2016年09月14日

9月の発売予定表から

夏競馬(エロゲー)も終わり秋競馬シーズン開幕となりました。頭数こそ今ひとつ揃いませんでしたが、開幕月に相応しい人気馬(ソフト)が顔を揃えて楽しみなレースとなりました。人気厩舎2年ぶりの出走が注目を集めそうですが、他の馬も足を掬おうと虎視眈々。人気馬を避けてやや(1週)遅らせてスタートした馬も多く、そのあたりの厩舎作戦も注目を集めそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

カノジョ*ステップ (SMEE)
いまや本家のお株を奪う活躍を見せるHOOKの最新馬。SMEEといえば軽快(コメディ)な走りとイチャラブが持ち味だが、前走あたりからイチャラブに重心が移りつつある印象があり、今回も同様ちなりそう。ただあまりイチャラブ寄りになると本家との差異が感じられなくなる恐れはある。それでも実績ある早瀬ゆうが調教(ディレクター)を行うならそれほど心配なさそう。ただ一番気になるのは萌え系馬の看板というべき騎手(原画家)の公開をしていないこと。これまで起用してきたあめとゆきが他馬に騎乗するため、騎手変更は仕方ないとしても公開を事実上行っていないというのはどうしたことか。恐らく3D系厩舎と同じような方式を取るのだろうが、取材する限りヒロインが判子絵に見えたりとマイナス点は大きい。それより厩舎のこの姿勢が果たしてファンにどう受け取られるか不安。実績は上位だが今回は本命馬に遠く及ばないというのが妥当だろう。
期待度 ★★★

〇巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望- (Waffle)
厩舎の看板母系(シリーズ)の最新馬。これまで凡馬は1頭も出してなく安定度は随一。その根幹を成すのは抜きゲーとしては珍しい細かな血統(設定)への配慮。今回もそれは健在で大崩れはしないだろう。特別編ということで高馬(フルプライス)でないが、それでいてヒロインが4人というのは豪華。新ヒロインであるイリーナにどのような役割が与えられるかも楽しみだ。過去リュート(主人公)最後の物語と謳っていながら、臆面もなく今回出走させるのはどうかとも思えるが、内容でそれらを沈黙させるだけの力はある。本命馬に唯一迫れる存在だろう。
期待度 ★★★★

ご主人様、メイド服を脱がさないで。 (MONAKO)
最近存在感を高めつつあるMOREの姉妹厩舎(ブランド)がまたデビュー。ノスタルジックな走りが持ち味な本家MOREとは対照的に、結婚生活の充実のために仕えるメイドたちとHの修行に励むという完全な抜き系血統。トレーナー(ライター)は今回実質初めての担当となる日下部浪漫で本家の小西翼ほどの安定さを求めるとなると厳しい。恐らく走りに過剰な期待は禁物だろうが、エロにはそこそこ期待できそう。ただ騎手に宮坂姉妹を起用した同じ姉妹厩舎Chelseasoftのソラコイが入着どまりの成績。この馬も同様の成績に終わると見るのが正解だろう。
期待度 ★★

△修羅の痴漢道 (BISHOP)
抜き系ながら天然バカも併せて持ち味とするBISHOPの最新馬で、リアルさに欠け黙っていてもバカになる痴漢血統というのはピッタリの組み合わせ。厩舎の看板騎手である水島☆多也 と玄野トモアキに実績充分の深泥正という騎手陣は大崩れが考えにくい顔ぶれ。最近抜き系厩舎では安定感上位のBISHOPだけに今回も上位に食い込む可能性は充分ありそう。今回同じ抜き系に同型馬はいるが脚質的に両立は可能で軽視は禁物だ。
期待度 ★★★☆

△JD温泉。 エロエロダイナマイト女子大生との温泉生活。 (アトリエかぐや)
かぐや系厩舎の中で動画をウリにするHonkyTonk Pumpkin。かぐや系の中では一番安定した走りを見せていて、主戦騎手が有栖川千里からyoppy に変わっても変化はない。親類から任された素人学生の温泉旅館に宿泊しにくる女子大生がエロ展開を爆発させるというツッコミどころ満載な血統。恐らくエロ以外に見所はないだろうが、そこさえ外さなければ持ち時計なりの走りを見せてくれるはず。後は相手関係だが、抜き系に同型馬が揃ったのはやや不安。ヒモ穴での狙いが妥当なところか。
期待度 ★★★

スワッピングパーティー (アトリエさくら Team.NTR)
NTR&安馬といえば思い浮かぶのがこの厩舎。スワップというとNTRとはやや遠遠い血統のように思えるが、そこは一介のNTRに終わらない馬を輩出してきたおんぼろ月だけに、どうNTRと絡めてくるかが注目だ。ただ力を入れた筈のエンジェルゲームが意外な凡走に終わったように、それが空振りに終わってしまう可能性は考えておきたいところ。安馬なだけに登場人物も多数出すわけにいかず、ルートも複数用意できないのがその一因か。今回相手も強力でこの馬まで出番が回ってくるには、かなり展開に恵まれないと厳しいだろう。
期待度 ★★☆

◎千の刃濤、桃花染の皇姫 (AUGUST)
いまや競馬界を牽引する存在といっていいAUGUSTが2年ぶりに登場。ただの萌え系には終わらない血統の奥深さがこの厩舎の魅力だが、今回もそれは健在。当初からファンタジー展開を示唆しているだけに、AUGUST得意の軽快な萌えはやや抑え気味。そのあたりがどうでるかだが、穢翼のユースティアで新境地を見せているだけにマイナスになるとは限らない。期待がかなり高くその反動が出る可能性は捨てきれないが、それを打ち破るような走りに期待したい。意外に骨っぽい相手が揃ったが、このあたりでは負けられないくらいの気持ちだ。
期待度 ★★★★☆

▲大迷宮&大迷惑 -GREAT EDGES IN THE ABYSS- (Liar Soft)
姉妹厩舎のraiLsoftで活躍した印象がいまだに強いトレーナー希が久々に手がける。raiLsoftでの晩年はあまり活躍馬を出せず、期待された帝都飛天大作戦も掲示板に載るのが精一杯と信頼度は高いとはいえないが、信天翁航海録でコンビを組んだこめが鞍上とあって不気味さが漂う。ダンジョンを舞台とした奇人たちのコメディと馬の雰囲気が信天翁航海録と似ているのもプラス材料。なかなか好走するかどうか読みづらいライアーの馬だが、今回は出番か。
期待度 ★★★★

△D.C.III With You ~ダ・カーポIII ウィズユー~ (CIRCUS)
CIRCUS厩舎無二の母系といっていいD.C.系の最新馬。新母系(シリーズ)での発展を目指した前走が期待に応えられなかっただけに、今回は背水の陣くらいの気持ちか。直仔(FD)でありながら高馬だったりと言いたい部分は多いが、この厩舎のファンならそのくらいは承知で大きなマイナスとはならない。攻略希望が多かったすももと四季のルートが搭載されるのもプラスだ。ただ同じ兄のプラチナパートナーがこの母系にしては物足りない成績に終わったのは気になる。上位には食い込めるだろうが、勝ちきるとなるとかなり展開の助けが必要だろう。
期待度 ★★★☆

タユタマ2 -you’re the only one- (Lump of Sugar)
Lump of Sugar初期の所属馬で別路線(アニメ)でも活躍したタユタマ -kiss on my deity-の後継馬(続編)。といっても知名度ほど父(前作)は好成績を上げていないし、トレーナーが変更の上に新人を起用となると常識的には厳しそう。前作のヒロインであるましろが唯一残ったが、なぜメインヒロイン枠で紹介されているかも不可思議だ。萌えに関しては騎手の能力から考えても高水準なのは間違いないが、それだけで勝負できるかとなると疑問だ。
期待度 ★★☆

ふれるてラブコネクト オレとカノジョの愛情表現 (Nephrite)
デビュー戦から3年の年月を経て、久々にNephrite厩舎が出走させる。10年ぶりに再会した幼馴染とのラブストーリーという分かりやすい血統なだけに、どこか盛り上がる要素がほしいところ。ただデビュー戦は単調な走りに終始してしまっただけに、期待するのが酷か。トレーナーの実績も乏しく、騎手も今回デビュー戦と買える材料はほとんど見当たらない。見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

放課後に乱れる姉教師と隣の部屋で喘ぐ妹 ~恋人になった女の子が、知り合いの嫌な男に寝取られる~ (Guilty)
名門厩舎ながら近年の成績は振るわなかったGuiltyだが、前走は久々に古豪の意地を見せた。ただ今回は前走とスタッフがガラリと変わっているだけに、どれだけ走れるかは未知数。血統は明らかなNTR血統だが、ヒロインが3人いるというのが特色。名門厩舎なだけにエロに関しては大外ししないだろうが、不安に感じるのはNTRで凡走原因となるヒロイン即堕ちとなってしまいそうな点。ヒロインの数を増やした代償が即堕ちに繋がるのでは本末転倒だ。トレーナーの実績が今ひとつなのも不安で、ここでは狙いづらい。
期待度 ★★

ままはは (boot UP!)
最近上位に食い込めずにいるboot UP!だが、今回は人妻をメインヒロインして再浮上を狙う。これまでの戦績を見ると年上ヒロインの方が人気を集めているだけに、この選択はプラスに働きそう。ただ年上女性をヒロインにした割には、年上女性らしい妖艶さがあまり感じられないのは残念。高馬でないだけに仕方ないのかもしれないが、ヒロインを3人に絞った影響で、明らかに攻略できそうなヒロインがサブに回されているのもマイナスだ。浮上の切欠は掴めたとしても馬券に絡めるかとなると厳しそうだ。
期待度 ★★☆

湯の村は~れむ ~巨乳孕ませ温泉滞在記~ (オーバードーズ)
特殊フェチを有する所属馬が特徴のオーバードーズ厩舎だが、前走あたりから方針転換したよう。今回も好走した所属馬の殆どを手がけたshow-ziiiが関わってなさそうで、これまでのイメージを取り払って考えたほうが良さそう。騎手のりゅうき夕海はこれまで手綱を握った馬で好走した馬はいないが、これは騎乗馬に恵まれていないためで乗れない騎手ではない。血統はツッコミどころ満載で明らかな抜きバカ系だが、最後孕ませハーレムへの布石なのだろう。ただトレーナーの須々木鮎尾が姉妹厩舎のルネ・マリン等で結果を出せたのは悪の女幹部系くらいなもの。経験の割りにこういったタイプの馬で活躍した馬が見当たらないのはマイナスだ。今回は抜き系の同型馬が強力。ここでは厳しいだろう。
期待度 ★★

(本紙の見解)
焦点になるのは圧倒的人気を集めそうな千の刃濤、桃花染の皇姫 の動向。ファンタジーと学園系というニックスは大物馬に育ちにくいだけに不安はあるが、過去夜明け前より瑠璃色なを育てた実績もあり払拭できるだけの力はある。ここは素直に厩舎の力を信じたい。人気母系の巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望-が不気味な存在。これまでほとんどハズレを出していない母系で、主人公がリュートとなると凡走の可能性はほとんど少ない。本命馬がマークされる展開なら逆転も可能だ。不気味なのが大迷宮&大迷惑 -GREAT EDGES IN THE ABYSS-で、ライアーのこういった血統は軽視すると酷い目にあう。大駆けは充分可能だろう。血統が袋小路(マンネリ)に入っていると言われながらも、まだ上級馬を送り出すD.C.III With You ~ダ・カーポIII ウィズユー~の底力も侮れない。抜き系にも最近勢いが出てきた修羅の痴漢道が存在感をアピール。他これまでの実績からカノジョ*ステップ も不気味だが、見過ごせないマイナス材料がありこの相手では厳しい競馬となりそうだ。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t118523
上の画像に書かれている文字を入力して下さい