腐った魚の眼

今月も先月に引き続いてぼくが注目している発売予定ゲームの競馬新聞風寸評を・・・（評価・・・★1点☆０．５点で５点満点）

朝凪のアクアノーツ（Ｆｉｚｚ）
戯画から独立しパートナーブランドに変わっても相も変わらずなゲームを送り出しているＦｉｚｚの新作。相変わらず馬体（原画）はピカピカで惚れ惚れしますが、これだけ凡走が続くととても買えません。わずかに期待できる材料があるとしたら調教師（シナリオライター）に新顔が加わったくらい。
期待度　★☆

１１ｅｙｅｓ－罪と罰と贖いの少女－（ＬＡＳＳ）
前走とは打って変ってシリアス路線。３ｄａｙｓ－満ちていく刻の彼方で－ファンには期待感が高まっているだろう。延期が心配されていたが遅ればせながら調教（体験版）も公開され、なんとか無事出走に漕ぎ着けられそう。最終評価はその調教次第だが今のところ期待値は高め。
期待度　★★★★

カラフルウィッシュ　１２コのマジ★キュン（戯画）
第一作目が意外に売れたため第二作が作られたわけですが、ゲーム自体の評価が高かったわけでなく元ネタの尻馬に乗って売れただけで二作目は当然のごとく凡走でした。そんな元ネタが人々の脳裏から消えた今、このゲームに期待できる要素はほとんどないといっていい。唯一ＫＯＴＯＫＯの主題歌のみが好材料ですがそれだけで買いに走るのは無謀といっていいでしょう。
期待度　★

さくらさくら（ハイクオソフト）
緒戦の大凡走から鮮やかに変わり身を見せたハイクオの新作。ただ変わり身といってもシナリオが評価されたわけでなく、キャラクターの「のの」人気が評価されたことを忘れてはいけない。あくまでヒロインに「のの」級のキャラが存在するかに好走か凡走かの分かれ目と見る。ちなみに騎手（原画）がひーでから手替りしたことはマイナスにはならない。むしろ緋賀ゆかりが加わっただけプラスになったとの見方も。
期待度　★★★☆

新妻イカせてミルク！（アトリエかぐや）
騎手（原画）は新人なのか聞いたことの無い人だが、見るかぎりは悪くない。今月このタイプの脚質（エロ重視）の馬（ゲーム）の出走が少ないだけに展開に恵まれる可能性はある。
期待度　★★★

つよきす２学期（きゃんでぃそふと）
この月最大の目玉であるネタソフト。根っからのつよきすファンは手を出さないのが無難。あくまで二次創作物として野次馬気分で眺めるのが正解というかそういう気分でないととても買えないが、もしそういった気分で眺められるのならネタソフトとして充分に楽しめられると予想。
期待度　★★★☆

春色☆こみゅにけーしょん♪（Ｔｅｒｉｏｓ）
威光が薄れてきただけに騎手（原画）横田守の名前だけで勝負に行こうとするのは正直苦しい。実際イベントＣＧの何枚かはこっそり土代昭治氏が描いているでしょうし（笑）。未だに体験版が公開されないところを見ると延期濃厚かコアな横田ファンだけに買ってもらえればいいくらいの考えなのかもしれない。
期待度　★★☆

ファンタジカル（ユニゾンシフト）
どうやら外注スタッフによる作品らしくほとんど話題になっていないが西洋的雰囲気は悪くない。ただ正直馬体（原画）は微妙。こういった雰囲気の作品こそ伊東雑音先生に騎乗してもらいたいような気がするのですが・・・
期待度　★★★

ぶりサガ！Ｘ（ＤｉｓＡｂｅｌ）
アクチ導入エロゲメーカーに良作なしのジンクスが破られるかどうかですが、このメーカーなら一安心。ジンクスはまず間違いなく継続されます。騎手（原画家）もいままでいろいろ騎乗してきましたがいずれも馬（シナリオ）に恵まれていませんし今回も今までと同様の結果に終わるでしょう。
期待度　☆

ＬＯＶＥＲＳＯＵＬファンディスク　恋魂詰（ＬＯＶＥＲＳＯＵＬ）
今まで凡走を繰り返し馬券師に数々の迷惑を懸けてきたＬＯＶＥＲＳＯＵＬのファンディスク。ファンしか買わないことを考えれば今回は被害は少なそうだが、それでも期待を裏切るのがＬＯＶＥＲＳＯＵＬクォリティ。
期待度　★☆

ＬＯＶＥ＆ＤＥＡＤ（ＬｉａｒＳｏｆｔ）
騎手（原画）はライアーらしくない選択をして一般ウケするとは思うが、肝心の内容にメーカーらしい毒がない。恐らくメーカーのファンにとっては裏切られる結果に終わると思われる。
期待度　★★

（見解）
来月に有力馬（ゲーム）が多く控えているだけに、ここは点数を絞りたいところ。つよきす２学期一点勝負は危険なので、もし一点に絞るなら１１ｅｙｅｓか戯画パートナーブランド多頭出しの中で唯一期待できそうなさくらさくらを。どちらを選ぶかは好みで。もう一点買うことによってようやくつよきす２学期が購入候補に挙がってくる。もう１点ならファンタジカルと新妻イカせてミルクあたりですがこのあたりを候補に挙げるなら来月に資金を残しておいたほうが無難かもしれません。