2018年02月12日

ぼくが国士を嫌いな理由

先日のリアル麻雀での対局から

南1局西家。全員が均等に和了してトップからラスまで5000点差もない混戦模様。
そして配牌がコレ。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ九筒:麻雀王国ドラ四索:麻雀王国

ガクっとする手ですが、いつもなら取り合えず様子見で字牌(オタ風)を切っていくところ。ただ何か頭に閃くものがあって四筒:麻雀王国打。
どうせ上がれないならドラ頭にしてのチートイか、チャンタ狙いのつもりだったのですが、8巡目になんとこのような手に変貌。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ發:麻雀王国

今までマンヅを1枚も切らず一色手に見せかけていましたが、ポンカスの發:麻雀王国をツモってはもう隠す必要もないので三萬:麻雀王国打。残る九索:麻雀王国は場に1枚切れで一筒:麻雀王国は2枚切れ。国士でネックとなる字牌が全揃いしたことで久々の役満チャンスと思ったところで親リーが飛んできました。

リーチ者の河にマンズはなく東:麻雀王国は生牌と安全牌は不在。ここで無筋の危険牌をツモってきた時にオリるか勝負するかどうか。ぼくが国士嫌いなのはこんな時の選択が嫌なことで、大抵イーシャンテンかリャンシャンテンでリーチに勝負して振り込んでしまうのです。
まあ最近はさすがにリャンシャンテンならオリますがイーシャンテンだと微妙。しかも一筒:麻雀王国九索:麻雀王国はまあまあ山に残って居そうですし・・・

とここで親リーに対し南家が一発消し。すると直後のツモでなんと九索:麻雀王国が飛び込んできました。こうなったら迷う必要はありません。ロンと言われておかしくない東:麻雀王国をそっと河に置いたところ無事通過。しかも一筒:麻雀王国は親リーの現物。これは貰ったと胸躍らせた瞬間、北家が切った七索:麻雀王国に親が「ロン」の声でリーチ裏1の3900点。

ここまで上がれそうなムードが立ち込めながら、流されてしまうとは・・・北家はいつも無謀な打牌をする人ではないだけに、まさか危険を察知して差し込んだのかとも思ったのですが、まさか1枚余りで国士テンパイと読むのは能力者クラスですからさすがに思い過ごしでしょう。
この対局は結局3着。ぼくが国士をますます嫌いになった一局でした。

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