2008年08月10日

刈谷にとっての疫病神・・・JFL後期7節刈谷対MIO戦より

昨日、やや体調が回復したということで再びサッカー観戦に出かけました。
行き先はウェーブスタジアム刈谷でのFC刈谷対MIOびわこ戦。瑞穂でJリーグが行われているのにわざわざ裏街道というべきなぜ刈谷へ出かけたかというと、刈谷の浮氣哲郎監督(大宮、大分などでプレー)対MIOの平岡直起監督(G大阪、名古屋などでプレー)という元Jリーガー同士の青年監督対決というフレーズに惹かれたことともう一つ別の理由があったためですが、MIOの平岡監督はなぜか謎の休養をしていてベンチ入りしておらず(調べてみたら後期第5節から指揮していなかった)東コーチが代行指揮していたり、イベントが行われていた効果かスタンドは満員で良い席は空いていなかったりと誤算続き。車のため生ビールも飲めず(特価200円で販売していた)ホームの刈谷もこれまでの好調さが嘘のようなデキでここ10試合勝ちが無いMIOに完敗と何のためにわざわざ刈谷まで行ったのかと自問自答するはめに・・・

まあ試合に関しては刈谷のデキが悪かったというより、MIOのデキが良かったというべきでしょう。それでは例のごとく簡単な観戦記を・・・

FC刈谷が前節と同じスターティングメンバーと予想通りの布陣だったのに対し、MIOは石澤が出場停止だった影響かCBはキン・トンスと浦島貴大という急造コンビ。対峙する刈谷が武末裕太、伊藤智弘という長身FWコンビなことを考えると刈谷圧倒的有利の印象は否めなかった。
ところがこの急造4バックラインが見事なラインコントロールと的確な守備位置を取ることにより、武末・伊藤に全く仕事をさせない。トップにボールが収まらないためか司令塔の平林が活躍するシーンはほとんどなく前半MIOのピンチといえば20分過ぎに刈谷MF高橋がラインの裏をついて抜け出したことくらい。ただこの決定機も高橋が痛恨のトラップミスを犯してしまい刈谷は絶好の先制チャンスを逃してしまう。それ以後は右サイドの桝田が盛んにオーバーラップを見せ始るなど流れはMIOに移り、35分過ぎには決定的なヘディングシュートがポストを叩いたり終了間際内林が隙を突いて決定的なシュートを放ったりとアウェーのMIOが押し気味のまま前半が終わる。
後半もその流れは変わらず、業を煮やす感じで10分過ぎ浮氣監督は不出来だった伊藤をあきらめ和多田を投入。和多田のポストプレーに活路を見出す策に出る。和多田は監督の期待に応え存在感あるプレーを見せるがキン・トンス、浦島の好調CBコンビを決定的に崩すまでは至らない。そんな中17分内林のシュートから得たCKに今日大活躍の浦島がヘディングシュートを決めついにMIOに先制点が入る。
満員の観客を前に負けられない刈谷はそれ以後攻勢に出るが平林のミドルは体を張った細貝の守備に阻まれ、和多田の決定的ともいえるシュートもGK山本剛がビックセーブで防ぐなどどうしてもMIOゴールを割れない。刈谷は温存していた原賀を投入して同点を狙うが結局スコアは動かずMIOに前期13節以来の勝ち星をプレゼントしてしまった。

今日のMOMは攻撃陣の内林やバックラインを指揮したキン・トンス、GKの山本らも候補に上げられるがやはり守備に奮闘をみせなおかつ唯一の得点を決めた浦島で決まりだろう。一方の刈谷はロングボールの精度が低くFW陣の身長を生かすサッカーが出来なかったのが誤算。前節活躍した平林もボールが来ないことには力が発揮できない。期待の若手FW武末も今日に限ってはさっぱりで上位進出を狙う刈谷にとっては痛いホームでの敗戦となった。


さて今年好調のFC刈谷ですが、実のところぼくが観戦した試合は昨年来一度も勝利したことがありません(引き分けか負け)。名古屋グランパスは例え散々な成績の年でもぼくが見に行った試合は負けがないのに、FC刈谷は全くの逆。今度こそはと思ってわざわざ不調のMIO戦を選んだ(これがもう一つの理由)のですがやはりジンクスは健在でした。
そんな疫病神ぶりを発揮するぼくですが、木曜日の三菱水島戦は都合により観戦に行けませんので刈谷サポの皆さんは安心してスタジアムに足を運んで下さいね・・・

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