2016年07月19日
7月の発売予定表から
夏競馬で地方競馬(同人)の祭典JBC(コミケ)が控えているとあって、例年と同じく頭数は揃わなかった。それでもまずまずのメンバーが揃ったのは嬉しいところ。飛びぬけて人気になりそうな馬はいないが、上位拮抗で馬券的には面白そうなレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アマツツミ (Purple software)
サーカスやminoriで活躍した御影を迎えて期待された前走のクロノクロックが案外な成績。それだけに払拭を期する今回は、気合の入り方が違う。追い切り(体験版)も長いところを積極的に公開するなど巻き返しに懸命。厩舎も鏡遊や森崎亮人ら実績あるトレーナー(ライター)を迎えた場合、好成績を残すことが多いPurpleだけに変わり身の可能性は大きいと見る。今回相手に強力どころが見当たらないだけに本命に押してみたい。
期待度 ★★★★
アリスティア・リメイン (アストロノーツ・コメット)
厩舎開業の頃のスタッフが抜け勢いを失くした印象のアストロノーツ。それでも主戦騎手のM&Mが騎乗すればそれなりに格好を付けているが、他の騎手が起用された時は結果を出していない。同厩舎の塔の下のエクセルキトゥスは成功しているRPG血統なだけに期待されたが、勝ち馬から大きく離される結果に。そのためか今回同じファンタジーながらADVに方針転換。ただトレーナーは前回とほぼ同じ顔ぶれで、ADVでは結果を出していないのは大いに不安。追い切り(体験版)もそれほど動いた印象はなく、ヒロインはそこそこ魅力的に見えるもののこの動きでは上位に食い込むのは厳しそう。
期待度 ★★☆
△俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!? (INTERHEART Cute)
最近まずまず走る馬を出しているインターハートの最新馬。どうやらCuteは妹血脈ばかり走らせる厩舎のようで、この馬も妹ヒロインオンリーの作戦。ただ記者的に不遇な目に遭いそうな彼女の方が魅力的に思えるのは寂しい。それより気になるのは、トレーナーが今回デビュー戦ということ。いくら抜き系とはいえ、トレーナー初挑戦からいきなり好走というのはやや厳しいかも。ただこうした血統を着実に上位に持ってきている厩舎だけに、侮るのは危険。連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★
神楽訪神歌 (でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎の看板母系(シリーズ)といっていい神楽系だが、エゴ時代を含め走った馬は少ない。それでも先代の神楽花莚譚はまずまずの成績だった。この馬はその直仔(続編)で、トレーナーはそれと同じ瑞守ねおんとそれなりに走れそうな雰囲気。ただ取材する限り、メインヒロイン2人は同じでダンジョン自動作成というのも同じ。新要素で面白みがありそうなのが、戦闘に協力する味方妖怪くらいというのは寂しい。これではわざわざ新馬として走らせる意味があるか疑問。その疑問を走りで払拭して欲しいが、これではちょっと買いづらい。
期待度 ★☆
▲キミトユメミシ (Laplacian)
新規開業厩舎で騎手・トレーナーとも新人という全くの初物。それだけに常識なら初戦は様子見したいところだが、追い切りの評判が意外にいい。他人の夢を覗くという能力を得た主人公が、それをエロ方面のみに生かすという血統(設定)は利己主義すぎて斬新。そこからどう血統を膨らませていくかがポイントか。騎手はキャリア不足が否めない雰囲気で、エロに関してはそれほど期待できないかもしれず、ヒロインの内面をしっかり描くことで勝負の形に持ち込みたい。このメンバーでも充分勝負になりそうで惑星候補の筆頭だ。
期待度 ★★★☆
巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~ (Studio 邪恋)
厩舎開業以来催眠系血統中心に走らせてきたStudio 邪恋の最新馬。トレーナーのおくとぱすは催眠凌辱の大家といってよく信頼感はある。ただ今回はこれまで起用してきた騎手とかなり様相が違う。古馬(人妻)の手綱ばかり握ってきた紅葉-Kの手腕は買えるが、初めての催眠系に戸惑わないか心配。それにそもそも催眠系の古馬というニックスは異色過ぎて、果たしてまともに走れるかどうかも分からない。当たれば大駆けも可能だろうが、脚質的に不安は否めないだろう。
期待度 ★★
幻聖神姫セイクリッドFD (Triangle)
変身ヒロイン系中心に走らせる厩舎の中では最も古株といっていいTriangleだが競走成績に関しては地味だった。その厩舎の中ではまずまず結果を残した幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-の直仔(FD)で、能力を受け継げばチャンスはある。ただ内容が父の後日談やIF展開で新味がないのは寂しい。古参厩舎にしては直仔の成績がパッとしないのも気になる点で、血統(設定)に奥行きが欠けていそうなのも不安。常識的には入着があれば充分だろう。
期待度 ★★
小悪魔発育チュ~! (アトリエかぐや)
かぐや厩舎といえば古馬(年上ヒロイン)の印象が強いが、meroが鞍上ならば幼馬(ロリ)にも充分対応できる。といってもこの馬は幼馬に特化した血統ではなく、年下ヒロインに主人公が責められるという趣向。ただヒロインを見る限り好走したたまはじ! -たまたまハジケル妹たち-ほどの魅力は無さそう。エロに関してはそれなりの水準にあるだろうが、ヒロインの魅力が欠けるようだと効果は限定的となる。それでも今回は少頭数でエロ系が手薄。時計が掛かる展開ならば食い込んでくる可能性はありそう。
期待度 ★★★
恋するお嬢様はエッチな花嫁 (ensemble SWEET)
ensembleのエロ専門厩舎として開業したSWEETだが、これまで走らせた2頭はいずれも凡走。敗因はエロについて他厩舎ほど飛びぬけてなく、走り(シナリオ)の内容も乏しい点。ヒロイン萌えに関しては充分だが、もう1つ何か材料がなければ好走は覚束ない。今回馬名(タイトル)を見る限り、花嫁を前面に押し出す作戦のようだが、それにしてはウエディングドレス着用Hが取材する限り見られないのが解せない。直線(終盤)まで取って大事にとって置く作戦かもしれないが、花嫁と馬名にありながら新婚生活に全く触れられていない紹介は謎。これではとても押せない。
期待度 ★☆
死に逝く君、館に芽吹く憎悪 (バグシステム)
姉妹厩舎から数多く所属馬を走らせているCLEARRAVE(ぱれっと)系列の最新馬。デビュー戦の前走は期待を大きく裏切っただけに信頼性は乏しいが、今回トレーナーに和泉万夜を起用。多くの馬を手がけて凡馬も多く出しているトレーナーだが、ニックスに猟奇が加われば好走の確率は高くなる。取材する限り派手なグロが持ち味なようだが、問題は走りが伴ったものになるかと、直線脚が上がってしまわないかどうかという点。最近トレーナーが多忙で馬を手がけ過ぎているのは気がかりで、高馬(フルプライス)でないことも不安に輪をかける。厩舎が喧伝するような愛と感動が本当にあれば上位争い以上の成績も望めるが、正直不安の方が大きい。
期待度 ★★☆
△少女マイノリティ -慰めの愛- (pure more)
姉妹厩舎のこの恋、青春により。が意外な不振。前走の少女アクティビティも前評判ほど走れなかったこともあり、今回が厩舎にとっては正念場だ。幸いトレーナーの小西翼はこの恋、青春により。で評価の高かったルートを担当していて、メインヒロイン一本に絞った作戦は悪くない。ただ気になるのはヒロインがどうも灰汁が強そうなのと、主人公にダメさが漂っていること。ただ走りさえしっかりしていれば克服できるだけの能力はありそうだし、騎手も力を付けている印象。裏切られる可能性はあるがもう1度追いかけて見たい。
期待度 ★★★
〇千恋*万花 (ゆずソフト)
好走したサノバウイッチの籐太を引き続きトレーナーに迎え、前走の魔女系から巫女ヒロインと和風テイストで挑む。和風や日本神話は籐太が得意とする血統だけに、前走以上の力を発揮する可能性は高い。ただ少し気になるのは厩舎所属トレーナーである天宮りつでなく、実績はありながら近走沈滞気味の瀬尾順の方。複数トレーナー制で氏瀬尾氏が絡んで成功したのはClover Day'sくらいで、後は人気以下の成績に終わった馬が多い。そのジンクスを払拭できるかどうかだが、逆にいえば不安はそれくらい。騎手のこぶいち&むりりんは鉄板だし一定以上の能力を秘めているのは間違いなく、安定度は随一。人気になるが逆らえなさそう。
期待度 ★★★★
罪恋×2/3 (Campus)
厩舎デビュー戦のハルウソの好走で一躍注目されたCampusの最新馬。といっても次走は凡走に終わっているだけに、全幅の信頼とまではいかない。ただ今回はハルウソを手がけた工藤啓介が配合(原案)を手がけただけに、不気味さはある。ただトレーナーの神堂劾はそれほど評価の高いトレーナーでないし、追い切りの動きもコメディなのかシリアスに動くのかはっきりしない。主人公をめぐる妹と幼馴染ヒロインの葛藤と確執というテーマはよくあるし、実質妹一人が攻略対象というのもマイナス。全くの凡走はないにしても上位に食い込むまでの走りとなるとどうか。
期待度 ★★☆
di-room (つるみく -Another-)
出走取消(延期)を繰り返していたがようやくゲートイン(マスターアップ)したようだ。閉鎖された空間で命令されるままヒロインを犯すという血統はつるみく初期を思わせる。ただ縛りや鎖といったハード凌辱に付き物のアイテムは見られるものの、どこまで初期つるみくのようなハードさを備えているかは不明。トレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していないのも不安。サスペンス風の走りで直線の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにそこまで期待を求めるのは厳しそう。
期待度 ★★
風紀委員 白紗 (縁)
縁厩舎といえば可愛い系の馬体に似合わぬハードな凌辱とゲームブック風の独特な走りが持ち味だったが、最近は普通の凌辱系になってしまい独自性には欠けてしまった。今回は厩舎初の安馬とあって再度思い切った走りを見せて欲しかったが、単にヒロイン数を少なくしただけといった趣き。最近エロもやや淡白になりつつあることもあって、これでは入着も厳しいだろう。
期待度 ★☆
△フローラル・フローラブ (SAGA PLANETS)
ゆず厩舎と同じくトレーナーに籐太を起用するが、こちらは配合から係わっているとあってより走りに重点を置いている感じ。新島夕が厩舎を去ってから今ひとつ期待に応えきれないサガプラだが、今回は変わり身が期待できそうなムードだ。不安なのはサブトレーナーがどこまで調教に係わっているかで、一癖ある性格が持ち味の籐太主人公を他のトレーナーが共有できるかどうか。お嬢様はご機嫌ナナメのような不協和音を奏でてしまうと、トレーナー数の多さが足かせとなってしまうかも。追い切りはなかなかの動きだったが、それが全ルートまで保てるかどうかは五分五分。上位人気馬と比べると信頼度に欠けるのは否めないか。
期待度 ★★★
遊聖天使プリマヴェールDrei (Escu:de)
厩舎初期からの母系であるプリマヴェール系で、好走した彗聖天使プリマヴェールZweiの直仔(続編)。最近でこそ萌え系の印象が強いエスクード厩舎だが、当時はヒロイン凌辱も手がけていて人気のあった母系だ。プリマヴェール系だけあって今回も当然調教凌辱を期待したいところだが、最近萌え系が主戦場だっただけに調教が温くなってしまっていないか不安。トレーナーのZEQUも経験豊富だが走る馬をほとんど手がけていない。久々に騎乗するはなたかれともの手腕が取材する限り、やや劣化している気がするのも不安。ここは見送りたいところだ。
期待度 ★★
龍堂寺士門の淫謀 (Mink)
老舗厩舎ミンクの最新馬だが、大型馬の前走Love and Peaceが馬場掃除に終わるなど、最近の成績は見る影もない。今回調教SLGとあって老舗厩舎に合っている血統なことはプラス材料だが、トレーナーが新顔となると買いかぶれない。騎手のティータ・Jの手腕に衰えはなく、エロに関しては上位クラスの能力はあるが、そういった能力を余計なことをして打ち消してしまうのが、このところのミンク系列の定番。今回も能力を出し切れずに終わってしまうだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗でどの馬に本命を打つかどうか迷ったが、追い切り動いたアマツツミを狙う。トレーナーの実績から再度の凡走は考えにくく変わり身は必至だ。安定さなら千恋*万花も負けていない。トレーナーの顔ぶれも好走した前走とほぼ同じというのも安心。本命馬とほとんど差はないだけの力はある。不気味なのは初出走ながら面白そうな血統のキミトユメミシ。厩舎開業初戦だけに期待通りの走りが出来るかは分からないが、嵌れば人気馬をまとめて負かす可能性はある。ここのところ堅実な成績を残す俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!?も人気の盲点となりそうで面白い。少女マイノリティ -慰めの愛-も能力を出し切れれば食い込んでくるし、フローラル・フローラブも直線で一気に追い込みを見せる可能性もあり意外に難解なレースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アマツツミ (Purple software)
サーカスやminoriで活躍した御影を迎えて期待された前走のクロノクロックが案外な成績。それだけに払拭を期する今回は、気合の入り方が違う。追い切り(体験版)も長いところを積極的に公開するなど巻き返しに懸命。厩舎も鏡遊や森崎亮人ら実績あるトレーナー(ライター)を迎えた場合、好成績を残すことが多いPurpleだけに変わり身の可能性は大きいと見る。今回相手に強力どころが見当たらないだけに本命に押してみたい。
期待度 ★★★★
アリスティア・リメイン (アストロノーツ・コメット)
厩舎開業の頃のスタッフが抜け勢いを失くした印象のアストロノーツ。それでも主戦騎手のM&Mが騎乗すればそれなりに格好を付けているが、他の騎手が起用された時は結果を出していない。同厩舎の塔の下のエクセルキトゥスは成功しているRPG血統なだけに期待されたが、勝ち馬から大きく離される結果に。そのためか今回同じファンタジーながらADVに方針転換。ただトレーナーは前回とほぼ同じ顔ぶれで、ADVでは結果を出していないのは大いに不安。追い切り(体験版)もそれほど動いた印象はなく、ヒロインはそこそこ魅力的に見えるもののこの動きでは上位に食い込むのは厳しそう。
期待度 ★★☆
△俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!? (INTERHEART Cute)
最近まずまず走る馬を出しているインターハートの最新馬。どうやらCuteは妹血脈ばかり走らせる厩舎のようで、この馬も妹ヒロインオンリーの作戦。ただ記者的に不遇な目に遭いそうな彼女の方が魅力的に思えるのは寂しい。それより気になるのは、トレーナーが今回デビュー戦ということ。いくら抜き系とはいえ、トレーナー初挑戦からいきなり好走というのはやや厳しいかも。ただこうした血統を着実に上位に持ってきている厩舎だけに、侮るのは危険。連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★
神楽訪神歌 (でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎の看板母系(シリーズ)といっていい神楽系だが、エゴ時代を含め走った馬は少ない。それでも先代の神楽花莚譚はまずまずの成績だった。この馬はその直仔(続編)で、トレーナーはそれと同じ瑞守ねおんとそれなりに走れそうな雰囲気。ただ取材する限り、メインヒロイン2人は同じでダンジョン自動作成というのも同じ。新要素で面白みがありそうなのが、戦闘に協力する味方妖怪くらいというのは寂しい。これではわざわざ新馬として走らせる意味があるか疑問。その疑問を走りで払拭して欲しいが、これではちょっと買いづらい。
期待度 ★☆
▲キミトユメミシ (Laplacian)
新規開業厩舎で騎手・トレーナーとも新人という全くの初物。それだけに常識なら初戦は様子見したいところだが、追い切りの評判が意外にいい。他人の夢を覗くという能力を得た主人公が、それをエロ方面のみに生かすという血統(設定)は利己主義すぎて斬新。そこからどう血統を膨らませていくかがポイントか。騎手はキャリア不足が否めない雰囲気で、エロに関してはそれほど期待できないかもしれず、ヒロインの内面をしっかり描くことで勝負の形に持ち込みたい。このメンバーでも充分勝負になりそうで惑星候補の筆頭だ。
期待度 ★★★☆
巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~ (Studio 邪恋)
厩舎開業以来催眠系血統中心に走らせてきたStudio 邪恋の最新馬。トレーナーのおくとぱすは催眠凌辱の大家といってよく信頼感はある。ただ今回はこれまで起用してきた騎手とかなり様相が違う。古馬(人妻)の手綱ばかり握ってきた紅葉-Kの手腕は買えるが、初めての催眠系に戸惑わないか心配。それにそもそも催眠系の古馬というニックスは異色過ぎて、果たしてまともに走れるかどうかも分からない。当たれば大駆けも可能だろうが、脚質的に不安は否めないだろう。
期待度 ★★
幻聖神姫セイクリッドFD (Triangle)
変身ヒロイン系中心に走らせる厩舎の中では最も古株といっていいTriangleだが競走成績に関しては地味だった。その厩舎の中ではまずまず結果を残した幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-の直仔(FD)で、能力を受け継げばチャンスはある。ただ内容が父の後日談やIF展開で新味がないのは寂しい。古参厩舎にしては直仔の成績がパッとしないのも気になる点で、血統(設定)に奥行きが欠けていそうなのも不安。常識的には入着があれば充分だろう。
期待度 ★★
小悪魔発育チュ~! (アトリエかぐや)
かぐや厩舎といえば古馬(年上ヒロイン)の印象が強いが、meroが鞍上ならば幼馬(ロリ)にも充分対応できる。といってもこの馬は幼馬に特化した血統ではなく、年下ヒロインに主人公が責められるという趣向。ただヒロインを見る限り好走したたまはじ! -たまたまハジケル妹たち-ほどの魅力は無さそう。エロに関してはそれなりの水準にあるだろうが、ヒロインの魅力が欠けるようだと効果は限定的となる。それでも今回は少頭数でエロ系が手薄。時計が掛かる展開ならば食い込んでくる可能性はありそう。
期待度 ★★★
恋するお嬢様はエッチな花嫁 (ensemble SWEET)
ensembleのエロ専門厩舎として開業したSWEETだが、これまで走らせた2頭はいずれも凡走。敗因はエロについて他厩舎ほど飛びぬけてなく、走り(シナリオ)の内容も乏しい点。ヒロイン萌えに関しては充分だが、もう1つ何か材料がなければ好走は覚束ない。今回馬名(タイトル)を見る限り、花嫁を前面に押し出す作戦のようだが、それにしてはウエディングドレス着用Hが取材する限り見られないのが解せない。直線(終盤)まで取って大事にとって置く作戦かもしれないが、花嫁と馬名にありながら新婚生活に全く触れられていない紹介は謎。これではとても押せない。
期待度 ★☆
死に逝く君、館に芽吹く憎悪 (バグシステム)
姉妹厩舎から数多く所属馬を走らせているCLEARRAVE(ぱれっと)系列の最新馬。デビュー戦の前走は期待を大きく裏切っただけに信頼性は乏しいが、今回トレーナーに和泉万夜を起用。多くの馬を手がけて凡馬も多く出しているトレーナーだが、ニックスに猟奇が加われば好走の確率は高くなる。取材する限り派手なグロが持ち味なようだが、問題は走りが伴ったものになるかと、直線脚が上がってしまわないかどうかという点。最近トレーナーが多忙で馬を手がけ過ぎているのは気がかりで、高馬(フルプライス)でないことも不安に輪をかける。厩舎が喧伝するような愛と感動が本当にあれば上位争い以上の成績も望めるが、正直不安の方が大きい。
期待度 ★★☆
△少女マイノリティ -慰めの愛- (pure more)
姉妹厩舎のこの恋、青春により。が意外な不振。前走の少女アクティビティも前評判ほど走れなかったこともあり、今回が厩舎にとっては正念場だ。幸いトレーナーの小西翼はこの恋、青春により。で評価の高かったルートを担当していて、メインヒロイン一本に絞った作戦は悪くない。ただ気になるのはヒロインがどうも灰汁が強そうなのと、主人公にダメさが漂っていること。ただ走りさえしっかりしていれば克服できるだけの能力はありそうだし、騎手も力を付けている印象。裏切られる可能性はあるがもう1度追いかけて見たい。
期待度 ★★★
〇千恋*万花 (ゆずソフト)
好走したサノバウイッチの籐太を引き続きトレーナーに迎え、前走の魔女系から巫女ヒロインと和風テイストで挑む。和風や日本神話は籐太が得意とする血統だけに、前走以上の力を発揮する可能性は高い。ただ少し気になるのは厩舎所属トレーナーである天宮りつでなく、実績はありながら近走沈滞気味の瀬尾順の方。複数トレーナー制で氏瀬尾氏が絡んで成功したのはClover Day'sくらいで、後は人気以下の成績に終わった馬が多い。そのジンクスを払拭できるかどうかだが、逆にいえば不安はそれくらい。騎手のこぶいち&むりりんは鉄板だし一定以上の能力を秘めているのは間違いなく、安定度は随一。人気になるが逆らえなさそう。
期待度 ★★★★
罪恋×2/3 (Campus)
厩舎デビュー戦のハルウソの好走で一躍注目されたCampusの最新馬。といっても次走は凡走に終わっているだけに、全幅の信頼とまではいかない。ただ今回はハルウソを手がけた工藤啓介が配合(原案)を手がけただけに、不気味さはある。ただトレーナーの神堂劾はそれほど評価の高いトレーナーでないし、追い切りの動きもコメディなのかシリアスに動くのかはっきりしない。主人公をめぐる妹と幼馴染ヒロインの葛藤と確執というテーマはよくあるし、実質妹一人が攻略対象というのもマイナス。全くの凡走はないにしても上位に食い込むまでの走りとなるとどうか。
期待度 ★★☆
di-room (つるみく -Another-)
出走取消(延期)を繰り返していたがようやくゲートイン(マスターアップ)したようだ。閉鎖された空間で命令されるままヒロインを犯すという血統はつるみく初期を思わせる。ただ縛りや鎖といったハード凌辱に付き物のアイテムは見られるものの、どこまで初期つるみくのようなハードさを備えているかは不明。トレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していないのも不安。サスペンス風の走りで直線の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにそこまで期待を求めるのは厳しそう。
期待度 ★★
風紀委員 白紗 (縁)
縁厩舎といえば可愛い系の馬体に似合わぬハードな凌辱とゲームブック風の独特な走りが持ち味だったが、最近は普通の凌辱系になってしまい独自性には欠けてしまった。今回は厩舎初の安馬とあって再度思い切った走りを見せて欲しかったが、単にヒロイン数を少なくしただけといった趣き。最近エロもやや淡白になりつつあることもあって、これでは入着も厳しいだろう。
期待度 ★☆
△フローラル・フローラブ (SAGA PLANETS)
ゆず厩舎と同じくトレーナーに籐太を起用するが、こちらは配合から係わっているとあってより走りに重点を置いている感じ。新島夕が厩舎を去ってから今ひとつ期待に応えきれないサガプラだが、今回は変わり身が期待できそうなムードだ。不安なのはサブトレーナーがどこまで調教に係わっているかで、一癖ある性格が持ち味の籐太主人公を他のトレーナーが共有できるかどうか。お嬢様はご機嫌ナナメのような不協和音を奏でてしまうと、トレーナー数の多さが足かせとなってしまうかも。追い切りはなかなかの動きだったが、それが全ルートまで保てるかどうかは五分五分。上位人気馬と比べると信頼度に欠けるのは否めないか。
期待度 ★★★
遊聖天使プリマヴェールDrei (Escu:de)
厩舎初期からの母系であるプリマヴェール系で、好走した彗聖天使プリマヴェールZweiの直仔(続編)。最近でこそ萌え系の印象が強いエスクード厩舎だが、当時はヒロイン凌辱も手がけていて人気のあった母系だ。プリマヴェール系だけあって今回も当然調教凌辱を期待したいところだが、最近萌え系が主戦場だっただけに調教が温くなってしまっていないか不安。トレーナーのZEQUも経験豊富だが走る馬をほとんど手がけていない。久々に騎乗するはなたかれともの手腕が取材する限り、やや劣化している気がするのも不安。ここは見送りたいところだ。
期待度 ★★
龍堂寺士門の淫謀 (Mink)
老舗厩舎ミンクの最新馬だが、大型馬の前走Love and Peaceが馬場掃除に終わるなど、最近の成績は見る影もない。今回調教SLGとあって老舗厩舎に合っている血統なことはプラス材料だが、トレーナーが新顔となると買いかぶれない。騎手のティータ・Jの手腕に衰えはなく、エロに関しては上位クラスの能力はあるが、そういった能力を余計なことをして打ち消してしまうのが、このところのミンク系列の定番。今回も能力を出し切れずに終わってしまうだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗でどの馬に本命を打つかどうか迷ったが、追い切り動いたアマツツミを狙う。トレーナーの実績から再度の凡走は考えにくく変わり身は必至だ。安定さなら千恋*万花も負けていない。トレーナーの顔ぶれも好走した前走とほぼ同じというのも安心。本命馬とほとんど差はないだけの力はある。不気味なのは初出走ながら面白そうな血統のキミトユメミシ。厩舎開業初戦だけに期待通りの走りが出来るかは分からないが、嵌れば人気馬をまとめて負かす可能性はある。ここのところ堅実な成績を残す俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!?も人気の盲点となりそうで面白い。少女マイノリティ -慰めの愛-も能力を出し切れれば食い込んでくるし、フローラル・フローラブも直線で一気に追い込みを見せる可能性もあり意外に難解なレースだ。
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