2008年06月29日

当たりが一人いればOK

さくらシュトラッセ(ぱれっと)がようやく終了。早速批評空間へ投稿・・・と行きたいところですが、残念ながらこのゲームまともな長文感想を書くのが難しい。同じくすくす原画のゲームとしては恐らくChoir(Rateblack)並みの難しさではないかと。
というわけで、批評空間への投稿は取り合えず明日以降への宿題として、今回はクリア後思いついたことをだらだらと述べてみようかと・・・

今回このさくらシュトラッセ、攻略順は①ルウリィ→②かりん→③優佳→④マリー→⑤バット?の順で進めて行ったのですがどうも誤りだったようです。少なくとも③の前に⑤を先に終えていなければなりませんでした。
ただこのゲーム。恐らく萌えられるキャラはルウリィだけといってよく、そう考えるとコストパフォーマンスは相当に悪い。もしこれが前々作のDear My Friendもしも明日が晴れならばのように、萌えだけでなくシナリオにも軸足を置く作りになっていたとしたら、そのコストパフォーマンスの悪さは減点材料の一つに挙げられたかもしれないところでした。
ただこのゲームは幸か不幸かシナリオは空気のような存在で萌え一点突破的作法になっています。そういったゲームを(ぼくが)評価する場合シナリオは副次的なもので、主はいかにそのキャラに萌えさせてくれたかに重点をおくのです。
そう考えるとルウリィはかなり優れた萌えキャラであり、彼女の存在だけでこのゲームは大いに評価して良いでしょう。そう萌えゲーは当たりキャラが一人いればそれだけでOKなのです。

ただしそういった萌えゲーは現在氾濫しているといってよく、ぱれっとが今までのような萌えとシナリオのバランス重視を目指した作風から今回のような萌えに軸足を置いた作風に転換したのは(塗りが変わってしまったことを含めて)一抹の寂しさを感じさせられるものがあります。ぼくが批評空間でこの作品に与える点数は前作のもしも明日が晴れならばより悪くはならないでしょう。ただ作品に対する印象は明らかに前作よりも悪いです。そういった意味で点数評価というものも万能ではないなと改めて感じさせられました。

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