2016年05月21日

5月の発売予定表から

春のクラシック本番ということで、ようやくメンバーが揃い興味深い一戦となりました。人気母系(シリーズ)の最新馬が圧倒的人気を集めていますが、それを覆す穴馬が現れるでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

アイツに調教されるとドMな私は感じちゃう (Lamia)
ぱれっとの抜き系厩舎として存在感を高めつつあるLamiaの最新馬。前走は鞍上(原画家)にたまひよを擁しながら結果は振るわなかったが、こういった血統(設定)に手馴れていないだけに止む無しか。今回も鞍上にベテラン金目鯛ぴんくを起用。抜き系では定評のある騎手だけにチャンスは充分。ただトレーナーが髪の毛座というのはやや微妙。調教師集団で仕上げ方にムラがあるのは仕方ないが、総じて結果は余り芳しいものでなく好走する可能性は高くない。それでも動画(アニメ)を武器に抜きで上位を窺うだけの力はありそうだが、走り(シナリオ)に意外性はなさそうでかなり恵まれないと苦しそう。
期待度 ★★☆

△WIZARD LINKS (筆柿そふと)
筆柿そふとが1年半ぶりに出走させる今回は、トレーナー(ライター)のNATORI烏賊が得意とする催眠系をあえて封印し魔法少女と悪魔との戦いに焦点を当てる。主人公が女性2人ということで敵に凌辱される展開を予想したが、取材する限りはその度合いは少なそうで、主人公2人の友情を中心にHシーンもその2人と友人たちの3Pやレズが多そう。魔法少女系としてはやや毛色の変わった血統(設定)でどのような走りをするか未知数な部分が多い。それでも騎手にベテラン吉野恵子を起用し、サブに大崎シンヤや皇裕介を配すなど厩舎の威信を掛けて今回臨んでいるのは明白。力が入りすぎて空回りする可能性はあるものの、厩舎の鼻息の荒さから連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★☆

△EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~ (BLACK Cyc)
10年前に出走し競馬ファンを驚愕と熱狂の渦に巻き込んだ名馬の名を冠する後継馬が登場。といっても直仔(FD)はほとんど目立った成績を上げていないだけに、過度の期待は禁物。ただ初代蟲使いのヒロインながらその後はサブに甘んじていた神武美弥香が再びクローズアップされるとあって、古くからのファンが期待してしまうのは当然だろう。ただ直仔の凡走の原因は馬体重(容量)の乏しさ。今回も安馬(低価格)とあってどこまで馬体に身が入っているか心配だ。首位争いは厳しく次位争いに食い込むのが精一杯だろう。
期待度 ★★★

えろぐっず! ~Hなおもちゃで快感エンジョイ♡~ (CLOCKUP)
ここ2走はダーク&ハードな走りに徹して結果を出したCLOCKUPだが、今回は一転バカエロ系。この厩舎のバカ系は好走歴はあるが、どれもトレーナーにはやさかうたねを起用していた。今回は屋形宗慶 にトレーナー集団のTeam・Birth-tale という顔ぶれで実績は皆無。アダルトグッズ制作メーカーに勤める主人公がをヒロイン相手にグッズを試すという血統はいかにもという感じだが、血統的に一発ネタの可能性が強いだけにどこまで走りを膨らませられるかについては不安。高馬なだけに走りの内容が伴わないと凡走の危険性が付きまとう。ここでは苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★

◎乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- (Navel)
出走可否の発表が遅れ心配されていたが、どうやらゲートイン(マスターアップ)した模様。回避期間が長かっただけに不安はあるが、2月時点で仕上がり不足が顕著だっただけに、この延期はプラスとなりそう。現在の厩舎を牽引する血統だけに、きっちり仕上がっていれば凡走は考えにくく、当然首位争いしてくるだろう。今回は馬名を見る限りパリ編の後日談でりそなが看板となるが、記者的にはエッテの巻き返しに期待したい。ただ気になるのは高馬(フルプライス)でヒロイン3人の後日談だけでは、馬体重的に物足りなく感じられる点。隠し球があれば嬉しいが、ただそうでなくとも内容で勝負できる態勢が整っていればそれほどマイナスにはならない。ソコソコ相手は揃ったがここは自信の本命だ。
期待度 ★★★★☆

ギラ星アイドル裏プロジェクト (BELLOTA)
BELLOTAの厩舎開設初戦はアイドル凌辱系で挑む。なかなか成功例が少ない血統で、騎手・トレーナーとも実績は皆無となると期待できる要素は少ない。取材する限りは凌辱といっても、ヒロインを手練手管で騙して肉体関係に持っていくという籠絡系。ヒロインの好感度が攻略に直結するところを考えると凌辱というよりも、恋愛AVGに近い味かもしれない。とすると益々期待はしにくいが、事務所が策する陰謀を上手く活用できれば大駆けも可能。ただ事務所の社長がヒロインということで謎の解明といった点で期待しにくいし、そもそもトレーナーのキャリアから考えれば、血統(設定)倒れになる確率が高い。見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆

サクラノモリ†ドリーマーズ (MOONSTONE)
厩舎開設当時の意欲的な調教がすっかり影を潜めたまま時が経過した呉だが、ようやくあの当時の雰囲気を思い出したかのような馬を出走させてきた。といっても主人公を含むサクラノモリ・ドリーマーズと悪霊との対決がメインで、初期のトリッキーさは期待できなさそう。このトレーナーの実績から主人公に感情移入しにくそうで、バトル系と考えるとかなり厳しい展開が予想される。事件解決後はヒロインとの個別ルートに入るという構成も、血統からさしてプラスになるとも思えない。穴人気を集めそうだが、記者的にはオミットしたくなる馬だ。
期待度 ★★☆

△聖鍵遣いの命題 (UnicoЯn)
UnicoЯn厩舎開設初戦は古代文明の謎を解明するSF系。過去トレーナーが手がけた別系(カードゲーム)のキャラクターや血統が流用されているところを考えると、血統についてはかなり練りこまれていると見たい。騎手のこなたはCIRCUSで修行しただけに腕は確かで、しかも長年乗りこなしているとなれば初出走とはいえ馬体(CG)にはかなり期待できそう。となると問題は主人公の存在だけか。バトル系は主人公と敵役のどちらかに魅力がないと好走は覚束ないが、追い切りを見る限りかなり不安だ。ヒロインも可愛く感じられるのは確かだが、どうも恋愛的雰囲気が感じにくいのも気になる。それでも未知の魅力もあり雰囲気は持っているだけに、危険は承知で穴で狙ってみる。
期待度 ★★★

清楚で真面目な彼女が、最凶ヤリサーに勧誘されたら…? (Frill)
VA系では凌辱専門厩舎として存在感を放っているFrillの最新馬。今回鞍上が主戦の恋泉天音でなく、トレーナーの巽ヒロヲもこの厩舎では初仕事。しかも安馬(低価格)と未知の部分が多い。トレーナーの実績を見ると、一人で仕上げた馬に関しては目立った成績を残しておらず不安は多いが、エロに関しては期待できそう。ただNTR系を連想させる馬名(タイトル)ながら、取材する限りヒロインの恋人の存在はほとんど感じられず、敵役も顔がしっかり描かれないなどNTR系では食い足りない点が多い。清楚なヒロインがエロ堕ちする展開は良さそうだが、ヒロイン視点で心理面をしっかり描写できるかどうか。
期待度 ★★☆

△そして初恋が妹になる (ALcotハニカム)
高い確率で上級馬を輩出するハニカム文庫の最新馬。今回はトレーナーにこの厩舎で実績ある瀬尾順を迎えて首位を狙う。ここ2走は必ずしもファンの期待に応えたと言い切れない成績に終わっているが、今回は得意の妹ヒロインを前面に押し出す作戦で好走の確率は高そう。主人公は瀬尾トレーナーによく登場するタイプだが、サツコイのように空回りしてしまう可能性があり不安は否めない。いつも直線で無理な末脚を使おうとするのも気になるが、ヒロインのキャラを生かす展開なら影響は小さい。これまでと比べて騎手がやや弱く首位争いは難しそうだが、一角崩しなら充分狙える。
期待度 ★★★☆

タラレバ ~as in What if stories~ (Aries)
これまで大きな着を取り続けていたAriesだったが、前走でようやく少しだけいい脚を使う場面があった。ただ前走起用した北川晴の名は無く、トレーナーが芳井一 と沙万由馬の2人となるとやはり不安。それでも騎手はこれまで主戦を務めた戌角柾に加えCIRCUSで実績充分の鷹乃ゆきを迎えるなど最強の布陣。問題はこの騎手に相応しい仕上がりとなっているかどうかだが、追い切りを見る限り不安は尽きない。成人した主人公が謎のヒロインの力により学生時代にタイムスリップするという血統はありがち。謎の部分についても容易に予想が付くのも難点で、これではいくら敏腕騎手でも勝負にはならないだろう。
期待度 ★☆

△てにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ (root nuko+H)
root nuko久々の出走となるが厩舎の看板に+Hを付けてよりエロに拘る姿勢を見せている。てにおはっ!の後継馬(続編)となるが、ヒロインの顔ぶれも変わりトレーナーも変更と関連性はほとんどないといっても良さそう。父の抜き性能はかなり高いものがあっただけにファンの期待は集まるが、騎手がやや癖のある騎乗をするだけに簡単に飛びつけないのが難点。恐らく走りで勝負するタイプではないだろうし、細かいヒロインの血統も現実的にはそれほど意味はなさそう。それだけに一線級の馬を相手にすると厳しいだろうが、時計が掛かる展開なら浮上の可能性も。
期待度 ★★★

di-room (つるみく -Another-)
つるみくの姉妹厩舎のデビュー戦となるが当初予定していた3R(月)から延期となりやや腰砕けとなった印象。血統を見る限厩舎の前身であるたっちーの馬やつるみく初期の馬を思わせるが、騎手・トレーナーともつるみく厩舎とは縁が無いだけにどこまでそれを踏襲しているかは不鮮明。それにトレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していない。サスペンス風の走りで直線(ラスト)の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにどこまで脚を残しているかどうか。見送りが賢明だろう。
期待度 ★★☆

Dearest Blue (LiLiM DARKNESS)
LiLiMの馬でBlueを冠名にしているということは当然NTR系。騎手はこの厩舎の馬の手綱を多く握っている金目鯛ぴんくで期待は充分。ただアイドルデビューしたヒロインを主人公が守るといった血統はどこかで見掛けた風。NTR系を含めアイドルものは余り走ってなく、主人公とヒロインの関係性が薄いだけにNTR系としては微妙に感じる。それにこの母系(シリーズ)は知名度ほど走っていないのが現実。ヒロインのキャラが高飛車系でNTR系ではマイナス要素の即堕ちしなさそうなのはプラスだが、それだけを頼りに狙うのは厳しいか。
期待度 ★★

ナツイロココロログ (Hearts)
ユニゾンシフト系列厩舎のHeartsが沈黙を破り久々の出走。親厩舎と違いフリー騎手に依頼するのがこれまでの通例で、」今回は白もち桜を起用。キャリア的にまだ騎乗に安定感はないが、秘めた能力は高い。血統を見る限り明らかに萌え偏重の走りだろうが、恋愛SLG内でヒロインが普段見せない一面を見せるという血統は面白い。ヒロインの表裏をどう活かしてくるかが見所だが、萌え中心なだけに暗い展開にはならないだろう。それだけに直線に入っての末脚には期待できず大駆けの要素は少ない。トレーナーで実績があるのは樹原新くらいで顔ぶれを見る限り不安はあるが、萌え一本の走りが嵌れば上位に食い込む可能性も。
期待度 ★★★

ハナヒメ*アブソリュート! (mirai)
人気騎手のかんなぎれいが久々に手綱を握るということで前評判が高い。名馬プリンセスうぃっちぃずの再現を期待したいところで、でなくともティンクル☆くるせいだーす級の走りはしてもらいたいところ。ただ追い切りの感触ではぺんしる系列を離れた影響がでてしまった様子。軽快な動きが求められるバトルでこれだけ動きが重いのはやはりマイナスで、新規開設厩舎が長距離血統を仕上げる難しさが出てしまったよう。ヒロインは可愛いし明るい雰囲気の走りは評価できるが、まともに動かなければ勝負にならない。脚部不安が気になる現状ではさすがに買いづらい。
期待度 ★★

PureMarriage ~赤い糸物語 まどか編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬専門厩舎として開業したLass Pixyのデビュー初戦。安馬の中でもお台(価格)が破格の安さだけに馬体重は乏しいだろうし、内容のある走りも期待しづらい。騎手も主戦どころの起用はなく、森山しじみと古川れもんという一枚落ちる顔ぶれ。それでもお台の安さは魅力で、エロについては期待できそう。追い切り(体験版)を見せない安馬が多い中で、このお台でしっかり追い切りを公開したのは好感が持てる。勝つまでの力はないだろうが、時計が掛かる展開なら出番があるかも。
期待度 ★★★

〇僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! (スミレ)
バカ系の馬を中心に走らせてきたスミレだが、前走の僕と恋するポンコツアクマはそこにエロを強く絡めてきたのに特徴があった。今回の直仔(FD)はそのエロをもっと強く押し出してきたと見ていいだろう。父の成績もなかなかでサブヒロインを含めハーレム展開などエロ部分の補完と考えれば、持ち時計以上の走りをしても不思議はない。後はエロに力を入れすぎて、本来の持ち味であるバカ部分が低下してしまわないかだけ。それさえなければ本命馬に肉薄する可能性が一番強いのはこの馬だろう。
期待度 ★★★★

▲見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS (PULLTOP)
好走した見上げてごらん、夜空の星を の直仔で、まともに走れば当然上位に食い込むだけの能力はあるはず。問題はこのところPULLTOPは所属馬の直仔を必ず出走させてきているが、ここ2走は父のような成績を上げられていない。お台を考えれば馬体重も足りないということはなさそうだし、サブヒロインのルートもあるなど直仔として押さえるところは押さえている印象だが、父の走りから考えると幼馴染2人のアフターが物足りないと好走は覚束ない。その点他のヒロインのアフターを充実させた点が裏目に出てしまう可能性はある。能力は高いだけに確実に上位に食い込んでくるだろうが、本命馬に迫るだけの勢いはなさそうだ。
期待度 ★★★★

瑠璃の檻 ‐DOMINATION GAME‐ (SkyFish)
最近パッとしない成績が続いているSkyFishだが、今回は萌えを極力抑えてダークな雰囲気を醸し出すなど脚質をガラっと変えてきた。主人公の復讐となると凌辱系かと思わせるが、さすがにそこまで脚質転換したわけでなく、サスペンス系の走りで勝負する腹積もりか。後はF&C時代伝奇などを手掛けた実績のある弘森魚がどこまで馬を仕上げてくるかだが、このところの成績を考えると心もとないのは確か。古風な血統でノスタルジックな雰囲気は買えるが、果たしてそれだけで勝負になるかどか。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
前レースと比べて頭数は揃ったが、人気になりそうな馬は直仔が中心でやや物足りなさを感じる。本命は乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- 。これまでの実績を考えれば他のメンバーと比べ一枚上の評価。直線あっさり抜け出してきそうだ。他の馬はやや差がある印象だが、上積み要素の多さを考えると僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! が二番手評価。エロを武器に本命馬に迫ってくるか。潜在能力を考えれば見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS も負けていないが、本命馬とはかなり差がある印象。直仔に人気が集中しているが、新馬の奮起にも期待。実績を考えれば追い切りがやや微妙もそして初恋が妹になる が一角崩しを狙っている。厩舎の鼻息が荒いWIZARD LINKS の大駆けに、デビュー戦ながら大物の雰囲気がある聖鍵遣いの命題 。時計の掛かる展開ならてにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ も侮れず、意外に難解な一戦だ。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t115344
上の画像に書かれている文字を入力して下さい