2017年12月12日

12月の発売予定表から

いよいよ年末の最終レース。ラストを飾るということもあってフルゲートの競馬を期待していましたが、意に反し頭数が揃いませんでした。それでも出走(発売)してきた人気上位メンバーの顔ぶれはかなり豪華。力通り発揮してくれたならレベルの高い高速時計(中央値)での決着が見られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

△アマカノ ~Second Season~+ (あざらしそふと)
アマカノの後継(続編)である~Second Season~の直仔(FD)。父(本編)はなかなか成功しているだけに、その走りは楽しみだ。肝心な馬体の充実度合だが過去の直仔を見るとヒロインとのアフター及び新婚生活が描かれる模様。定番の内容だが安定感はありそうな反面、大きく変わり身は見込めなさそう。それでもヒロインの可愛さに関しては最上位ランクにあるだけに、厩舎サイドとしてはそれでも充分勝負になるとの計算か。ただ少頭数とはいえ相手はなかなか骨っぽい。爆発的な末脚がないだけに人気どころが崩れるのを待つことになりそう。
期待度 ★★★☆

お姉さん×SHUFFLE! ~ともだちのお姉ちゃんのエッチな体。~ (アトリエかぐや)
和姦抜き系で安定勢力となっているアトリエかぐやの中で1番抜き色が強いのが騎手yoppyで今回新人の高尾あーやとタッグを組む。血統(設定)は相変わらずのいい意味でバカっぽさ溢れている。顔のそっくりな親友と入れ替わってみたら、親友の姉が弟と思ってスキンシップしてくるといったご都合主義さは明らかにマイナス要素に思えるが、そこがかぐやの持ち味なので大丈夫。ただ別々の弟になりすますといった血統なだけにハーレム展開になりにくかったりと、抜きに対しての足かせが多いのはやはり気になる。それでもここ最近の実績から大崩れはなさそう。ただ今回は相手が相当骨っぽいだけにかなり恵まれないと馬券に絡むのは厳しいか。
期待度 ★★★

△金色ラブリッチェ (SAGA PLANETS)
いまやVA系厩舎のエース格といっていいサガプラの最新馬。主戦トレーナーだった新島夕が去ってからフリーのトレーナーを起用してきたが、一流馬は輩出出来なかった。ただ今回は人気トレーナーのさかき傘を起用。どの馬も上級馬に育て大ハズレしない実績は心強い。追い切り(体験版)の動きは必ずしも好調とはいえず、ややイライラする走りが見られるが、ひこうき雲の向こう側でも同様の展開だっただけに大きな減点と見るのは早計。むしろ脚を溜めて直線(終盤)末脚を爆発させるシーンを期待したい。本命どころの人気が高いがこの馬もそう差は無いはずだ。
期待度 ★★★★

戯ィ牙 ~ファンリューゲ†クリフォト~ (LiLiM)
最近は姉妹厩舎ばかりで、本家の出走は珍しくなったLiLiMだが、今回は新作に限ればおよそ3年ぶりという久々の競走。それだけにあえて本家から出走するということが厩舎サイドからかなり期待されているという見方ができる。トレーナーはアリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)を起用。実績は充分だが前走を含め結果が出ていないのは気がかり。トレーナーが得意としている吸血鬼もので血統(設定)は上級ランクに思えるが、そうした期待を前走の螺旋遡行のディストピア は裏切っただけに信頼感は乏しい。この厩舎には定番といっていいNTR要素が公表されていないのも不安で、印はとても回らない。
期待度 ★★

△アペイリア ~カサブランカの騎士~ (シルキーズプラス)
父(本編)は不安を払拭する走りでファンの期待に応えた。その走りの記憶が薄まらないうちに直仔(FD)の出走(発売)を決めたが、間隔が半年に満たないというのはいかにも短く感じる。父の出走した後に配合(企画)されたとなると、仕上がり不足や内容の物足りなさが表面化する可能性は高い。来年に大物と期待されるバタフライシーカーの出走が控えているのも気になる。能力・実績を考えれば当然期待したいところだが、父の完成度が高かっただけにお釣りが残っていないという見立ても成り立つ。人気どころと比較すると少し割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

▲Suite Life (Chelseasoft)
精力的に出走させているMORE厩舎の姉妹厩舎では1番萌え色の強いChelseasoftの最新馬。前走はデビュー戦から比べると前進しただけに、今回はそろそろ入着以上の走りを見せたいところ。トレーナーはカサブランカの蕾で狂気を演出し結果を出した垂花だが、取材する限りは萌えとシリアスをニックスした血統(設定)で同様の走りが出来るかがカギ。ただ見知らぬ若い男女がTVの企画で擬似家族生活を送るという血統は大化けする可能性を秘める。今回人気どころは強そうだが厩舎の勢いを考えればチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★★

△月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA (Navel)
つり乙2の直仔(FD)2頭目。姉のE×S×PAR!!はまずまず走ったとはいえ、馬体重(容量)の薄さなど分割されたマイナスを曝け出しただけに不安は少なからずある。実妹のアトレのルートは楽しみだが、父(本編)当時ヒロインから一歩引いた位置にいただけに、昇格といってもピンとこない部分があるのも事実。これまでこの母系の直仔が成功した理由は衣遠ら脇役男性を主役にしたストーリーがあってのものでだが、厩舎(HP)を取材したところ、それがなさそうなのも気になる。唯我独尊な主人公のアトレルートでの没落具合が見どころというのは寂しい。全くの凡走はないとしても上位馬と比べるとやや足りないかも。
期待度 ★★★☆

夏夜に悶える七人の誘女 (Guilty)
名門厩舎のGuiltyで虜系と並ぶ母系(シリーズ)である七人系の最新馬。といってもこれまで走った馬で上級馬まで育った馬はないのは寂しい。血統(設定)は観光コンサルの主人公に対し、観光地として開発して欲しい地元のヒロインたちが誘惑をしてくるというもの。凌辱要素は全くない割りにヒロイン数が多く、ルート別に差異が見られないのがこの母系の弱点だが、この馬もそれを解消しそうもない。ただ結果は出ていないとはいえ、母系の特徴をぶれずに続けるという厩舎の姿勢は見習いたいものだ。
期待度 ★★

なちゅらるばけーしょん (hibiki works)
LOVELY×CATION系で鳴らしたhibiki worksが新たな母系を出走させる。高馬でなくお手軽に楽しめるラブリケといった感じなのだろう。ヒロイン2人でトレーナー2名ということで各ルートごとにトレーナーがいるというのは明白だが、あかべぇ系厩舎出身の中島大河はともかく、これまで結果が出ていない水瀬拓末の起用は心配だ。それでも走り(シナリオ)が大きく左右する血統でないだけにそれほど気にしなくていいかもしれない。タイプの違う2人のヒロインと過ごす夏休みは楽しみだが、この時期の出走ということもあって、季節感が感じられないのはさすがにマイナスだろう。
期待度 ★★★

〇眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- (CLOCKUP)
lightで人気を博した昏式龍也 がCLOCKUPの人気騎手はましま薫夫と再びタッグを組む。前回のMaggot baitsも好走していて信頼度は高い。lightで見せる燃えだけでなく、CLOCKUPの特徴であるグロも魅力で確かにこの厩舎でないと大物馬には育たなかったかもしれない。ヒロインの数が少なく、脇役の男どもの数がやたら多いのが目につくが、それもこの血統ならマイナスにならない。というよりこの男どもがどう存在感を放つかが好走のカギとなる。他馬を一蹴する可能性は充分あり、穴どころか主役を窺うくらいの存在だ。
期待度 ★★★★☆

◎幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO- (インレ)
中央(商業)デビュー初戦で快勝し、続く直仔(FD)も期待に違わぬ走りを見せたインレ。直仔のChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 武士の鼓動 (A samurai's beat)では敵役の役割だった新撰組が、今回は主役の座に。これまで数多くの馬(作品)に登場した新撰組という血統(設定)をトレーナーの葉山こよーてがどのように仕上げるかが注目だ。心配なのがデビュー戦でやや世間知らずなところを見せた主人公をどのような性格にするか。隊則厳しい新撰組にデビュー戦のまま主人公を当てはめるとなると厳しい。ただそこは腕達者なトレーナーだけに走りへ響かせることはないだろう。少頭数にしては骨っぽい相手が揃ったが、実績を素直に信頼して本命に押す。
期待度 ★★★★☆

Pure Marriage ~赤い糸物語 さくら編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬(低価格)路線もこれで3頭目。ただこの母系(シリーズ)は結果が出てなく前走は本賞金も足りず、馬群に埋もれてしまった。今回も全妹(続編)ということで、血統はほぼ同じ。ヒロインは幼馬(ロリ)系妹だが、妹が花嫁候補として選ばれるという配合を見る限り、まともな走りは期待できそうもない。ヒロインの魅力も姉と比べて大きく上回っているというほどでもなく、ここでは苦しい。
期待度 ★☆

メス堕ち!巨乳妻との癒され愛温泉 ~巨乳妻たちと身も心もふれあうラブエロ性活~ (Anim)
抜き系では古参厩舎となるAnimだが、長い不振を抜け出したかのようにここ2走は上位を確保。その牽引力となったながマス堕ち母系(シリーズ)で今回は3代目。前走は人妻寝取りよりもその後のイチャラブにシフトした感があるが、今回もお同様の路線で挑むよう。ヒロインも実質夫との生活が語らrてるのはメインヒロインの香澄のみ。他2人は寝取り感が薄いことからもはや寝取りや凌辱で勝負する気はないのかもしれない。騎手陣から相川亜利砂や薦田ロボが去り萌え色は一掃。より人妻専科といった様相だが、この毛色(CG)だとイチャラブとの親和性もあり不安。安定感はありそうだが、このメンバー相手では正直厳しいか。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
少頭数だが期待馬が揃い最終レースに相応しい一戦となった。その中で主役を務めるのはやはり幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO-だろう。大物感もありかなり奥行きがありそうな馬。厩舎やスタッフの勢いを考えれば当然本命だ。不気味なのは眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 。CLOCKUPと手が合うことを証明した昏式龍也が関わるだけに信頼度も高く直線交わしても不思議はない。穴で狙ってみたいのがSuite Life。最近勢いのある厩舎で前走才能あるところを見せた垂花がトレーナーとあって大駆けを見せる可能性は高い。これまで本命を背負ってきた月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SAだが、今回の仕上がりを見る限り上位ランクからはやや離れた感。それよりもさかき傘がトレーナーの金色ラブリッチェ の方が馬格は上。後は厩舎とトレーナーの親和性があるかどうかだけか。アマカノ ~Second Season~+景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~といった直仔勢も能力はあるが、ここまで上位陣が手厚いと連下を窺うのが精一杯か。


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