2008年05月17日
美少女ゲームライブラリー④~同窓会
今回紹介する同窓会(フェアリーテール)はぼくのエロゲーに対する考え方を根本から改めさせたといった意味では、ぼくのエロゲー史における重大なターニングポイントとなったゲームです。
今までぼくの買うパソコンのゲームとはあくまで「ゲーム性重視」でありいかに長く遊べるかに重点をおいて購入するゲームを決めていました。子供の頃から光栄(現コーエー)のゲームを遊んで染み付いた習性というものでしょうか。だから基本的に買うゲームといえばRPGか育成SLGがほとんどで恋愛AVGなどには目もくれませんでした。
そんなぼくの前に現れた少女。それが若林鮎だったのです。
はっきり言うとこのゲームの原画を担当したというだけで水谷とおる氏はエロゲー史において語り続けられるべき存在となったといえるでしょう。そのくらい彼の産み出したヒロインたちは魅力的だったのですが、その中でもエロゲー雑誌で見た鮎は別格の存在でした。そしてそのキャラクター紹介を読んだときぼくは彼女を心から幸せにしたいと思うようになりました。黒髪ショートカットでボーイッシュ、世話焼き系幼なじみというのが完全にぼくのツボに入っていたからです。つまり原画買いを超越したヒロイン買いをしたゲームといっていいでしょう。
というわけで早速プレイを始めたのですが、このゲーム異様に難易度が高い。最初の数日間星振里高原(主人公や鮎たちが同窓会を開くことになったペンションのある高原地)を散策することによって攻略するヒロインが決まるのですが、散策する先を適当に選んでいるだけではまずヒロインと結ばれるエンドを迎えることはありません。たいてい駅のプラットホームで妙に嬉しそうな鮎と一緒に傷心?の帰郷を迎えるというラストを迎えることになります。確かに主人公とこのままの関係が続くというのは鮎にとってはある意味幸せな結末なのかもしれませんが、ぼくにとっては鮎にもっと幸せになってもらいたい(建前)鮎のエッチCGが見たい(本音)・・・ということでいろいろと再挑戦してみたのですが他のヒロイン(といっても地元のヒロインだけですが)はともかく鮎のエンドを迎えることは出来ませんでした。というのも鮎は隠しヒロイン扱いで最初の数日間の散策で彼女と二人っきりで逢うことは適わなかったからです。
となると最後の手段・・・攻略本の登場です。本当ならば自力で鮎(ついでにいえば瑞穂たちも)とのエンドを迎えたかったのですが仕方ありません。ここまでぼくを苦しめるとはこのゲームのプロデューサーはシブサワ・コウ(コーエーのプロデューサー)並みの策略家ではないかと嘆くことしきりだったわけですが、よくよく考えればこれだけ長時間遊べたわけですから最初の予想とは違い意外にゲーム性は高かったのではないかもしれません・・・
それほどまでに思い出深いゲームだっただけに、F&Cの現在の凋落ぶりや水谷とおる氏の絵の変化ぶりは寂しいものがあります。バーチャコール、ロマンスは剣の輝き、同窓会の三本がリリースされた95年~96年がF&Cが一番光り輝いていた時期だとぼく自身は思っているのですが、これについてはまた別のゲームライブラリーの機会に譲るとして、今言えることは
もしこのゲームをプレイしていなければ、現在エロゲーを続けてはなかっただろうと・・・
それがぼくにとって幸せなのか不幸せなのか判断はつきかねますが・・・
今までぼくの買うパソコンのゲームとはあくまで「ゲーム性重視」でありいかに長く遊べるかに重点をおいて購入するゲームを決めていました。子供の頃から光栄(現コーエー)のゲームを遊んで染み付いた習性というものでしょうか。だから基本的に買うゲームといえばRPGか育成SLGがほとんどで恋愛AVGなどには目もくれませんでした。
そんなぼくの前に現れた少女。それが若林鮎だったのです。
はっきり言うとこのゲームの原画を担当したというだけで水谷とおる氏はエロゲー史において語り続けられるべき存在となったといえるでしょう。そのくらい彼の産み出したヒロインたちは魅力的だったのですが、その中でもエロゲー雑誌で見た鮎は別格の存在でした。そしてそのキャラクター紹介を読んだときぼくは彼女を心から幸せにしたいと思うようになりました。黒髪ショートカットでボーイッシュ、世話焼き系幼なじみというのが完全にぼくのツボに入っていたからです。つまり原画買いを超越したヒロイン買いをしたゲームといっていいでしょう。
というわけで早速プレイを始めたのですが、このゲーム異様に難易度が高い。最初の数日間星振里高原(主人公や鮎たちが同窓会を開くことになったペンションのある高原地)を散策することによって攻略するヒロインが決まるのですが、散策する先を適当に選んでいるだけではまずヒロインと結ばれるエンドを迎えることはありません。たいてい駅のプラットホームで妙に嬉しそうな鮎と一緒に傷心?の帰郷を迎えるというラストを迎えることになります。確かに主人公とこのままの関係が続くというのは鮎にとってはある意味幸せな結末なのかもしれませんが、ぼくにとっては鮎にもっと幸せになってもらいたい(建前)鮎のエッチCGが見たい(本音)・・・ということでいろいろと再挑戦してみたのですが他のヒロイン(といっても地元のヒロインだけですが)はともかく鮎のエンドを迎えることは出来ませんでした。というのも鮎は隠しヒロイン扱いで最初の数日間の散策で彼女と二人っきりで逢うことは適わなかったからです。
となると最後の手段・・・攻略本の登場です。本当ならば自力で鮎(ついでにいえば瑞穂たちも)とのエンドを迎えたかったのですが仕方ありません。ここまでぼくを苦しめるとはこのゲームのプロデューサーはシブサワ・コウ(コーエーのプロデューサー)並みの策略家ではないかと嘆くことしきりだったわけですが、よくよく考えればこれだけ長時間遊べたわけですから最初の予想とは違い意外にゲーム性は高かったのではないかもしれません・・・
それほどまでに思い出深いゲームだっただけに、F&Cの現在の凋落ぶりや水谷とおる氏の絵の変化ぶりは寂しいものがあります。バーチャコール、ロマンスは剣の輝き、同窓会の三本がリリースされた95年~96年がF&Cが一番光り輝いていた時期だとぼく自身は思っているのですが、これについてはまた別のゲームライブラリーの機会に譲るとして、今言えることは
もしこのゲームをプレイしていなければ、現在エロゲーを続けてはなかっただろうと・・・
それがぼくにとって幸せなのか不幸せなのか判断はつきかねますが・・・
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この記事へのコメント
セングラ発売直前までは、僕の中で彼が神でした。
懐ゲー企画いいですねー。次回も楽しみにしてます。
懐ゲー企画いいですねー。次回も楽しみにしてます。
Posted by 名無し at 2008年05月17日 21:27
コメントありがとうございます。
懐ゲー企画はぼくの個人的趣味から始まった不定期連載ですので、楽しみと仰られると恐縮してしまいます(汗)
毎月二回程度の掲載を予定していますので、次回もよろしくお願いいたします。
懐ゲー企画はぼくの個人的趣味から始まった不定期連載ですので、楽しみと仰られると恐縮してしまいます(汗)
毎月二回程度の掲載を予定していますので、次回もよろしくお願いいたします。
Posted by 7月の魚 at 2008年05月18日 20:15
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