2023年07月20日

7月の発売予定表から

梅雨も明け、夏本番となるが、中央(商業)競馬(エロゲー)は来月の地方(同人)の祭典を控え、頭数は揃わず大物馬の出走は見られないのが通常。そこを考えれば、今回はそこそこ頭数は揃って楽しめそう。ただこれといって飛びぬけた存在は不在なだけに、馬券はかなり難しそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


あざとカワイイ綾瀬ちゃん! (コンフィチュールソフト)
騎手に秋野すばるを起用したここ3走が期待はずれ。それだけに次回誰に手綱を預けるか注目されたが、基井あゆむを起用したのには驚いた。過去PULLTOPでデビューしてこの大空に、翼をひろげてで注目を集めたが、最近は騎乗の声が掛からなくなっていた。今回はこれまでと違い抜き系ということもあって、これまで跨っていた馬たちとはタイプが違う。そもそも抜き系の印象の薄い基井あゆむを起用したこと自体やや不思議に感じられるのだが。トレーナーがこれもPULLTOP時代組んだことがある高嶋英二という点で関連があるのか。といってもこちらも最近の成績は振るわない。今回も厳しい立ち回りとなりそうだ。
期待度 ★★

幼なじみお嬢様とHでヒミツな同棲生活 (AMUSE CRAFT EROTICA)
ユニゾンシフト系の抜き系安馬(低価格)厩舎AMUSE CRAFT EROTICAだが、これまで上位を覗うような馬は出ていない。今回は姉妹厩舎のmilimili:でデビューしたみつはもち。を鞍上にこれまでより萌えの割合を増強。ユニゾンシフト系だけに、経験は少ないながら手腕はなかなか。身分の違うお嬢さまヒロインと同棲生活をするという馬名(タイトル)どおりの単純な血統(設定)だが、ヒロインの春音はなかなか魅力的。彼女の存在だけで上位が狙えるのではないかと思わせるほど。ただ不振続きの現況から、萌え系に転向初戦で変わり身は見込めるといっても、いきなり争覇圏内といくかどうか。まずは入着が現実的な目標か。
期待度 ★★☆

▲乙女の剣と秘めごとコンチェルト (ensemble)
ensembleといえば女装主人公潜入系で、ヒロインが騎士という血統(設定)は姉妹厩舎から出た乙女騎士♥いますぐ私を抱きしめてという前例があり馴染みはある。先例は主人公をめぐって、ヒロインが剣闘するといったものだったが、今回は主人公がヒロインを指導する立場ということで味は違う。といっても男女で身体的アドバンテージのあるスポーツで、差を見せつけても当たり前のような気がしないでもない。前走は凌辱中心に活躍してきたティータ.J(湊みなも)を起用するという新味があったが、今回これまでこの母系(シリーズ)を引っ張ってきた武藤此史が加わるということで、楽しみは大きい。トレーナーもようやくこの母系の傾向を掴みつつある水瀬拓未でそこまで大きな崩れはなさそう。血統に一抹の不安はあるが、萌えを武器に上位を覗う。
期待度 ★★★

◎俺の瞳で丸裸! 不可知な未来と視透かす運命 (Hulotte)
Hulotteも間隔を開けながら、堅実に上位馬を出走させる優良厩舎として定着してきた感。今回は馬名(タイトル)をそのまま受け取れば、女の子の裸を透視するスケベ主人公が主役の抜き系と思われるが、この厩舎だけに内容は普通の萌え系。ヒロインに幼馴染が複数存在するが、恐らくそのあたりは深く走り(シナリオ)には関与せず、恐らく主人公の魔法の師匠である魔女エリシュカと、魔女を駆逐するために来日したというリュシィがメインになるはず。ただこの厩舎はメインヒロイン格だけでなく、他のヒロインも充分それに匹敵するだけの萌えを備えていて、そこが上位定着している要因でもある。それを考えると、今回もヒロインの魅力は充分で好走の条件は備えている。過度に主人公のダメ属性を露出させなければ、このメンバーなら主役を務めてくれるだろう。
期待度 ★★★☆

神楽黎明記 ~ナツの章~ 弐 (でぼの巣製作所)
この母系(シリーズ)もはや25頭目。ここまで続くと、固定のファン以外に広がることは恐らくないだろうが、安馬(低価格)ということもあって、一定の購入層には支持されるといった傾向にある。これまでこの母系で一番人気のヒロインが舞歌で3代続いているが、ここ最近は後継(続編)が出たヒロインは不在。そんな中久しぶりにナツの後継が登場。巫女でなく神様というのが、背徳感を増すのか前走以上に人気が出ても不思議はない。ただ固定ファン以外に目を向けてないのが課題で本賞金(データ数)が伸びないのが課題。今回も独自の戦いか。
期待度 ★★☆

せをはやみ。 (TinkerBell)
TinkerBellというとすぐ触手凌辱が思い浮かぶが、前走のノロワレ教室と今回を見ると、どうやらそにイメージを払拭しようとしているとしているのではないか。騎手(原画家)はこれまで主戦を務めてきたあおじるに代わって、今回がデビュー戦の舞里しおん。全く聞かない名前だが、取材する限り一介の新人ではない。少なくとも鞍上でオミットするろいう選択肢はない。血統(設定)は巨乳巫女三姉妹が暮らす神社の祭神のパワーを高めるため、三姉妹たちとHを繰り広げるというもの。今レースは巫女ヒロインが登場する馬が多いが、抜きに関しては一番強力。陰毛描写に無修正ヴォイスなど、非常に力を入れている。ただこうした血統で避けて通れないのがバカの影。これが度を過ぎると抜きに影響する可能性もあるし、厩舎自体触手凌辱以外で好走した馬が見当たらないのも難。入着が一杯か。
期待度 ★★☆

△戦国†恋姫EX参 ~毛利家の絆編~ (BaseSon)
この母系(シリーズ)も今回で3頭目。長姉の奥州編は好走。次姉の越前編は凡走と明暗が分かれたが、今回はどちらの目が出るか。一応今回で団円を迎えるということで巻き返したいところ。その血統(設定)は中国地方が舞台ということで、毛利家が中心。史実なら織田信長と毛利元就の絡みはない筈で、いくらIFでも問題があるのではないかとも思えるが、信長との絡みが全くない伊達政宗編は好走で浅井・朝倉家が凡走ということで、気にする必要はないかも。ただ3本の矢の教えで知られる、隆元・元春・隆景が瓜二つというのは解せない。海戦メインというなら、村上水軍が全く登場しないのも不満。ただそのあたりの歴史を深く考えたらこの馬のファンは務まらない。といってもヒロインの魅力はこれまでより劣る気がして強く押しづらいのは事実。
期待度 ★★★

〇dROSEra ~レディ・バッドエンドの初恋~ (Tily)
厩舎開業初戦だが、厩舎スタッフに亜佐美晶の名前があって分かるように、HOOKの姉妹厩舎であることは間違いない。最近のHOOK・SMEEは堅実な成績を残していて、いきなりの好走を期待したいところ。配合(企画)に関わるのが雪丸仟で、トレーナーデビューのMissing-X-Link ~天のゆりかご、伽の花~ のスマッシュヒットが印象に残る。ただSMEE転厩後のハジラブ -Making*Lovers-の成績は物足りなかった。今回もキャラ萌え系で、デビュー時のような近未来SFでないのが不安。といってもハジラブでも抜きに関しての評価は良かっただけに、今回それに徹した走りを見せるのならば上積みは見込める。人気馬の動き次第で上位に食いこんできても不思議はない。
期待度 ★★★

白恋サクラ*グラムLF (NanaWind)
人気騎手を起用しながら成績はサッパリのNanaWind。今回は惨敗に終わった白恋サクラ*グラムの後継(続編)となる。騎手は高苗京鈴を欠いたものの、七尾奈留とMithaは健在。お台(価格)が安めだけに、ヒロインが2人と減ったのは寂しいが、Wメインヒロインが健在ということでお台を考えれば許容範囲。ただ白恋サクラ*グラムの悪評がいまだ完全に払拭できたと言えない状況での後継ということで、マイナスからスタートする影響は無視できない。マイクロビキニHを含む抜きは上位評価で、ポテンシャルは高く、今回のメンバーならとも思えるが、果たして厩舎の思惑通りに行くかどうか。
期待度 ★★☆

△遥か碧の花嫁に (Lump of Sugar)
角砂糖厩舎といえばケモ耳ヒロインだが、今回舞台が海底となっても、なぜかヒロインがケモ耳という潔さ。海が舞台なら人魚というのが定番なのだが、角砂糖厩舎にそんな常識は通用しないということか。今回この厩舎とはどうも手が合わない印象の中島大河が離れ、代わりに詠野万知子を起用。ものべの -monobeno-以外活躍馬を手がけてなく、それも配合など大部分を手がけたのが進行豹ということで、実績的に大きな期待を掛けるほどではないが、萌えに関しては手堅いトレーナーだけに、この厩舎とは合いそうだ。血統(設定)的にはどころツッコミどころ満載だが、ヒロインの可愛さに関しては最上級で、後はそれを引き立たせる走り(シナリオ)が出来るかどうかだけ。
期待度 ★★★

プレイ! プレイ! プレイ! ロック! (わるきゅ~れ)
安馬(低価格)専門厩舎で10年のキャリアを持つわるきゅ~れ厩舎で、代表する母系(シリーズ)といえばこのプレイ! プレイ! プレイ!系。ただその知名度ほど成績が振るわないのは、この厩舎の根底を流れるバカと凌辱の嚙み合わせの問題か。今回も安馬とは思えないヒロイン数をレイプするという血統(設定)は同一で、騎手もベテランおしゃれ教室とわざきたということで、これまでと大きな変化はなさそう。閉鎖された学園で起こる連続レイプというと何かサスペンスっぽい雰囲気がするが、この厩舎だけにまともな解決は期待できないだろう。馬券に絡むことはなさそうだが、独自の世界を突き進んでくれるという意味では、これまでのファンの期待通りの走りはしてくれそうだ。
期待度 ★★☆

みことのり! ~妹巫女と中出し除霊~ (はむはむソフト)
妹ヒロイン路線で突っ走るはむはむソフトの最新馬。今回はヒロインが巫女という血統(設定)で、悪霊が取り憑いた妹を主人公の兄がセックスで徐冷するという、どこのでぼの巣製作所かとツッコミたくなる。あとはいかにこの厩舎らしいバカさを出せるかどうかだが、そこでポイントとなるのが、ヒロイン瑞月の師匠格で従妹のエマ。彼女が活躍するか、それとも前走妹バブ!の郁のように邪魔に感じてしまうかが分かれ目。といっても最近は入着一歩手前で頭打ちの成績が続いているだけに、よほど大きな変わり身を見せないと上位には食い込めない。
期待度 ★★

(本紙の見解)上位陣の能力に大差なく、どこから入るか難しいが、厩舎の安定度を考えれば俺の瞳で丸裸! 不可知な未来と視透かす運命がリードしている。ヒロイン単体の魅力は劣っても、粒ぞろいという点で他者の追随を許さない。混戦でも最後は抜け出してきそうだ。逆転ならdROSEra ~レディ・バッドエンドの初恋~。どうやらすぐに妹(続編)の出走が予定されているようで、今回は試走の意味合いが強いかもしれないが、萌え&抜きで逆転を狙う。最近安定感が出てきたensemble厩舎の乙女の剣と秘めごとコンチェルトも不気味な存在。武藤此史とティータ.J(湊みなも)のタッグはいかにも強力だ。取捨選択に迷うのが戦国†恋姫EX参 ~毛利家の絆編~で期待を裏切った前走からの変わり身気配が薄そうで、買いかぶれない。人気どころが崩れるようなら萌え強力な遥か碧の花嫁にの出番があるかも。


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