2008年04月27日
お互いに痛い引き分け・・・JFL第7節刈谷対岡山戦より
JFL今節の期待カードFC刈谷対ファジアーノ岡山戦。自宅を出る際手間取ったせいでスタジアムに到着したのがキックオフ10分前でスターティングメンバー紹介も終わってしまっていた。
取り合えずスタジアムの壁に張り出されていたメンバー表を確認しながら席を確保するとしばらくして両チームのメンバーが入場。その背番号を確認するうちすぐ異変に気がついた。メンバー表には確かに載っていた岡山の得点源FWの喜山の姿が無かったのだ。代わりに登録されたのが朝比奈でレギュラーの小林康剛とツートップを組んだのだがこれがまるで機能せず刈谷のハードマークに全くといっていいほどボールが収まらない。一方刈谷は3トップの発表だったが、原賀とベテラン伊藤の後ろに平林を司令塔として置く実質ツートップ。このツートップが逢妻川から吹く風を味方につけてほぼ敵陣での制空権を奪取する。
16分放たれたミドルは間一髪片手で防いだ岡山のGK堤だったがその直後のCKから原賀にヘディングシュートを決められ痛い先制点を奪われてしまう。それ以降もセットプレーから危ないシーンを再三作られ、シュートがバーを叩くなどいつ追加点が刈谷に入ってもおかしくない一方的な展開となった。しかし37分過ぎ右サイドを岡山妹尾が突破したあたりから流れが変わりはじめ続く39分中盤の細かいパス交換から小林がキープし主将の川原に流してそのまま川原がシュート。これが見事に刈谷ネットに突き刺さる。今まで岡山攻撃陣に全く仕事をさせなかった刈谷守備陣だったが二列目から飛び込む川原はケア出来なかった。前半はこのまま終わり1-1のまま終わる。
後半は追いつき風上に回った岡山が有利かと思われたがやはり流れは変わらず、刈谷のハードマークにパスが乱れるシーンが目立ちチャンスにならない。そこで手塚監督は運動量が少なくほとんど仕事が出来なかった三原直樹をあきらめ玉林を起用。これで流れが変わったのか、68分今まで唯一刈谷守備陣の脅威となっていた妹尾のクロスから小林がヘディングシュートを決める。小林のDFから消える動きも良かったが、妹尾の早めのクロスに一瞬集中力を欠き小林から目を離してしまった守備は刈谷にとって悔やまれるところ。
その失点にもめげず攻撃を続ける刈谷イレブンだったが、75分過ぎ攻撃の核となっていた平林がこの日二枚目のイエローを受け退場。これで勝敗の行方は決したかと思われた。しかしホームでファンの声援を受けこのままでは終われない刈谷は81分微妙な判定ながらPK奪取しこれを原賀が落ち着いて決め同点に追いつく。一人少ない相手に同点に追いつかれた岡山もこの日大活躍ながら疲れの見えた妹尾に代えFWの岩田を投入するなど最後まで勝ち点3を狙ったがシュートの精度を欠き得点を奪えずドローゲームとなった。
ホームチームの刈谷にとっては上位チームを相手に退場者が出るまでほぼ主導権を握っていただけに納得のいかない引き分けだったろう。ただ相手に決定機はほとんど与えなかったがその数少ない決定機を得点に結びつけられてしまった。また自らの決定機は多かったがそのほとんどがセットプレーかその崩れからで流れからチャンスは掴めていなかった。そういった点は今後の反省材料としなければいけない。
それはともかく次節は平林が出場停止。選手層の薄い刈谷にとっては致命的といってよく最下位のアルテ高崎相手とはいえ苦戦が強いられそうだ。。
一方の岡山にとっても痛い引き分けといえる。刈谷に主導権を握られながら逆転し平林が退場したあたりではこれが上位チームの強さかと思ったものだ。それが不運ともいえるPKで追いつかれたのでは勝ち点2を盗まれたと思っても仕方ないだろう。ただ結果はほぼ妥当なもの。あれだけ苦しいサッカーをしながら勝ち点1を岡山に持ち帰られるのだから良かったと考えるべきかもしれない。それより心配なのは今日出場しなかった喜山の動向だ。今日のツートップがお世辞にも機能したといえなかっただけに喜山の状態が深刻でなければいいのだが。
最後にアウェースタンドに陣取る岡山サポーターの数が意外に多かったこと。そしてその声援はホームチーム以上に熱の入ったものであったことを記しておきたい。彼らの姿が来年は刈谷でなく長良川(J1昇格を狙う岐阜サポーターには失礼な発言かもしれないが)で見られることを心から祈りたいと思う。
取り合えずスタジアムの壁に張り出されていたメンバー表を確認しながら席を確保するとしばらくして両チームのメンバーが入場。その背番号を確認するうちすぐ異変に気がついた。メンバー表には確かに載っていた岡山の得点源FWの喜山の姿が無かったのだ。代わりに登録されたのが朝比奈でレギュラーの小林康剛とツートップを組んだのだがこれがまるで機能せず刈谷のハードマークに全くといっていいほどボールが収まらない。一方刈谷は3トップの発表だったが、原賀とベテラン伊藤の後ろに平林を司令塔として置く実質ツートップ。このツートップが逢妻川から吹く風を味方につけてほぼ敵陣での制空権を奪取する。
16分放たれたミドルは間一髪片手で防いだ岡山のGK堤だったがその直後のCKから原賀にヘディングシュートを決められ痛い先制点を奪われてしまう。それ以降もセットプレーから危ないシーンを再三作られ、シュートがバーを叩くなどいつ追加点が刈谷に入ってもおかしくない一方的な展開となった。しかし37分過ぎ右サイドを岡山妹尾が突破したあたりから流れが変わりはじめ続く39分中盤の細かいパス交換から小林がキープし主将の川原に流してそのまま川原がシュート。これが見事に刈谷ネットに突き刺さる。今まで岡山攻撃陣に全く仕事をさせなかった刈谷守備陣だったが二列目から飛び込む川原はケア出来なかった。前半はこのまま終わり1-1のまま終わる。
後半は追いつき風上に回った岡山が有利かと思われたがやはり流れは変わらず、刈谷のハードマークにパスが乱れるシーンが目立ちチャンスにならない。そこで手塚監督は運動量が少なくほとんど仕事が出来なかった三原直樹をあきらめ玉林を起用。これで流れが変わったのか、68分今まで唯一刈谷守備陣の脅威となっていた妹尾のクロスから小林がヘディングシュートを決める。小林のDFから消える動きも良かったが、妹尾の早めのクロスに一瞬集中力を欠き小林から目を離してしまった守備は刈谷にとって悔やまれるところ。
その失点にもめげず攻撃を続ける刈谷イレブンだったが、75分過ぎ攻撃の核となっていた平林がこの日二枚目のイエローを受け退場。これで勝敗の行方は決したかと思われた。しかしホームでファンの声援を受けこのままでは終われない刈谷は81分微妙な判定ながらPK奪取しこれを原賀が落ち着いて決め同点に追いつく。一人少ない相手に同点に追いつかれた岡山もこの日大活躍ながら疲れの見えた妹尾に代えFWの岩田を投入するなど最後まで勝ち点3を狙ったがシュートの精度を欠き得点を奪えずドローゲームとなった。
ホームチームの刈谷にとっては上位チームを相手に退場者が出るまでほぼ主導権を握っていただけに納得のいかない引き分けだったろう。ただ相手に決定機はほとんど与えなかったがその数少ない決定機を得点に結びつけられてしまった。また自らの決定機は多かったがそのほとんどがセットプレーかその崩れからで流れからチャンスは掴めていなかった。そういった点は今後の反省材料としなければいけない。
それはともかく次節は平林が出場停止。選手層の薄い刈谷にとっては致命的といってよく最下位のアルテ高崎相手とはいえ苦戦が強いられそうだ。。
一方の岡山にとっても痛い引き分けといえる。刈谷に主導権を握られながら逆転し平林が退場したあたりではこれが上位チームの強さかと思ったものだ。それが不運ともいえるPKで追いつかれたのでは勝ち点2を盗まれたと思っても仕方ないだろう。ただ結果はほぼ妥当なもの。あれだけ苦しいサッカーをしながら勝ち点1を岡山に持ち帰られるのだから良かったと考えるべきかもしれない。それより心配なのは今日出場しなかった喜山の動向だ。今日のツートップがお世辞にも機能したといえなかっただけに喜山の状態が深刻でなければいいのだが。
最後にアウェースタンドに陣取る岡山サポーターの数が意外に多かったこと。そしてその声援はホームチーム以上に熱の入ったものであったことを記しておきたい。彼らの姿が来年は刈谷でなく長良川(J1昇格を狙う岐阜サポーターには失礼な発言かもしれないが)で見られることを心から祈りたいと思う。
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