2008年08月14日
美少女ゲームライブラリー⑦~こみっくパーティー
お久しぶりの不定期連載第7回に取り上げるのはこみっくパーティー(Leaf)です。別にコミケに合わせて掲載を遅らせていたわけではないんですけどね・・・
実は、このゲームぼくの初リーフ作品なのです。この頃ぼくの購入するエロゲーというのは①ゲーム性のあるもの②原画のきれいなものというわけで主に購入していたのはF&Cのゲーム。リーフというメーカー自体ToHeartというゲームをリリースした所というくらいの知識は有りましたが、購入意欲がそそられるブランドというわけではなかったというわけで・・・もしあのエロゲー史に残る移籍騒動が無かったとしたらもしかするとぼくがリーフのゲームをプレイする機会は永遠になかったかもしれません。それを考えるとこのこみっくパーティーというゲームこそがぼくのエロゲー歴における一大ターニングポイントとなったゲームといって過言でないと思います。
初めてこのゲームの情報を当時購読していたエロゲー雑誌(E-LOGIN)で見たとき思ったのが「リーフ版Piaキャロ」というものだったのですが恐らく大多数の人も同じ印象を持ったことでしょう。まあ実際の中身もその第一印象からそうは離れていなかったわけですが・・・それはともかくなぜカクテルソフトのゲームが別ブランドから出たのかといった疑問は全く思わなかったです。まああの当時はそれほどエロゲー事情に通じていたわけでないので当然といえば当然かもしれませんが。逆にいえば別にF&Cというブランドにそれほど拘りを持っていなかったぼくなんかとしては「F&Cタイプのゲームが業界に広まることは大歓迎」だったわけで素直に喜んだものでした。
ただこのゲームがF&Cのゲームと違っていたのは①初期のバグが結構あったこと②当時としてはかなり高いパソコンのスペックを要求したことで、酷いバグなどはほとんど存在せず低スペックパソコンでも安心してプレイできるF&Cのゲームとはかなり様相が異なっていました。まあ、このあたりが老舗メーカーと新進メーカーの技術の差といったところでしょうか。
よってぼくのパソコンではこのこみっくパーティーというゲーム、初期の段階ではまともにぼくのパソコンで動かなかったのですね。それで残念ながら音声のインストールは諦めて声なしでプレイすることに。それでもある特定のイベントCG画面になるとパソコンがフリーズしたかと見まがうほど速度が遅くなったりするわけで・・・まあこのあたりはぼくのパソコンがこのゲームをプレイする必要スペックに達していなかったためなので文句は言えないのですが、前回のコラムで取り上げたRunnersの酷いバグで懲りていたぼくにとってはやはり新興メーカーの作品き恐くて手が出せないなと思ったものでした。
それでもこのこみパの偉いところは取り合えずすべてのゲームエンドは迎えられること。多少ストレスは溜まったもののなんとかオールクリア出来たのでまあ許容範囲といったところ。まあぶつくさいいながらもオールクリアするまでプレイできたということはそれだけこのゲームが面白かったというわけです。
一番このゲームではまったのが同人誌作成部分。あの当時の著名(でもないサークルも有ったが)作家たちに原稿依頼できるというのがぼくの琴線を震わせたのです。だからシナリオそっちのけで原稿依頼に専念したため、漫画家になっておたく界を制覇するという九品仏の目的とは違い同人編集者としておたく界を席巻するはめになってしまいました。なんといっても自分の書いた原稿よりゲスト原稿の占める割合の方が多かったのですから・・・まあ世間一般ではそう珍しくもない事例ですから無問題ですよね(笑)
そんなわけで、実はこのゲーム。ヒロインと迎えるハッピーエンドよりバットエンドの方がお気に入りだったりします。実際メーカー公式見解(猪名川で行こう!!のおまけシナリオを見る限り)でも瑞希おたく化エンドが正式なラストなわけですからぼくの感想とそう違いはないわけで・・・そんなこのゲームの最大魅力とはやはりキャラクター設定の素晴らしさや何でもありゆえの奥行きの広さいえるでしょう。あの奥行きの広さがあってこそ実際の同人誌世界でもこみパサークルは非常に多く増え、コミケット内の一大ジャンルとして隆盛を極めることになりました。九品仏のいう「マンガによるおたく界の制覇」という目的は「エロゲーによるおたく界の制覇」という形で達成されたということですね。
実は、このゲームぼくの初リーフ作品なのです。この頃ぼくの購入するエロゲーというのは①ゲーム性のあるもの②原画のきれいなものというわけで主に購入していたのはF&Cのゲーム。リーフというメーカー自体ToHeartというゲームをリリースした所というくらいの知識は有りましたが、購入意欲がそそられるブランドというわけではなかったというわけで・・・もしあのエロゲー史に残る移籍騒動が無かったとしたらもしかするとぼくがリーフのゲームをプレイする機会は永遠になかったかもしれません。それを考えるとこのこみっくパーティーというゲームこそがぼくのエロゲー歴における一大ターニングポイントとなったゲームといって過言でないと思います。
初めてこのゲームの情報を当時購読していたエロゲー雑誌(E-LOGIN)で見たとき思ったのが「リーフ版Piaキャロ」というものだったのですが恐らく大多数の人も同じ印象を持ったことでしょう。まあ実際の中身もその第一印象からそうは離れていなかったわけですが・・・それはともかくなぜカクテルソフトのゲームが別ブランドから出たのかといった疑問は全く思わなかったです。まああの当時はそれほどエロゲー事情に通じていたわけでないので当然といえば当然かもしれませんが。逆にいえば別にF&Cというブランドにそれほど拘りを持っていなかったぼくなんかとしては「F&Cタイプのゲームが業界に広まることは大歓迎」だったわけで素直に喜んだものでした。
ただこのゲームがF&Cのゲームと違っていたのは①初期のバグが結構あったこと②当時としてはかなり高いパソコンのスペックを要求したことで、酷いバグなどはほとんど存在せず低スペックパソコンでも安心してプレイできるF&Cのゲームとはかなり様相が異なっていました。まあ、このあたりが老舗メーカーと新進メーカーの技術の差といったところでしょうか。
よってぼくのパソコンではこのこみっくパーティーというゲーム、初期の段階ではまともにぼくのパソコンで動かなかったのですね。それで残念ながら音声のインストールは諦めて声なしでプレイすることに。それでもある特定のイベントCG画面になるとパソコンがフリーズしたかと見まがうほど速度が遅くなったりするわけで・・・まあこのあたりはぼくのパソコンがこのゲームをプレイする必要スペックに達していなかったためなので文句は言えないのですが、前回のコラムで取り上げたRunnersの酷いバグで懲りていたぼくにとってはやはり新興メーカーの作品き恐くて手が出せないなと思ったものでした。
それでもこのこみパの偉いところは取り合えずすべてのゲームエンドは迎えられること。多少ストレスは溜まったもののなんとかオールクリア出来たのでまあ許容範囲といったところ。まあぶつくさいいながらもオールクリアするまでプレイできたということはそれだけこのゲームが面白かったというわけです。
一番このゲームではまったのが同人誌作成部分。あの当時の著名(でもないサークルも有ったが)作家たちに原稿依頼できるというのがぼくの琴線を震わせたのです。だからシナリオそっちのけで原稿依頼に専念したため、漫画家になっておたく界を制覇するという九品仏の目的とは違い同人編集者としておたく界を席巻するはめになってしまいました。なんといっても自分の書いた原稿よりゲスト原稿の占める割合の方が多かったのですから・・・まあ世間一般ではそう珍しくもない事例ですから無問題ですよね(笑)
そんなわけで、実はこのゲーム。ヒロインと迎えるハッピーエンドよりバットエンドの方がお気に入りだったりします。実際メーカー公式見解(猪名川で行こう!!のおまけシナリオを見る限り)でも瑞希おたく化エンドが正式なラストなわけですからぼくの感想とそう違いはないわけで・・・そんなこのゲームの最大魅力とはやはりキャラクター設定の素晴らしさや何でもありゆえの奥行きの広さいえるでしょう。あの奥行きの広さがあってこそ実際の同人誌世界でもこみパサークルは非常に多く増え、コミケット内の一大ジャンルとして隆盛を極めることになりました。九品仏のいう「マンガによるおたく界の制覇」という目的は「エロゲーによるおたく界の制覇」という形で達成されたということですね。
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