2008年06月07日

ぱじゃまからの贈り物

ようやくつよきす2学期(きゃんでぃそふと)が終了し簡単な寸評を批評空間に投稿しておきました。5月28日のコラムで触れたので再度ここで内容を語るようなことはしませんが、一言で言えば・・・このゲーム単体のデキとしてはまずまず。ただ続編という意味では明らかに失敗しているということでしょうか。

さて、先日リリアン=ぱじゃまソフトからティンクル☆くるせいだーすの体験版が届きました。前にプリっちでユーザーハガキ登録をしたので今回販促の一環として送られてきたのでしょう。
ただ折角送ってもらって悪いのですが、多分体験版をプレイすることは無いでしょう。だって体験版なんてプレイしなくとも

100%買うに決まってますから!

そう、ぼくが体験版をプレイする理由というのは買うのを迷っているゲームを取捨選択するためなので、購入するのが決定しているゲームの体験版なんて決してすることはないのです。

ただユーザーの囲い込みといった点で、こういった体験版を送るというのはなかなか優秀な作戦ではないかと思います。例えぼくのようにプレイしなくともこういったものを送られて嫌がるユーザーはそんなには居ないでしょうし、もしプレイしてくれれば購入してくれる人も増える(もちろん体験版のデキが良くないとお話になりませんが)そして他のゲームをプレイする時間もなくなり結果囲い込みに成功・・・とここまで上手くいくかどうかは別として、ぼくのように毎月(出来もしないのに)3~5本もエロゲーを購入するヘビーユーザーはともかく、せいぜい月に1本程度で年間10本もエロゲーを買わないライトユーザーを囲い込むには充分かと。
それと同じ囲い込みの方法としてアリスソフトの旧作フリーソフト化及びミニゲームの無料ダウンロードというのもあります。自分のゲームが出ていないいわば空き時間に無料ゲームをユーザーにプレイさせることによって他のメーカーのゲームに浮気されないようにしようという作戦は多分アリスソフトくらいの成功者でないと出来ないことでしょう。

かと思えば、あかべぇそふとつぅとLump of Sugarのようにお互いの体験版を封入しあうところもあります。これはアリスソフトと違い横のつながりを利用して他メーカーのファンに自らのゲームをアピールしようという戦略かと思われるのですが、これも売り上げ面を考えれば確かに一理ある方法かもしれません。ただこういった作戦はしばらくすると必ずや一方が得をし一方はほとんど益がないということをどちらかが言い出すものなので、よほどお互い広い心を持ち合わせていないとこういった同盟関係は長続きしないかもしれません。

まあ何はともあれダウンロードで長時間待たされることなく体験版がプレイできるというのはユーザーにとっては有難いことですね。

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