2018年12月13日

12月の発売予定表から

ここ数R(月)少頭数な上に絶対的人気馬が不在という寂しいメンバー構成が続いていましたが、年の最後になってようやく実力馬が揃った面白いレースが見られそう。絶対的な本命馬が不在なだけに、どこからでも狙える混戦模様の一戦となりそうですが、いい正月を迎えるためにも確実に当たり馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アまヤカシな彼女 ~母性的なアヤカシ娘と甘エロ生活はじめます~ (アトリエかぐや)
かなり短い間隔で使われてきているアトリエかぐやが掉尾を飾るべく出走。といってもみゃぁんが抜け騎手の起用に試行錯誤が続くCheshire catからの出走で、今回も騎手は新人とchoco chipやyoppyといった主戦騎手と比べて信頼感は落ちる。血統(設定)はヒロインが妖怪娘というよくあるタイプだが、この厩舎らしくヒロインが3人と少なめ。新人騎手なだけにもう少しサービスしても良かった気がする。追い切り(体験版)を見る限り、騎手の手腕はそれほど悪いものではないが、血統も馬体(CG)もの雰囲気もやや地味で強調材料に欠けるには確か。今回メンバーが骨っぽくなっているだけにこの馬まで(CG)も購入点数が回るかどうか。
期待度 ★★☆

エロいもサイクロン! ~渦巻くエロエロは妹を中心に急速拡大中!~ (MiLiMiLi)
今年7月に開業したMiLiMiLiのデビュー初戦でまずまずの内容を残したエロいもハリケーン! の全妹(続編)。前作のヒロイン2人に加え新たにすみれが加わったが、前作のヒロイン2人に比べるとやや魅力に欠けるだけに、プラス材料は小さく感じる。ただ初戦ではメインヒロインである妹さくらの天然バカさとエロが妙にマッチしていただけに、あれ以上存在感のあるヒロインを登場させるのは打ち消しあう可能性があり難しいと見ての苦肉の策か。本来なら伸びを欠いた原因のアイドルという因子を今回強調させてほしいところだが、厩舎を取材する限り可能性は低い。となると前走から大きく変わり身を見せるのは難しく入着が一杯か。
期待度 ★★☆

えろぼいす! Hなボイスでいちゃラブサクセス♪ (CLOCKUP)
この厩舎のバカ系血統(設定)は過去好走したことがあり、配合(企画)を過去こういった血統を手がけたいけだかなめ。が手がけるとあって軽くは扱えないが、走った馬ははまじま薫夫が手綱を握った馬がほとんど。今回は割り引いて考えた方がよさそう。トレーナーの屋形宗慶らはこの血統ではお馴染みといえるが、全くの凡走はしていないものの、最高で入着どまりと能力的に限界があり、今回の相手は強力なだけに厳しい。追い切り(体験版)は短いところしか追ってないがまずまず軽快。といってもこれまでの馬も追い切りではこの程度の動きはしていたし、エロゲ声優をテーマにした馬はさほど珍しくいとはいえないだけに大きく強調できるものでない。かなり人気馬が崩れないと出番は回ってこないと予想する。
期待度 ★★☆

△巨乳エルフ母娘催眠 「はい……人間様のオチ○ポを母娘でしゃぶらせていただきます……」 (ルネ)
相変わらず頭の痛くなる長い馬名(タイトル)を付けてきて、そのバカっぽさは競馬(エロゲー)界の小田切さんかと言いたくなってしまうが、そのバカバカしさの反面意外に活躍馬が時折現れるのが悩ましいところ。特に亜人間ヒロインとなると活躍する可能性は高くようこそ! スケベエルフの森へという好走例もあり軽視は禁物。騎手のhuracanは実績はそれほどでもないが、前走の巨乳プリンセス催眠「下賤な貴方のモノを……でようやく見せ場を作っただけに、不気味さはある。問題は催眠凌辱という部分が亜人間とのニックスと和合性があるかどうか。ヒロインが王族ばかりでよくある女王・王女催眠凌辱と変わりがないとなると多少割り引かなければならないし、今回のメンバー相手だとやや苦しいかもしれない。
期待度 ★★★

黒獣2 ~淫欲に染まる背徳の都、再び~ (Liquid)
ネクストン系の凌辱専門厩舎Liquidで主戦騎手の能力が高いのが特長で、今回は名手日陰影次を起用。父(本編)の黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~は競走成績自体はそれほどでもないが、直仔(FD)はまずまず活躍している。ただファンタジーと凌辱というニックスは巨乳ファンタジーという大成功した馬がいて、それと比較されてしまうのが悩みどころ。ヒロインの数が多いのは一見プラスに思えるが、走り(シナリオ)が薄くなってしまいがち。父もそれが活躍に繋がらなかった要因なだけに、今回もそうなってしまう危険性は高い。トレーナーの頑張り次第でそれを覆す可能性はあるが、最近の成績を考えると厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

〇コイカツ! アフタースクール(ILLUSION)
3D系厩舎の馬は1回使われてからが本当の勝負といったところがあって、この馬も父(本編)から上積みを期待していい。特にこの母系(シリーズ)に関しては父が好走しているだけに、実績を考えれば当然首位争いしていいだろう。父は好走したジンコウガクエンの同血統でさほど配合に変化なく苦戦は必至と思っていたが、この時計で駆けたならしたもの。後は新要素でどこまで新味を出せるかどうかで、のデキが良かっただけにそれを生かせるか一抹の不安はあるが、額面どおりなら首位争いも充分可能だろう。
期待度 ★★★★

△言の葉舞い散る夏の風鈴 (シルキーズプラスDOLCE)
景の海のアペイリアで昨年の年度代表馬級の活躍を見せたシルキーズプラスDOLCEが、再びトレーナーに範乃秋晴を迎えてその再現を狙う。といっても前走のようなSF血統でなく、騎手のひなたももを生かして萌え系に寄せた感じ。何か同トレーナーでニ走ボケだった私が好きなら「好き」って言って・・・を思わせるところがあって不安はある。もちろんトレーナーの手腕は確かだけに、萌えでも一定の力は見せてくれるだろうが、このトレーナーらしい重厚さとは対極であり直線(終盤)の追い込みが不発に終わる危険性はある。今回相手が揃っていて重苦しさを見せた追い切り(体験版)から今回は少し割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

これからアナタを奪うから!!! -ユウワク・ソウダツ・シスターズ- (アストロノーツ・コメット)
アストロノーツの安馬(低価格)厩舎としての色が強いコメットだが、今回はヒロインが3人で決して安馬とは言いがたいお台(価格)設定で、その分特徴に欠ける。騎手のたいのねはデビュー戦の艶花サクラメントを見る限り、それほど腕が劣るわけではないが、それほどエロに振り切れているわけでなく目だつところはない。それで今回ヒロインを巨乳にしてきたようだが、これでは先達のアトリエかぐや厩舎の後追いをしているだけで、余計に独自色をなくしてしまったように感じる。シナリオ薄めの巨乳路線では騎手の能力を考えるとかぐやの出走馬に劣るところが多く、ここでは厳しいだろう。
期待度 ★★

下々の生活を嗜むための集い ~無知で高貴なお嬢様は庶民の性活に興味津々~ (MONAKO)
MOREの萌えエロ部門を担当するMONAKOの最新馬。これまで依頼してきたKakaoでなく新人所属騎手の黒津ゆきに騎手変更。それだけに走り(シナリオ)の内容でなく単純にエロで勝負というわけにはいかないと考えるのが普通。ただトレーナーの由比燈汰は実質初めて調教を手がけた恋はもふもふ!ラブ・ミー・テディで見せ場すら作れなかっただけに、不安は尽きない。お嬢さまヒロインと萌えエロとのニックスはこれまで多くの馬で用いられていて新鮮さはなくそれだけに走りに一工夫必要なはずだが、このトレーナーにそれを求めるのは酷。ここではとても買えない。
期待度 ★☆

△宿星のガールフレンド2 -the destiny star of girlfriend- (mirai)
前走で厩舎デビュー戦惨敗のイメージを鮮やかに払拭して臨む今回だけに期待充分。しかも全妹(続編)とあって能力はほぼ同等といっていいだろう。前走好走の要因は、デビュー戦の失敗から萌え系一本へと脚質変更に成功したのに加え、騎手のかんなぎれいの手腕を引き出したトレーナー(ライター)によるものが大きい。どうやら当初考えていたのと違って、一介の新人と見てはいけなさそうだ。今回も追い切り(体験版)を見る限り軽快な動き。ヒロインの可愛さは前走同様でメンバーが骨っぽくなる今回だが、充分上位を窺えそうな雰囲気だ。
期待度 ★★★★

sin光臨天使エンシェル・レナFD -FACE THE DESTINY- (Triangle)
変身ヒロイン凌辱系では一番の老舗厩舎(ブランド)といえるTriangleだが、目だった活躍馬というと数えるほど。それでもこれだけ長い間厩舎を存続できるということは、堅実な厩舎経営と熱心なファンが付いているということだろう。今回は直仔(ファンディスク)ということで、これまでの厩舎の実績を考えればある程度堅実な走りをしてくれるだろう。といっても父(本編)はそれほど活躍した馬でないだけに、能力はそれほど高くはなさそう。今回相手も揃っていりだけに、この馬なりに走ったとしても上位に食い込むのは難しそうだ。
期待度 ★★

◎空に刻んだパラレログラム (ウグイスカグラ)
前審のヨナキウグイス時代から一貫性を持つ仕上げをするウグイスカグラ厩舎で、最近の進境ぶりを考えればもはや一介の穴馬以上の評価が必要。騎手の桐葉の手腕も進歩してきてるのも強みだが、何といってもこの厩舎の屋台骨を支えているのはトレーナーであるルクルの存在。ただ今回の血統(設定)は架空スポーツを核にした部活系とこれまでの所属馬とはやや傾向は異なっている。部活系といえば努力・友情・勝利といった根性系か、スポーツを通じたラブコメといったところだが、このトレーナーとは肌合いが違っているだけに、どのような馬なのか想像が付かない。追い切り(体験版)は公開されているが、記者は個人的にこの馬の購入を決めているので、あえて追い切りは見ていないため想像するしかないが、スポーツの暗い闇の面にスポットを当てていると予想。ただそれだけだとエンターテイメント性に欠ける面があるだけに、もう1つ何か材料が欲しいところだ。登場人物が過去の所属馬と比べて増えているのは表面的にはプラスだが、トレーナーがそれだけの人物をしっかり描ききれるかどうか。それでもこのトレーナーの能力を信じて主役に押す。
期待度 ★★★★

ねこねこファンディスク4 (ねこねこソフト)
ファンサービスでは定評あるねこねこソフトの直仔(ファンディスク)。他所の厩舎で走った馬の直仔まで混ざっているというのはどうかと思わないでもないが、その懐の大きさはさすがといえる。ただ最近のねこねこの直仔は走っていないというのはさすがに気になる。馬体の内容も過去走った馬のアフターにおなじみのコンテンツである脱衣麻雀とあまり代わり映えしない内容。前走のルリのかさね ~いもうと物語り~が久々に好走したというのは心強いが、この厩舎の全盛期でも連対が厳しかっただけに、ここでも苦しいだろう。
期待度 ★★

△ネムれる園の少女たち (かえるそふと)
新規開業厩舎だが、厩舎スタッフを見ればたぬきそふとの流れを汲んでいるのは明白。たぬきそふとのあまりの幼馬(ロリ)への傾倒ぶりに競馬会から目を付けられ看板のみを替えたのかと邪推したくなる。当然騎手が野々原幹な以上幼馬以外の手綱を握るわけがなくメインヒロインは当然貧乳。ただこれまでより若干幼馬さを薄く感じられるのは、他のヒロインが幼馬でなさそうなこととE-moteの影響があるかもしれない。野々原幹とE-moteの相性が良いかも注目だが、一番の魅力はHシーンに動画を導入したこと。動画=巨乳というイメージが強い中で、あえて幼馬Hに動画を導入したところに面白さを感じる。幼馬とサキュバスというニックスもほぼ見当たらなく新味は充分。意外な好走も考えておきたい。
期待度 ★★★☆

捻くれモノの学園青春物語 ~俺と彼女の裏表~ (りびどーそふと)
りびどーそふとが厩舎開業初戦以来2年ぶりに出走させる。デビュー戦はあまり見所はなかったが、今回トレーナーに一癖ある桜庭丸男を迎えて、変わり身の可能性はありそう。ヒロインを含むキャラクターが多彩で並みのトレーナーだと扱えるか心配だが、このトレーナーならと思わせるだけの実績はある。ただ追い切りの動きはかなり不安。主人公がダメというのはこの血統だけに仕方ないところはあるが、動きに軽快さを欠くのはマイナス。このトレーナーだけに終盤仕込んでくる可能性はありそうだが、この序盤の動きだと直線追い込んだとしても届かないといった展開が目に浮かぶ。相手も強力なだけに見送った方が良さそうだ。
期待度 ★★☆

▲VenusBlood:Lagoon (DualTail)
長距離系の安定さでは現在トップといっていいDualTailだが、母系(シリーズ)の代を重ねてきて頭打ちとなってきているのは確か。変わらない安心さとマンネリとの折り合いをどうつけるか厩舎の舵取りが注目される。この厩舎といえば受胎&触手エロだが、これ以上エロをハードにさせるのも難しく、活路を見出すとすれば走り(シナリオ)で切れ味を出すか、ゲーム性を進化させるかだろう。といっても走りについては頭打ちの印象があるだけに、後はゲーム部分で遊び倒すだけの幅広さがあるかだろう。そのゲーム性についてはここまで大外ししていないだけに信頼感はあるが、相手を突き放すだけの面白さがあるかどうかは不明。それでもキッチリ持ち時計通り駆けてくれるだけに、上位争いはしてくれる力は充分持っているはず。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)久しぶりに予想しがいのあるメンバーが揃った気がする。こうしたレースを毎回見たいものだが、実際予想する立場としては悩ましい。最近の実績や勢いを考えれば空に刻んだパラレログラムがわずかに抜けている。トレーナーの実力を素直に信じてみたい。3D系では久々に活躍した父の勢いを考えればコイカツ! アフタースクールも逆転は可能。人気母系の最新馬VenusBlood:Lagoonも差は全くない。全兄の活躍ぶりから宿星のガールフレンド2 -the destiny star of girlfriend- も逆転を見込む。この4頭続くのが幼馬血統ながら奥行きのありそうなネムれる園の少女たちで横一線の激しいつばぜり合いが見られそうだ。もう1頭人気になりそうな言の葉舞い散る夏の風鈴は追い切りの評価が今一つでやや評価を下げた。

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