2018年03月21日
イチャラブに徹した功罪
ようやく上がった天鳳特上卓での成績は一進一退といったところ。決して特上卓でぼくの麻雀が通用しないというわけではなさそうですが、さすがに上級卓よりラスを取る回数が増えていて、もう1つ先に行くには何かが足りないといったところです。
それが何かについて探るのは次回以降として、今回はこのブログの原点というべきエロゲーについて・・・というわけで、先日クリアしたMaking*Lovers(SMEE)についての所感を述べてみたいと思います。
前にも話したかと思うのですが、このゲームがSMEEのご初会だったわけですが、インストールしてしばらくプレイした感覚では昨年プレイしたAmenity's Life -アメニティーズ ライフ-(HOOK)に近く意外と馴染みのあるものでした。
これはSMEEとHOOKが姉妹ブランドであることが主であることが要因だと思うのですが、イチャラブという点でも同じような甘さを感じました・・・といってもこれは本家であるHOOKが見習ったのかもしれないのですが。
それはともかく、他のイチャラブゲーと比べてやや特色のある部分はシチュの多いHシーンでしょう。自室やラブホテルといった萌えゲーによくある場所でのHだけでなく、職場や野外など正統萌えゲーにはあまり見られない場所でもコトに及ぶなどエロにも力を入れている印象です。ヒロインもHに皆積極的で、特に妹の亜子のエロに対する傾倒ぶりは異常。まあそれだけ義兄(主人公)に対する思いが強かったといえるのかもしれませんが・・・親バレの恐怖にめげずに何度も自室や風呂場でコトに及ぼうとする亜子と主人公には、お前ら学習能力がないのかとツッコミを入れたくなるくらい。
さてそんなイチャラブゲーの宿命として、すべてのヒロインでイチャラブを展開しようとすると、ルートを進めていくに従ってどうしても濃いイチャラブに食傷気味になってしまいがちになることでこのMaking*Loversも例外ではありません。まあこれはぼくがトシを取りすぎているせいで、若い人にはこのくらいのイチャラブくらいでは胃もたれしないのかもしれませんけど。
そんなわけでイチャラブの印象度についてはどうしても1番最初にクリアしたヒロインが良く感じられてしまうのは仕方ないところ。ぼくが1番最初クリアしたのは不思議系ヒロインのましろだったのですが、ぼくの1番好みから外れたヒロインでありながら不覚にも展開されるイチャラブと彼女の健気さに負けて何か愛おしく感じられてしまいました。
そんな彼女とのイチャラブを味わった後で、すぐ他のルートを開始し別のヒロインのイチャラブを楽しめるかというと、ぼくの神経はそれほど太くはできてないのです。
これが普通の萌えゲーならば、付き合う前の過程が(一応)綿密に描かれ、そのヒロインに感情移入できる時間があるのですが、このゲームは付き合う前の展開よりも恋愛関係に入った後のイチャラブを重視しているため、愛着を考えるとどうしても最初攻略したヒロインに引きずられてしまうのですね。
そういった意味でぼくがイチャラブ面で一番楽しめたのは最初攻略したまひるだったのですが、シナリオやキャラを含めた全体で一番魅力的だったヒロインとなると可憐(次は亜子か)で間違いないでしょう。
これは他のヒロイン(義妹の亜子は別だが)が主人公と初対面から、好意を持ったり積極的にアプローチしてきたりというエロゲ的超展開で進んでいくのに対し、可憐は大学時代の同サークルで顔見知りだったという因縁があって、最初はマイナスに近いスタートから関係が始まります。そこから素直になれない可憐の心が少しづつほぐれていって、恋愛関係に発展するという流れは説得力があって面白く感じられました。そう考えると可憐は他のヒロインとタイプが違っていて、違う味を感じてしまうのですね。そういえば他のヒロインが巨乳揃いに対し可憐は一人だけ控えめな膨らみに((そこがイイ!)留まっています。ただそうした工夫も恋愛関係に発展しイチャラブに入ってしまうと他のルートと差が見られなくなったのは惜しい。
ただ苦言を呈したいところもチラホラとあちます。
まずデートプランについてですが、いろいろ場所や選択肢を変えていっても全く意味が無い。デートの初っ端からラブホテルに誘うなんてどう考えてもバッドエンド一直線になってしまいそうですが、それもなく何事もなかったようにスルー。まあ選択肢の選び方によってバッドとグッドに分岐せよとまではいいませんが、例えばデートプランによってヒロイン別に特別なCGが用意されていたりといったサービスは出来たと思うのですね。
あと、立ち絵と個別CGがキャラ崩壊とまではいきませんが、やや別人になってしまうような場面があります。原画買いをする割には作画の崩れやハンコ絵に関しては目をつぶるぼくがツッコミたくなるくらいですから、気にする人は多かったのではないかと思います。まあシナリオやテキストが良ければ原画については、だんだんきにならなくなってくるものですし、それほど目くじらを立てるものではないですが・・・まあこれは前作のカノジョ*ステップも同様だったようで、SMEEのゲームを買う人にとっては承知していないといけないのかもしれませんが。
(総括)
全体的には高品質なイチャラブゲーといった評価は出来ますが、ルートを進めていくに従ってだんだんと胃もたれしてしまうのは残念なところ。ルートごとにもう少し展開に違いが出ていれば、そういった点を解消できたと思います。ゲラゲラ笑うといったような面白さはないのですが、オチャラケているようで肝心なところは締める存在主人公のも良く、さすが良作を続けてリリーしているしSMEEの実力を認識した次第。ただ惜しまれるところもちらほら目についたのも事実。といっても原画を含めこれがSMEEというメーカーの限界かもしれませんね。
それが何かについて探るのは次回以降として、今回はこのブログの原点というべきエロゲーについて・・・というわけで、先日クリアしたMaking*Lovers(SMEE)についての所感を述べてみたいと思います。
前にも話したかと思うのですが、このゲームがSMEEのご初会だったわけですが、インストールしてしばらくプレイした感覚では昨年プレイしたAmenity's Life -アメニティーズ ライフ-(HOOK)に近く意外と馴染みのあるものでした。
これはSMEEとHOOKが姉妹ブランドであることが主であることが要因だと思うのですが、イチャラブという点でも同じような甘さを感じました・・・といってもこれは本家であるHOOKが見習ったのかもしれないのですが。
それはともかく、他のイチャラブゲーと比べてやや特色のある部分はシチュの多いHシーンでしょう。自室やラブホテルといった萌えゲーによくある場所でのHだけでなく、職場や野外など正統萌えゲーにはあまり見られない場所でもコトに及ぶなどエロにも力を入れている印象です。ヒロインもHに皆積極的で、特に妹の亜子のエロに対する傾倒ぶりは異常。まあそれだけ義兄(主人公)に対する思いが強かったといえるのかもしれませんが・・・親バレの恐怖にめげずに何度も自室や風呂場でコトに及ぼうとする亜子と主人公には、お前ら学習能力がないのかとツッコミを入れたくなるくらい。
さてそんなイチャラブゲーの宿命として、すべてのヒロインでイチャラブを展開しようとすると、ルートを進めていくに従ってどうしても濃いイチャラブに食傷気味になってしまいがちになることでこのMaking*Loversも例外ではありません。まあこれはぼくがトシを取りすぎているせいで、若い人にはこのくらいのイチャラブくらいでは胃もたれしないのかもしれませんけど。
そんなわけでイチャラブの印象度についてはどうしても1番最初にクリアしたヒロインが良く感じられてしまうのは仕方ないところ。ぼくが1番最初クリアしたのは不思議系ヒロインのましろだったのですが、ぼくの1番好みから外れたヒロインでありながら不覚にも展開されるイチャラブと彼女の健気さに負けて何か愛おしく感じられてしまいました。
そんな彼女とのイチャラブを味わった後で、すぐ他のルートを開始し別のヒロインのイチャラブを楽しめるかというと、ぼくの神経はそれほど太くはできてないのです。
これが普通の萌えゲーならば、付き合う前の過程が(一応)綿密に描かれ、そのヒロインに感情移入できる時間があるのですが、このゲームは付き合う前の展開よりも恋愛関係に入った後のイチャラブを重視しているため、愛着を考えるとどうしても最初攻略したヒロインに引きずられてしまうのですね。
そういった意味でぼくがイチャラブ面で一番楽しめたのは最初攻略したまひるだったのですが、シナリオやキャラを含めた全体で一番魅力的だったヒロインとなると可憐(次は亜子か)で間違いないでしょう。
これは他のヒロイン(義妹の亜子は別だが)が主人公と初対面から、好意を持ったり積極的にアプローチしてきたりというエロゲ的超展開で進んでいくのに対し、可憐は大学時代の同サークルで顔見知りだったという因縁があって、最初はマイナスに近いスタートから関係が始まります。そこから素直になれない可憐の心が少しづつほぐれていって、恋愛関係に発展するという流れは説得力があって面白く感じられました。そう考えると可憐は他のヒロインとタイプが違っていて、違う味を感じてしまうのですね。そういえば他のヒロインが巨乳揃いに対し可憐は一人だけ控えめな膨らみに((そこがイイ!)留まっています。ただそうした工夫も恋愛関係に発展しイチャラブに入ってしまうと他のルートと差が見られなくなったのは惜しい。
ただ苦言を呈したいところもチラホラとあちます。
まずデートプランについてですが、いろいろ場所や選択肢を変えていっても全く意味が無い。デートの初っ端からラブホテルに誘うなんてどう考えてもバッドエンド一直線になってしまいそうですが、それもなく何事もなかったようにスルー。まあ選択肢の選び方によってバッドとグッドに分岐せよとまではいいませんが、例えばデートプランによってヒロイン別に特別なCGが用意されていたりといったサービスは出来たと思うのですね。
あと、立ち絵と個別CGがキャラ崩壊とまではいきませんが、やや別人になってしまうような場面があります。原画買いをする割には作画の崩れやハンコ絵に関しては目をつぶるぼくがツッコミたくなるくらいですから、気にする人は多かったのではないかと思います。まあシナリオやテキストが良ければ原画については、だんだんきにならなくなってくるものですし、それほど目くじらを立てるものではないですが・・・まあこれは前作のカノジョ*ステップも同様だったようで、SMEEのゲームを買う人にとっては承知していないといけないのかもしれませんが。
(総括)
全体的には高品質なイチャラブゲーといった評価は出来ますが、ルートを進めていくに従ってだんだんと胃もたれしてしまうのは残念なところ。ルートごとにもう少し展開に違いが出ていれば、そういった点を解消できたと思います。ゲラゲラ笑うといったような面白さはないのですが、オチャラケているようで肝心なところは締める存在主人公のも良く、さすが良作を続けてリリーしているしSMEEの実力を認識した次第。ただ惜しまれるところもちらほら目についたのも事実。といっても原画を含めこれがSMEEというメーカーの限界かもしれませんね。
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