2016年06月20日

6月の発売予定表から

クラシック路線が終わり夏競馬が始まる過渡期となりますが、頭数を見ると早くも夏枯れとなってしまったよう。大物馬も不在でここ最近の競馬界を表しているようで寂しいのですが、そんな状況を吹き飛ばしてくれるような勝ち馬の登場を望みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

妹コン -催眠術師お兄ちゃんとナマイキな妹- (アトリエさくら マウントポジション)
アトリエさくらといえばNTRと即答できるほどこの配合一本で勝負してきたが、厩舎(ブランド)の看板名をあえて変えてきたように、この馬はやや様相が違っている。騎手は大ベテランのかん奈を起用。凌辱系の馬への騎乗が少ないだけに意外な人選に思えたが、この馬自体凌辱でなく萌えエロということで納得。催眠術を使って日頃ツン気味の妹に悪戯を仕掛けるという血統(設定)はありがちで、唯一のヒロインである妹のキャラで勝負という分かりやすい構図だが、今ひとつ妹のキャラがピンとこないのは不安。トレーナーも今回初めて馬を手がけるとなると、ここでは手が出しづらい。
期待度 ★☆

えろゼミ ~エッチにヤルきにABC~ (アトリエかぐや)
かぐや復帰後今ひとつ結果を出していないchoco chip だが、今回は巨乳ヒロインを揃えて巻き返しを狙う。ただ巨乳に拘るのはいいが、バランスの取れた騎乗が持ち味のchoco chip だけに、ヒロインの可愛さを損なわないか心配だ。それに取材する限り巨乳に拘った戦法を採っているわけでなく、なぜヒロインを巨乳揃いにしたのか疑問が残る。それでもエロさえ水準以上なら好走も可能だろうが、トレーナーがプリマ☆ステラ以降冴えを無くしている近江達裕で、ツッコミどころ満載のエロバカ路線ではそれほど期待できない。見送りが賢明か。
期待度 ★★

▲お楽しみは謎解きの後で (BLUE GALE)
時々大駆けする馬が登場するブルゲだが、最近は存在感が薄くなりつつあるだけに奮起したいところ。今回は最近珍しい謎解きをメインにした血統で巻き返しを狙う。安馬でヒロイン1人と馬体重(容量)は期待できないが、ミステリーと同様短くとも謎の部分さえしっかりしていれば充分勝ち負けは争える。トレーナーがこれまでこういった血統を手がけていないのは不安だが、エロは事件解決後のご褒美ということで、あくまで謎解きを主眼にした配合は好感が持てる。今回は相手がかなり楽で、久々に古豪厩舎が本領発揮するシーンが見られるかも。
期待度 ★★☆

◎オトメ*ドメイン (ぱれっとクオリア)
娘娘やLamiaといった安馬専門の姉妹厩舎を複数開業しているぱれっとだが、また1つ新厩舎が開業。大型新人館川まこのデビューに、トレーナーとしては5年ぶりとなるNYAONが手がける馬とあって話題性は充分。ナチュラルにダメ主人公を創造することで有名なNYAONだが、忘れてならないのは癖の強いヒロインを多く登場させること。そういった意味でヒロイン全員が残念系というのはダメ主人公を中和させる意味で有効な作戦。追い切り(体験版)を見る限り、女装潜入系ということで主人公の能力は高めのようだが、ダメ主人公として馬脚を現す可能性も捨てきれない。それでも騎手の能力を十二分に生かした走りは期待充分。相手も軽いだけにここなら上位に食い込んできそうだ。
期待度 ★★★★

俺だけのアイドル -eyeの才能- (WitchFlame)
ここ2走ヒロイン調教血統を走らせてきたWitchFlameで、今回も引き続き同血統を走らせる。ただこれまでのファンタジー系でなくアイドル調教血統。実績に乏しい厩舎で、好走した馬が少ないアイドル凌辱系となると期待できる要素は少ない。身近の女の子をアイドルに育てた後に凌辱するという主人公の倒錯趣味がどう描かれているかがポイントも、どこまでそれが貫かれているかは不安。こうした戦法なら当然欲しいネトラセ展開があるかどうかも疑わしいし、そうなるとどのような方針で馬を育て上げているのかも分からない。これではとても上位には食い込めないだろう。
期待度 ★☆

恋する気持ちのかさねかた ~かさねた想いをずっと~ (ensemble)
デビューさせた馬の直仔(FD)をまた走らせることで定評のあるensembleだが、好走した馬がほとんど見当たらないのが現実。実際父(本編)も好成績を上げたわけでなく、参加したトレーナーで実績のある籐太欠けてしまった上に馬を仕上げた種村いのりも不在。父の敗因は走りが単調ですぐ息切れしてしまったことにあるが、これではその補完を期待するのは難しく、ヒロイン萌えで勝負するしかない。確かに騎手のきみしま青の騎乗は買えるが、それだけでは勝負にならないのはこれまでの実績が証明している。入着が精一杯だろう。
期待度 ★★

恋と恋するユートピア (らぶまてぃっく)
最近は百合系専用騎手となっていたぺこが久々に正統萌え系馬に騎乗する。血統(設定)は合併した男子校と女子校を巡り、対立する女性間を奔走する主人公というよくある血統。トレーナーのJUNは地方(同人)・中央を問わずぺこと組んでいるが、ぺこと組んだとき以外の実績はかなり寒い。つまり百合系の馬でしか活躍馬を手がけてなく、定番の萌え系血統では正直厳しそう。この血統でまさかの百合展開があるとは思えないし、ここは見送りでよさそう。
期待度 ★★

恋と魔法と管理人 運命の歯車編(Prometheus)
新規開設した厩舎でデビュー初戦は惨敗。敗因はまさかの分割商法では救いがない。今回は予定通り全妹(続編)が出走してきたが、前走の賞金(データ)数の少なさを考えると、今回も追いかけるファンは少ないだろうし新規層も望めない。実質ヒロイン数2名で決して安馬とはいえないお台(価格)。ましてトレーナーも未公表では買える材料は皆無といっても過言ではない。
期待度 ★

交姦の虜たち… (Waffle)
ベテランフリー騎手で数多くの厩舎の馬に跨った金目鯛ぴんくだが、Waffleから騎乗依頼を受けるのは意外にも初めて。といってもトレーナーのシャア専用◎もWaffleの依頼を手がけたことがないことから、これまでのWaffleの馬とは違った目で見たほうがよさそう。バラエティー豊かな血統を走らせるWaffleだが、スワッピングを主眼にしたのは珍しい。ただ高馬(フルプライス)でないにしても、決して安くないお台でヒロイン2人というのは少し寂しい。この厩舎のウリであるオナホールを使った双方向連動システムもこれまで成績に繋がってなく好材料とはいえず、ベテランの技を持ってしても勝ち負けを争うまでの成績を望むのは厳しいだろう。
期待度 ★★

〇手垢塗れの天使 (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ系厩舎には珍しい安馬。アイドルの枕営業を舞台にした血統は珍しく、騙されて堕ちていくヒロインでなく、大舞台にのし上がるため積極的に枕営業に手を染めるとなるとほとんど見られない。こういった零細血統を手がけさせると意外に実力を見せる和泉万夜だけに不気味さはあるが、ヒロインがビッチであるのが前提なだけに好走に繋がるかどうかは微妙。騎手はこの厩舎でまずまず結果を出している秋空もみぢで軽くは扱えないが、常識的には厳しい。ただ今回はいかにも相手が楽。出番が回ってきても不思議は無く軽くは扱えない。
期待度 ★★☆

△虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~ (Guilty)
凌辱系では古豪厩舎といえるGuiltyだが、このところ走る馬を輩出していないのは寂しい。今回は虜ノ契を始祖とする母系の3代目ということだが、先代の虜ノ旋律 ~淫らに喘ぐ処女セクステット~ はそこそこ見所はありながら上位入線には繋がらなかっただけに苦戦は免れない。今回も女性主人公視点でヒロインが堕ちていく過程がどう活かされるかがカギだが、前走の敗因はメインヒロインの占めるウエイトが高すぎて他のヒロインが生きていなかったところで今回も同じ轍を踏んでしまわないか心配。清廉なメインヒロインは前走同様も、キャラに前走ほど魅力を感じないのも不安。常識的には入着が精一杯だろうが、メンバーが甘いだけに連下で一考。
期待度 ★★☆

箱庭ロジック ~瑚子といちゃらぶ! SM生活~ (Cabbit)
これまで多くの上級馬を送り出してきた御厨みくりだが、大成功とまでいかなかったのが箱庭ロジックで、その直仔が出走してきたのはやや意外。父は実質ヒロイン一点主義だっただけに、キャラが立っていたとはいえ一番人気でない入谷瑚子にスポットライトを当てたのも意外だ。どんな走りをするのかは不明だが、瑚子がメインヒロインなだけにコメディ色が強い筈。ただ一番人気でないヒロインに焦点を当てた直仔が成功した馬となると、ほとんど見当たらないのが現実でここでは狙いづらい。
期待度 ★☆

プラネット ドラゴン (ソフトハウスキャラ)
佐々木珠流が鞍上なら安定感抜群だったキャラだったが、それは過去の話。それでも過去が過去だけに不気味さがあるのは事実。宇宙を舞台とした貿易といった血統は最近では珍しいが、きっちりした目標がないだけに捉えどころがないのは事実。ただ目標がない分、長距離(ゲーム性)に適正があれば周回プレイにも耐えられそう。ただその点で頼れないのが最近のキャラの馬で、船団を組むのでなく一隻で旅するといった走りでは融通性に欠ける。それにただ宇宙船を強化すればいいといった趣向では長距離が耐えられるとは思えない。取材する限りは変わり身の要素は少なそうだ。
期待度 ★★

△モラリスト ~性渇指導 房江の放課後~ (CYCLET)
尖った血統で話題を呼ぶCYCLETだが、今回はややその度合いは薄そう。といっても単なる凌辱系でなく、夫の浮気を目撃して狂気に囚われていくヒロインに焦点を当てるといったところはこの厩舎らしいところ。サスペンスではよくある血統だが、どのように血統を膨らませていくかが好走のカギとなる。といっても安馬だけに想定以上の時計で駆けるのは期待するのは厳しい。騎手はアボガドパワーズで活躍していた大ベテランの吉澤友章だが、最近大きな仕事をしていないのは気がかり。それでも今回はかなりメンバーは甘い。恵まれての食い込みの可能性は一考。
期待度 ★★☆

ヤキモチ彼女の一途な恋 (PULLTOP LATTE)
PULLTOPの萌えエロ強化として開業したラテだが、本家と比べ存在感を発揮しているとは言いがたい。今回はヤキモチ焼きヒロインをメインにした馬だが、騎手の顔ぶれはこれまでの出走馬と比べるとやや手薄な印象。それでもベテランねみぎつかさを含めまずまず手堅い面々。ただ問題はトレーナーでほとんど一流馬を手がけていない後馬久人にぺことコンビを組んだ時以外は凡走ばかりのJUNではとても期待できない。いくら今回のメンバーが甘いとはいえ萌えエロだけで好走できるほど競馬は甘くない。取材する限りヒロイン萌えも薄い印象で強調できる材料が少なくここでも狙いづらい。
期待度 ★★

LAMUNATION! -ラムネーション!- (WhitePowder)
地方時代独特な走りで定評のあったSteroiderが中央(商業)挑戦。ノンストップ・ハイスピードと銘打つだけに疾走感ある走りで殴りこみを掛けるつもりだ。ただ気になるのはVA系から中央に挑戦する厩舎の成績がパッとせず、その後、廃業に追い込まれていること。それと地方時代の成績がそれほど良くなかったことだ。馬の雰囲気が似ているらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!(HARUKAZE)も地方時代の成績はなかなかのものだっただけに、それと比較すると戦績は寂しい。VA系厩舎らしく入場曲(OP)は軽快で、注目されるだけの素材であるのは間違いないが、デビュー初戦で勝負できるかとなると疑問だろう。
期待度 ★★

(本紙の見解)
少頭数ながら頼れそうな馬が不在で難解な一戦。追い切りでまずまずの動きを見せたオトメ*ドメインを本命に押す。信頼感はそれほどでもないが、この馬と対等に戦えそうな馬が見当たらない以上、この馬中心になるのは仕方ない。他は正直能力的に足りず、別のレースに出走したら印が回らない馬がほとんど。あかべぇ系には珍しい安馬抜き系の手垢塗れの天使が逆転候補。といっても騎手頼みは否めず、信頼度はそれほど高くない。血統的妙味あるお楽しみは謎解きの後でもこのところ厩舎の成績が振るわないだけに走るかどうかは半信半疑。時計が遅くなりそうなだけに抜き系の馬にチャンスがあると見て虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~モラリスト ~性渇指導 房江の放課後~が食い込む可能性はありそうだが、それより静観しておいたほうが無難かもしれない。

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