2008年04月12日

美少女ゲームライブラリー②レッスルエンジェルスSPECIAL

不定期連載第二回目は、このシリーズ唯一最初から18禁作品として発売されたレッスルエンジェルズSPECIAL(GREAT/PLUM)です。第一作、第二作(この当時はソフ倫は存在せず)で行われ前作で廃止された水着剥ぎデスマッチ(日本・海外問わずどこの団体でもシリーズ最終戦で行われる)が復活されたため十八禁で発売されたのだろうと思われるのですが、水着剥ぎといっても剝がされた後Hを強要されるリングアウト(Zyx)のような展開が待っているわけでなくただ一枚絵が挿入されるのみ(しかも乳首を手で隠してしまっているキャラも複数)なので、果たして十八禁にする意味があったのだろうかとぼく的には思うわけで・・・というか現在18禁で発売してこんなことを行ったとしたら暴動が起きかねないでしょうね(苦笑)

それはともかく内容はシリーズ最高傑作と呼ぶに相応しい内容で、熱いストーリー展開と絶妙なカードバトルに何度も繰り返し遊んだものでした。というわけでやや薄くなった記憶をもとに簡単な序盤のあらすじを・・・

主人公大高はるみ(名前変更可能)はブレード上原が社長兼エースを務める弱小団体太平洋女子プロレスに所属する新人レスラー。着実に成長していく主人公に上原は海外修行に旅立たせる。そこで主人公は先輩レスラー(遠征先によって武藤めぐみ、結城千種、キューティー金井の3パターンあり)や終生のライバルとなるジャニス・クレアと出会う。その修行で成長し帰国した主人公を待っていたのは悪化した団体の経営に悩むブレード上原の姿だった。自分の活躍で団体を盛り上げようと奮闘する主人公であったがその甲斐なく団体は倒産。所属選手はちりぢりとなる。主人公は武藤・結城らが所属する新日本女子プロレスに所属するか、サンダー龍子がエースを務めるWARSに移籍するか、それとも師匠の上原に付いてフリー選手として新女に殴りこむかの選択を迫られる・・・

というもの。この後のルート選択によっていろいろな展開が待っているわけですが、最終的には成長しタイトルホルダーとして来日したジャニス・クレアとベルトを賭けて闘い勝利することによってエンドを迎えます。

後楽園ホールで興行しても超満員にならないのに東京ドームで興行を打つという暴挙を繰り返すなどブレード上原のあまりの経営能力のなさに「これは倒産しても仕方ないわ」と苦笑いしたり、ジャニス・クレアとの最終決戦がなぜか矢巾町民総合体育館で行われ「おいおい新女っていつからみちのくプロレスになったのか」とツッコミを入れたりとか、その逆にWARSはタイトルホルダーであるジャニス・クレアとサンダー龍子&主人公のシングル連戦を横浜アリーナと東京ドームで打ち超満員の観客を集めるなどモデルになった団体とは真逆な経営の冴えを見せたりと非常に笑える展開が待っていたりするわけですが一番燃えるのは一部のルート終盤で起きるタッグリーグ戦です。このタッグリーグ戦で優勝するのがなかなか難しい。
まあWARSに所属してタッグパートナーがサンダー龍子ならば比較的容易に優勝できるのですが、ブレード上原が再興させた極東女子プロレスの所属で上原をパートナーとして闘うと優勝は相当に困難なのです。普通に育成しているとせいぜいリーグ戦のかき回し役くらいにしかなれない。もう少しで優勝というときにアウトサイダーの「永原・越後組」に足元をすくわれたりなど目前で涙を飲んだこともしばしば。同率2チームによる優勝決定戦の末「市ヶ谷・南組」を破り優勝したときはモニターの前でガッツポーズをしたものでした。(ちなみに同率3チームとなると決定戦は行われず優勝チーム無しになってしまう)

それほどはまったレッスルエンジェルスシリーズですがVシリーズは付き合ったもののさすがに最近のシリーズは全くプレイしていません。PLUM解散後しばらくしてTriangleを結成した斉藤なつき&反事象桂林氏のゲームもJamブランドで発売した「Hiすく~るJam」以外全く触れていませんし、どうやらぼくの記憶からレッスルシリーズは消えつつあるようです。
そんなぼくでも未だにはっきりと思い出される「レッスルエンジェルスSPECIAL」はぼくにとって不朽の名作だったのでしょう。

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