2016年07月30日

前半の不振を嘆く

最近あまりエロゲーを購入していないような気がしていたのですが、実際調べてみたら今年上半期で買った新作は5本きり。月平均2本は購入していた頃を考えるとこの激減さは何なのかと考えてみたのですが、やはり買いたいと思わせるゲームが少なかったことによるものが大きいのでしょう。

実際批評空間のデータを調べてみると、今年上半期である程度のデータ数があるゲームで中央値で85点を越えているのはあけいろ怪奇譚くらい。といってもこのゲームは関係は薄いといっても前作のなないろリンカネーションをプレイしていないと買いにくいゲームで、3月の本命に押したものの購入には至りませんでした。そんなぼくが買いたいと唯一思わせたのがノラと皇女と野良猫ハートだけで、これは見所が多かったデビュー作のらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE! からのご祝儀買い。5月の乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-はシリーズをずっと買っているため、いわば惰性に近い形での購入。他の3本に関しては1本だけ買うのは寂しいので程度の薄い理由で購入したもの。前はこうした期待の薄いいわば押さえ馬券で結構当たりを掴んだものですが、今年に限っては批評空間のデータを見る限りどれもハズレ。それに対し買っても不思議なかったまいてつ(中央値80点)オトメ*ドメイン(中央値80点)を見送っているなど、最近はエロゲー勘も悪くなってしまったなと嘆息している次第で、ここまで結果が出ていないようでは予想を止めてしまったほうがいいかもしれません。

もう1つ上半期で残念だったのはブランドデビュー作でかなり期待されながらも、大コケしてしまったゲームが目立ったこと。まだプレイしてないゲームについて触れるのは反則かもしれませんが、聖鍵遣いの命題LAMUNATION! -ラムネーション!-といったところがその代表格です。初回から良作以上のゲームを出すというのは難しいにしても、ここまで大きく外してしまうと次回作はかなりマイナスからのスタートとなってしまうでしょう。デビュー作からそれなりに注目されていたということは、何かしら光るものがあったということですから、このまま諦めないで欲しいと思います。あかべぇそふとつぅがデビュー作で酷評を浴びながら2作目の車輪の国、向日葵の少女 で大きく巻き返した先例に倣ってもらいたいものです。
他にもこれまで良作に近いゲームを多くリリースしてきたすたじお緑茶やあっぷりけ、ういんどみる、エウシュリーといったブランドの最新作がすべて期待を裏切ったのも残念でした。

そんな明るい話題が少なかった上半期ですが下半期はオーガストの新作が予定されていて、他にも気になるソフトもあってぼくの購入意欲を呼び覚ますような新作が現れるのを期待したいところ。取りあえず今月は予約してある1本を引き取ってくるのみの予定ですが、それ以降はそこそこ購入意欲が沸くようなラインナップとなっていて、さすがに5本きりしか買わないなんてことはないでしょう。掴んだゲームのハズレを嘆いて予約に二の脚を踏んだり、旧作ばかりプレイするようでは先に進めない・・・というわけで現在プレイしているゲームを終わらせたら早速今月の新作をプレイしてみたいと思っています。

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