狭くなってしまうと見るのが妥当。もちろん安馬としての武器を活かし無駄な部分ををバッサリ刈り込んで走れる態勢を整えてくる可能性はあるが、その確率は低そう。見送りでいいだろう。
期待度 ★★

▲機関幕末異聞 ラストキャバリエ (キャラメルBOX)
おとボクののり太と嵩夜あやのコンビが古巣のキャラメルBOXに戻っての初戦のセラミラスの天秤は見所ある走りは見せたもののファンの期待に応えたとは言いがたい部分はあった。それだけに今回は期するものがあるだろう。過去競馬(エロゲー)界では何度も取り上げられた新撰組が舞台ということで、新鮮味には欠ける部分はあるが、そこは嵩夜あやの手腕に期待したい。歴史系ということである程度ファンの素養が必要となるだろうが、主人公の沖田総司と史実ではあまり絡まない坂本竜馬や佐久間象山がヒロインの一角を占めるところを見ると、史実を忠実に追うタイプではなく広くファンに受け入れられる可能性は強い。個別ルートがあっさり気味だった前走の反省を生かせれば勝ち負けを争える能力はある。
期待度 ★★★★

巨乳令嬢MC学園 (ルネ)
最近巨乳を冠名とした馬を中心に走らせているルネの最新馬。ただ巨乳系はライバルが多く存在感が発揮できていないのは確か。今回もこの母系に騎乗しているスカイハウスが鞍上だが、年上ヒロインを得意とする騎手だけに学園が舞台という馬への起用はやや手が合わない嫌いも。虐げられた主人公がヒロインを洗脳して逆襲するという血統は定番すぎて魅力は乏しい。老舗厩舎でベテラン騎手が鞍上ということで、抜きに関してはある程度信頼できるが、それだけの材料で好走を期待するのはやはり苦しいか。
期待度 ★★

QUINTUPLE☆SPLASH (Parasol)
人気騎手を多く輩出したF&C厩舎出身のちこたむを主戦として擁してきたParasolだが、今回は魚にみけおう、ゆき恵、桜はんぺんといった複数騎手に依頼。起用した騎手の知名度はちこたむに劣るものではないが、ヒロイン1人に騎手1人という分業体制はこれまでの厩舎のイメージをやや損ねた嫌いも。ただこれまで所属馬が好走した例はないだけに心機一転の意があったかもしれない。ただ不振の原因は萌え系として平凡な走りを続けていることにあって、トレーナーの顔ぶれが変わらないことには巻き返しは難しい。追い切りの動きも冴えず今回も期待できそうもない。
期待度 ★☆

狂いの月 (地雷ソフト)
厩舎開業時に関わった丸山剛が離れ、新たにスタートを切った形だった螢火ノ少女は大惨敗。トレーナーの名前から大きな期待は最初からしていなかったが、それにしても負けっぷりは酷かった。あの競走から変わり身を期待するのは厳しいが、前走よりは走りそうな気配は漂っている。ただシミュレーションADVと謳う割りには、脚元(システム)は不鮮明で、追い切りも公開なし。凌辱系であるのは間違いなさそうだが、どのような走りをするのか想像つかない。といっても多少の変わり身を見せたとしても、スタッフの顔ぶれから考えて厳しいレースとなるのは間違いなさそう。
期待度 ★★

賢者の贈り妹(脳内彼女)
脳内彼女といえば騸馬(男の娘)という印象が強いが、古くからのファンなら妹系と答えるかもしれない。そんな妹オンリー系では久々の出走となった前走のな妹き! は入着どまり。それでも高馬(フルプライス)でないというハンディを負っていたことを考えればまずまずの時計で駆けたといえる。今回も同価格帯だけに大きな変わり身は難しいだろうが、ヒロインも1人増え脳内彼女得意の妹による兄責めプレイが嵌れば面白い。それでも勝ち負けを争うまでの期待となると難しいか。
期待度 ★★☆

真痴漢王 (Liquid)
ネクストン系列の凌辱専門厩舎であるLiquidの最新馬。といっても過去安馬として走った痴漢王2頭の全弟で、兄(前作)たちがあまり走っていないだけに期待しにくいのは確か。ヒロインは兄から継続した面々に追加ヒロインを含めて、兄とは違い高馬らしい豪華な布陣。といっても同血統でお台がかなり上がってしまうというのはやはりマイナスだ。痴漢系は血統がバカバカしいものがほとんどだが、そこをいかに真面目に走らせるかというギャップが見所となる。ただ兄が走っていないということは、そのあたりも曖昧となっているかもしれない。騎手の日陰影次の手腕に不安はないが、それ以外に買える材料が乏しくてここでは厳しそう。
期待度 ★☆

JKトラブめいん”s (娘娘)
ぱれっとの姉妹厩舎として萌えエロ重視として開設された娘娘がデビュー戦から間をおかず2頭めを走らせてきた。騎手は同じレースに出走するGaletteで手綱を握ったK子だが、幼馬(ロリ)に実績が集中しているとはいえ専門騎手というほどではないだけにそれほど心配はない。明るく楽しいエロという厩舎のコンセプトから考えるとやや走りはコメディに偏っている気がしないでもないが、動画でエロを補填できることを考えれば十分だ。ただデビュー戦でも気配は上々ながら実戦では案外だっただけに信頼度は低い。押さえで買うのが精一杯だろう。
期待度 ★★★

△その古城に勇者砲あり! (ソフトハウスキャラ)
持ち味の長距離血統を生かしきれず空振りが目立つキャラ厩舎の最新馬。拠点防衛SLGというと不振に終わった門を守るお仕事を思い出させる。過去の所属馬と比べ進化がほとんど見られないのが近頃のキャラだったが、今回は単一でなく、マップが広がっていくなど反省が見られるのはプラス材料。トレーナーは厩舎開設以来担当してきた内藤騎之介から変更し外部に依頼するという大英断。といってもほのぼの凌辱と厩舎のファンに嘲笑とも親しみとも取れる温い走りは恐らく変わらないだろう。といってもこの厩舎の好走する時は長距離をバテずにファンを楽しませることが出来るかどうか。最近の成績が成績だけに信頼感は乏しいが押さえで狙うなら。
期待度 ★★★

ソラコイ (Chelseasoft)
新たな厩舎開業初戦で、MOREがpure moreに続いてもう一つ姉妹厩舎を開業させた形となる。宮坂みゆと宮坂なこの宮坂姉妹を騎手に起用したのが最大のウリで、これまで起用してきた騎手を考えると人気騎手の宮坂みゆに依頼したというのはかなりの英断だ。顔のそっくりな幼馴染が主人公をめぐって争うという血統だが、そこにどのような要素を絡めるかで好走できるかが決まる。トレーナーは少女アクティビティでコンビを組んだジェームス伊達と秋田マイコで少し捻った血統が予想されるところ。ただ追い切りの評価は芳しいものではない。前走でもヒロインの魅力が上手く伝わらないところがあったが、今回はそれがより顕著に感じられるところが痛い。これは萌え系にとっては致命的だ。直線で伸びてくるかもしれないが、出遅れが響いてしまう可能性の方が強そうだ。
期待度 ★★

△つよきすFESTIVAL(CandySoft)
つよきす初代デビュー10周年記念と銘打って出走するが、内容はつよきすNEXTつよきす3学期の直仔(FD)と見て良さそう。トレーナーは2頭を手がけたさかき傘が務めるだけにすハズレはないはず。ただ成長したとはいえ、初代つよきすのヒロインに似せるのを騎手が放棄したように見えるのはどうか。その違和感さえ感じなければまずまず期待できそう。といっても初代つよきすとつよきすNEXTでは同血統とはいえ毛色はかなり変わったように感じられただけに、ニックスして反発しないかどうか心配。能力はあってもそれが100%発揮できるかどうかは微妙かも。
期待度 ★★★☆

鉄と裸 (つるみく)
独特の血統を走らせることで、凌辱系厩舎の中で異彩を放っているつるみくがファンタジー凌辱に挑む。よくあるファンタジー血統だと、エルフや獣人などのヒロインを凌辱するというのが定番だが、この馬は魔装具と呼ばれる騎士の鎧を使ってヒロインを籠絡させるという、つるみくらしい少し捻った血統。ただ追い切りが公開されてなく、厩舎を取材しても情報は少ない。おそらく直前出走取消(延期)となるのが濃厚だろうが、例えゲートインしたとしてもきっちり仕上げてきているか疑問。臨戦過程がまともなら気になる馬だが、これなら消しでよさそう。
期待度 ★☆

天文時計のアリア (Campus)
前レースにハルウソでデビューしたCampusが連闘で挑むというのは異例。lightでの活躍が印象に残る泉まひるだが、厩舎が変わっても魅力は衰えていない。ただ安馬らしくヒロイン1人のみで血統に広がりが見られそうもないのが不安。ただヒロインは騎手の手腕もあってか好印象。最近はこれといった馬を手がけていない木村ころやだが、萌えだけで十分勝負になりそうな予感。ただやはり安馬だけに萌え系として勝ちきるならばエロ以外にもう一つ材料が欲しいのは確か。
期待度 ★★★

働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
主人公が学生でなく社会人で、ヒロインの殆どが社会人というのはありそうでなかった血統。競馬ファンの大部分が社会人ということを考えれば、こうした馬がもっと増えてきてもいい。トレーナーはできない私が繰り返すでデビューしてまずまずの結果を出した中島大河というのも楽しみだ。ただ追い切りを見る限り、これまで学園を舞台にしていたのがそのまま社会人生活になっただけという印象が強い。学園という閉鎖空間でなく世界観に広がりがあるのは良いが、主人公の思考があまり社会人らしくなさそうに感じられるのもややマイナス。ヒロインの容姿も大人の女性という雰囲気にやや欠けていて騎手の起用もミスチョイス気味。大物っぽい雰囲気はあるが、雰囲気だけで終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆

〇フェアリーテイル・アンコール(ライアーソフト)
他の厩舎とは一線を画しマイナーな血統を走らせるライアーソフトの中でも、とびきり異彩を放ったのがフェアリーテイル・レクイエムだったが、最終レースに早々と直仔(FD)が登場。走り自体は父(本編)で完結していただけに、新たな患者を登場させるのと、必ずしもハッピーエンドには辿り着けなかったヒロインの救済というのが内容か。アクの強い内容なだけに人を選ぶのは当然だが、父のファン以外がこの馬を買うとは思えないだけに、父よりも速い時計で駆ける可能性は高い。となればよほど馬体が薄かったり虫でも湧いていない限り、あっさり勝たれても不思議なく当然上位争いできる馬だろう。
期待度 ★★★★

◎見上げてごらん、夜空の星を (PULLTOP)
PULLTOPの最新馬はこの大空に、翼をひろげてで成功した紺野アスタをトレーナーに迎えて、あの走りの再現を狙う。今回は同じ空を舞台といっても星空の世界。天文を舞台とした馬は競馬界では多くて意外性には乏しいが、正統派の青春萌え系という意味では奇をてらわない方が堅実に走れる。追い切りも長めで意欲的。過去の回想がたびたび出るところを考えると幼馴染ヒロインが優遇されそうで、他のヒロインに期待すると裏切られる可能性は強い。ただこの大空に、翼をひろげても一点突破で成功しているだけに、さほどマイナスにはならない。能力を考えれば軸にするならこの馬からか。
期待度 ★★★★☆

(本紙の見解)抜けた実力馬の存在こそ見当たらないが、まずまずメンバーが揃って面白いレースが見られそう。本命は過去の実績を考えれば見上げてごらん、夜空の星をで良さそう。といっても能力的に抜けているわけでなく他馬でも食い込む余地は充分。フェアリーテイル・アンコールも前走走っていて上積みも期待できるとなれば逆転する可能性は有りそう。このスタッフが女装主人公ものに挑むということで注目される機関幕末異聞 ラストキャバリエも不気味な存在であっさり勝たれてしまう可能性も。人気血統のお祭り的存在のつよきすFESTIVALも勝つまではどうかといったところだが、連穴には欠かせない。久々に追い切りに見所あったIZUMO4その古城に勇者砲あり! といった長距離血統も押さえておきたいし、時計が掛かればアマカノ ~Second Season~が恵まれる可能性も。

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