2018年02月26日

バカヅキだった2局から

2月に入ってからネット・リアルとも麻雀は地獄モードを脱出し上昇カーブを描いています。
そうなると、あれほど手が入らなかった配牌も入るようになるとともに、不思議にツモも伸びるようになってきました。
つい先日のリアル麻雀でのこと。南3局の北家でトップと10500点差の2位。そんな状況で配牌を開けてみるとこんな手でビックリ。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国ドラ五筒:麻雀王国

なんとテンパイしていて待ちはノベタンながら両面待ち。ただし打っている雀荘では人和はなかったのですが、幸い出ることはなくツモ番が来て力をこめて持ってきた牌は残念ながら北:麻雀王国
人生初の地和を逃してつい苦笑してしまったのですが、よくよく考えれば北:麻雀王国ツモも悪くない。逆転には満貫ツモかハネ満条件だったのですが、それを満たすツモが北:麻雀王国で、ダブリー・チャンタ三色でキッチリハネ満。これなら出所を気にすることはなく上がれるということで勢い四萬:麻雀王国を切り横に曲げました。
この待ちならすぐ出るだろうと思っていたのですが、中々上がることができず、7巡目にラス目から追っかけリーチを受けたりしたのですが、そのラス目がほどなく北:麻雀王国を掴んでトップをゲット。こんな労する事無く逆転を決めることなんて覚えが無い出来事でした。

それとはまた別の日のこと。その局は東1局で追っかけリーチに負けマンガンを振り込むなど、18400点持ちの3着に沈んでいましたが、南1局南家でこんな手が入ってきました。

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国八筒:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国九索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ六萬:麻雀王国ドラ八筒:麻雀王国

見る限りやる気が失せる配牌で、狙えるのはドラを生かしたチートイかマンヅのホンイツといったところですが、それもかなり遠くて普通なら先制リーチを掛けられオリとなるでしょう。それで安全牌を溜め込むつもりで索子の中張牌から切り飛ばしていったのですが、それが8巡目にはこんな手に化けました。

一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ東:麻雀王国

ここは悩ましいですが東:麻雀王国中:麻雀王国が生牌なことから一萬:麻雀王国を切ったところ、ラスの対面からリーチが入る。そんな次のツモで東:麻雀王国が重なり、一応安全牌の八萬:麻雀王国打。すると次のツモが1枚切れの南:麻雀王国で役満の目が出てきました。こうなったら生牌の中:麻雀王国ぐらいと思い切ったところ無事セーフ。そうすると対面から東:麻雀王国が出たので当然ポン。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 ポン東:麻雀王国

初手から全く場に顔をださない西:麻雀王国の存在が気になりますが、もし他家に持たれてなく鳴ければ役満テンパイですから、当然テンパイ取らずの七萬:麻雀王国切りしたところ、次のツモがなんと南:麻雀王国であの配牌が驚きの小四喜テンパイ。

ツキがない時なら最後残った五萬:麻雀王国が当たってしまうものですが、これが通った時点でほぼ貰ったと思っていたところ2巡後哀れなラスの対面が南:麻雀王国を掴み上がることが出来ました。

他家も一瞬何が起きたか分からないくらいくらい意外な役満だったようで、一種ポンしただけで小四喜が完成していたとは思わなかったみたい。この上がりで対面を飛ばしてトップ。こんなツモなら誰でもトップが取れるというものですが、この2局はいかにも恵まれました。このツキに浮かれることなく足踏み状態の天鳳でも特上卓を目指して精進していきたいと思っています。

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